薬剤師が100人が考えるスキルアップ。薬剤師が興味をもつ資格・スキルとは
[22/06/03]
提供元:DreamNews
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合同会社スマスタ(https://smast.co.jp/)が運営する薬剤師向け転職情報メディア<ハッピーファーマシスト>(https://smast.co.jp/happypharmacist/)は、薬剤師のスキルアップや資格取得について薬剤師100名にアンケート調査を行いました。
26%の薬剤師が今後何らかの認定・専門薬剤師資格取得を検討しており、薬剤師関連以外の資格取得を検討している薬剤師は49%でした。
薬剤師の業務が対物業務から対人業務重視へと推移していく中、薬剤師がどのようなスキルアップや資格に興味をもっているのかをお届けします。
詳細URL:https://smast.co.jp/happypharmacist/archives/3359
■調査概要
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:薬剤師100人
調査期間:2022年5月11日〜5月16日
調査エリア:全国
■調査結果サマリー
・薬剤師が考えるスキルアップしやすい薬局の1位は「薬剤師のスキルアップに前向きな薬局」で46%
・勤めている職場でスキルアップの補助がある薬剤師は57%
・職場のスキルアップ補助の最多は「eラーニング」で39%
・薬剤師が持っている資格の1位は「研修認定薬剤師」で40%
・薬剤師が興味を持っている資格・スキルの1位は「認定薬剤師・専門薬剤師」で26%
■ 薬剤師が考えるスキルアップしやすい薬局とは?
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000259684&id=bodyimage1】
※複数回答可
実際の回答は以下です。
※回答は読みやすいように一部改変しています。
1位 薬剤師のスキルアップに前向きな薬局 46%
『資格取得補助がある、また取得後も給与UPや資格手当がある薬局。』
『勉強会やスキルアップの機会や講習会などにより、薬局ぐるみで薬剤師のスキルを育てようという仕組みがある薬局。』
『会社の上層部、上司の理解がある会社。どんなに自分が勉強会に参加したい、学会に行きたい、資格を取るために時間やお金が欲しいと言っても、上の理解がなければ無理。』
2位 多くの処方箋に触れられる薬局 35%
『応需している処方科目が複数あり、たくさんの種類の医薬品に触れられる薬局ではスキルアップしやすいと思う。』
『面対応の薬局や総合病院の門前の薬局がスキルアップしやすいと思う。ただ病院ごとで使用薬剤も異なるため1か所の薬局だけでなく、数店舗経験した方がスキルアップにつながるように感じる。』
3位 対人業務に専念できる薬局 29%
『雑務等の直接売上に関係ない仕事は薬剤師以外のスタッフが行い、対人業務や点数に結びつく仕事に集中できる薬局。』
『設備投資に積極的な薬局。対人業務への時間が捻出できるし、新しい機械の知識が得られる。』
▼分析
会社が薬剤師のスキルアップを後押ししてくれる環境では、研修などを受けやすいです。
研修参加の費用補助や、研修の開催も重要。
同じ処方箋だけでは、知識が増えにくくなります。
面応需の薬局や、近隣で異動できる薬局は経験を重ねやすいでしょう。
ハード面で薬剤師の対人業務を円滑にしてくれる環境も、薬剤師のスキルアップに繋がります。
■ 薬剤師の職場にスキルアップ補助はどれくらいある?
ある:57%
ない:43%
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000259684&id=bodyimage2】
▼分析
57%の薬剤師の職場にスキルアップ補助がある反面、全く補助がない職場も少なくない結果となりました。
スキルアップしたくても、研修や登録の費用が気になって後回しになる薬剤師は少なくありません。
特に専門薬剤師資格取得には、多くの費用がかかります。
スキルアップ補助の福利厚生が充実した職場は、薬剤師がスキルアップに前向きになりやすいと言えますね。
■ 薬剤師が持っている資格とは?
