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薬剤師から薬学生へのアドバイス、薬剤師がもっと勉強しておけば良かったと思う教科の1位は?

合同会社スマスタ(https://smast.co.jp/)が運営する薬剤師向け転職情報メディア<ハッピーファーマシスト>(https://smast.co.jp/happypharmacist/)は、薬剤師から薬学生へのアドバイスについて薬剤師100名にアンケート調査を行いました。

「大変なのは今だけ?」
「どんな職場が良い?」
「本当にこの勉強は役に立つの?」

薬学生が感じる疑問に、薬剤師100名に回答してもらいました。
現場で働く薬剤師のリアルな声を、薬学生に向けてお伝えします。
※アンケートの回答は読みやすいように一部改変しています。

詳細URL:https://smast.co.jp/happypharmacist/pharmacy-student

■調査概要
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:薬剤師100人
調査期間:2022年7月19日〜7月22日
調査エリア:全国

■調査結果サマリー
・薬学生より薬剤師の方が大変と考える薬剤師は66%
・薬剤師の職場で最も負担が少ない職場は調剤薬局で50%
・調剤薬局の給料は学費・業務内容と見合うと考える薬剤師は36%
・ドラッグストアの給料は学費・業務内容と見合うと考える薬剤師は43%
・民間病院の給料は学費・業務内容と見合うと考える薬剤師は27%
・大学病院の給料は学費・業務内容と見合うと考える薬剤師は50%
・薬剤師が学生のうちにもっと勉強しておけばよかったと思う教科の1位は「薬理学」で35%

■ 薬学生と薬剤師。大変なのはどっち?
授業や勉強が大変だけど、友達との楽しい時間を過ごせる学生時代。
責任を伴う代わりに、お金がもらえる薬剤師。

両方を経験した現役薬剤師に、率直にどちらが大変だと感じるか伺いました。

結果はこちら。

・薬剤師:66%
・薬学生:34%



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000263207&id=bodyimage1

※複数回答可

■薬剤師の方が大変だと感じる理由

「常に新しい情報を勉強しなくてはならないこと。業務や家庭と並行して資格取得や資格維持のために自己研鑽が必要なこと。」

「テストや実習など学生時代も忙しく感じていましたが、働き始めると患者さんとのコミュニケーションや職場の人間関係など違う大変さが続きます。」

「ちょっとしたミスが患者さんの健康を害したり、話し方ひとつで患者さんを過度に心配させてしまったりと、自分の言動や行動のひとつひとつに責任が重くのしかかるため。」

■薬学生の方が大変だと感じる理由

「何も知らない学生には全く新しい知識をつける大変さがある。薬剤師となってからは知識を上書きしている感覚なので勉強面では薬剤師の方が楽。」

「試験で点を取るための勉強をしなくてはならないため。仕事では目的がが患者のため、自分を守るためになるのでモチベーションが保ちやすい。」

▼分析
学生の勉強には試験など区切りがありますが、薬剤師の勉強や自己研磨には終わりがなく、目標も自分で決めなくてはなりません。

コミュニケーション能力が必須なことや責任・緊張感が大きいことも、薬剤師の方が大変だと感じる理由として挙げられました。

学生の頃の勉強は試験期間に追われますが、薬剤師の勉強は自分のペースで進められます。

余裕を持って働けている薬剤師にとっては、薬学生時代の方が忙しかったと感じられる結果です。

■ 薬剤師の職場。最も負担が少ないのはどこ?

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000263207&id=bodyimage2

■調剤薬局 50%
「薬の種類は病院よりもはるかに少ない。特に点滴類や輸液類はないので、薬の幅が狭いのでミスも少ない。仕事もピッキング、監査、投薬、薬歴、と少ない。また、主にコミュニケーションをとるのは患者さんだけなので、そこまで負担は少ないと思うから。」

「門前の病院にもよると思うが、調剤薬局は一番調剤と患者さんに集中できる環境だと思った。ドラッグストアは意外と市販薬とサプリメント等の飲み合わせ確認が大変。」

■ドラッグストア 30%
「処方箋枚数が少なく、店舗で他の買い物をされる患者様もいるため、調剤薬局や病院と比べると時間にゆとりをもって調剤することができるため。」

「一番患者様の生死に関わる機会が少ないと思うから。薬の知識や治療法の知識も、他の職場に比べると限られる。」

■民間病院 10%
「院外処方がメインのため取り扱う品目は限られている、夜勤が無ければ仕事としてはやりやすいです。」

■大学病院 8%
「コンプライアンスがしっかりしている。金銭的利益だけを求めない職場であるため負担が軽い。」

▼分析
調剤薬局は業務の種類が少なく、調剤や服薬指導に集中しやすいという声が挙がりました。他職種との人間関係トラブルも少ない環境です。

ドラッグストアは時間や勉強に追われず、ゆとりを持って働きやすいですね。平均的に給与が高く、不満が出にくい面もあります。

ただし調剤薬局とドラッグストアの大変さは、職場個々により大きく異なります。

民間病院は取り扱う医薬品数が少なく、夜勤もないので働きやすい現場が多い傾向です。

大学病院はノルマや極端に急がされることがなく、薬剤師の人数が多いため、1人薬剤師のように心理的負担もありません。

薬局・病院実習や見学を経験する中で、自分に合う職場を見つけることはとても大切です。

■ 薬剤師の給与。学費・業務内容と見合っている?

