インフォア、ワタミやマンダリン・オリエンタルホテルグループを含む 2020年の優秀ユーザー企業を表彰
[20/09/18]
提供元:DreamNews
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インフォア、ワタミやマンダリン・オリエンタルホテルグループを含む
2020年の優秀ユーザー企業を表彰
〜 先進的企業のクラウドテクノロジーを活用した革新事例を評価 〜
あらゆる業界に特化したクラウド型業務ソフトウェアを展開する米Infor(以下インフォア)は、インフォアのテクノロジーを活用してビジネス変革を推進し、卓越した業績を収めたユーザー企業を表彰する2020年の「インフォア・カスタマー・エクセレンス・アワード」の受賞企業を発表します。本アワードでは、業績改善の範囲と深さ、ビジネスの定量的な成果、顧客フォーカス施策と満足度の向上、そしてテクノロジーの活用とイノベーションの進捗度について、インフォアのソリューションと各業界における専門家が評価しています。
今回、日本企業として唯一、インフォアの業界特化のクラウドERPとBIを活用してデータドリブンな経営を実践されたワタミ株式会社が選出されたほか、インフォアのホテル管理システムにより日本を含むグローバルでビジネス変革を推進されたマンダリン・オリエンタルホテルグループも受賞しています。加えてワタミは、インフォア導入のプロジェクトにより経産省が公開< https://www.meti.go.jp/press/2020/08/20200825001/20200825001.html >した「DX注目企業2020」にも選ばれています。これらの受賞企業は、9月15日〜16日にオンラインで初めて開催されたインフォアの年次イベントInforum< https://inforum.infor.com/ >で表彰されました。
インフォアの最高経営責任者であるケビン・サミュエルソンは、次のように述べています。
「今年は、ビジネスにおける環境が著しく変化しました。多くのお客様が、非常に流動的な環境の中で、ビジネスの継続における重要な意思決定を下すために、まったく新しいプロトコルを開発し、変化に適応し、進化する必要がありました。今回の表彰は、このようなお客様を称賛する機会です。インフォアは、業界特化のクラウドテクノロジーにより、増え続けるデータをより効果的に分析、管理、および保護できるよう、お客様を支援しています。」
ワタミやマンダリン・オリエンタルホテルグループを含む、APACを中心とした主なインフォア・カスタマー・エクセレンス・アワード受賞企業の取り組みは、以下の通りです。
■ワタミ株式会社(アジア太平洋地域):業界カテゴリ / 消費財業界
ワタミグループは、外食事業や宅食事業を中心にビジネスを展開する「食の総合企業」です。同社は成長を続ける中で、変化するビジネスモデルに追随できない、非効率な既存システムを刷新する必要がありました。そこで同社は、COSMOS (global COrporate Strategy MOnitoring System)と名付けられた業務改革プロジェクトにおいて、透明性とトレーサビリティを高め、データドリブンな経営を実践するために、インフォアの食品・飲料業界に特化したクラウドERP「Infor CloudSuite(TM)Food & Beverage」< https://www.infor.com/ja-jp/products/cloudsuite-food-and-beverage >およびクラウドBIプラットフォーム「Birst」< https://www.infor.com/ja-jp/products/birst >を導入しました。インフォアのソリューションは、早期導入を支援するInfor Agile Deployment MethodおよびInfor Implementation Acceleratorを利用することで、計画通りの納期と予算で本稼働しています。
システム導入により同社は、運用基盤を確立するために業務とシステムの統合を進めるなど、生産管理におけるイニシアチブを発揮し、組織改革を推進してきました。また、ダッシュボードとレポート機能により、顧客や消費者、購買の情報を可視化し、分析できるようになり、データを活用して重要顧客を開拓し、新規顧客の販促を促進し、顧客生涯価値 (LTV) を改善しています。加えて、使いやすいダッシュボードにより、予算に対する拠点および商品別の生産量や、理論上と実際の商品のコストを容易に比較できるようになりました。
さらには、食品配送拠点の原材料・商品の在庫管理をデジタル化したことで、仕出し拠点の担当者が毎週発注する手間がなくなっています。手書きの情報でトレーサビリティを確保する必要性もなくなり、各拠点で大量に印刷していた紙もほぼゼロになりました。COSMOSプロジェクトにおける生産とサプライチェーンの変革により、同社は、2019年に3,360万円のコスト削減を達成し、2020年には合計3億1,270万円のコスト削減を見込んでいます。