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000259684&id=bodyimage3】
その他の内訳
薬剤師関連資格
/リウマチ財団登録薬剤師/日本医療薬学会専門薬剤師/日病薬病院薬学認定薬剤師/学校薬剤師/小児薬物療法認定薬剤師/生涯認定薬剤師
その他の資格
国際中医師/行政書士/介護支援専門員/英検準1級/資生堂ビューティーアドバイザー21/薬膳コーディネーター/アロマテラピー検定1級/危険物甲種取扱者/日本糖尿病療養指導士/岡山県糖尿病サポーター/不妊ピアサポーター/OTHASの女性の健康アドバイザー/ロコモゼロトレーナー/肝炎医療コーディネーター/ITパスポート/中国語検定2級/宅建士/通関士/MR認定資格/メンタルコーチ/日商簿記3級/薬膳マイスター/NLPプラクティショナー/NR・サプリメントアドバイザー
回答者の、資格取得の理由はこちら。
『専門薬剤師の取得条件となることがあり、かかりつけ薬剤師の要件にもなるので取得した。(研修認定薬剤師)』
『後任育成が薬剤師業界の発展に繋がるのと、自身の勉強になるため。(実務実習指導薬剤師)』
『以前働いていたドラッグストアでの接客・販売業務を通して、予防医学に関わる漢方や健康食品の分野は今後まだ需要が伸びると感じたため。(漢方薬・生薬認定薬剤師)』
『患者さんを生活面、食事面からもサポートしていきたいと思ったから。服薬指導に役立つと思ったから。(薬膳コーディネーター)』
▼分析
今回、薬剤師免許以外に資格を所持していた薬剤師の割合は66%でした。
最も多いのは「研修認定薬剤師」であり、かかりつけ薬剤師に必要であることからも新規取得者が増えています。
一方、研修認定薬剤師・実務実習指導薬剤師以外で、専門薬剤師や認定薬剤師資格を持っている方はかなり少ない結果です。
理由として専門・認定薬剤師資格は病院薬剤師向けのものが多く、薬局薬剤師は取得しにくいことや、研修受講の苦労や金銭面の問題が挙げられます。
■ 薬剤師が興味を持っている資格やスキルとは?
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000259684&id=bodyimage4】
※複数回答可。
その他の内訳
リウマチ財団薬剤師/ICT/医療事務/ポリファーマシー対策/腎臓の知識/美容師/あん摩整体師/
博士/鍼灸師/心理学/カウンセラー/コミニュケーションスキル/整理収納アドバイザー/OTC/緩和医療/カラーセラピー/糖尿病療養指導士/ライティング技術/レセコンの入力業務のスキル/診療報酬・調剤剤報酬に関する知識/災害支援薬剤師/コーチングスキル/薬機法管理者
▼分析
4人に1人の薬剤師が、今後何らかの認定・専門薬剤師資格取得を検討していました。
対人業務が優先される今後、薬剤師の専門性はより重要になります。
資格取得の中で、知識量や経験の向上が望まれますね。
興味を持っている資格やスキルとして、薬剤師関連以外の資格を挙げた方は、回答者の49%となりました。
一方、現時点で薬剤師関連以外の資格を持っている薬剤師は26%に留まります。
今後も生き残れる薬剤師になるため、様々な分野に目を向けようと考える方が多い結果となりました。
■所感
健康サポート薬局のシステムができたり、処方箋をオンラインで提出できるなど、患者さんが薬局を選ぶことが前提になって来ています。
選ばれる薬局、そして生き残る薬剤師になるため、スキルアップは欠かせません。
資格取得は必須ではありませんが、知識やスキル向上は常に意識したいですね。
薬剤師関連以外の資格に興味を持つ薬剤師が増える中、薬剤師の活躍の場が広がることに期待します。
記事タイトル:薬剤師が100人が考えるスキルアップ。薬局で役立つ薬剤師関連以外の資格とは
記事URL:https://smast.co.jp/happypharmacist/archives/3359
■『ハッピーファーマシスト』とは
https://smast.co.jp/happypharmacist/
『ハッピーファーマシスト』は、薬剤師向け転職情報メディアです。
薬剤師向け各種調査レポートをはじめ、薬剤師の働き方や転職情報をお届けします。
【よく読まれているページ】
