Bluetooth LE接続ワイヤレスMIDIアダプターが、電源不要でMIDI機器演奏を可能に
[20/10/13]
提供元:DreamNews
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2020年10月13日 【参考日本語訳】
QUICCO SOUNDの「mi.1 Cable」および「mi.1 II」、Nordic nRF52832 SoC搭載のInsight SiPモジュールを採用することにより、楽器、機器、アプリ間のBluetooth LE MIDI を実現
ノルウェー、オスロ発2020年10月12日 -超低消費電力無線ソリューションのリーディング・プロバイダーであるNordic Semiconductor(OSE:NOD、以下Nordic)は本日、静岡に拠点を置くQUICCO SOUND株式会社(本社:静岡県浜松市/代表取締役CEO:廣井 真、以下QUICCO SOUND)が、同社の「mi.1 Cable」および「mi.1 II」にNordicのnRF52832 Bluetooth Low Energy(Bluetooth LE)SoC(System-on-Chip)搭載のInsight SiPモジュールを採用したことを発表しました。
「mi.1 Cable」は2つのMIDI機器をワイヤレスに接続し、「mi.1 II」はMIDI機器をスマートフォンとワイヤレス接続するために使用されます。 MIDI(Musical Instrument Digital Interface)規格は、さまざまな電子楽器、コンピュータ、および再生、編集、録音用オーディオデバイスを接続するための通信プロトコル、デジタルインターフェイス、および電気コネクタの技術規格です。
従来の有線MIDIケーブルの代わりとなるよう開発された「mi.1 Cable」は、低電力消費でMIDIポートを流れる少量の電流から直接電力を取得でき、別途バッテリーを必要としない、世界初のワイヤレスBluetooth MIDIアダプターです。
「mi.1 Cable」は、たとえば、MIDIキーボードと音源モジュールなど、これまでMIDIケーブルが使われていた接続をワイヤレス化します。MIDI機器やコンピュータ(USB-MIDIインターフェース)のMIDI端子とケーブルを差し込む代わりに、「mi.1 Cable」をそれぞれ端子に差し込むだけでワイヤレス接続されます。ペアリング済みの2個セットで出荷されるためペアリング操作も必要ありません。この接続方法により、双方向のMIDI通信が可能となり、ユーザーはワイヤレスでキーボードを演奏したり、MIDIシーケンサーで自動演奏を行なったりすることができます。
一方の「mi.1 II」は、電子ピアノとスマートフォンをワイヤレス接続し、様々なMIDIアプリが使用可能となります。
Piano Jukebox(無料)でピアノを自動再生したり、アップルGarageBand(無料)でギターやドラムなど、ピアノ以外の音を重ねて音楽制作したり、様々な楽しみ方ができます。当初アップルの独自規格だったBluetooth LE MIDIは、MMA(MIDI Manufacturers Association)で規格化され、いまではAndroidでもMIDIアプリをワイヤレスで使用可能です。「mi.1 II」では旧モデル(mi.1)で非対応だった、MIDIイベントに付与されるタイムスタンプに対応し、正確なタイミングでのMIDIシーケンス再生が可能となっています。現時点で、Bluetooth MIDIアダプターで、タイムスタンプに対応した唯一の製品です。
MIDI機器は、電源アダプターやバッテリーを必要とせず、「mi.1 Cable」および「mi.1 II」をMIDI端子に差し込むだけで使用できます。これは、Nordic SoCが超低消費電力であるという点も理由としてあげられます。nRF52832は、2.4GHzのピーク時RX/TX電流が5.5mAで、NordicのnRF51シリーズSoCと比較し消費電力を最大80%削減する完全自動電力管理システムなどの機能により、電力消費を最小限に抑えるよう設計されています。
