ピクニックをするように名建築の中で音楽とゆったり過ごすワンデイイベント 子どもと大人の音楽堂<大人編>音楽堂のピクニック 横浜・神奈川県立音楽堂 3/4(土)開催
[23/01/31]
提供元:DreamNews
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ピクニックをするように名建築の中で音楽とゆったり過ごすワンデイイベント
ジャズ、クラシック、ガムラン、アンビエントなヴォーカルから創作楽器のインスタレーション、さらに現代美術家/ホーメイ歌手のパフォーマンスやシテ方観世流能楽師の舞まで、世界中で活躍するさまざまな表現者のパフォーマンスを、0歳から好きな時間に出入りして楽しめるワンデイ音楽イベントがあったとしたら?
横浜に建つ神奈川県立音楽堂で開かれる 子どもと大人の音楽堂<大人編>音楽堂のピクニック が、そんな願いをかなえてくれる。
響きの美しい「木のホール」や周辺の自然環境を生かしたホワイエなど、前川國男の名建築として広く知られる神奈川県指定重要文化財の建物全体を使って、丸一日すごせる『子どもと大人の音楽堂』シリーズは、今年で第二弾となる。
今回の「音楽堂のピクニック」は、草原でピクニックをするように自由に音楽堂のあちらこちらを歩いたり、立ち止まったりしながら、現代美術家や能楽師、チェリスト、ガムラン奏者、創作楽器奏者など、クラシック音楽に限らないさまざまなジャンルで活躍するアーティストたちの音や表現に出会っていただける。
気鋭の音楽プロデューサー・Kenji“Noiz”Nakamuraと現代美術シーンで活躍する美術作家・小金沢健人がディレクターとして演出を手掛ける。キーワードは“隣の宇宙”。開館から69年にわたる歴史に想いを廻らせ、空間と音を媒介に、自然との共生、太古から現代までの時の流れ、“あの世”と“この世”が巡り微睡み解けあうイメージが展開されるとか。
開場開演の11時から約6時間、前川國男の名建築空間で彩り溢れる、音色の宇宙旅行のような時間を体感しては。
さらに夜には<ディープ大人編>と題して、60年代から活躍するミニマルミュージックの巨匠、テリー・ライリーによるスペシャルライブも18:30から同日開催される。2公演のセット券も発売とのこと。稀有な一日になりそうだ。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000274629&id=bodyimage1】
子どもと大人の音楽堂<大人編>「音楽堂のピクニック」
●日 時:2023年3月4日(土)開場開演 11:00 終演予定 16:50
●会 場:神奈川県立音楽堂(神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘9-2)
●出演者:*タイムスケジュールは公式WEB等で後日発表
山川冬樹(現代美術家/ホーメイ歌手)
鈴木ヒラク・中山晃子・淺井裕介ドローイングトリオ(映像技術:岸本智也)(ドローイングパフォーマンス)
伊藤悠貴(チェロ)
滞空時間 TAIKUH JIKANG(ガムラン、影絵ほか)
梅若紀彰(シテ方観世流能楽師)
LUCA+千葉広樹(ヴォーカル+ベース)
野木青依(マリンバ)
キンミライガッキ現代支部(マシンミュージック・パフォーマンス)
ぺのてあ(アコースティックシンセサイザー) ほか
●チケット料金(全席自由・税込)
一般:3,500円/U24(24歳以下・枚数限定):1,700円/0歳以上高校生以下:0円(枚数限定)
車椅子席:3,500円(付添席1名無料、枚数限定)
●チケット販売
一般販売:1月29日(日)
KAme先行(かながわメンバーズWEB先行販売):1月28日(土)
●チケット取扱
チケットかながわ:(WEB)https://www.kanagawa-arts.or.jp/tc
神奈川県立音楽堂、神奈川県民ホール、KAAT 神奈川芸術劇場 各所窓口
チケットぴあ:https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2300766 Pコード:235-132
イープラス:https://eplus.jp/sf/detail/3564550002
ローソンチケット:https://l-tike.com/order/?gLcode=33218 Lコード:33218
●公式WEBサイト:https://metapicnic.space/ongakudo2023/
●特設サイト:https://metapicnic.space/ongakudo2023/
●公式twitter:@Metapicnicspace
●クレジット
ディレクター:Kenji"Noiz"Nakamura、小金沢健人
ホワイエプログラムディレクター:キンミライガッキ現代支部、ぺのてあ
舞台監督:尾崎聡/音響:中原楽(Luftzug)/照明:渡辺敬之
ホワイエ空間設計・施工:坂口陽(MYG round inc.)/宣伝美術:水澤充(MYG round inc.)
