【社会人の意識調査アンケート】社会人が考えるリーダーに最も必要だと思う要素は「決断力/判断力」という結果に。信頼されるリーダーになるためには「率先垂範型」のリーダーシップが重要
[21/10/22]
提供元:DreamNews
提供元:DreamNews
コミュニケーションスクール「コミュトレ」を運営している株式会社アイソルート(代表取締役野田雄彦、以下「当社」)は、20代から50代の社会人を対象に、理想のリーダー像に関してアンケート調査を実施しました。
以下は、調査日2021年9月26日に、当社のコミュニケーション教育サービスの講義参加者である、男女56名から回答を得たものです。
1. 回答者の年代は以下の通りです。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000246484&id=bodyimage1】
2. あなたが考えるリーダーに必要な要素は何ですか?
またその理由は何ですか?(自由記述)
以下9つの選択肢からリーダーに必要だと思う要素を3つ選択、該当項目がない場合は「その他」に自由記述を求めた。
【決断力/判断力、行動力、広い視野、器の大きさ/冷静さ、統率力/調整力、技術力/専門性、探求心/チャレンジ精神、責任感、真面目さ/実直さ】
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000246484&id=bodyimage2】
回答者56名のうち、86%にあたる48名が、「決断力/判断力」を選択した。主な選択理由としては、「最終的に判断や決断を行う責任があるのは上司であるため」「リーダーの決断の速さが仕事のスピードを左右するため」「リーダーが決断できないと組織の方向性が定まらないため」などがみられた。
続いて多かったのが、「器の大きさ/冷静さ」であり、33名が必要な要素として挙げた。選択した理由として、「器が大きい上司の方が部下も相談しやすいし安心して働ける」「部下の意見も聞いてくれるから」「感情的にならず冷静に判断できるリーダーと働きたい」等があった。
「広い視野」を選択した19人中16人は「決断力/判断力」も選択しており、「適切な判断をするためには広い視野が必要であると思うから」との理由が多くみられた。
なお、自由回答とした「その他」を選択したのは5人のみで、「優しさ」「発信力」「部下に任せられる力」という回答が見られた。
3. 過去や現在、あなたの身近にロールモデルとなるような人物はいましたか?
(上司、学生時代の教師、学校や会社の先輩、著名人、漫画の登場人物など。)
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000246484&id=bodyimage3】
「過去や現在ロールモデルとなるような人物がいたか」という質問に対して「はい」と回答したのは全体の61%にあたる34名であった。「はい」と回答した34名に対しては、「それは誰か」「なぜその人物を挙げたのか(自由記述)」という追加質問を行った。
その結果、34名のうち24名(70%)が「(過去または現在の)職場の上司や先輩」を挙げた。主な理由としては「一緒に仕事をする上で自分が成長できる相手だと思ったから」「仕事の進め方にスピードと安心感があった」「立場に関係なく話しやすく穏やかであったため」「専門知識が豊富であったから」等があった。また回答の中には「取引先等、他社の人物」(ストレスが多い職場環境でも前向きに仕事をしていたから)といったものもみられた。
その他3名が「学生時代に出会った教師」や「習い事の先生」を挙げ、7名は著名人や漫画の登場人物等をロールモデルとして挙げた。主な回答としては「鬼滅の刃の煉獄杏寿郎」(度量の広さがあり、人を見下した態度をとらないため)や「坂の上の雲の乃木将軍」(全体を率いることができるため)、また各国の女性政治家を挙げた回答も見られた。
4. 上記のようなロールモデルから学んで、ご自身が仕事やプライベートで実践していること、意識していることは何かありますか?
