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コンソールサーバーSmartCSのAnsibleモジュールをオープンソース公開 −Ansible Galaxyでseiko.smartcsとして提供を開始−

セイコーソリューションズ株式会社(代表取締役社長:関根 淳、本社:千葉県千葉市、以下 セイコーソリューションズ)は、コンソールサーバーSmartCS用のAnsibleモジュール*1をオープンソースとして公開することを決定し、2021年4月12日よりAnsible Galaxy*2サイトからseiko.smartcsというNameSpace(名前空間)でモジュール提供を開始します。

SmartCSは2019年4月にネットワークやIT運用の自動化をサポートする機能として、Red Hat Ansible Automation Platformに対応しました。SmartCS用モジュールの提供を開始してから、Red Hat Ansible Automation Platformのバージョン追従や機能追加となるバージョンアップ対応を行ってきましたが、その都度要望のあったお客さまのみに個別でモジュールを送付するという方法をとっていました。

一方、Red Hat Ansible Automation Platformは Version2.9よりAnsible Content Collectionsという形式で多くのベンダー製モジュールをAnsible Galaxyを通じて配布する提供方法が用意され、世界中のユーザーがこれを利用しています。

そこで今回セイコーソリューションズは、SmartCSのモジュールをAnsible Content Collectionsの仕組みに対応し、Ansible Galaxyサイトで公開することで、より多くのユーザーの利便性を高め、使いやすい形で提供することとしました。また、GitHub*3上でコードをオープンソースとして公開し、今後は現在公開中のハンズオンコンテンツに加え、さまざまなツールとの連携事例やネットワーク機器と連携するためのPlaybook*4サンプルなどの情報も拡充していく予定です。

これによりSmartCSとRed Hat Ansible Automation Platfromの連携における運用自動化のユースケースをAnsibleユーザーにも広く認知してもらうことで、お客さまのさまざまなアイデアや要望を共有したい考えです。

SmartCSは、今後もRed Hat Ansible Automation Platformの最新バージョンに対応するメンテナンスはもとより、ユーザー要望による機能追加や機能拡張を進め、緊急時のオペレーション手段だけではなく運用自動化を推進できる製品として、より一層の強化を図ることによりお客さまのネットワーク運用を強力に支援していきます。

なお、SmartCSは2021年4月14日(水)〜16日(金)に千葉・幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2021」の会期中、イベント会場においてネットワークを構築し、出展ブース、来場者、カンファレンス会場などにインターネットへの接続性を提供するプロジェクトである「ShowNet」にてネットワークの運用メンバーが会場内外の機器をオペレーションするための装置として使用・展示される予定です。

【公開URL】
 Ansible Galaxyサイト: https://galaxy.ansible.com/seiko/smartcs
 GitHub: https://github.com/ssol-smartcs/ansible-collections

【Ansible Galaxyサイトでの公開イメージ】

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000234619&id=bodyimage1

今回の発表にあたり、レッドハット株式会社より以下のエンドースメントをいただいています。

レッドハットはこの度、SmartCS用のAnsibleモジュールがAnsible Galaxyサイトで提供されることを大変嬉しく思います。Red Hat Ansible Automation Platformは、SmartCS経由で配下のネットワーク機器の自動化を実現することができ、すでに社会インフラを構成する大規模ネットワーク基盤の初期構築など様々なシーンでお客様に採用いただいております。今回、Ansible GalaxyサイトでSmartCS用Ansibleモジュールが公開されることで利便性が向上し、世界中のユーザーに活用してもらえることを期待しています。

レッドハット株式会社
副社長執行役員 パートナー・アライアンス営業統括本部長 兼 事業戦略室長
金古 毅


*1 Ansibleモジュール:
レッドハット社が提供する構成管理、オーケストレーション、プロビジョニングなどの操作を自動化するIT自動化プラットフォーム「Red Hat Ansible Automation Platform」に対応したモジュール

*2 Ansible Galaxy:
Ansibleコンテンツを共有するためのAnsibleの公式ハブ https://galaxy.ansible.com/

*3 GitHub:
GitHub社によって運営されている、プログラムコードやデザインデータを保存・公開できるソースコード管理サービス https://github.co.jp/

*4 Playbook:
Red Hat Ansible Automation Platformからさまざまな処理を行えるようにするためにターゲットやタスクをYAMLというデータ形式で記述したファイル

※SmartCSはセイコーソリューションズ株式会社の登録商標です。
※Red Hat、Ansibleは米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.およびその子会社の商標または登録商標です。
※その他、本文中に記載されている製品名などは各社の商標または登録商標です。

お客様からのお問い合わせ先:
 セイコーソリューションズ株式会社
 戦略ネットワーク本部 STN営業部
 担当:小沼  tel:043-273-3184 e-mail:support@seiko-sol.co.jp



配信元企業:セイコーソリューションズ株式会社
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