制作:宮?有里/企画製作:Good Mode Teams
主催:神奈川県立音楽堂(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団)
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
協力:横浜能楽堂/横浜・紅葉ケ丘まいらん5館連携事業
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000274629&id=bodyimage2】
舞台は前川國男設計の名建築「神奈川県立音楽堂」
神奈川県立音楽堂は、1954年、日本初の本格的な公立音楽ホールとして、ル・コルビュジエに師事した日本のモダニズム建築の巨匠、前川國男の設計により建設。以来69年間、国内外の名だたる音楽家たちが名演奏をくり広げてきた。クラシックだけでなく、ジャズ、実験音楽、民族音楽からダンスまで、戦後音楽史を創ってきた場所でもある。
横浜・桜木町の港を見下ろす丘の上、背後を掃部山公園の緑や桜に抱かれて建ち、美しい音響をもつことで有名な通称「木のホール」や陽の光にあふれたホワイエなどの空間とともに、音楽ファンからも建築ファンからも愛され続けている。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000274629&id=bodyimage3】
同日開催!! 音楽堂のピクニック×ヘリテージ・コンサート〈ディープ大人編〉
テリー・ライリー スペシャルライブ Terry Riley presents Everything and Beyond
この日のサプライズがもう一つ。神奈川県立音楽堂の人気ラインナップである「音楽堂ヘリテージ・コンサート」とのコラボレーションだ。これは゛人類の至宝(ヘリテージ)”といえるアーティストたちを紹介するシリーズ。
「子どもと大人の音楽堂<大人編>音楽堂のピクニック」で“隣の宇宙”に飛び立った後は、このコラボレーションで、〈ディープ大人編〉と称するスペシャルナイトが待っている仕掛け。登場するのはミニマル・ミュージックのレジェンド、テリー・ライリーだ。
神奈川県立音楽堂とテリー・ライリーの出会いは1999年、純正調のピアノ・ソロ「THE DREAM」の本人による世界初演。2020年、2022年に開催予定だった「クロノス・クァルテット」公演では、宇宙と人類への讃歌《サン・リングズ》が日本初演されるはずだったが、コロナ禍により2度とも中止となった。しかしこの間、なんとテリー・ライリーは日本に移住を決断。独自の活動を展開していたのだ。
いま、運命の廻り合わせにより、奇跡のライブが実現する。
「音楽堂のピクニック」とのセット券も販売。ぜひ、1日を音楽堂でお過ごしいただきたい。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000274629&id=bodyimage4】
音楽堂のピクニック×ヘリテージ・コンサート〈ディープ大人編〉
テリー・ライリー スペシャルライブ Terry Riley presents Everything and Beyond
●日 時:2023年3月4日(土)開場18:00 開演18:30 終演予定19:45
●出 演:テリー・ライリー Terry Riley (キーボード、ヴォーカル、iPad、メロディカ)
宮本沙羅(キーボード、ヴォーカル、iPad、パーカッション、メロディカ、踊り)
●会 場:神奈川県立音楽堂(神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘9-2)
●チケット(全席指定・税込)
一般:4,500円/U24:2,000円(24歳以下・枚数限定)
高校生以下:0円(要事前予約、枚数限定、未就学児入場不可)
車椅子席:4,500円(付添席1名無料、枚数限定)
【3月4日音楽堂のピクニックとの2公演セット券】6,500円(一般のみ・枚数限定)
●詳細は神奈川県立音楽堂ホームページへ https://www.kanagawa-ongakudo.com/d/special2023