本受賞にあたってのワタミで開催されたセレモニーの様子:
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000222719&id=bodyimage1】
(左)ワタミ株式会社 代表取締役会長 兼 グループCEO 渡邉 美樹 様
(右)インフォアジャパン株式会社 副社長執行役員 営業統括 三浦 信哉
■業界カテゴリ / 宿泊・娯楽業界:マンダリン・オリエンタルホテルグループ(アジア太平洋地域)
マンダリン・オリエンタルホテルグループ (MOHG) では、テクノロジーが重要な役割を担っており、将来的なビジネスニーズに備えて俊敏性を高めるために、日本を含む世界33のホテルを支えるシステムを合理化する必要がありました。インフォアに 「宿泊・娯楽業界における最優秀顧客」と称され、香港に拠点を置く同グループは、最高クラスのグローバルプラットフォームと他の主要システムを統合するために、インフォアのホテル管理システム「Infor Hospitality Management Solution (HMS) 」< https://www.infor.com/ja-jp/products/hms >にすべての業務を移行しました。
システム導入により同グループは、宿泊客の需要を詳細かつ正確に把握し、その情報をもとに宿泊体験を高め、宿泊客に応じたサービスを提供してきました。Infor HMSは効果的かつ効率的に同グループの成長を支え、各国・地域によって異なるホテルの運用やビジネス要件、さらにはデータプライバシー法に柔軟に対応できるため、最低限の本社のサポートだけで、新しい地域に参入することも可能になりました。また、同グループは、買収したホテルにおいても、新システムに合わせて短期間かつ低コストで標準化し、利点を迅速に享受できるようになりました。
同グループは、将来を見据えて、低コストでアイデアを試し、新しいビジネスコンセプトや業務プロセスに迅速に対応できる未来のイノベーションを可能にしています。加えて、ネットワーク全体で支払プロセスを強化し、新たな支払方法への対応やセキュリティリスクの低減を実現しています。さらに、インフォアのソリューションは、同グループの宿泊客のエンゲージメントや識別を担うプログラムであるファンズ オブ M.O.(Fans of M.O.)の進化も支えています。
同グループは、インフォアのソリューションにより管理負担が軽減され、コアビジネスの向上と宿泊客の満足度の改善に注力できるようになりました。Infor HMSは、固有の資産管理要件を満たせるだけでなく、同グループの今後のグローバルな成長に合わせて迅速かつ俊敏に拡張することができます。
■業界カテゴリ / 製造業界:Larsen & Toubro社 (アジア太平洋地域)
Larsen and Tubro社の防衛事業における精密機器の製造とシステム統合を専門とする施設の1つは、長い時間と手間をかけて、全体的な運用効率(OOE)を手作業で測定していました。OOEは、製造現場の資源の可用性、パフォーマンスおよび品質を測る重要な指標です。適切なシステムがなかったことから、これらのデータは、インフォアの組立製造業向けERP「Infor LN」< https://www.infor.com/ja-jp/products/ln >や手書きの記録から手作業で取り込む必要がありました。エンジニアリング、建設業、製造業を主軸とするインドのコングロマリットである同社は、インフォアと共にIIOTとInfor LNを統合し、より接続性の高いコネクテッド・ファクトリーを構築するデジタル変革を開始しました。
本プロジェクトの主な取り組みとしては、製造現場からERPシステムにリアルタイムにデータを入力するWebユーザーインターフェイスの見直し、誤ったデータに基づくレポートの排除、品質保証レポートの改善、および機械の稼働時間と使用率の監視などが挙げられます。稼働時間は、機械の稼働率、製造オーダー・作業の詳細、そして機械を操業するスタッフに対して調整、検証されます。本稼働以来、同社はコストと納品タイムラインを最適化し、手作業を3%から5%削減しました。また、機械の実際のパフォーマンスを継続的に監視して、主要な測定基準に基づく高度なアラートを自動生成し、生産性レポートにより長期的なデータ分析をすばやく評価することができるようになりました。
■業界カテゴリ /サービス業界:DB Schenker社(アジア太平洋地域およびヨーロッパ・中東・アフリカ地域)
世界をリードする物流プロバイダーであるDB Schenkerは、陸上輸送、国際航空、海上貨物、コントラクト・ロジスティクス、およびサプライチェーンマネジメントによるグローバルな商品取引において産業貿易を支えています。同社は、インフォアのソリューションを活用することで、手作業の処理から脱却し、倉庫の生産性を改善し、通常よりも短いリードタイムと高いスループットで顧客にサービスを提供できる最新の次世代倉庫管理システムを構築しています。
