三菱総合研究所、地域課題解決型デジタル地域通貨サービスを提供開始 「Region RingTM」による豊かで持続可能な社会を目指して
[21/03/10]
提供元:DreamNews
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株式会社三菱総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森崎孝、以下MRI)は、2017年度より取り組むデジタル地域通貨・地域ポイントの社会実装の実績をもとに、地域課題解決型デジタル地域通貨サービス「Region RingTM」の提供を開始しました。本サービスの提供を通じたデジタル地域通貨・地域ポイント等の実装により、地域の経済発展と社会課題解決に向けて積極的に取り組んでいきます。
1. 背景・経緯
MRIは、中期経営計画2023で掲げる「レジリエントで持続可能な社会」の実現を目指し、MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)や、デジタル化された地域通貨・地域ポイント等の実装により、地域の経済発展と社会課題解決に向けて積極的に取り組んでいます。
具体的には、2017年度にブロックチェーン技術を活用した独自のデジタル地域通貨プラットフォームを開発、地域活性化や地域課題解決につながる行動変容を促すノウハウを蓄積してきました。近鉄グループホールディングス株式会社と共同で取り組んだ「近鉄ハルカスコイン」や、「東京ユアコイン(オフィス型、2019年度)」の実証事業受託等が、取組事例となります。
今後、全国の多様な地域に対し、経済的インセンティブの発行・管理を通じ、課題解決に資する個人のさまざまなアクションを創出する仕組みを提供すべく、「Region RingTM」のサービスの提供を開始します(2021年4月より新たにMaaSと連携する「ポイント」事業へ展開)。
[別紙1]地域課題解決型デジタル地域通貨サービス「Region RingTM」サービス紹介リーフレット
[別紙2]地域課題解決型デジタル地域通貨サービス「Region RingTM」の導入実績
2.「Region RingTM」とは
地域をつなぎ、新しいアクションを創りだすMRIのデジタル地域通貨プラットフォーム。
健康増進、観光活性化、デジタル行政の推進、働き方支援、SDGs活動支援等、地域に新しいアクションを創発し、これからの地域が向き合っていくさまざまな課題・テーマを、統合的に解決していくことを目指します。
これからの地域に必要なことは、地域のコミュニティや行政、企業、人と人とのつながりを、より強く、広く、大きな輪にすることであると考え、サービス名称を「Region RingTM」としました。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000232673&id=bodyimage1】
3.「Region RingTM」サービスの利用シーン
全国の自治体、デベロッパー・インフラ事業者等地域に根差した民間企業が、「Region RingTM」を採用することにより、
・ 地域通貨の発行
・ 地域ポイント(SDGs、健康、環境、ボランティア等)の付与
・ 福祉サービス等の給付
・ デジタルチケットの発行
等の多様なサービスを取り扱うスマートフォンアプリサービスをご利用いただけます。
一つのアプリで複数種の経済的価値を組み合わせて提供することも可能です。
4.「Region RingTM」の特徴
・ スマートフォンアプリとQRコード(※1)による価値の発行・管理
実装地域ごとにスマートフォンアプリを構築、提供
QRコードの読み取りにより、経済的価値を発行・管理
専用の端末等が不要で、導入が容易
(※1)QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です
・ プラットフォームにはブロックチェーン技術を採用
情報の改ざんが困難で、信頼性の高いサービスの提供が可能
・ 異なる経済的価値の交換・管理が可能なカラードコイン機能を実装
「地域通貨」、「健康・環境・ボランティア等の多様な地域ポイント」、「福祉サービス給付」等、異なる経済的価値の同時提供、交換が可能。利便性の高い住民サービスを実現
マルチテナントによる複数地域の同時発行管理により、地域ごとの導入・運用コストの低減を実現
・ インセンティブの減価・消滅機能に関する特許技術を保有
地域通貨、地域ポイントの利用を促進し、消費効果を増大
・ デジタル地域通貨サービスの提供のみならず、持続的な運営を目指した導入もサポート
これまでの社会実装実績や、地域課題解決に向けた調査・コンサルティングの経験をふまえ、地域の特性やあるべき姿にあわせた事業・運営スキームの検討、体制構築段階からの支援
5.今後の予定
阪急阪神ホールディングスとMRIが共同実施する沿線居住者向け都市型MaaSの実証実験(2021年4月開始)に、「Region RingTM」の一機能で、東京ユアコイン(オフィス型、2019年度)で実証した「ポイントによるインセンティブ付与機能(地域ポイント機能)」を提供致します。
また、地域活性化・課題解決に資する個人のさまざまな行動変容をさらに促進させるため、地域通貨・ポイント等の経済的価値の発行だけでなく、ナッジメッセージ*1活用やアクションの見える化等、行動変容の仕組みの強化・実装に取り組みます。
将来的には、多様な地域に「Region RingTM」を導入していき、幅広い分野での行動変容促進を目指します。これらを通じ、当社は持続可能性の確保と一人一人のウェルビーイングの同時実現に貢献します。
*1:ナッジ(nudge)とは、行動経済学の知見に基づき、人々が、自分自身や社会にとって望ましい行動を自発的に選択しやすくするための手法。当社ではアプリを通じて取り組みたいと思わせるメッセージ(ナッジメッセージ)を配信し、行動を後押し、意識改革につなげていくことを目指す。