アーティストプロフィール
テリー・ライリ―(Terry Riley)
1935年6月24日、カリフォルニア生まれの87歳。「in C」(’64)によって、「ミニマル・ミュージックの父」として世界的に認知されているが、彼の本質は「サイケデリック」である。「You're No Good」('67)に聴かれる大胆なカットアップは、今日のループ/サンプリング的発想の原点。「A Rainbow in Curved Air」('69)は、ザ・フーの代表曲、「Baba O'Riley」をインスパイアするなどした大名盤。
'60年代、日の入りから日の出まで開催した「All-Night Concert」はレイヴ・パーティーの原型と言えよう。また、北インド音楽の巨匠Pandit Pran Nathの弟子として、'70年代初頭から'20余年に渡り世界中に同行した。横尾忠則、久石譲、ジム・ジャームッシュ等、大ファンを公言している表現者は数多い。'20年より山梨県在住。鎌倉で月一度、ラーガ教室も行っている。
宮本沙羅
1989年山梨県生。'17年のライリー来日公演スタッフとして知遇を得る。'19年7月よりライリー氏の正式な門弟としてインド古典声楽(ラーガ)を師事。600年の歴史があるカラナ流派日本人唯一の継承者となる。
同日開催!!横浜・紅葉ケ丘まいらん連携事業
神奈川県立音楽堂のある紅葉ケ丘は横浜の文化ゾーン。
横浜港を見下ろす丘の上に、前川國男の設計による県立音楽堂(Music Hall)、県立図書館(Library)、県立青少年センター(Youth Center)の三館、そして横浜能楽堂(Noh Theater)、横浜市民ギャラリー(Art Gallery)の5つの公立文化施設がある。この5つの頭文字(MYLAN=まいらん)をとり、連携して地域の魅力を発信していく取り組みが「紅葉ケ丘まいらん」と呼ばれている。
「音楽堂のピクニック」が行われる3月4日は、無料で誰でも参加できるイベントが5館で開催される。フードやドリンクの販売もある。今後詳細が発表される予定。
この機会に、ぜひ気軽に5館を巡り、紅葉ケ丘の隠れた魅力を感じてみては。
「音楽堂のピクニック」×まいらん特別プログラム
松本一哉『境界線のデバイス』
「音楽堂のピクニック×まいらん特別イベント」もある。
一つ目は神奈川県立音楽堂すぐ裏の横浜能楽堂地下の第二舞台が会場。
照明を落とした会場の中、知床の流氷の上で演奏される打楽器が氷上と氷下の環境音と混じり合った録音を行うアーティスト、松本一哉による音響空間が、サウンドインスタレーションとして1日だけ出現する。100℃から-30℃の世界へ。
フシギな音世界が体験できそう。
●日時:2023年3月4日(土)10:00〜18:30
●会場:横浜能楽堂 第二舞台(神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘27-2)
●入場無料、0歳から入場可
アーティストプロフィール
松本一哉
音楽家・サウンドアーティスト・ドラマー。打楽器奏者の経験と、環境音との音源制作で培った音を鳴らす・聴く経験を基に、環境ごとにあるモノ・造形物・自然物・身体・装置など、本来楽器では無いモノも用いて多様な音表現を行う。自身で起こす音と環境音との境界線を無くし、音に没入させる即興表現を追究している。
これまでに「水のかたち」「落ちる散る満ちる」「無常」の3作品をミニマル・アンビエントの名門レーベルSPEKKからリリース。
偶然に起こる環境音との即興による音源制作を基に、映画・映像作品・舞台公演・商業施設への楽曲制作、全都道府県演奏ツアー、コロナ禍にライブ公演を行わず人に会いに行く事を目的に企画した「人の音を聴きに行くツアー」、空間展示、サウンドインスタレーション、展示会場に滞在・生活して音を展示し続ける動態展示、今野裕一郎が主宰するパフォーマンスユニット「バストリオ」との企画や公演に参加や、2021年から北海道知床で開催されている「葦の芸術原野祭」の立ち上げから実行委委員として参加するなど、音による表現を軸に活動を展開している。 http://www.horhythm.com