同時に同社は、グローバルコマースネットワークであるInfor Nexusを物流のバックボーンとして利用することで、完全にデジタル化された次世代のサプライチェーンネットワークの道を開いています。同社は、Infor Nexusによりデータ管理能力を強化してサプライチェーンへの洞察力を高め、積荷の動きをさらに可視化して、予測されるETA(到着予定時刻)を通知するなど、差別化につながる企業価値を生み出しています。
■役職カテゴリ/ 最高情報責任者(CIO)賞:Bega Cheese社(アジア太平洋地域)最高情報責任者Zack Chisholm氏
Bega社は、「オーストラリアの卓越した食品企業」になることをビジョンに掲げており、同社がビジネスの成長に際して俊敏であり続けるために、テクノロジーが重要な役割を担うことを知っています。ビジネスの成長を支え、グローバルで優位に競争できるような基盤を構築するために、CIOであるZack Chisholm氏が先頭に立ってテクノロジーの変革に取り組んできました。変革を実現するためには、迅速にシステムを変更できること、そして常にシステムを最新に保つことが必要です。こうした認識のもとに同社は、リスクを最小限に抑えつつ、最新のテクノロジーのメリットを活かせるように、TaaS (Testing as a Service ) ソリューションを導入しました。また、システムを迅速に変更するためには、システム全体にわたって、堅牢かつ効果的な方法で統合と拡張をテストできる方法が必要になります。インフォアの食品・飲料業界向けクラウドERP「Infor CloudSuite Food&Beverage」< https://www.infor.com/ja-jp/products/cloudsuite-food-and-beverage >を導入してからは、サプライチェーンから会計、その他業務に至るまで、幅広いプロセスの最適化を推進できるようになりました。さらに、TaaSを利用することによって、生産活動の中断を最小限に抑えながらも、より確実に成果を出せるようになりました。
■その他の受賞企業
業界カテゴリ:
・消費財業界:Big Lots社(北米地域)、Nutreco社(ヨーロッパ・中東・アフリカ地域)
・流通業界:EMCO Corporation社(北米地域)
・エネルギー・資源業界:Optima Energy Systems社(ヨーロッパ・中東・アフリカ地域)
・ヘルスケア業界:CHRISTUS Health System社(北米地域)
・宿泊・娯楽業界:Greystar社(北米地域)、Kempinski Hotels社(ヨーロッパ・中東・アフリカ地域)
・製造業界:Carrier社(北米地域)、Michelin社(ヨーロッパ・中東・アフリカ地域)
・公共部門:Elsinore Valley Municipal Water District(北米地域)
・サービス業界:Sunstream Business Services社(北米地域)、 Kuehne + Nagel社(ヨーロッパ・中東・アフリカ地域)
役割カテゴリ:
・最高情報責任者(CIO)賞:ERF Electrical社(ヨーロッパ・中東・アフリカ地域)、ICT部門責任者 Vicki Partridge氏
・最高情報責任者(CIO)賞:SWM International社(北米地域)、最高情報責任者 Sarma Malladi氏
・Cloud Innovator賞:Ransa社(ラテンアメリカ地域)、テクノロジー部門バイスプレジデント Patricia Wissar氏
・Cloud Architect賞:Koch Business Solutions社(北米地域)、最高技術責任者 Sandesh Shetty氏
●インフォア、インフォアジャパンについて
インフォアは、業界特化型のビジネスクラウドソフトウェアにおけるグローバルリーダーです。世界175か所以上の地域で67,000社以上のお客様に対して、より多くの価値を、より少ないリスクで提供し、持続可能な運用優位性を実現するよう設計された、ミッションクリティカルなエンタープライズアプリケーションを展開しています。インフォアの17,000人の従業員は、深い業界の専門知識やデータに基づくインサイトを活用して、新ビジネスや業界特有の課題を解決するための創造、学習、迅速な適応を推進できるよう支援します。インフォアは、最新のツールにより、お客様のビジネス変革とイノベーションの加速を請け負います。さらに詳しくは< www.infor.com >(英語)をご覧ください。インフォアジャパンは、米国インフォアの日本法人として、各種エンタープライズソリューションの販売、導入、コンサルティングを行っています。詳しくは< https://www.infor.com/ja-jp/ >をご覧ください。