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https://smast.co.jp/happypharmacist/ranking
■会社概要
会社名: 合同会社スマスタ
所在地: 愛知県犬山市犬山北別祖97−5
代表:鈴木唯史
設立:2020年3月9日
事業内容:Webコンテンツ制作
URL:https://smast.co.jp/
電話:0568-50-2690
お問い合わせ先:info@smast.co.jp
配信元企業:合同会社スマスタ
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26%の薬剤師が今後何らかの認定・専門薬剤師資格取得を検討しており、薬剤師関連以外の資格取得を検討している薬剤師は49%でした。
薬剤師の業務が対物業務から対人業務重視へと推移していく中、薬剤師がどのようなスキルアップや資格に興味をもっているのかをお届けします。
詳細URL:https://smast.co.jp/happypharmacist/archives/3359
■調査概要
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:薬剤師100人
調査期間:2022年5月11日〜5月16日
調査エリア:全国
■調査結果サマリー
・薬剤師が考えるスキルアップしやすい薬局の1位は「薬剤師のスキルアップに前向きな薬局」で46%
・勤めている職場でスキルアップの補助がある薬剤師は57%
・職場のスキルアップ補助の最多は「eラーニング」で39%
・薬剤師が持っている資格の1位は「研修認定薬剤師」で40%
・薬剤師が興味を持っている資格・スキルの1位は「認定薬剤師・専門薬剤師」で26%
■ 薬剤師が考えるスキルアップしやすい薬局とは?
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000259684&id=bodyimage1】
※複数回答可
実際の回答は以下です。
※回答は読みやすいように一部改変しています。
1位 薬剤師のスキルアップに前向きな薬局 46%
『資格取得補助がある、また取得後も給与UPや資格手当がある薬局。』
『勉強会やスキルアップの機会や講習会などにより、薬局ぐるみで薬剤師のスキルを育てようという仕組みがある薬局。』
『会社の上層部、上司の理解がある会社。どんなに自分が勉強会に参加したい、学会に行きたい、資格を取るために時間やお金が欲しいと言っても、上の理解がなければ無理。』
2位 多くの処方箋に触れられる薬局 35%
『応需している処方科目が複数あり、たくさんの種類の医薬品に触れられる薬局ではスキルアップしやすいと思う。』
『面対応の薬局や総合病院の門前の薬局がスキルアップしやすいと思う。ただ病院ごとで使用薬剤も異なるため1か所の薬局だけでなく、数店舗経験した方がスキルアップにつながるように感じる。』
3位 対人業務に専念できる薬局 29%
『雑務等の直接売上に関係ない仕事は薬剤師以外のスタッフが行い、対人業務や点数に結びつく仕事に集中できる薬局。』
『設備投資に積極的な薬局。対人業務への時間が捻出できるし、新しい機械の知識が得られる。』
▼分析
会社が薬剤師のスキルアップを後押ししてくれる環境では、研修などを受けやすいです。
研修参加の費用補助や、研修の開催も重要。
同じ処方箋だけでは、知識が増えにくくなります。
面応需の薬局や、近隣で異動できる薬局は経験を重ねやすいでしょう。
ハード面で薬剤師の対人業務を円滑にしてくれる環境も、薬剤師のスキルアップに繋がります。
■ 薬剤師の職場にスキルアップ補助はどれくらいある?
ある:57%
ない:43%
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000259684&id=bodyimage2】
▼分析
57%の薬剤師の職場にスキルアップ補助がある反面、全く補助がない職場も少なくない結果となりました。
スキルアップしたくても、研修や登録の費用が気になって後回しになる薬剤師は少なくありません。
特に専門薬剤師資格取得には、多くの費用がかかります。
スキルアップ補助の福利厚生が充実した職場は、薬剤師がスキルアップに前向きになりやすいと言えますね。
■ 薬剤師が持っている資格とは?
