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Acronis Cyber Infrastructureのアップデート:サイバープロテクションとエッジのワークロードのパフォーマンスを最大50%改善

Acronis Cyber Infrastructure 4.0により、可用性、管理性、セキュリティを強化し、
エンドユーザーとサービスプロバイダーに提供するパフォーマンスを向上

※本リリースは2020年10月13日にスイスのシャフハウゼンで発表されたプレスリリースの抄訳です。

サイバープロテクションのグローバルリーダーであるアクロニスは、本日、ソフトウェア定義インフラストラクチャソリューションを大幅にアップデートしたAcronis Cyber Infrastructure 4.0をリリースしました。350を超える新機能と機能拡張によるアップデートで、アクロニスのパートナーとエンドユーザーは、データのセキュリティと可用性を強化しながら、インフラストラクチャのパフォーマンスと管理性を向上させることができます。

アクロニスの調査*により、サイバー攻撃が日常的に発生していると回答した企業は31 %に達しており、そのうち半数(50 %)の企業が週に1回以上の頻度で標的となっています。組織は、コストのかかるダウンタイムや直接的な財務上の損失に直面する可能性があります。しかし、多数のIT部門やマネージドサービスプロバイダー(MSP)が、依然として従来型ソリューションの寄せ集めに頼っており、これを維持するのは複雑で時間とコストがかかります。また、ソリューションが統合されていないために、防御策に課題が残っています。
*2020年6月から7月に実施した「アクロニスによるサイバーレディネスレポート)」の調査結果による

Acronis Cyber Infrastructureは、サイバープロテクションのための、多目的でコスト効率に優れ、処理性能を向上させるストレージソリューションで、あらゆるソフトウェア定義データセンターやエッジワークロードのための高速で汎用的な構成要素となります。業界標準のハードウェアを使用して、ブロック、ファイル、およびオブジェクトストレージワークロードを計算処理やソフトウェア定義ネットワーク機能と組み合わせます。

アクロニスの創設者兼CEOであるセルゲイ“SB”ベロウゾフ(Serguei “SB” Beloussov)は、次のように述べています。「今日のビジネスのスピードを考えると、組織には、セキュリティ、迅速な可用性、そしてインフラストラクチャからの信頼性の高いパフォーマンスが必要です。包括的なサイバープロテクションのビジョンを実行するにあたり、Acronis Cyber Infrastructureの統合は、顧客やパートナーの多くにとって重要な要素です。これが、このアップデートの一部である機能拡張が不可欠な理由です。」

パフォーマンスが強化された変更のうち、イレイジャーコーディングにより、ハイブリッドおよびすべてのフラッシュ層の書き込みパフォーマンスと待機時間が最大50 %改善します。同様に、ストレージネットワーキング機能の拡張により、マルチスレッドワークロードのパフォーマンスが向上し、ランダム読み取りは最大40 %改善しました。
また、この新しいアップデートにより、企業のデータ、アプリケーションおよびシステムに対して、安全性、アクセシビリティ、プライバシー、真正性、セキュリティ(SAPAS)が確保されます。

Acronis Cyber Infrastructure 4.0の新機能
このアップデートに含まれる最も重要な機能は次の通りです。

管理性の向上
● 自動手順により、クラスタネットワーキングの柔軟な再構成が可能になるため、クラスタのネットワークロールまたはIPアドレスの構成の変更が可能。
● S3ジオレプリケーションをユーザー/バケットレベルでカスタマイズ。
● S3およびNFSサービスの監視の強化。
● 保護対象ワークロードのIOPSおよび帯域幅にストレージ制限を設定し、安定したストレージパフォーマンスを確保。

可用性の強化
● ストレージデータを新しい障害ドメイン(room、row、rack)に拡張することにより、データの可用性を強化。障害ドメインにより、一緒に停止する可能性のあるサービスの範囲を定義。

セキュリティの強化
● アクセス制御リストにより、バケットでのS3ジオレプリケーションへのアクセスの管理が可能。
● ユーザーはAmazon S3 API経由でアクセスログを有効化でき、バケット内のオブジェクトに関する詳細情報を取得可能。

Acronis Cyber Infrastructureは、世界中のアクロニスのデータセンターで使用されており、ユーザー企業50万社の5,000 PBを超える何百万ものワークロードをサポートしています。この実績のあるテクノロジーにより、企業は自信を持って自社のサイバープロテクション戦略を構築できます。

Acronis Cyber Infrastructure 4.0のすべての拡張機能を含むすべてのアップデート内容については、こちらのリリースノートを参照してください。

詳細情報、試用版のダウンロード、見積もりの依頼については、https://www.acronis.com/ja-jp/business/cyber-infrastructure/にアクセスしてください。

選択可能なアプライアンスでインフラストラクチャを運用
業界標準のハードウェアで実行する以外に、Acronis Cyber InfrastructureがプリインストールされたAcronis Cyber Applianceも提供されます(本アプライアンス製品は日本国内では販売していません)。ハードウェアとソフトウェアの完全な統合によってプラグアンドプレイでの互換性が提供され、あらゆる場所での迅速で簡単な配置が可能になり、Acronis Cyber ProtectやAcronis Cyber Cloudなどの他のサイバープロテクションソリューションへのシームレスなサポートが提供されます。
バージョン4.0の機能拡張に加えて、Acronis Cyber Applianceでも、別のアプライアンスや他のハードウェアに配置された既存のクラスタに追加する機能を含む、新機能が提供されます。また、ユーザーは、使用可能なネットワークインターフェイスと接続オプションをすべてインストール中に表示できるため、既存のデータセンターの物理ネットワークインフラストラクチャに適応させることができます。

アクロニスについて
アクロニスは、データ保護とサイバーセキュリティが一体となった統合型の自動サイバープロテクションにより、安全性、アクセス性、プライバシー、真正性、セキュリティ(SAPAS)に関連する現代のデジタル社会の課題を解決します。サービスプロバイダーとIT専門家の要求に応える柔軟なデプロイメントモデルと、次世代型の画期的なアンチウイルス、バックアップ、ディザスタリカバリ、エンドポイント保護管理ソリューションによって、データ、アプリケーション、システムに対して上質のサイバープロテクションを提供します。受賞歴のあるAIベースのアンチマルウェアテクノロジーとブロックチェーンベースのデータ認証テクノロジーにより、クラウドからハイブリッド、さらにはオンプレミスまで、あらゆる環境を予測可能かつ低いコストで保護します。

2003年にシンガポールで設立され、2008年にスイスで法人化されたアクロニスは、現在18か国の33の拠点で1,500人を超える従業員を抱えています。アクロニスのソリューションは、550万人以上のホームユーザーと50万社以上の企業の信頼を得ており、この企業にはFortune 1000選出企業のすべてと一流プロスポーツチームが含まれています。アクロニスの製品は150か国以上の5万社のパートナーおよびサービスプロバイダー経由で提供され、40以上の言語でご利用いただけます。

Acronis(R)は米国、およびその他の国におけるAcronis International GmbHの登録商標です。
ここに記載されるその他すべての製品名および登録/未登録商標は、識別のみを目的としており、その所有権は各社にあります。



配信元企業:アクロニス・ジャパン株式会社
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