配信元企業:インフォアジャパン株式会社
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2020年の優秀ユーザー企業を表彰
〜 先進的企業のクラウドテクノロジーを活用した革新事例を評価 〜
あらゆる業界に特化したクラウド型業務ソフトウェアを展開する米Infor(以下インフォア)は、インフォアのテクノロジーを活用してビジネス変革を推進し、卓越した業績を収めたユーザー企業を表彰する2020年の「インフォア・カスタマー・エクセレンス・アワード」の受賞企業を発表します。本アワードでは、業績改善の範囲と深さ、ビジネスの定量的な成果、顧客フォーカス施策と満足度の向上、そしてテクノロジーの活用とイノベーションの進捗度について、インフォアのソリューションと各業界における専門家が評価しています。
今回、日本企業として唯一、インフォアの業界特化のクラウドERPとBIを活用してデータドリブンな経営を実践されたワタミ株式会社が選出されたほか、インフォアのホテル管理システムにより日本を含むグローバルでビジネス変革を推進されたマンダリン・オリエンタルホテルグループも受賞しています。加えてワタミは、インフォア導入のプロジェクトにより経産省が公開< https://www.meti.go.jp/press/2020/08/20200825001/20200825001.html >した「DX注目企業2020」にも選ばれています。これらの受賞企業は、9月15日〜16日にオンラインで初めて開催されたインフォアの年次イベントInforum< https://inforum.infor.com/ >で表彰されました。
インフォアの最高経営責任者であるケビン・サミュエルソンは、次のように述べています。
「今年は、ビジネスにおける環境が著しく変化しました。多くのお客様が、非常に流動的な環境の中で、ビジネスの継続における重要な意思決定を下すために、まったく新しいプロトコルを開発し、変化に適応し、進化する必要がありました。今回の表彰は、このようなお客様を称賛する機会です。インフォアは、業界特化のクラウドテクノロジーにより、増え続けるデータをより効果的に分析、管理、および保護できるよう、お客様を支援しています。」
ワタミやマンダリン・オリエンタルホテルグループを含む、APACを中心とした主なインフォア・カスタマー・エクセレンス・アワード受賞企業の取り組みは、以下の通りです。
■ワタミ株式会社(アジア太平洋地域):業界カテゴリ / 消費財業界
ワタミグループは、外食事業や宅食事業を中心にビジネスを展開する「食の総合企業」です。同社は成長を続ける中で、変化するビジネスモデルに追随できない、非効率な既存システムを刷新する必要がありました。そこで同社は、COSMOS (global COrporate Strategy MOnitoring System)と名付けられた業務改革プロジェクトにおいて、透明性とトレーサビリティを高め、データドリブンな経営を実践するために、インフォアの食品・飲料業界に特化したクラウドERP「Infor CloudSuite(TM)Food & Beverage」< https://www.infor.com/ja-jp/products/cloudsuite-food-and-beverage >およびクラウドBIプラットフォーム「Birst」< https://www.infor.com/ja-jp/products/birst >を導入しました。インフォアのソリューションは、早期導入を支援するInfor Agile Deployment MethodおよびInfor Implementation Acceleratorを利用することで、計画通りの納期と予算で本稼働しています。
システム導入により同社は、運用基盤を確立するために業務とシステムの統合を進めるなど、生産管理におけるイニシアチブを発揮し、組織改革を推進してきました。また、ダッシュボードとレポート機能により、顧客や消費者、購買の情報を可視化し、分析できるようになり、データを活用して重要顧客を開拓し、新規顧客の販促を促進し、顧客生涯価値 (LTV) を改善しています。加えて、使いやすいダッシュボードにより、予算に対する拠点および商品別の生産量や、理論上と実際の商品のコストを容易に比較できるようになりました。
さらには、食品配送拠点の原材料・商品の在庫管理をデジタル化したことで、仕出し拠点の担当者が毎週発注する手間がなくなっています。手書きの情報でトレーサビリティを確保する必要性もなくなり、各拠点で大量に印刷していた紙もほぼゼロになりました。COSMOSプロジェクトにおける生産とサプライチェーンの変革により、同社は、2019年に3,360万円のコスト削減を達成し、2020年には合計3億1,270万円のコスト削減を見込んでいます。
本受賞にあたってのワタミで開催されたセレモニーの様子:
