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Microchip、低レイテンシPCI Express(R) 5.0およびCXL TM 2.0リタイマで データセンター コネクティビティにおけるリーダーシップを強化

[NASDAQ: MCHP] - AI(人工知能)、ML(機械学習)、ADAS(高度運転支援システム)等、処理負荷の高いアプリケーションの性能を向上させるため、データセンターにおいて超低レイテンシ信号伝送技術が求められています。この要求に応えるため、Microchip Technology Inc.(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 吉田洋介 以下Microchip社)は本日、XpressConnect低レイテンシPCI Express (PCIe(R)) 5.0およびCompute Express Link TM (CXL TM) 1.1/2.0リタイマファミリを発表しました。

XpressConnectリタイマはPCIe Gen 5の電気信号の伝送距離を3倍に延長します。これにより、データセンター機器プロバイダは、先進のハードウェア アーキテクチャに必要な柔軟性と接続性を確保しながら、演算処理I/O性能における次世代の進歩を利用できます。XpressConnectリタイマはAI、ML、通信システム、高性能コンピューティング アプリケーションの、要求の厳しい処理負荷に対応できる超低レイテンシ信号伝送を提供します。

「ストレージ、処理能力、メモリ帯域幅への要求が高まる中、Microchip社はハイパースケール データセンター、サーバ プロバイダ、ストレージ プロバイダから絶えず優れた処理能力、ストレージ、メモリ接続ソリューションを期待されてきました」とMicrochip社のデータセンター ソリューション部門マーケティングおよびアプリケーション エンジニアリング担当副社長のAndrew Dieckmannは述べています。「Microchip社は、PCIe Switchtec TM(https://www.microchip.com/design-centers/interface-and-connectivity/pcie-switches)およびFlashtec(R)(https://www.microchip.com/design-centers/storage/flashtec-nvme-controllers)製品の幅広いポートフォリオと、業界のパートナーとの緊密な関係とを活用し、XpressConnectリタイマによるシームレスな相互運用性を提供する事で、エンジニアリング費用の削減と開発期間の短縮に貢献します。」

XpressConnectファミリはPCIe仕様よりも80%以上低いレイテンシと長い伝送距離が特長です。pin-to-pinレイテンシは10 ns未満です。XpressConnectリタイマは、各種PCIeおよびCXLデバイスに接続するため各種レーン数で提供しています(最大でPCIe Gen 5×16レーン)。XpressConnectリタイマはパッシブ銅ケーブルと光ケーブルをサポートしており、ホットプラグ、サプライズプラグ等の高信頼性機能を備えています。XpressConnectは、システム インテグレータが低コストのケーブルと基板材料を使えるようにする事で、マザーボード、バックプレーン、ケーブル、ライザーカード向けに低コスト ソリューションを提供します。

開発期間を短縮するため、Microchip社はIntel(R)社と提携し、標準ライザーカードのフォームファクタでXpressConnectリファレンス デザインを開発しました。このリファレンス デザインはIntel社のリソース&デザインセンターで提供いたします。XpressConnectは、エンジニアリング開発コストを低減し製品の市場投入までの時間を短縮するためのChipLink診断および開発ツールもサポートしています。

「PCIe 5.0とCXLは、Intel社の将来のXeonスケーラブル プロセッサ (コード名Sapphire Rapids)の作業負荷性能と機能を拡張します。全ての新しい規格と同様、PCIe 5.0とCXLの採用は業界のリーダーによって行われる検証と相互運用に依存します」とIntel社のテクノロジ イニシアティブ部長のJim Pappas氏は述べています。「Microchip社とIntel社は長年にわたってPCIeソリューションに関して協力してきました。低レイテンシ リタイマを使って次世代PCIe 5.0およびCXL 1.1/2.0ソリューションを簡単に導入できる堅牢なエコシステムを提供するための両社の提携が続く事を非常に喜ばしく思います。」

「CXL委員として、またCXL仕様を開発する技術作業部会のメンバーとしてMicrochip社は、CXLコンソーシアムに大きく貢献しています」とCXLコンソーシアム プレジデントのBarry McAuliffe氏は述べています。「Microchip社のXpressConnect低レイテンシ リタイマはCXLエコシステムにとって歓迎すべき新製品です。」

開発ツール
Microchip社は、PCIe Express 5.0の高帯域幅とCXL 1.1/2.0の低レイテンシ接続を活用したシステム開発をサポートする設計関連情報、リファレンス デザイン、評価用ボード、ツールを提供しています。豊富なデバッグ、診断、構成、フォレンジック ツールを提供するため、Microchip社の全データセンター製品で使える、Microchip社ChipLink診断GUIにXpressConnectリタイマのサポートを追加しました。

在庫/供給状況
XpressConnectリタイマは本日よりサンプル出荷を開始いたします。詳細はMicrochip社または正規販売代理店にお問い合わせください。

Microchip社はストレージ技術以外にもメモリ、タイミングおよび同期システム、スタンドアロン セキュアブート、セキュア ファームウェアおよび認証、無線製品、データセンター設備を設定および監視するためのタッチスクリーン、空冷ファンの予測制御等のトータルシステム ソリューションを世界中のデータセンター インフラストラクチャ メーカーに提供しています。

リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください。
● アプリケーション画像: https://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/50542295227/sizes/l/

Microchip Technology社について
Microchip Technology社(以下、Microchip社)はスマート、コネクテッド、セキュアな組み込み制御ソリューションのトッププロバイダです。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、リスクを低減する最適な設計を作成し、総システムコストの削減、迅速な商品化を実現できます。Microchip社は産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場で120,000社を超えるお客様にソリューションを提供しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト(http://www.microchip.com)をご覧ください。

詳細については、以下にお問い合わせください。
Daphne Yuen (Microchip社): daphne.yuen@microchip.com

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000225641&id=bodyimage1



配信元企業:マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社
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