NordicのnRF52832マルチプロトコルSoCは、浮動小数点演算ユニット(FPU)搭載の64-MHz 32-bit Arm Cortex M4プロセッサと、-96 -dB RXの感度、512KB Flashと64KB RAM の2.4GHzマルチプロトコル無線(Bluetooth 5.2、ANT、および独自仕様の2.4GHz RFプロトコルソフトウェアをサポート)を備えています。 nRF52832 SoCには、高度なBluetooth LEアプリケーションを構築するためのBluetooth 5.2認証済みRFソフトウェアプロトコルスタックであるNordicのS132 SoftDeviceが付属されています。 S132 SoftDeviceは、セントラル、ペリフェラル、ブロードキャスター、オブザーバのBluetooth LEロールを備え、最大20の接続に対応しています。Insight SiPのISP1507は、nRF52832 SoCと、クリスタル、マッチング、およびアンテナを8x8x1 mmの小型のSystem-in-Package(SiP)モジュールに統合しており、「すぐに使用できる」認証済みのRFコンポーネントとして提供されます。
QUICCO SOUNDの代表取締役CEOである廣井 真氏は次のように述べています。
「『ISP1507-AX RFモジュール』を『mi.1 Cable』および『mi.1 II』に採用した理由は、ピアノ背面に取り付けるため基板を小さくする必要があり、他のモジュールでは配置できなかったこと、コンパクトでありながら無線感度は十分の性能を持っていること、そしてARM Coretex M4の演算能力と大容量メモリにより、複雑なMIDIタイムスタンプ処理対応が可能となったことがあげられます。技術的な問題に対応する開発者フォーラムの存在など、ユニークな顧客および開発サポートを提供しているという点も評価し、Nordicのソリューションを採用しています。」
QUICCO SOUND株式会社について
http://quicco.co.jp/ja/
Insight SiPについて(英語)
https://www.insightsip.com/
Nordic Semiconductor ASAについて(英語)
https://www.nordicsemi.com/About-us
本リリースに関する報道関係からのお問い合わせは下記にお願いいたします
Nordic Semiconductor PRエージェンシー(日本国内)
株式会社ブラッド・スウェット アンド ビアーズ
早田 真由美 (ハヤタ マユミ)
TEL: 03-6809-2301
E-mail: hayata@bsbeers.com
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000224005&id=bodyimage1】
配信元企業:Nordic Semiconductor
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QUICCO SOUNDの「mi.1 Cable」および「mi.1 II」、Nordic nRF52832 SoC搭載のInsight SiPモジュールを採用することにより、楽器、機器、アプリ間のBluetooth LE MIDI を実現
ノルウェー、オスロ発2020年10月12日 -超低消費電力無線ソリューションのリーディング・プロバイダーであるNordic Semiconductor(OSE:NOD、以下Nordic)は本日、静岡に拠点を置くQUICCO SOUND株式会社(本社:静岡県浜松市/代表取締役CEO:廣井 真、以下QUICCO SOUND)が、同社の「mi.1 Cable」および「mi.1 II」にNordicのnRF52832 Bluetooth Low Energy(Bluetooth LE)SoC(System-on-Chip)搭載のInsight SiPモジュールを採用したことを発表しました。
「mi.1 Cable」は2つのMIDI機器をワイヤレスに接続し、「mi.1 II」はMIDI機器をスマートフォンとワイヤレス接続するために使用されます。 MIDI(Musical Instrument Digital Interface)規格は、さまざまな電子楽器、コンピュータ、および再生、編集、録音用オーディオデバイスを接続するための通信プロトコル、デジタルインターフェイス、および電気コネクタの技術規格です。
従来の有線MIDIケーブルの代わりとなるよう開発された「mi.1 Cable」は、低電力消費でMIDIポートを流れる少量の電流から直接電力を取得でき、別途バッテリーを必要としない、世界初のワイヤレスBluetooth MIDIアダプターです。