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000222719&id=bodyimage1】
(左)ワタミ株式会社 代表取締役会長 兼 グループCEO 渡邉 美樹 様
(右)インフォアジャパン株式会社 副社長執行役員 営業統括 三浦 信哉
■業界カテゴリ / 宿泊・娯楽業界:マンダリン・オリエンタルホテルグループ(アジア太平洋地域)
マンダリン・オリエンタルホテルグループ (MOHG) では、テクノロジーが重要な役割を担っており、将来的なビジネスニーズに備えて俊敏性を高めるために、日本を含む世界33のホテルを支えるシステムを合理化する必要がありました。インフォアに 「宿泊・娯楽業界における最優秀顧客」と称され、香港に拠点を置く同グループは、最高クラスのグローバルプラットフォームと他の主要システムを統合するために、インフォアのホテル管理システム「Infor Hospitality Management Solution (HMS) 」< https://www.infor.com/ja-jp/products/hms >にすべての業務を移行しました。
システム導入により同グループは、宿泊客の需要を詳細かつ正確に把握し、その情報をもとに宿泊体験を高め、宿泊客に応じたサービスを提供してきました。Infor HMSは効果的かつ効率的に同グループの成長を支え、各国・地域によって異なるホテルの運用やビジネス要件、さらにはデータプライバシー法に柔軟に対応できるため、最低限の本社のサポートだけで、新しい地域に参入することも可能になりました。また、同グループは、買収したホテルにおいても、新システムに合わせて短期間かつ低コストで標準化し、利点を迅速に享受できるようになりました。
同グループは、将来を見据えて、低コストでアイデアを試し、新しいビジネスコンセプトや業務プロセスに迅速に対応できる未来のイノベーションを可能にしています。加えて、ネットワーク全体で支払プロセスを強化し、新たな支払方法への対応やセキュリティリスクの低減を実現しています。さらに、インフォアのソリューションは、同グループの宿泊客のエンゲージメントや識別を担うプログラムであるファンズ オブ M.O.(Fans of M.O.)の進化も支えています。
同グループは、インフォアのソリューションにより管理負担が軽減され、コアビジネスの向上と宿泊客の満足度の改善に注力できるようになりました。Infor HMSは、固有の資産管理要件を満たせるだけでなく、同グループの今後のグローバルな成長に合わせて迅速かつ俊敏に拡張することができます。
■業界カテゴリ / 製造業界:Larsen & Toubro社 (アジア太平洋地域)
Larsen and Tubro社の防衛事業における精密機器の製造とシステム統合を専門とする施設の1つは、長い時間と手間をかけて、全体的な運用効率(OOE)を手作業で測定していました。OOEは、製造現場の資源の可用性、パフォーマンスおよび品質を測る重要な指標です。適切なシステムがなかったことから、これらのデータは、インフォアの組立製造業向けERP「Infor LN」< https://www.infor.com/ja-jp/products/ln >や手書きの記録から手作業で取り込む必要がありました。エンジニアリング、建設業、製造業を主軸とするインドのコングロマリットである同社は、インフォアと共にIIOTとInfor LNを統合し、より接続性の高いコネクテッド・ファクトリーを構築するデジタル変革を開始しました。
本プロジェクトの主な取り組みとしては、製造現場からERPシステムにリアルタイムにデータを入力するWebユーザーインターフェイスの見直し、誤ったデータに基づくレポートの排除、品質保証レポートの改善、および機械の稼働時間と使用率の監視などが挙げられます。稼働時間は、機械の稼働率、製造オーダー・作業の詳細、そして機械を操業するスタッフに対して調整、検証されます。本稼働以来、同社はコストと納品タイムラインを最適化し、手作業を3%から5%削減しました。また、機械の実際のパフォーマンスを継続的に監視して、主要な測定基準に基づく高度なアラートを自動生成し、生産性レポートにより長期的なデータ分析をすばやく評価することができるようになりました。
■業界カテゴリ /サービス業界:DB Schenker社(アジア太平洋地域およびヨーロッパ・中東・アフリカ地域)
世界をリードする物流プロバイダーであるDB Schenkerは、陸上輸送、国際航空、海上貨物、コントラクト・ロジスティクス、およびサプライチェーンマネジメントによるグローバルな商品取引において産業貿易を支えています。同社は、インフォアのソリューションを活用することで、手作業の処理から脱却し、倉庫の生産性を改善し、通常よりも短いリードタイムと高いスループットで顧客にサービスを提供できる最新の次世代倉庫管理システムを構築しています。