「過去や現在ロールモデルとなるような人物がいた」と回答した34名には、さらにその人物から学んで自身で実践していることや意識していることはあるかという質問を行った。
最も多かった回答は、「人との関わり方」についてのものであった。「話の聴き方や伝え方を学び意識している」「誰の意見でも平等に耳を傾けること」「人の目を見て聴く・話すことを意識している」等の回答が見られた。また「正直さ」に関する回答も多くみられ、「できないことは素直に伝える」「謝るときは謝る」などがあった。
【コミュニケーション講師のコメント】
今回のアンケート結果を振り返ると、リーダーに必要だと思う要素をビジネスパーソンの方々に選んでいただいた結果、「決断力/判断力」という回答が圧倒的に多くなりました。
これまでも、組織のトップはどうあるべきか。チームのリーダーはどうあるべきか。リーダーにはどのような要素が必要か。といったリーダー論について、様々なところで議論が交わされてきたと思います。
そして、そのリーダー論に必ずしも1つの答えがあるかというとそうではないと思いますし、リーダーとはこうあるべきだという自分なりの答えをもつことも大切だと思います。
ただその上で、「仕事はできるけど嫌われるリーダー」と「仕事ができて好かれるリーダー」という、この違いがリーダーには生まれやすいと言われています。
実はこの両者では何が違うかというと、とっている「リーダーシップのスタイル」が違う傾向にあり、仕事ができて好かれるリーダーは、「支配型リーダーシップ」ではなく「率先垂範型リーダーシップ」をとっているリーダーが多いということです。
「支配型リーダーシップ」とは、リーダーがトップダウンで指示・命令をし、部下に忠誠心を求めながら組織を動かしていきます。
「率先垂範型リーダーシップ」とは、リーダーがビジョンの共有に努め、自ら先頭に立ち模範となる活動を行い組織を動かしていきます。
この「支配型リーダーシップ」と「率先垂範型リーダーシップ」の違いを、イギリスの高級百貨店チェーン「セルフリッジ」の創業者ハリー・ゴードン・セルフリッジは「ボスとリーダーの違い」として以下のような言葉で言い表しました。
ボスは「行け」という。リーダーは「行こう」という。
つまり、ボスは自ら動かず権威によって人を動かし、リーダーは自らが率先して動くことで周囲の人を動かしていくということです。
あらためて、人によって目指すリーダー像は違くていいと思いますし、組織によって必要とされるリーダー像は違うとも思います。
その上で、周囲から尊敬されたり、信頼されたりするリーダーになるためには、権威で人を動かすのではなく、自らの姿勢で人を動かしていく率先垂範型のリーダーシップが、欠かせません。
ぜひこの機会に、自分の目指すリーダー像やリーダーシップスタイルを考えていただけたら嬉しく思います。
【コミュトレについて】
当社が運営する「コミュトレ」は、日本のビジネスパーソンのビジネスコミュニケーション能力を向上させるために設立されたコミュニケーションスクールです。目的に応じた必修項目・学習手順をすべて特定して全17種類のコースに整理し、最新の教育工学に基づく実戦トレーニングをおこなってきました。
受講生は、ビジネスシーンで通用する「伝える力」「聞く力」などのビジネススキル向上を実感しており、キャリアアップ・人間関係好転といった一定の成果につなげています。
会場トレーニング:東京・大阪・名古屋オンライントレーニング:全国
公式サイト: https://commu-training.isoroot.jp/
【調査企業概要】
社名:株式会社アイソルート
設立:1999年9月
代表:野田雄彦
事業内容:パッケージソフトの開発/コンピュータシステムの開発/ネットワーク運用管理/人材教育・コンサルティング事業
配信元企業:株式会社アイソルート
プレスリリース詳細へ
ドリームニューストップへ
以下は、調査日2021年9月26日に、当社のコミュニケーション教育サービスの講義参加者である、男女56名から回答を得たものです。
1. 回答者の年代は以下の通りです。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000246484&id=bodyimage1】
2. あなたが考えるリーダーに必要な要素は何ですか?
またその理由は何ですか?(自由記述)
以下9つの選択肢からリーダーに必要だと思う要素を3つ選択、該当項目がない場合は「その他」に自由記述を求めた。
【決断力/判断力、行動力、広い視野、器の大きさ/冷静さ、統率力/調整力、技術力/専門性、探求心/チャレンジ精神、責任感、真面目さ/実直さ】
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000246484&id=bodyimage2】
回答者56名のうち、86%にあたる48名が、「決断力/判断力」を選択した。主な選択理由としては、「最終的に判断や決断を行う責任があるのは上司であるため」「リーダーの決断の速さが仕事のスピードを左右するため」「リーダーが決断できないと組織の方向性が定まらないため」などがみられた。
続いて多かったのが、「器の大きさ/冷静さ」であり、33名が必要な要素として挙げた。選択した理由として、「器が大きい上司の方が部下も相談しやすいし安心して働ける」「部下の意見も聞いてくれるから」「感情的にならず冷静に判断できるリーダーと働きたい」等があった。
「広い視野」を選択した19人中16人は「決断力/判断力」も選択しており、「適切な判断をするためには広い視野が必要であると思うから」との理由が多くみられた。
なお、自由回答とした「その他」を選択したのは5人のみで、「優しさ」「発信力」「部下に任せられる力」という回答が見られた。
3. 過去や現在、あなたの身近にロールモデルとなるような人物はいましたか?
