ユーブロックスとSapcorda社、SAPA GNSS測位サービスを提供するSPARTN補正インターフェースで提携
[20/05/28]
提供元:DreamNews
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2020年5月27日、スイス、タルウィル - スイスのu-blox AG(日本法人:ユーブロックスジャパン株式会社、東京港区、代表 仲 哲周)と先端GNSS測位サービスのプロバイダーであるSapcorda Services GmbHは本日、補正インターフェースとして新たに策定されたSPARTNフォーマットの実装において提携することを発表しました。これにより、SAPA GNSS(全地球測位システム)測位サービスをu-blox F9プラットフォームに搭載する道が開かれました。手頃な価格でありながら大規模な拡張が可能で高品質のGNSS測位サービスは、特に産業/自動車市場にメリットをもたらします。
2020年1月から市販されているSAPA Premium GNSS測位サービスは、グローバルPPPサービスとローカルRTKサービス双方の長所を兼ね備えることで、他のGNSS補正サービスとは一線を画しています。その特長には、迅速な収束時間、大陸のカバレッジ・エリア間で均一なパフォーマンス、帯域幅効率、専用に構築されたGNSSネットワークなどがあります。SAPAサービスはセルラー通信を介してSPARTNフォーマットで配信されます。また、Lバンドの静止衛星通信の利用もまもなく開始予定です。
SPARTNは、Safe Position Augmentation for Real-Time Navigation(リアルタイム・ナビゲーションのための安全測位補強)の略です。この業界主導型の自由に使用できるオープン・フォーマットは、マスマーケット向けアプリケーションを対象とした最新のSSR(状態空間表現)GNSS補正のブロードキャスト配信に特化した設計になっています。
GNSSレシーバーと補正サービス・プロバイダー間の双方向通信を必要とする従来のOSR(観測空間表現)補正サービスとは対照的に、Sapcorda社のSSR補正サービスは大陸全土のレシーバーへのブロードキャストが可能です。これにより、高精度のGNSS測位を任意の数のエンドユーザーに効率的に提供でき、無制限のスケーラビリティと個人情報の保護が実現します。SAPA Premiumサービスは現在、米国本土とEUで提供されており、安全性重視のアプリケーションに不可欠な整合性と機能安全コンプライアンスを提供するSAPA Premium Plusとして機能強化が予定されています。
このようなマスマーケット向けの高精度GNSS測位ソリューションは、シームレスで高精度な位置情報とナビゲーションに対する需要の高まりに応えるものであり、今後登場する幅広いアプリケーションの必須条件になると考えられています。産業用では、無人航空機(UAV)や無人地上車両(UGV)といった自律走行車、マシン・オートメーションなど、高度なナビゲーション・アプリケーションが想定されます。自動車用の新しいアプリケーションには、自動運転(ADAS)、レーン精度のナビゲーション、テレマティクス、路車間(V2X)通信)などがあります。
ユーブロックスのCEO、Thomas Seilerは次のように述べています。「SPARTNオープン補正インターフェースを搭載した弊社のソリューションは、高精度測位技術の新しいマスマーケットの成長可能性を効果的に解き放つことになるでしょう。」
また、ユーブロックスの高精度GNSSプロダクト・ストラテジー部門のVladimir Stoyanovは次のように述べています。「SPARTNインターフェースの採用により、弊社の個々のサービスおよび製品間の相互運用性が確保されるため、u-blox F9 GNSSレシーバーに搭載されたSapcorda社のSAPA Premium GNSS測位技術をお使いになるお客様は、サービスとハードウェアがシームレスに連携し、評価時と運用時のいずれでもパフォーマンスの期待に応えることを、100%信頼していただけます。」
Sapcorda社CEOのBotho zu Eulenburg氏は次のように語っています。「この度のパートナーシップ締結にあたり、マスマーケット向けのスケーラブルな高精度GNSSソリューションを開発して従来のGNSS補正サービスをはるかに超える新しいアプリケーションとユースケースを可能にするという戦略的ビジョンの点で、当社とユーブロックスは完全に一致していました。オープンSPARTNフォーマットをサポートする初のレシーバー・メーカーとのコラボレーションにより、お客様にシームレスな統合と将来性のあるソリューションを提供しています。」
ユーブロックスについて
スイスのユーブロックス社(SIX:UBXN)は、民生、産業および自動車市場向けにワイヤレスと測位用半導体を提供するグローバルリーダーです。ユーブロックスのソリューションにより、人、自動車や機械等がそれぞれの位置を正確に決定し、さらにセルラーおよび近距離ネットワークでワイヤレス通信を行うことができます。ユーブロックスはチップ、モジュール、ソフトウェアの各ソリューションを多種用意して独自の地位を占め、OEMメーカーの皆様がIoTの革新的なソリューションを迅速かつ廉価に開発するためのお手伝いをしています。ユーブロックスはスイスのタルウィルに本社を置き、世界の各地、特に欧州、アジア、米国に多くのオフィスを構えています。詳細についてはwww.u-blox.com/ja/をご覧ください。
最新情報は、Facebook、LinkedIn、Twitter @ublox、YouTubeでもご覧いただけます。
<お問い合わせ先>
ユーブロックスジャパン株式会社
〒107-0052東京都港区赤坂4-8-6赤坂余湖ビル6階
カントリー・マネージャー
仲 哲周
電話:03-5775-3850
e-mail: tesshu.naka@u-blox.com
Sapcordaについて
Sapcorda Services GmbHは、成長市場である高精度GNSSのマスマーケットにフォーカスしたGNSSサービス・プロバイダーです。自動車、産業、一般消費者といった大規模市場に向けた技術とサービスの設計を行っています。Sapcordaは、Bosch、Geo++、三菱電機、ユーブロックスの合弁事業として2017年に設立されました。現在、Sapcordaはベルリン、ハノーバー、スコッツデール、アリゾナにオフィスを構え、欧州および米国で事業展開しています。(www.sapcorda.com)
