【amsプレスリリース】性能を強化したamsの新しいデジタルX線読み出しICにより、低放射線量で明瞭な画像を実現
[20/06/30]
提供元:DreamNews
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・新しいAS5850Aは、医療用フラットパネル検出器向けの256チャンネルのデジタル読み出しIC
・医療用画像センサの大手プロバイダーamsのチップ設計および組み立てにおけるイノベーションが、クラス最高の省電力、高速性、低ノイズを実現
・患者にとってより安全なX線処置をサポートする新たなAS5850Aが、「よりよい生活を支えるテクノロジー」の実現というamsのミッションを推進
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000217959&id=bodyimage1】
高性能センサソリューションをグローバルに提供する大手サプライヤーのamsの日本法人amsジャパン株式会社(本社:東京都港区、カントリーマネージャー:岩本桂一)は本日、デジタルX線フラットパネル検出器(FPD)向けの新たな読み出し集積回路(IC)を発表しました。これにより、患者への放射線照射量を抑えながら、明瞭な画像の提供が可能になります。
新しいAS5850Aデジタル読み出しICは、静的および動的デジタルX線スキャナー、デジタルX線撮影、乳房X線撮影(マンモグラフィ)、X線透視、画像治療で使用できる16ビット、256チャンネルの電荷-デジタル変換器です。
amsの医療用画像処理システム部門でジェネラルマネージャーである、ミヒャエル・ライトナー(Michael Leitner)は次のように述べています。「amsは世界でもトップクラスの性能と品質を誇るシグナルチェーンソリューションを提供する企業として、医療機器メーカーの間で高い評価を得ています。現在、世界の一流の病院や医師が使用する画像処理装置の多くにamsの医療用画像処理ソリューションが使用されています。このたび、医療用画像処理装置向けの標準製品を市場に投入することで、amsはより広範な顧客層に対応し、最高レベルのX線診断機能を世界中の患者へ提供することを目指しています」
より安全で明瞭な画像を実現する最高のパフォーマンス
AS5850Aが持つノイズ、消費電力、速度に関してクラス最高の性能は、オーストリア、グラーツにあるamsのウエハーファブで使われている回路設計およびCMOSプロセスにおけるイノベーションによって支えられています。医療用画像処理市場では、様々なメーカーがより明瞭で鮮明な画像を提供する機器の開発を進めています。高品質の画像は、医師が治療を行うの際の指針として、また、たとえば乳房X線撮影では乳がんなどの症状を早期に、より正確に診断する際の判断材料として活用されます。同時に、技術の向上によって、X線撮影装置やX線透視装置を操作する際に避けることのできない患者の放射線被ばくが低減されます。
AS5850Aは、医療用画像処理装置の性能を向上すると同時に、患者にとってより安全に機器を使用するための新たな方法をメーカーに提供します。2pCと30pFで最小500電子という低ノイズのため、低放射の入力でもFPDで明瞭な画像出力を取得できます。
AS5850Aのパフォーマンスは動的なX線撮影アプリケーションに最適化されており、ライン時間は20マイクロ秒で、隣接チャンネルからの入力を組み合わせるビニングモードでは最小10マイクロ秒を実現しています。本デバイスは、ノイズ要求の緩いX線透視アプリケーション専用のモードを備えており、15マイクロ秒というライン時間の達成を可能にします。
AS5850Aは、より安全で、患者の転帰を改善する医療機器の開発を可能にし、「よりよい生活を支えるテクノロジー」を生み出すというamsの戦略的ミッションに貢献します。
様々なアプリケーションに最適化できる設定オプション
AS5850Aを支えるアーキテクチャは柔軟にプログラミング可能であるため、医療用画像処理装置メーカーはこのデバイス1台で複数の最終製品を設計でき、様々なアプリケーション要件を満たすための開発や生産のコストを低減できます。また、AS5850Aは多くのFPD寸法に適合しています。
設定可能な機能には、速度と電力の設定も含まれます。ビニングを行わないライン時間は20マイクロ秒、28.5マイクロ秒、40マイクロ秒、80マイクロ秒から選択でき、80マイクロ秒ではチャネルごとの消費電力はわずか1.1mWです。
