Bluetooth SIGとDiiA、IoTに対応した商用照明の推進で協力
[20/05/28]
提供元:DreamNews
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DALI照明器具用のBluetooth mesh標準インターフェースを策定
Bluetooth(R)技術を管理する業界団体である Bluetooth Special Interest Group(本部:米国ワシントン州カークランド、以下、Bluetooth SIG)とDALIに関する照明・センサー企業のグローバルな業界団体であるDigital Illumination Interface Alliance (本部:米国ニュージャージー州ピスカタウェイ、以下、DiiA)は、本日(米国時間2020年5月27日)、IoT対応商用照明システムの採用推進に向けて協力していくことを発表しました。
この協力を通して、DALI-2準拠の器具・装置とD4i準拠のインテリジェント照明を、認定済みのBluetooth meshインテリジェント照明制御ネットワークで展開できるようになり、商用照明において互いを補完する2つの主要IoT標準の連携が実現します。
DiiAのゼネラルマネージャー、Paul Drosihn氏は次のように述べています。「商用照明業界にとって、Bluetooth meshとDALIの組み合わせは自然な選択です。この組み合わせによって、センサーの充実した照明システムが構築でき、ビル管理者向けにIoT関連の強力な新機能を実現できます。自動調光・調色、照明器具の電力消費等の高度な性能監視、予知保全に加え、資産追跡や屋内ナビゲーションも行えます。」
IoT対応の商用照明システムは、IoT対応の照明器具とセンサー等の装置と、IoT機能を実現するための照明制御システムという2つの主要部分から構成されます。DiiAのDALI-2では、D4iのインテリジェント照明を含めた同標準準拠の照明器具・装置から成る照明環境を構築できます。
Bluetooth SIGのBluetooth meshは、インテリジェントな無線照明制御ネットワークにおける主要IoT標準です。今回の協力では、DiiAとBluetooth SIGに加盟する照明業界のトップ企業各社が2つの標準を連携させ、DALI-2・D4i準拠の器具・装置についてBluetooth meshの標準インターフェースを策定して、認定済みの照明制御用Bluetooth meshネットワーク上での接続を実現します。
Bluetooth SIGのCEO、Mark Powellは「世界中の商業ビルのオーナーたちが、エネルギー効率を高めつつ、ビルテナントの快適性も向上させることを求められています。この協力を通して実現するIoT対応のインテリジェント照明システムは、彼らがまさに必要としているソリューションを提供することを約束します。」と語ります。
OSRAMの標準化部門責任者、Arnulf Rupp氏は「Bluetooth SIGとDiiA間の協力を支援できることを嬉しく思います。D4iインテリジェント照明用のBluetooth mesh標準インターフェースの確立は、業界に可能性を拓き、これまで以上に高度で相互運用性の高いIoT対応の商用照明システムの展開を可能にする一方で、照明制御に関して両標準間の動作の統一も保証してくれます。」と述べています。
Bluetooth SIGとDiiAは各種製品の市場投入プロセスを合理化するため、相互運用性の保証に必要なBluetoothとDALI-2の製品認定についても、認定が取得しやすくなるように協力を進めます。こうして、Bluetooth meshによる照明制御とDALI-2およびD4i準拠の器具・装置は、事業用照明業界において今後も自然な選択であり続けていくことになります。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000215968&id=bodyimage1】
Bluetooth meshとDALI-D4iが、新しく強力なIoT機能を実現するセンサー付き照明システムをビル管理者に提供します
Bluetooth SIGについて
1998年に設立されたBluetooth SIGは、Bluetooth(R)技術を管理する非営利の業界団体です。35,000社を超えるメンバー企業のサポートにより、Bluetooth SIGは、技術を普及させる最新の改良された仕様と、世界規模の製品認証プログラムを通じたグローバルな相互運用性を実現します。また、技術に対する認知、理解を促すことでBluetooth技術の採用数の増加とブランド向上を図ります。
Bluetooth meshは、Bluetooth技術によるネットワーク構築を実現します。大規模デバイスネットワーク向けに設計されたBluetooth meshは、数千ものデバイスが確実かつセキュリティが確保された状態で互いに通信することを可能にし、無線照明制御システムの主要標準として急速に普及しています。詳細についてはwww.bluetooth.comをご参照ください。
Facebook: https://www.facebook.com/Bluetooth.Japan/
Twitter: https://twitter.com/Bluetooth_Japan
DiiAについて
DiiA(Digital Illumination Interface Alliance)は、DALI(Digital Addressable Lighting Interface)技術に基づいた照明制御ソリューションの市場拡大を目指す、照明企業のグローバルな公開コンソーシアムです。DiiAは、国際的な標準であるDALIプロトコルの最新版、DALI-2の採用を推進しています。DALI-2では製品の種類と機能が拡充し、仕様がより明確になっており、より多くの試験、製品認定が含まれています。日本ではパナソニック株式会社や、東芝ライテック株式会社がメンバー企業として加盟しています。
DiiAが運営するDALI-2の認定・商標プログラムは、ベンダー間の相互運用性に関する信頼性を向上させます。DiiAでは、DALI-2適合試験の試験仕様策定に加え、DALI-2の各種新機能についても仕様作成を行っています。DiiAのD4i認定プログラムは、照明器具内のDALIの標準化を図るものです。詳細については、www.digitalilluminationinterface.orgをご参照ください。
配信元企業:Bluetooth SIG, Inc.