「前川建築に響くサウンドインスタレーション&パフォーマンス by キンミライガッキ現代支部、ぺのてあ、野木青依」
二つ目は神奈川県立音楽堂のホワイエが会場。
ガラスと細いコンクリート柱で囲まれ、光溢れるホワイエは、前川國男の建築デザインを象徴する場所でもある。この日一日、この音楽堂のホワイエに音が溢れる。
全く新しい楽器を開発するカンパニー「キンミライガッキ現代支部」、音の発明家「ぺのてあ」、日々を彩り奏でるマリンバ奏者「野木青依」らによるパフォーマンス。そして「ぺのてあ」の小さな電車と街による楽器「電車と街の楽器」、来場者の皆さんの移動によって空間が鳴り響く仕掛け「Sea」、「キンミライガッキ」の別時空の自動演奏楽器群「タイム?マシン・シリーズ」を展示。
ホワイエの空間と作品群が溶け合い音を奏でる。
(※パフォーマンスの時間はSNS等で今後お知らせ)
●日時:2023年3月4日(土)12:00〜16:00
●会場:神奈川県立音楽堂ホワイエ(神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘9-2)
●入場無料、0歳から入場可。
※ただし客席内入場には「音楽堂のピクニック」のチケット(有料)が必要。
詳細は「紅葉ケ丘まいらん」SNSにて。
●Facebookページ:https://www.facebook.com/momijigaokamylan/
●Twitter:https://twitter.com/mylan5kan
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000274629&id=bodyimage5】
配信元企業:公益財団法人 神奈川芸術文化財団
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ジャズ、クラシック、ガムラン、アンビエントなヴォーカルから創作楽器のインスタレーション、さらに現代美術家/ホーメイ歌手のパフォーマンスやシテ方観世流能楽師の舞まで、世界中で活躍するさまざまな表現者のパフォーマンスを、0歳から好きな時間に出入りして楽しめるワンデイ音楽イベントがあったとしたら?
横浜に建つ神奈川県立音楽堂で開かれる 子どもと大人の音楽堂<大人編>音楽堂のピクニック が、そんな願いをかなえてくれる。
響きの美しい「木のホール」や周辺の自然環境を生かしたホワイエなど、前川國男の名建築として広く知られる神奈川県指定重要文化財の建物全体を使って、丸一日すごせる『子どもと大人の音楽堂』シリーズは、今年で第二弾となる。
今回の「音楽堂のピクニック」は、草原でピクニックをするように自由に音楽堂のあちらこちらを歩いたり、立ち止まったりしながら、現代美術家や能楽師、チェリスト、ガムラン奏者、創作楽器奏者など、クラシック音楽に限らないさまざまなジャンルで活躍するアーティストたちの音や表現に出会っていただける。
気鋭の音楽プロデューサー・Kenji“Noiz”Nakamuraと現代美術シーンで活躍する美術作家・小金沢健人がディレクターとして演出を手掛ける。キーワードは“隣の宇宙”。開館から69年にわたる歴史に想いを廻らせ、空間と音を媒介に、自然との共生、太古から現代までの時の流れ、“あの世”と“この世”が巡り微睡み解けあうイメージが展開されるとか。
開場開演の11時から約6時間、前川國男の名建築空間で彩り溢れる、音色の宇宙旅行のような時間を体感しては。
さらに夜には<ディープ大人編>と題して、60年代から活躍するミニマルミュージックの巨匠、テリー・ライリーによるスペシャルライブも18:30から同日開催される。2公演のセット券も発売とのこと。稀有な一日になりそうだ。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000274629&id=bodyimage1】
子どもと大人の音楽堂<大人編>「音楽堂のピクニック」
●日 時:2023年3月4日(土)開場開演 11:00 終演予定 16:50
●会 場:神奈川県立音楽堂(神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘9-2)