参考|沿線居住者向け都市型MaaSの実証実験を西宮市域で実施──地域課題解決型デジタル地域通貨サービス「Region RingTM」のポイントによるインセンティブ付与機能を提供(2021.3.10)
https://www.mri.co.jp/news/press/20210310_2.html
配信元企業:株式会社三菱総合研究所
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1. 背景・経緯
MRIは、中期経営計画2023で掲げる「レジリエントで持続可能な社会」の実現を目指し、MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)や、デジタル化された地域通貨・地域ポイント等の実装により、地域の経済発展と社会課題解決に向けて積極的に取り組んでいます。
具体的には、2017年度にブロックチェーン技術を活用した独自のデジタル地域通貨プラットフォームを開発、地域活性化や地域課題解決につながる行動変容を促すノウハウを蓄積してきました。近鉄グループホールディングス株式会社と共同で取り組んだ「近鉄ハルカスコイン」や、「東京ユアコイン(オフィス型、2019年度)」の実証事業受託等が、取組事例となります。
今後、全国の多様な地域に対し、経済的インセンティブの発行・管理を通じ、課題解決に資する個人のさまざまなアクションを創出する仕組みを提供すべく、「Region RingTM」のサービスの提供を開始します(2021年4月より新たにMaaSと連携する「ポイント」事業へ展開)。
[別紙1]地域課題解決型デジタル地域通貨サービス「Region RingTM」サービス紹介リーフレット
[別紙2]地域課題解決型デジタル地域通貨サービス「Region RingTM」の導入実績
2.「Region RingTM」とは
地域をつなぎ、新しいアクションを創りだすMRIのデジタル地域通貨プラットフォーム。
健康増進、観光活性化、デジタル行政の推進、働き方支援、SDGs活動支援等、地域に新しいアクションを創発し、これからの地域が向き合っていくさまざまな課題・テーマを、統合的に解決していくことを目指します。
これからの地域に必要なことは、地域のコミュニティや行政、企業、人と人とのつながりを、より強く、広く、大きな輪にすることであると考え、サービス名称を「Region RingTM」としました。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000232673&id=bodyimage1】
3.「Region RingTM」サービスの利用シーン
全国の自治体、デベロッパー・インフラ事業者等地域に根差した民間企業が、「Region RingTM」を採用することにより、
・ 地域通貨の発行
・ 地域ポイント(SDGs、健康、環境、ボランティア等)の付与
・ 福祉サービス等の給付
・ デジタルチケットの発行
等の多様なサービスを取り扱うスマートフォンアプリサービスをご利用いただけます。
一つのアプリで複数種の経済的価値を組み合わせて提供することも可能です。
4.「Region RingTM」の特徴
・ スマートフォンアプリとQRコード(※1)による価値の発行・管理
実装地域ごとにスマートフォンアプリを構築、提供
QRコードの読み取りにより、経済的価値を発行・管理
専用の端末等が不要で、導入が容易
(※1)QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です
・ プラットフォームにはブロックチェーン技術を採用
情報の改ざんが困難で、信頼性の高いサービスの提供が可能
・ 異なる経済的価値の交換・管理が可能なカラードコイン機能を実装
「地域通貨」、「健康・環境・ボランティア等の多様な地域ポイント」、「福祉サービス給付」等、異なる経済的価値の同時提供、交換が可能。利便性の高い住民サービスを実現
マルチテナントによる複数地域の同時発行管理により、地域ごとの導入・運用コストの低減を実現
・ インセンティブの減価・消滅機能に関する特許技術を保有
地域通貨、地域ポイントの利用を促進し、消費効果を増大
・ デジタル地域通貨サービスの提供のみならず、持続的な運営を目指した導入もサポート
これまでの社会実装実績や、地域課題解決に向けた調査・コンサルティングの経験をふまえ、地域の特性やあるべき姿にあわせた事業・運営スキームの検討、体制構築段階からの支援
5.今後の予定
阪急阪神ホールディングスとMRIが共同実施する沿線居住者向け都市型MaaSの実証実験(2021年4月開始)に、「Region RingTM」の一機能で、東京ユアコイン(オフィス型、2019年度)で実証した「ポイントによるインセンティブ付与機能(地域ポイント機能)」を提供致します。
また、地域活性化・課題解決に資する個人のさまざまな行動変容をさらに促進させるため、地域通貨・ポイント等の経済的価値の発行だけでなく、ナッジメッセージ*1活用やアクションの見える化等、行動変容の仕組みの強化・実装に取り組みます。
将来的には、多様な地域に「Region RingTM」を導入していき、幅広い分野での行動変容促進を目指します。これらを通じ、当社は持続可能性の確保と一人一人のウェルビーイングの同時実現に貢献します。
*1:ナッジ(nudge)とは、行動経済学の知見に基づき、人々が、自分自身や社会にとって望ましい行動を自発的に選択しやすくするための手法。当社ではアプリを通じて取り組みたいと思わせるメッセージ(ナッジメッセージ)を配信し、行動を後押し、意識改革につなげていくことを目指す。
参考|沿線居住者向け都市型MaaSの実証実験を西宮市域で実施──地域課題解決型デジタル地域通貨サービス「Region RingTM」のポイントによるインセンティブ付与機能を提供(2021.3.10)
https://www.mri.co.jp/news/press/20210310_2.html
配信元企業:株式会社三菱総合研究所
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