「mi.1 Cable」は、たとえば、MIDIキーボードと音源モジュールなど、これまでMIDIケーブルが使われていた接続をワイヤレス化します。MIDI機器やコンピュータ(USB-MIDIインターフェース)のMIDI端子とケーブルを差し込む代わりに、「mi.1 Cable」をそれぞれ端子に差し込むだけでワイヤレス接続されます。ペアリング済みの2個セットで出荷されるためペアリング操作も必要ありません。この接続方法により、双方向のMIDI通信が可能となり、ユーザーはワイヤレスでキーボードを演奏したり、MIDIシーケンサーで自動演奏を行なったりすることができます。
一方の「mi.1 II」は、電子ピアノとスマートフォンをワイヤレス接続し、様々なMIDIアプリが使用可能となります。
Piano Jukebox(無料)でピアノを自動再生したり、アップルGarageBand(無料)でギターやドラムなど、ピアノ以外の音を重ねて音楽制作したり、様々な楽しみ方ができます。当初アップルの独自規格だったBluetooth LE MIDIは、MMA(MIDI Manufacturers Association)で規格化され、いまではAndroidでもMIDIアプリをワイヤレスで使用可能です。「mi.1 II」では旧モデル(mi.1)で非対応だった、MIDIイベントに付与されるタイムスタンプに対応し、正確なタイミングでのMIDIシーケンス再生が可能となっています。現時点で、Bluetooth MIDIアダプターで、タイムスタンプに対応した唯一の製品です。
MIDI機器は、電源アダプターやバッテリーを必要とせず、「mi.1 Cable」および「mi.1 II」をMIDI端子に差し込むだけで使用できます。これは、Nordic SoCが超低消費電力であるという点も理由としてあげられます。nRF52832は、2.4GHzのピーク時RX/TX電流が5.5mAで、NordicのnRF51シリーズSoCと比較し消費電力を最大80%削減する完全自動電力管理システムなどの機能により、電力消費を最小限に抑えるよう設計されています。
NordicのnRF52832マルチプロトコルSoCは、浮動小数点演算ユニット(FPU)搭載の64-MHz 32-bit Arm Cortex M4プロセッサと、-96 -dB RXの感度、512KB Flashと64KB RAM の2.4GHzマルチプロトコル無線(Bluetooth 5.2、ANT、および独自仕様の2.4GHz RFプロトコルソフトウェアをサポート)を備えています。 nRF52832 SoCには、高度なBluetooth LEアプリケーションを構築するためのBluetooth 5.2認証済みRFソフトウェアプロトコルスタックであるNordicのS132 SoftDeviceが付属されています。 S132 SoftDeviceは、セントラル、ペリフェラル、ブロードキャスター、オブザーバのBluetooth LEロールを備え、最大20の接続に対応しています。Insight SiPのISP1507は、nRF52832 SoCと、クリスタル、マッチング、およびアンテナを8x8x1 mmの小型のSystem-in-Package(SiP)モジュールに統合しており、「すぐに使用できる」認証済みのRFコンポーネントとして提供されます。
QUICCO SOUNDの代表取締役CEOである廣井 真氏は次のように述べています。
「『ISP1507-AX RFモジュール』を『mi.1 Cable』および『mi.1 II』に採用した理由は、ピアノ背面に取り付けるため基板を小さくする必要があり、他のモジュールでは配置できなかったこと、コンパクトでありながら無線感度は十分の性能を持っていること、そしてARM Coretex M4の演算能力と大容量メモリにより、複雑なMIDIタイムスタンプ処理対応が可能となったことがあげられます。技術的な問題に対応する開発者フォーラムの存在など、ユニークな顧客および開発サポートを提供しているという点も評価し、Nordicのソリューションを採用しています。」
QUICCO SOUND株式会社について
http://quicco.co.jp/ja/
Insight SiPについて(英語)
https://www.insightsip.com/
Nordic Semiconductor ASAについて(英語)
https://www.nordicsemi.com/About-us
本リリースに関する報道関係からのお問い合わせは下記にお願いいたします
Nordic Semiconductor PRエージェンシー(日本国内)
株式会社ブラッド・スウェット アンド ビアーズ
早田 真由美 (ハヤタ マユミ)
TEL: 03-6809-2301
E-mail: hayata@bsbeers.com
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