●出演者:*タイムスケジュールは公式WEB等で後日発表
山川冬樹(現代美術家/ホーメイ歌手)
鈴木ヒラク・中山晃子・淺井裕介ドローイングトリオ(映像技術:岸本智也)(ドローイングパフォーマンス)
伊藤悠貴(チェロ)
滞空時間 TAIKUH JIKANG(ガムラン、影絵ほか)
梅若紀彰(シテ方観世流能楽師)
LUCA+千葉広樹(ヴォーカル+ベース)
野木青依(マリンバ)
キンミライガッキ現代支部(マシンミュージック・パフォーマンス)
ぺのてあ(アコースティックシンセサイザー) ほか
●チケット料金(全席自由・税込)
一般:3,500円/U24(24歳以下・枚数限定):1,700円/0歳以上高校生以下:0円(枚数限定)
車椅子席:3,500円(付添席1名無料、枚数限定)
●チケット販売
一般販売:1月29日(日)
KAme先行(かながわメンバーズWEB先行販売):1月28日(土)
●チケット取扱
チケットかながわ:(WEB)https://www.kanagawa-arts.or.jp/tc
神奈川県立音楽堂、神奈川県民ホール、KAAT 神奈川芸術劇場 各所窓口
チケットぴあ:https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2300766 Pコード:235-132
イープラス:https://eplus.jp/sf/detail/3564550002
ローソンチケット:https://l-tike.com/order/?gLcode=33218 Lコード:33218
●公式WEBサイト:https://metapicnic.space/ongakudo2023/
●特設サイト:https://metapicnic.space/ongakudo2023/
●公式twitter:@Metapicnicspace
●クレジット
ディレクター:Kenji"Noiz"Nakamura、小金沢健人
ホワイエプログラムディレクター:キンミライガッキ現代支部、ぺのてあ
舞台監督:尾崎聡/音響:中原楽(Luftzug)/照明:渡辺敬之
ホワイエ空間設計・施工:坂口陽(MYG round inc.)/宣伝美術:水澤充(MYG round inc.)
制作:宮?有里/企画製作:Good Mode Teams
主催:神奈川県立音楽堂(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団)
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
協力:横浜能楽堂/横浜・紅葉ケ丘まいらん5館連携事業
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000274629&id=bodyimage2】
舞台は前川國男設計の名建築「神奈川県立音楽堂」
神奈川県立音楽堂は、1954年、日本初の本格的な公立音楽ホールとして、ル・コルビュジエに師事した日本のモダニズム建築の巨匠、前川國男の設計により建設。以来69年間、国内外の名だたる音楽家たちが名演奏をくり広げてきた。クラシックだけでなく、ジャズ、実験音楽、民族音楽からダンスまで、戦後音楽史を創ってきた場所でもある。
横浜・桜木町の港を見下ろす丘の上、背後を掃部山公園の緑や桜に抱かれて建ち、美しい音響をもつことで有名な通称「木のホール」や陽の光にあふれたホワイエなどの空間とともに、音楽ファンからも建築ファンからも愛され続けている。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000274629&id=bodyimage3】
同日開催!! 音楽堂のピクニック×ヘリテージ・コンサート〈ディープ大人編〉
テリー・ライリー スペシャルライブ Terry Riley presents Everything and Beyond
この日のサプライズがもう一つ。神奈川県立音楽堂の人気ラインナップである「音楽堂ヘリテージ・コンサート」とのコラボレーションだ。これは゛人類の至宝(ヘリテージ)”といえるアーティストたちを紹介するシリーズ。
