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マスク不足に加えて保険対象外?冷遇される花粉症の実態

医療法人社団SEC新宿駅前クリニック(https://www.shinjyuku-ekimae-clinic.info/)は、新型肺炎によるマスク不足を受け、花粉症に罹患している人を対象に「花粉症の実態調査」を行いました。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000210213&id=bodyimage1

対象者の8割が知らない、花粉症が健康保険対象外になる可能性。
花粉症薬や湿布薬などの一部の薬が保険適用外となる改革案が議論されている中、中国武漢を中心に感染が拡大する新型コロナウイルスに対する危機感から、マスクの買い占めなどの社会問題が発生しています。花粉症を取り巻く状況が目まぐるしく変化する中、これから花粉症シーズンを迎えるにあたり、花粉症の方はどのような対応をしているのでしょうか。
調査結果から、多くの人が保険適用外の議論が進んでいることを知らずに、花粉症のシーズンを迎えようとしている様子が明らかになりました。

■30〜40代を中心としたアンケート調査(アンケート年代・性別)
【質問1:年代比率】10代:2人(1%)、20代:25人(12.5%)、30代:82人(41%)、40代:64人(32%)、50代:25人(12.5%)、60代以上:2人(1%)
【質問2:性別】
男:79人(39.5%)、女:121人(60.5%)



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000210213&id=bodyimage2

■仕事中でもマスク必須派は8割
【質問3:花粉症対策で仕事中に必要なアイテムは何ですか?(複数選択)】
マスク:153人、ティッシュ:131人、目薬:119人、内服薬:95人、空気清浄機:51人、のど飴:49人、眼鏡:30人、花粉除けのスプレー:22人、塗り薬:12人、必要なものはない:4人、その他:7人

手軽に対策しやすいマスクには、8割近い人が必要と感じている結果になりました。目薬や内服薬といった、症状を抑える薬を利用する人も半数以上います。
自身で行っている対処として、以下のような意見が出ました。

いろいろ対策を試しましたが、マスクが一番効きました。(40代:男性)
空気清浄機を使用し始めたら症状が軽くなったのでオススメです。(30代:女性)
症状が出る前に薬の服用、マスクの装着をはじめピークに備えることで、一番ひどい時期の症状が軽減されます。(50代:男性)

■マスク買い占め問題が花粉症対策にも影響
【質問4:新型コロナウイルスの影響でマスクが買えないなど、ご自身の花粉症対策に影響がでましたか?】
出た:95人(47.5%)、どちらともいえない:47人(23.5%)、出ていない:58人(29%)

8割近くがマスクを使用しているのもあり、マスクの品切れとなっている現在の状況では、入手に苦労している人が多い結果になりました。
「どこもマスクが売り切れ状態なので、前もって買っておけばよかったなと思った。(20代:女性)」や「マスクを余分に買っておけばよかった。(30代:女性)」という意見も出ています。



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000210213&id=bodyimage3

■マスク禁止になっても6割は抵抗
【質問5:職場でマスク禁止になったらどうしますか?】
指示に従う:75人(37.5%)、使用の交渉をする:110人(55%)、禁止されても着用する:15人(7.5%)

マスクの使用で症状の悪化を抑えている人も多く、6割以上の人が禁止されたとしても、何かしら着用する方法を模索するという結果になりました。
すでに仕事中マスク禁止または注意されている人の意見として、以下のような状態が明らかになりました。

客先で仕事をする時は、マスクを外すように会社から指示があり辛かった。(エンジニア/30代:男性)
見た目だけでマスク着用禁止とお達しがあり、職場の理解が得られないのが辛く、着用許可をもらうのに苦労している。(保安サービス/40代:男性)
保育士をしていたとき「子どもたちに表情が伝わりにくいためマスクを外しましょう」と言われ、外あそびの時間は鼻水と目のかゆみが本当に辛かったです。(自営業/30代:女性)

■もはや国民病のため、花粉症への理解は得られやすい
【質問6:花粉症に対して職場の理解が無いと感じたことはありますか?】
ある:20人(10%)、どちらかといえばある:46人(23%)、どちらかといえばない:58人(29%)、ない:76人(38%)

2人に1人が花粉症とも言われており、職場には自分以外にも花粉症の人が多くいるため、周りの理解が得られないと感じることは少ない結果となりました。
とはいえ、30%以上の人は理解が無いと感じており、以下のような意見が出ました。

花粉症でない人は、事務所内を換気しようとすぐに窓を開けてしまう。窓を開けると、てきめんに目が痒くなってしまう。(福祉施設職員/30代:男性)
くしゃみがとまらないので車の運転が危ないのでと上司に相談しても理解してもらえないこと。(工場勤務/30代:男性)
来客中にくしゃみがとまらず、上司に「体調管理をしっかりしろ」と怒られて、花粉症をまったく理解してくれず辛かった。(事務員/40代:女性)



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■花粉症薬が保険適用外になる提言、知らない人が8割
【質問7:今後、花粉症が健康保険適用外になる可能性があることを知っていましたか?】
知っていた:46人(23%)、知らなかった:154人(77%)

【質問8:花粉症が健康保険適用外になったらどう感じますか?】
不満:109人(54.5%)、やや不満:64人(32%)、やや納得:25人(12.5%)、納得:2人(1%)

意外にも、8割近くの人が健康保険適用外になる可能性があることを知らないという結果になりました。
また、9割が保険適用外になることに不満を感じており、通院している人にとっては今後の治療の負担が増えることを懸念しているようです。

これから本格的に花粉症のシーズンを迎えるにあたって、花粉症の人はどのような対策を取っていけばいいでしょうか。

■医療法人社団SEC新宿駅前クリニック(https://www.shinjyuku-ekimae-clinic.info/)の蓮池林太郎院長の解説
花粉症は、花粉の飛び始め直後から治療を開始する「初期療法」が有効であると証明されています。本格的なシーズンが始める前、症状が出る前に治療を開始すると、粘膜の炎症の進行を止め、花粉症の重症化を防ぐことができます。
花粉症の予防としては、花粉が口、鼻、目の中に入ることで症状が発生するため、眼鏡やマスクなどの着用をおすすめします。家の中に花粉を持ち込まないように、玄関先で服にブラシをかけることも効果的です。
また、現在の健康保険の改革案は、正式に決定した内容ではありません。花粉症の問題として取り上げられている内容も「市販薬と効能が同じものについては保険の適用外として、費用をすべて患者に負担してもらう」というものなので、すべての花粉症薬や治療内容が対象から外れるというわけではありません。
とはいえ、通院されている方にとっては金銭的な負担が大きくなるため、今後の健康保険の動向は注視していく必要がありそうです。

調査対象: 花粉症罹患者
実施時期: 2020年2月9日(日)〜2020年2月10日(月)
調査手法:インターネット調査
有効回答数:200名(調査)
※当データ使用の際は、「医療法人社団SEC新宿駅前クリニック」の記載と「https://www.shinjyuku-ekimae-clinic.info/」のリンクをお願いいたします。

〈会社概要〉
●医療法人社団SEC/新宿駅前クリニック
東京都新宿区西新宿1-12-11山銀ビル5F
https://www.shinjyuku-ekimae-clinic.info/
https://www.shinjyuku-ekimae-clinic.com/
●蓮池林太郎公式ホームページ
https://www.hasuikerintaro.com

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000210213&id=bodyimage5



配信元企業:医療法人社団SEC 新宿駅前クリニック
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