AS5850Aはサイドウォール間の距離を最小限にとどめてX線パネルへ直接組付けられるよう、便利なチップオンフレックス(COF)パッケージ形式で標準的に提供されます。このフレックス回路設計は、顧客独自の要件に合わせてカスタマイズが可能です。
FPDメーカー向けに各種のパッケージとパフォーマンスを提供するため、AS585xデバイス群の拡張も予定されています。速度や消費電力の異なる数種類のデバイスが、今後数か月間にリリースされる予定です。また、標準コネクタとの互換性を確保できるよう補強板を付加できるタイプを含め、様々なフレックス設計も提供されます。AS585x読み出しICを様々な標準パッケージ形式で提供することで、メーカーは機械仕様と設計仕様をそのままに、これらのICの優れたパフォーマンス特性を活用することができます。
AS5850Aはサンプル注文に応じています。詳細な技術情報やサンプルをご希望の場合は、https://ams.com/as5850aをご覧ください。
amsについて
amsは先進的なセンサソリューションの設計と製造におけるグローバルリーダーです。当社のミッションは、人とテクノロジーの間にシームレスなインターフェースを提供することで、センサソリューションで世界を牽引することです。amsの高性能センサソリューションは、小型フォームファクタ、低消費電力、最高感度、そして複数センサの統合を必要とするアプリケーションに最適です。amsは、民生、通信、産業、医療、自動車の各市場に向けて、センサソリューション、センサIC、インターフェースおよび関連ソフトウェアを提供しています。amsは、オーストリアのウンタープレムシュタッテンに本社を置き、グローバルで約8,500人の従業員を有し、8,000のお客様を支援しています。amsは、スイス証券取引所(SIX)に上場(ティッカー・シンボル:AMS)しています。詳細については、https://www.ams.comをご覧ください。
amsはams AGの登録商標です。また、当社製品およびサービスの多くはams Groupの商標または登録商標です。ここで記載されるその他全ての企業名および製品名は、各所有者の商標または登録商標である場合があります。本プレスリリースで提供される情報は公開時点にて正確であることが確認されており、予告なく変更される場合があります。
配信元企業:amsジャパン株式会社
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・医療用画像センサの大手プロバイダーamsのチップ設計および組み立てにおけるイノベーションが、クラス最高の省電力、高速性、低ノイズを実現
・患者にとってより安全なX線処置をサポートする新たなAS5850Aが、「よりよい生活を支えるテクノロジー」の実現というamsのミッションを推進
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高性能センサソリューションをグローバルに提供する大手サプライヤーのamsの日本法人amsジャパン株式会社(本社:東京都港区、カントリーマネージャー:岩本桂一)は本日、デジタルX線フラットパネル検出器(FPD)向けの新たな読み出し集積回路(IC)を発表しました。これにより、患者への放射線照射量を抑えながら、明瞭な画像の提供が可能になります。
新しいAS5850Aデジタル読み出しICは、静的および動的デジタルX線スキャナー、デジタルX線撮影、乳房X線撮影(マンモグラフィ)、X線透視、画像治療で使用できる16ビット、256チャンネルの電荷-デジタル変換器です。
amsの医療用画像処理システム部門でジェネラルマネージャーである、ミヒャエル・ライトナー(Michael Leitner)は次のように述べています。「amsは世界でもトップクラスの性能と品質を誇るシグナルチェーンソリューションを提供する企業として、医療機器メーカーの間で高い評価を得ています。現在、世界の一流の病院や医師が使用する画像処理装置の多くにamsの医療用画像処理ソリューションが使用されています。このたび、医療用画像処理装置向けの標準製品を市場に投入することで、amsはより広範な顧客層に対応し、最高レベルのX線診断機能を世界中の患者へ提供することを目指しています」
より安全で明瞭な画像を実現する最高のパフォーマンス