「子どもと大人の音楽堂<大人編>音楽堂のピクニック」で“隣の宇宙”に飛び立った後は、このコラボレーションで、〈ディープ大人編〉と称するスペシャルナイトが待っている仕掛け。登場するのはミニマル・ミュージックのレジェンド、テリー・ライリーだ。
神奈川県立音楽堂とテリー・ライリーの出会いは1999年、純正調のピアノ・ソロ「THE DREAM」の本人による世界初演。2020年、2022年に開催予定だった「クロノス・クァルテット」公演では、宇宙と人類への讃歌《サン・リングズ》が日本初演されるはずだったが、コロナ禍により2度とも中止となった。しかしこの間、なんとテリー・ライリーは日本に移住を決断。独自の活動を展開していたのだ。
いま、運命の廻り合わせにより、奇跡のライブが実現する。
「音楽堂のピクニック」とのセット券も販売。ぜひ、1日を音楽堂でお過ごしいただきたい。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000274629&id=bodyimage4】
音楽堂のピクニック×ヘリテージ・コンサート〈ディープ大人編〉
テリー・ライリー スペシャルライブ Terry Riley presents Everything and Beyond
●日 時:2023年3月4日(土)開場18:00 開演18:30 終演予定19:45
●出 演:テリー・ライリー Terry Riley (キーボード、ヴォーカル、iPad、メロディカ)
宮本沙羅(キーボード、ヴォーカル、iPad、パーカッション、メロディカ、踊り)
●会 場:神奈川県立音楽堂(神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘9-2)
●チケット(全席指定・税込)
一般:4,500円/U24:2,000円(24歳以下・枚数限定)
高校生以下:0円(要事前予約、枚数限定、未就学児入場不可)
車椅子席:4,500円(付添席1名無料、枚数限定)
【3月4日音楽堂のピクニックとの2公演セット券】6,500円(一般のみ・枚数限定)
●詳細は神奈川県立音楽堂ホームページへ https://www.kanagawa-ongakudo.com/d/special2023
アーティストプロフィール
テリー・ライリ―(Terry Riley)
1935年6月24日、カリフォルニア生まれの87歳。「in C」(’64)によって、「ミニマル・ミュージックの父」として世界的に認知されているが、彼の本質は「サイケデリック」である。「You're No Good」('67)に聴かれる大胆なカットアップは、今日のループ/サンプリング的発想の原点。「A Rainbow in Curved Air」('69)は、ザ・フーの代表曲、「Baba O'Riley」をインスパイアするなどした大名盤。
'60年代、日の入りから日の出まで開催した「All-Night Concert」はレイヴ・パーティーの原型と言えよう。また、北インド音楽の巨匠Pandit Pran Nathの弟子として、'70年代初頭から'20余年に渡り世界中に同行した。横尾忠則、久石譲、ジム・ジャームッシュ等、大ファンを公言している表現者は数多い。'20年より山梨県在住。鎌倉で月一度、ラーガ教室も行っている。
宮本沙羅
1989年山梨県生。'17年のライリー来日公演スタッフとして知遇を得る。'19年7月よりライリー氏の正式な門弟としてインド古典声楽(ラーガ)を師事。600年の歴史があるカラナ流派日本人唯一の継承者となる。
同日開催!!横浜・紅葉ケ丘まいらん連携事業
神奈川県立音楽堂のある紅葉ケ丘は横浜の文化ゾーン。
横浜港を見下ろす丘の上に、前川國男の設計による県立音楽堂(Music Hall)、県立図書館(Library)、県立青少年センター(Youth Center)の三館、そして横浜能楽堂(Noh Theater)、横浜市民ギャラリー(Art Gallery)の5つの公立文化施設がある。この5つの頭文字(MYLAN=まいらん)をとり、連携して地域の魅力を発信していく取り組みが「紅葉ケ丘まいらん」と呼ばれている。