(上司、学生時代の教師、学校や会社の先輩、著名人、漫画の登場人物など。)
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000246484&id=bodyimage3】
「過去や現在ロールモデルとなるような人物がいたか」という質問に対して「はい」と回答したのは全体の61%にあたる34名であった。「はい」と回答した34名に対しては、「それは誰か」「なぜその人物を挙げたのか(自由記述)」という追加質問を行った。
その結果、34名のうち24名(70%)が「(過去または現在の)職場の上司や先輩」を挙げた。主な理由としては「一緒に仕事をする上で自分が成長できる相手だと思ったから」「仕事の進め方にスピードと安心感があった」「立場に関係なく話しやすく穏やかであったため」「専門知識が豊富であったから」等があった。また回答の中には「取引先等、他社の人物」(ストレスが多い職場環境でも前向きに仕事をしていたから)といったものもみられた。
その他3名が「学生時代に出会った教師」や「習い事の先生」を挙げ、7名は著名人や漫画の登場人物等をロールモデルとして挙げた。主な回答としては「鬼滅の刃の煉獄杏寿郎」(度量の広さがあり、人を見下した態度をとらないため)や「坂の上の雲の乃木将軍」(全体を率いることができるため)、また各国の女性政治家を挙げた回答も見られた。
4. 上記のようなロールモデルから学んで、ご自身が仕事やプライベートで実践していること、意識していることは何かありますか?
「過去や現在ロールモデルとなるような人物がいた」と回答した34名には、さらにその人物から学んで自身で実践していることや意識していることはあるかという質問を行った。
最も多かった回答は、「人との関わり方」についてのものであった。「話の聴き方や伝え方を学び意識している」「誰の意見でも平等に耳を傾けること」「人の目を見て聴く・話すことを意識している」等の回答が見られた。また「正直さ」に関する回答も多くみられ、「できないことは素直に伝える」「謝るときは謝る」などがあった。
【コミュニケーション講師のコメント】
今回のアンケート結果を振り返ると、リーダーに必要だと思う要素をビジネスパーソンの方々に選んでいただいた結果、「決断力/判断力」という回答が圧倒的に多くなりました。
これまでも、組織のトップはどうあるべきか。チームのリーダーはどうあるべきか。リーダーにはどのような要素が必要か。といったリーダー論について、様々なところで議論が交わされてきたと思います。
そして、そのリーダー論に必ずしも1つの答えがあるかというとそうではないと思いますし、リーダーとはこうあるべきだという自分なりの答えをもつことも大切だと思います。
ただその上で、「仕事はできるけど嫌われるリーダー」と「仕事ができて好かれるリーダー」という、この違いがリーダーには生まれやすいと言われています。
実はこの両者では何が違うかというと、とっている「リーダーシップのスタイル」が違う傾向にあり、仕事ができて好かれるリーダーは、「支配型リーダーシップ」ではなく「率先垂範型リーダーシップ」をとっているリーダーが多いということです。
「支配型リーダーシップ」とは、リーダーがトップダウンで指示・命令をし、部下に忠誠心を求めながら組織を動かしていきます。
「率先垂範型リーダーシップ」とは、リーダーがビジョンの共有に努め、自ら先頭に立ち模範となる活動を行い組織を動かしていきます。
この「支配型リーダーシップ」と「率先垂範型リーダーシップ」の違いを、イギリスの高級百貨店チェーン「セルフリッジ」の創業者ハリー・ゴードン・セルフリッジは「ボスとリーダーの違い」として以下のような言葉で言い表しました。
ボスは「行け」という。リーダーは「行こう」という。
つまり、ボスは自ら動かず権威によって人を動かし、リーダーは自らが率先して動くことで周囲の人を動かしていくということです。
あらためて、人によって目指すリーダー像は違くていいと思いますし、組織によって必要とされるリーダー像は違うとも思います。
その上で、周囲から尊敬されたり、信頼されたりするリーダーになるためには、権威で人を動かすのではなく、自らの姿勢で人を動かしていく率先垂範型のリーダーシップが、欠かせません。
ぜひこの機会に、自分の目指すリーダー像やリーダーシップスタイルを考えていただけたら嬉しく思います。
【コミュトレについて】
当社が運営する「コミュトレ」は、日本のビジネスパーソンのビジネスコミュニケーション能力を向上させるために設立されたコミュニケーションスクールです。目的に応じた必修項目・学習手順をすべて特定して全17種類のコースに整理し、最新の教育工学に基づく実戦トレーニングをおこなってきました。
受講生は、ビジネスシーンで通用する「伝える力」「聞く力」などのビジネススキル向上を実感しており、キャリアアップ・人間関係好転といった一定の成果につなげています。
会場トレーニング:東京・大阪・名古屋オンライントレーニング:全国
公式サイト: https://commu-training.isoroot.jp/
【調査企業概要】
社名:株式会社アイソルート
設立:1999年9月
代表:野田雄彦
事業内容:パッケージソフトの開発/コンピュータシステムの開発/ネットワーク運用管理/人材教育・コンサルティング事業
配信元企業:株式会社アイソルート
プレスリリース詳細へ
ドリームニューストップへ