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000263207&id=bodyimage3

※私立大学薬学部の平均学費1,200万円を考慮した感想

■調剤薬局 (見合う36%)
「調剤薬局の場合、仕事量は多すぎず少なすぎずなので、仕事量からすると給料の額面は適正だと感じる。」

「対人業務が促進されている今日、薬剤師の職能拡大につき現場は思っている以上に疲弊していると感じるため。」

■ドラッグストア (見合う43%)
「ドラッグストアの初任給は高い。今後、昇給幅は少ないと予想されるが、自分の努力によって上乗せは可能だと思うから、見合っていると思う。」

「座れずずっと動きっぱなし、お昼にお昼ごはんを食べられない。最近はコロナの検査キットや無料検査などでいろいろな人の対応に追われています。もっともっと高給だったら納得がいくかもしれません・・・。」

■民間病院 (見合う27%)
「見合うと思う。病院勤務で常勤として働いていましたが、きちんと手当がついていて、当直も別でお休みもとれていたから。勤務時間、仕事内容、人員もいてとてもコスパはよい勤め先でした。」

「病院薬剤師7年目ですが、残業がなければ手取り20万ありません。以前当直のある市立病院に勤務していた頃は、残業が月に60時間ほどあって、やっと手取り35万でした。勉強にもお金はかかりますし、奨学金があるとやはり厳しいのではないかと思います。」

■大学病院 (見合う50%)
「国家公務員等級表を基に算出される基本給に加えて、薬剤師手当てがついているため。」

「多大なストレスを抱える割には、学費は高く、給料は安い。給料は安定しているが、6年間通って資格を取得しただけの給料には見合わないと思う。」

▼分析
比較的給与に満足している人が多いのは、ドラッグストア・大学病院という結果です。
ドラッグストアは初任給が高く、大学病院は昇給幅が大きい傾向です。

調剤薬局は職場ごとに給与に幅があり、同じエリアでも年収が50万円以上違うことは珍しくありません。

自分で奨学金を返す予定の方は、中小調剤薬局など年収が高い職場への就職を検討することも大切です。

■ 薬学生の勉強。薬剤師がもっと勉強しておけば良かったと思う教科は?

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000263207&id=bodyimage4

※複数回答可

■薬理学(35%)
「薬理は大事であると思います。薬がどのように作用するのかやそれによって起こる副作用などを常に考えながら仕事をするため。」

「薬理学。薬がなぜ効くのかということはとても大事。授業でしたことばかりでなく、自分でも勉強すれば良かったと思っている。」
■薬物動態学 (23%)
「薬物動態。添付文書や、インタビューフォーム、論文などを確認するときに必要。」

「薬物動態です。1番苦手な科目が、臨床でこんなにも知識として使うなんて。」

■病態生理学 (10%)
「病態生理。薬理は学校でも結構勉強しますが、病院に就職すると疾病の知識がないとなかなか医師と話をすることは難しい。」

■調剤報酬・保険関係 (7%)
「調剤報酬関連をやっておくと、この先自分が薬剤師になった際にやるべき事がわかります。」

▼分析
薬理学は、現場で最も必要とされる知識です。

新薬について理解する際や患者さんへの服薬指導、医師や看護師に薬の説明をする際にも必要となります。

社会人になってから、薬理だけは学び直したという方も複数いました。

■所感
薬剤師になってからも大変なことは多々ありますが、その分やりがいも大きい仕事です。

薬学生時代の知識は、そのまま現場で活かせるものばかりです。
勉強したことが現場で活きるのは楽しいですよ。

将来どんな職場で働きたいか早くから考えておくと、勉強の内容が実務に繋がるイメージがつきやすくなります。モチベーションアップにもなりますね。

薬剤師に向けて頑張っている薬学生の、参考になれば幸いです!

記事タイトル:薬剤師から薬学生へのアドバイス、薬剤師がもっと勉強しておけば良かったと思う教科の1位は?
記事URL:https://smast.co.jp/happypharmacist/pharmacy-student

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■会社概要
会社名: 合同会社スマスタ
所在地: 愛知県犬山市犬山北別祖97−5
代表:鈴木唯史
設立:2020年3月9日
事業内容:Webコンテンツ制作
URL:https://smast.co.jp/
電話:0568-50-2690
お問い合わせ先:info@smast.co.jp



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