同時に同社は、グローバルコマースネットワークであるInfor Nexusを物流のバックボーンとして利用することで、完全にデジタル化された次世代のサプライチェーンネットワークの道を開いています。同社は、Infor Nexusによりデータ管理能力を強化してサプライチェーンへの洞察力を高め、積荷の動きをさらに可視化して、予測されるETA(到着予定時刻)を通知するなど、差別化につながる企業価値を生み出しています。
■役職カテゴリ/ 最高情報責任者(CIO)賞:Bega Cheese社(アジア太平洋地域)最高情報責任者Zack Chisholm氏
Bega社は、「オーストラリアの卓越した食品企業」になることをビジョンに掲げており、同社がビジネスの成長に際して俊敏であり続けるために、テクノロジーが重要な役割を担うことを知っています。ビジネスの成長を支え、グローバルで優位に競争できるような基盤を構築するために、CIOであるZack Chisholm氏が先頭に立ってテクノロジーの変革に取り組んできました。変革を実現するためには、迅速にシステムを変更できること、そして常にシステムを最新に保つことが必要です。こうした認識のもとに同社は、リスクを最小限に抑えつつ、最新のテクノロジーのメリットを活かせるように、TaaS (Testing as a Service ) ソリューションを導入しました。また、システムを迅速に変更するためには、システム全体にわたって、堅牢かつ効果的な方法で統合と拡張をテストできる方法が必要になります。インフォアの食品・飲料業界向けクラウドERP「Infor CloudSuite Food&Beverage」< https://www.infor.com/ja-jp/products/cloudsuite-food-and-beverage >を導入してからは、サプライチェーンから会計、その他業務に至るまで、幅広いプロセスの最適化を推進できるようになりました。さらに、TaaSを利用することによって、生産活動の中断を最小限に抑えながらも、より確実に成果を出せるようになりました。
■その他の受賞企業
業界カテゴリ:
・消費財業界:Big Lots社(北米地域)、Nutreco社(ヨーロッパ・中東・アフリカ地域)
・流通業界:EMCO Corporation社(北米地域)
・エネルギー・資源業界:Optima Energy Systems社(ヨーロッパ・中東・アフリカ地域)
・ヘルスケア業界:CHRISTUS Health System社(北米地域)
・宿泊・娯楽業界:Greystar社(北米地域)、Kempinski Hotels社(ヨーロッパ・中東・アフリカ地域)
・製造業界:Carrier社(北米地域)、Michelin社(ヨーロッパ・中東・アフリカ地域)
・公共部門:Elsinore Valley Municipal Water District(北米地域)
・サービス業界:Sunstream Business Services社(北米地域)、 Kuehne + Nagel社(ヨーロッパ・中東・アフリカ地域)
役割カテゴリ:
・最高情報責任者(CIO)賞:ERF Electrical社(ヨーロッパ・中東・アフリカ地域)、ICT部門責任者 Vicki Partridge氏
・最高情報責任者(CIO)賞:SWM International社(北米地域)、最高情報責任者 Sarma Malladi氏
・Cloud Innovator賞:Ransa社(ラテンアメリカ地域)、テクノロジー部門バイスプレジデント Patricia Wissar氏
・Cloud Architect賞:Koch Business Solutions社(北米地域)、最高技術責任者 Sandesh Shetty氏
●インフォア、インフォアジャパンについて
インフォアは、業界特化型のビジネスクラウドソフトウェアにおけるグローバルリーダーです。世界175か所以上の地域で67,000社以上のお客様に対して、より多くの価値を、より少ないリスクで提供し、持続可能な運用優位性を実現するよう設計された、ミッションクリティカルなエンタープライズアプリケーションを展開しています。インフォアの17,000人の従業員は、深い業界の専門知識やデータに基づくインサイトを活用して、新ビジネスや業界特有の課題を解決するための創造、学習、迅速な適応を推進できるよう支援します。インフォアは、最新のツールにより、お客様のビジネス変革とイノベーションの加速を請け負います。さらに詳しくは< www.infor.com >(英語)をご覧ください。インフォアジャパンは、米国インフォアの日本法人として、各種エンタープライズソリューションの販売、導入、コンサルティングを行っています。詳しくは< https://www.infor.com/ja-jp/ >をご覧ください。
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