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Bluetooth(R)技術を管理する業界団体である Bluetooth Special Interest Group(本部:米国ワシントン州カークランド、以下、Bluetooth SIG)とDALIに関する照明・センサー企業のグローバルな業界団体であるDigital Illumination Interface Alliance (本部:米国ニュージャージー州ピスカタウェイ、以下、DiiA)は、本日(米国時間2020年5月27日)、IoT対応商用照明システムの採用推進に向けて協力していくことを発表しました。
この協力を通して、DALI-2準拠の器具・装置とD4i準拠のインテリジェント照明を、認定済みのBluetooth meshインテリジェント照明制御ネットワークで展開できるようになり、商用照明において互いを補完する2つの主要IoT標準の連携が実現します。
DiiAのゼネラルマネージャー、Paul Drosihn氏は次のように述べています。「商用照明業界にとって、Bluetooth meshとDALIの組み合わせは自然な選択です。この組み合わせによって、センサーの充実した照明システムが構築でき、ビル管理者向けにIoT関連の強力な新機能を実現できます。自動調光・調色、照明器具の電力消費等の高度な性能監視、予知保全に加え、資産追跡や屋内ナビゲーションも行えます。」
IoT対応の商用照明システムは、IoT対応の照明器具とセンサー等の装置と、IoT機能を実現するための照明制御システムという2つの主要部分から構成されます。DiiAのDALI-2では、D4iのインテリジェント照明を含めた同標準準拠の照明器具・装置から成る照明環境を構築できます。
Bluetooth SIGのBluetooth meshは、インテリジェントな無線照明制御ネットワークにおける主要IoT標準です。今回の協力では、DiiAとBluetooth SIGに加盟する照明業界のトップ企業各社が2つの標準を連携させ、DALI-2・D4i準拠の器具・装置についてBluetooth meshの標準インターフェースを策定して、認定済みの照明制御用Bluetooth meshネットワーク上での接続を実現します。
Bluetooth SIGのCEO、Mark Powellは「世界中の商業ビルのオーナーたちが、エネルギー効率を高めつつ、ビルテナントの快適性も向上させることを求められています。この協力を通して実現するIoT対応のインテリジェント照明システムは、彼らがまさに必要としているソリューションを提供することを約束します。」と語ります。
OSRAMの標準化部門責任者、Arnulf Rupp氏は「Bluetooth SIGとDiiA間の協力を支援できることを嬉しく思います。D4iインテリジェント照明用のBluetooth mesh標準インターフェースの確立は、業界に可能性を拓き、これまで以上に高度で相互運用性の高いIoT対応の商用照明システムの展開を可能にする一方で、照明制御に関して両標準間の動作の統一も保証してくれます。」と述べています。
Bluetooth SIGとDiiAは各種製品の市場投入プロセスを合理化するため、相互運用性の保証に必要なBluetoothとDALI-2の製品認定についても、認定が取得しやすくなるように協力を進めます。こうして、Bluetooth meshによる照明制御とDALI-2およびD4i準拠の器具・装置は、事業用照明業界において今後も自然な選択であり続けていくことになります。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000215968&id=bodyimage1】
Bluetooth meshとDALI-D4iが、新しく強力なIoT機能を実現するセンサー付き照明システムをビル管理者に提供します
Bluetooth SIGについて
1998年に設立されたBluetooth SIGは、Bluetooth(R)技術を管理する非営利の業界団体です。35,000社を超えるメンバー企業のサポートにより、Bluetooth SIGは、技術を普及させる最新の改良された仕様と、世界規模の製品認証プログラムを通じたグローバルな相互運用性を実現します。また、技術に対する認知、理解を促すことでBluetooth技術の採用数の増加とブランド向上を図ります。
Bluetooth meshは、Bluetooth技術によるネットワーク構築を実現します。大規模デバイスネットワーク向けに設計されたBluetooth meshは、数千ものデバイスが確実かつセキュリティが確保された状態で互いに通信することを可能にし、無線照明制御システムの主要標準として急速に普及しています。詳細についてはwww.bluetooth.comをご参照ください。
Facebook: https://www.facebook.com/Bluetooth.Japan/
Twitter: https://twitter.com/Bluetooth_Japan
DiiAについて
DiiA(Digital Illumination Interface Alliance)は、DALI(Digital Addressable Lighting Interface)技術に基づいた照明制御ソリューションの市場拡大を目指す、照明企業のグローバルな公開コンソーシアムです。DiiAは、国際的な標準であるDALIプロトコルの最新版、DALI-2の採用を推進しています。DALI-2では製品の種類と機能が拡充し、仕様がより明確になっており、より多くの試験、製品認定が含まれています。日本ではパナソニック株式会社や、東芝ライテック株式会社がメンバー企業として加盟しています。
DiiAが運営するDALI-2の認定・商標プログラムは、ベンダー間の相互運用性に関する信頼性を向上させます。DiiAでは、DALI-2適合試験の試験仕様策定に加え、DALI-2の各種新機能についても仕様作成を行っています。DiiAのD4i認定プログラムは、照明器具内のDALIの標準化を図るものです。詳細については、www.digitalilluminationinterface.orgをご参照ください。
配信元企業:Bluetooth SIG, Inc.
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