AS5850Aが持つノイズ、消費電力、速度に関してクラス最高の性能は、オーストリア、グラーツにあるamsのウエハーファブで使われている回路設計およびCMOSプロセスにおけるイノベーションによって支えられています。医療用画像処理市場では、様々なメーカーがより明瞭で鮮明な画像を提供する機器の開発を進めています。高品質の画像は、医師が治療を行うの際の指針として、また、たとえば乳房X線撮影では乳がんなどの症状を早期に、より正確に診断する際の判断材料として活用されます。同時に、技術の向上によって、X線撮影装置やX線透視装置を操作する際に避けることのできない患者の放射線被ばくが低減されます。
AS5850Aは、医療用画像処理装置の性能を向上すると同時に、患者にとってより安全に機器を使用するための新たな方法をメーカーに提供します。2pCと30pFで最小500電子という低ノイズのため、低放射の入力でもFPDで明瞭な画像出力を取得できます。
AS5850Aのパフォーマンスは動的なX線撮影アプリケーションに最適化されており、ライン時間は20マイクロ秒で、隣接チャンネルからの入力を組み合わせるビニングモードでは最小10マイクロ秒を実現しています。本デバイスは、ノイズ要求の緩いX線透視アプリケーション専用のモードを備えており、15マイクロ秒というライン時間の達成を可能にします。
AS5850Aは、より安全で、患者の転帰を改善する医療機器の開発を可能にし、「よりよい生活を支えるテクノロジー」を生み出すというamsの戦略的ミッションに貢献します。
様々なアプリケーションに最適化できる設定オプション
AS5850Aを支えるアーキテクチャは柔軟にプログラミング可能であるため、医療用画像処理装置メーカーはこのデバイス1台で複数の最終製品を設計でき、様々なアプリケーション要件を満たすための開発や生産のコストを低減できます。また、AS5850Aは多くのFPD寸法に適合しています。
設定可能な機能には、速度と電力の設定も含まれます。ビニングを行わないライン時間は20マイクロ秒、28.5マイクロ秒、40マイクロ秒、80マイクロ秒から選択でき、80マイクロ秒ではチャネルごとの消費電力はわずか1.1mWです。
AS5850Aはサイドウォール間の距離を最小限にとどめてX線パネルへ直接組付けられるよう、便利なチップオンフレックス(COF)パッケージ形式で標準的に提供されます。このフレックス回路設計は、顧客独自の要件に合わせてカスタマイズが可能です。
FPDメーカー向けに各種のパッケージとパフォーマンスを提供するため、AS585xデバイス群の拡張も予定されています。速度や消費電力の異なる数種類のデバイスが、今後数か月間にリリースされる予定です。また、標準コネクタとの互換性を確保できるよう補強板を付加できるタイプを含め、様々なフレックス設計も提供されます。AS585x読み出しICを様々な標準パッケージ形式で提供することで、メーカーは機械仕様と設計仕様をそのままに、これらのICの優れたパフォーマンス特性を活用することができます。
AS5850Aはサンプル注文に応じています。詳細な技術情報やサンプルをご希望の場合は、https://ams.com/as5850aをご覧ください。
amsについて
amsは先進的なセンサソリューションの設計と製造におけるグローバルリーダーです。当社のミッションは、人とテクノロジーの間にシームレスなインターフェースを提供することで、センサソリューションで世界を牽引することです。amsの高性能センサソリューションは、小型フォームファクタ、低消費電力、最高感度、そして複数センサの統合を必要とするアプリケーションに最適です。amsは、民生、通信、産業、医療、自動車の各市場に向けて、センサソリューション、センサIC、インターフェースおよび関連ソフトウェアを提供しています。amsは、オーストリアのウンタープレムシュタッテンに本社を置き、グローバルで約8,500人の従業員を有し、8,000のお客様を支援しています。amsは、スイス証券取引所(SIX)に上場(ティッカー・シンボル:AMS)しています。詳細については、https://www.ams.comをご覧ください。
amsはams AGの登録商標です。また、当社製品およびサービスの多くはams Groupの商標または登録商標です。ここで記載されるその他全ての企業名および製品名は、各所有者の商標または登録商標である場合があります。本プレスリリースで提供される情報は公開時点にて正確であることが確認されており、予告なく変更される場合があります。
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