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大友宗麟はどのように領国を統治していたのか?『戦国大名大友氏の権力構造』(著者:八木直樹)3月29日発売

戎光祥出版株式会社(東京都千代田区/代表取締役:伊藤光祥)は、『戦国大名大友氏の権力構造』(著者:八木直樹)を2021年3月29日に発売いたします。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000233647&id=bodyimage1

近年、「戦国大名」像の見直しが進んでいますが、「戦国大名」権力の実態を解明するケーススタディとして、本書は最盛期には豊後・筑後・肥後・豊前・筑前・肥前六ヶ国とその周辺地域に広大な領国を形成した戦国期の大友氏(大友宗麟・義統など)を素材に、領国支配の実像解明と戦国期大友氏権力に関する基礎的な事項の確定を目指しています。

史料を網羅的に収集・検討することで、権力中枢・領国支配・軍事動向・城下町移転をはじめとする国内の問題を分析するとともに、中央政権(室町幕府)との関係もふまえ、大大名・大友氏の権力構造の実像を明らかにしています。他の地域の戦国大名の権力のあり方と比較・検討する上でも有益な1冊です。

【目次】
序章 本書の課題と構成
第一部 権力中枢と領国支配の構造
 第一章 当主判物の発給過程と年寄制
 第二章 権力中枢における取次と当主側近の役割
 第三章 方分による取次と国人
 第四章 領国支配における検使の役割
第二部 宗麟・義統と豊後府内・臼杵
 第一章 城下町移転後の豊後府内と臼杵
 第二章 臼杵移転の背景と家臣団
 第三章 軍事的動向からみた耳川大敗後における義統・宗麟の居所
 第四章 二頭政治期における義統と宗麟の関係
終章 戦国大名大友氏と室町幕府

【商品情報】
書名:『戦国大名大友氏の権力構造』(戎光祥研究叢書 第20巻)
著書:八木直樹
定価:12,000円+税
体裁:A5版・上製・カバー装
ページ数:554ページ
ISBN:978-4-86403-379-4
https://www.ebisukosyo.co.jp/item/587

【著者紹介】
八木直樹(やぎ・なおき)
1978年、香川県生まれ。
熊本大学文学部歴史学科卒業。
熊本大学大学院文学研究科修士課程修了。
九州大学大学院人文科学府博士後期課程修了。博士(文学)。
現在、大分大学福祉健康科学部准教授。
主な業績に、編著『シリーズ・中世西国武士の研究2 豊後大友氏』(戎光祥出版、2014年)、「戦国期九州における情報伝達と外交交渉―大友氏の使僧真光寺を中心に―」(『九州史学』166号、2014年)、「大友義統の家督相続時期について」(鹿毛敏夫・坪根伸也編『戦国大名大友氏の館と権力』吉川弘文館、2018年)、「耳川大敗と大友領国」(黒嶋敏編『戦国合戦〈大敗〉の歴史学』山川出版社、2019年)がある。

【会社概要】
社名:戎光祥出版株式会社
代表:代表取締役 伊藤光祥
所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル8F
ホームページ:https://www.ebisukosyo.co.jp/
Twitter:https://twitter.com/ebisukosyo
Facebook:https://www.facebook.com/774833955871080/



配信元企業:戎光祥出版株式会社
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