「音楽堂のピクニック」が行われる3月4日は、無料で誰でも参加できるイベントが5館で開催される。フードやドリンクの販売もある。今後詳細が発表される予定。
この機会に、ぜひ気軽に5館を巡り、紅葉ケ丘の隠れた魅力を感じてみては。
「音楽堂のピクニック」×まいらん特別プログラム
松本一哉『境界線のデバイス』
「音楽堂のピクニック×まいらん特別イベント」もある。
一つ目は神奈川県立音楽堂すぐ裏の横浜能楽堂地下の第二舞台が会場。
照明を落とした会場の中、知床の流氷の上で演奏される打楽器が氷上と氷下の環境音と混じり合った録音を行うアーティスト、松本一哉による音響空間が、サウンドインスタレーションとして1日だけ出現する。100℃から-30℃の世界へ。
フシギな音世界が体験できそう。
●日時:2023年3月4日(土)10:00〜18:30
●会場:横浜能楽堂 第二舞台(神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘27-2)
●入場無料、0歳から入場可
アーティストプロフィール
松本一哉
音楽家・サウンドアーティスト・ドラマー。打楽器奏者の経験と、環境音との音源制作で培った音を鳴らす・聴く経験を基に、環境ごとにあるモノ・造形物・自然物・身体・装置など、本来楽器では無いモノも用いて多様な音表現を行う。自身で起こす音と環境音との境界線を無くし、音に没入させる即興表現を追究している。
これまでに「水のかたち」「落ちる散る満ちる」「無常」の3作品をミニマル・アンビエントの名門レーベルSPEKKからリリース。
偶然に起こる環境音との即興による音源制作を基に、映画・映像作品・舞台公演・商業施設への楽曲制作、全都道府県演奏ツアー、コロナ禍にライブ公演を行わず人に会いに行く事を目的に企画した「人の音を聴きに行くツアー」、空間展示、サウンドインスタレーション、展示会場に滞在・生活して音を展示し続ける動態展示、今野裕一郎が主宰するパフォーマンスユニット「バストリオ」との企画や公演に参加や、2021年から北海道知床で開催されている「葦の芸術原野祭」の立ち上げから実行委委員として参加するなど、音による表現を軸に活動を展開している。 http://www.horhythm.com
「前川建築に響くサウンドインスタレーション&パフォーマンス by キンミライガッキ現代支部、ぺのてあ、野木青依」
二つ目は神奈川県立音楽堂のホワイエが会場。
ガラスと細いコンクリート柱で囲まれ、光溢れるホワイエは、前川國男の建築デザインを象徴する場所でもある。この日一日、この音楽堂のホワイエに音が溢れる。
全く新しい楽器を開発するカンパニー「キンミライガッキ現代支部」、音の発明家「ぺのてあ」、日々を彩り奏でるマリンバ奏者「野木青依」らによるパフォーマンス。そして「ぺのてあ」の小さな電車と街による楽器「電車と街の楽器」、来場者の皆さんの移動によって空間が鳴り響く仕掛け「Sea」、「キンミライガッキ」の別時空の自動演奏楽器群「タイム?マシン・シリーズ」を展示。
ホワイエの空間と作品群が溶け合い音を奏でる。
(※パフォーマンスの時間はSNS等で今後お知らせ)
●日時:2023年3月4日(土)12:00〜16:00
●会場:神奈川県立音楽堂ホワイエ(神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘9-2)
●入場無料、0歳から入場可。
※ただし客席内入場には「音楽堂のピクニック」のチケット(有料)が必要。
詳細は「紅葉ケ丘まいらん」SNSにて。
●Facebookページ:https://www.facebook.com/momijigaokamylan/
●Twitter:https://twitter.com/mylan5kan
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000274629&id=bodyimage5】
配信元企業:公益財団法人 神奈川芸術文化財団
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