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000259684&id=bodyimage3】
その他の内訳
薬剤師関連資格
/リウマチ財団登録薬剤師/日本医療薬学会専門薬剤師/日病薬病院薬学認定薬剤師/学校薬剤師/小児薬物療法認定薬剤師/生涯認定薬剤師
その他の資格
国際中医師/行政書士/介護支援専門員/英検準1級/資生堂ビューティーアドバイザー21/薬膳コーディネーター/アロマテラピー検定1級/危険物甲種取扱者/日本糖尿病療養指導士/岡山県糖尿病サポーター/不妊ピアサポーター/OTHASの女性の健康アドバイザー/ロコモゼロトレーナー/肝炎医療コーディネーター/ITパスポート/中国語検定2級/宅建士/通関士/MR認定資格/メンタルコーチ/日商簿記3級/薬膳マイスター/NLPプラクティショナー/NR・サプリメントアドバイザー
回答者の、資格取得の理由はこちら。
『専門薬剤師の取得条件となることがあり、かかりつけ薬剤師の要件にもなるので取得した。(研修認定薬剤師)』
『後任育成が薬剤師業界の発展に繋がるのと、自身の勉強になるため。(実務実習指導薬剤師)』
『以前働いていたドラッグストアでの接客・販売業務を通して、予防医学に関わる漢方や健康食品の分野は今後まだ需要が伸びると感じたため。(漢方薬・生薬認定薬剤師)』
『患者さんを生活面、食事面からもサポートしていきたいと思ったから。服薬指導に役立つと思ったから。(薬膳コーディネーター)』
▼分析
今回、薬剤師免許以外に資格を所持していた薬剤師の割合は66%でした。
最も多いのは「研修認定薬剤師」であり、かかりつけ薬剤師に必要であることからも新規取得者が増えています。
一方、研修認定薬剤師・実務実習指導薬剤師以外で、専門薬剤師や認定薬剤師資格を持っている方はかなり少ない結果です。
理由として専門・認定薬剤師資格は病院薬剤師向けのものが多く、薬局薬剤師は取得しにくいことや、研修受講の苦労や金銭面の問題が挙げられます。
■ 薬剤師が興味を持っている資格やスキルとは?
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000259684&id=bodyimage4】
※複数回答可。
その他の内訳
リウマチ財団薬剤師/ICT/医療事務/ポリファーマシー対策/腎臓の知識/美容師/あん摩整体師/
博士/鍼灸師/心理学/カウンセラー/コミニュケーションスキル/整理収納アドバイザー/OTC/緩和医療/カラーセラピー/糖尿病療養指導士/ライティング技術/レセコンの入力業務のスキル/診療報酬・調剤剤報酬に関する知識/災害支援薬剤師/コーチングスキル/薬機法管理者
▼分析
4人に1人の薬剤師が、今後何らかの認定・専門薬剤師資格取得を検討していました。
対人業務が優先される今後、薬剤師の専門性はより重要になります。
資格取得の中で、知識量や経験の向上が望まれますね。
興味を持っている資格やスキルとして、薬剤師関連以外の資格を挙げた方は、回答者の49%となりました。
一方、現時点で薬剤師関連以外の資格を持っている薬剤師は26%に留まります。
今後も生き残れる薬剤師になるため、様々な分野に目を向けようと考える方が多い結果となりました。
■所感
健康サポート薬局のシステムができたり、処方箋をオンラインで提出できるなど、患者さんが薬局を選ぶことが前提になって来ています。
選ばれる薬局、そして生き残る薬剤師になるため、スキルアップは欠かせません。
資格取得は必須ではありませんが、知識やスキル向上は常に意識したいですね。
薬剤師関連以外の資格に興味を持つ薬剤師が増える中、薬剤師の活躍の場が広がることに期待します。
記事タイトル:薬剤師が100人が考えるスキルアップ。薬局で役立つ薬剤師関連以外の資格とは
記事URL:https://smast.co.jp/happypharmacist/archives/3359
■『ハッピーファーマシスト』とは
https://smast.co.jp/happypharmacist/
『ハッピーファーマシスト』は、薬剤師向け転職情報メディアです。
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会社名: 合同会社スマスタ
所在地: 愛知県犬山市犬山北別祖97−5
代表:鈴木唯史
設立:2020年3月9日
事業内容:Webコンテンツ制作
URL:https://smast.co.jp/
電話:0568-50-2690
お問い合わせ先:info@smast.co.jp
配信元企業:合同会社スマスタ
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