Sapcorda
Cornelia Waldecker
Sapcorda Public Relations
pr@sapcorda.com
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000215479&id=bodyimage1】
配信元企業:ユーブロックスジャパン株式会社
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2020年1月から市販されているSAPA Premium GNSS測位サービスは、グローバルPPPサービスとローカルRTKサービス双方の長所を兼ね備えることで、他のGNSS補正サービスとは一線を画しています。その特長には、迅速な収束時間、大陸のカバレッジ・エリア間で均一なパフォーマンス、帯域幅効率、専用に構築されたGNSSネットワークなどがあります。SAPAサービスはセルラー通信を介してSPARTNフォーマットで配信されます。また、Lバンドの静止衛星通信の利用もまもなく開始予定です。
SPARTNは、Safe Position Augmentation for Real-Time Navigation(リアルタイム・ナビゲーションのための安全測位補強)の略です。この業界主導型の自由に使用できるオープン・フォーマットは、マスマーケット向けアプリケーションを対象とした最新のSSR(状態空間表現)GNSS補正のブロードキャスト配信に特化した設計になっています。
GNSSレシーバーと補正サービス・プロバイダー間の双方向通信を必要とする従来のOSR(観測空間表現)補正サービスとは対照的に、Sapcorda社のSSR補正サービスは大陸全土のレシーバーへのブロードキャストが可能です。これにより、高精度のGNSS測位を任意の数のエンドユーザーに効率的に提供でき、無制限のスケーラビリティと個人情報の保護が実現します。SAPA Premiumサービスは現在、米国本土とEUで提供されており、安全性重視のアプリケーションに不可欠な整合性と機能安全コンプライアンスを提供するSAPA Premium Plusとして機能強化が予定されています。
このようなマスマーケット向けの高精度GNSS測位ソリューションは、シームレスで高精度な位置情報とナビゲーションに対する需要の高まりに応えるものであり、今後登場する幅広いアプリケーションの必須条件になると考えられています。産業用では、無人航空機(UAV)や無人地上車両(UGV)といった自律走行車、マシン・オートメーションなど、高度なナビゲーション・アプリケーションが想定されます。自動車用の新しいアプリケーションには、自動運転(ADAS)、レーン精度のナビゲーション、テレマティクス、路車間(V2X)通信)などがあります。
ユーブロックスのCEO、Thomas Seilerは次のように述べています。「SPARTNオープン補正インターフェースを搭載した弊社のソリューションは、高精度測位技術の新しいマスマーケットの成長可能性を効果的に解き放つことになるでしょう。」
また、ユーブロックスの高精度GNSSプロダクト・ストラテジー部門のVladimir Stoyanovは次のように述べています。「SPARTNインターフェースの採用により、弊社の個々のサービスおよび製品間の相互運用性が確保されるため、u-blox F9 GNSSレシーバーに搭載されたSapcorda社のSAPA Premium GNSS測位技術をお使いになるお客様は、サービスとハードウェアがシームレスに連携し、評価時と運用時のいずれでもパフォーマンスの期待に応えることを、100%信頼していただけます。」
Sapcorda社CEOのBotho zu Eulenburg氏は次のように語っています。「この度のパートナーシップ締結にあたり、マスマーケット向けのスケーラブルな高精度GNSSソリューションを開発して従来のGNSS補正サービスをはるかに超える新しいアプリケーションとユースケースを可能にするという戦略的ビジョンの点で、当社とユーブロックスは完全に一致していました。オープンSPARTNフォーマットをサポートする初のレシーバー・メーカーとのコラボレーションにより、お客様にシームレスな統合と将来性のあるソリューションを提供しています。」
ユーブロックスについて
スイスのユーブロックス社(SIX:UBXN)は、民生、産業および自動車市場向けにワイヤレスと測位用半導体を提供するグローバルリーダーです。ユーブロックスのソリューションにより、人、自動車や機械等がそれぞれの位置を正確に決定し、さらにセルラーおよび近距離ネットワークでワイヤレス通信を行うことができます。ユーブロックスはチップ、モジュール、ソフトウェアの各ソリューションを多種用意して独自の地位を占め、OEMメーカーの皆様がIoTの革新的なソリューションを迅速かつ廉価に開発するためのお手伝いをしています。ユーブロックスはスイスのタルウィルに本社を置き、世界の各地、特に欧州、アジア、米国に多くのオフィスを構えています。詳細についてはwww.u-blox.com/ja/をご覧ください。
最新情報は、Facebook、LinkedIn、Twitter @ublox、YouTubeでもご覧いただけます。
<お問い合わせ先>
ユーブロックスジャパン株式会社
〒107-0052東京都港区赤坂4-8-6赤坂余湖ビル6階
カントリー・マネージャー
仲 哲周
電話:03-5775-3850
e-mail: tesshu.naka@u-blox.com
Sapcordaについて
Sapcorda Services GmbHは、成長市場である高精度GNSSのマスマーケットにフォーカスしたGNSSサービス・プロバイダーです。自動車、産業、一般消費者といった大規模市場に向けた技術とサービスの設計を行っています。Sapcordaは、Bosch、Geo++、三菱電機、ユーブロックスの合弁事業として2017年に設立されました。現在、Sapcordaはベルリン、ハノーバー、スコッツデール、アリゾナにオフィスを構え、欧州および米国で事業展開しています。(www.sapcorda.com)
Sapcorda
Cornelia Waldecker
Sapcorda Public Relations
pr@sapcorda.com
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配信元企業:ユーブロックスジャパン株式会社
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