Microchip社、コントローラとゲートドライバと通信をシングルデバイスに統合する、dsPIC(R) DSCをベースにした新しい統合型モータドライバを発表
[24/02/27]
提供元:DreamNews
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[NASDAQ: MCHP] - 省スペース化が重視されるアプリケーションに効率的なリアルタイム組み込みモータ制御システムを実装するため、Microchip Technology Incorporated(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 櫟晴彦 以下Microchip社)は本日、dsPIC(R) DSC(デジタルシグナル コントローラ)をベースにした統合型モータドライバの新しいファミリを発表しました(https://www.microchip.com/en-us/products/microcontrollers-and-microprocessors/dspic-dscs/integrated-motor-drivers?utm_source=presrelease&utm_medium=pressrelease&utm_content=mcu16&utm_campaign=mcu16-integratedmotorcontroldrivers)。これらのデバイスはdsPIC33 DSC(デジタルシグナル コントローラ)、三相MOSFETゲートドライバ、オプションのLINまたはCAN FDトランシーバを1つのパッケージに統合したものです。この統合により、モータ制御システム設計の部品点数の削減、PCB(プリント基板)面積の縮小、複雑さの低減といった大きなメリットが得られます。これらのデバイスは開発ボード、リファレンス デザイン、アプリケーション ノート、Microchip社のFOC(界磁制御)ソフトウェア開発スイート、motorBench(R)開発スイートV2.45(https://www.microchip.com/en-us/solutions/motor-control-and-drive/motorbench-development-suite?utm_source=pressrelease&utm_medium=pressrelease&utm_content=mcu16&utm_campaign=mcu16-integratedmotorcontroldrivers)でサポートされています。
「車載、コンシューマ、産業用の設計は進化しており、より高い性能と省スペース性が求められています。こうした期待に応えるためには、しばしば大型化やコスト上昇が伴います」とMicrochip社デジタルシグナル コントローラ部門担当副社長のJoe Thomsenは述べています。「dsPIC DSCを使った統合型モータドライバなら、複数のデバイス機能をシングルチップに統合する事でシステムレベルのコストと基板専有面積を削減できます」
この統合型モータドライバ デバイスは最大29 V(動作時)、40 V(過渡時)の単電源で駆動できます。dsPIC DSCの電力は内部の3.3 V LDO(低ドロップアウト)電圧レギュレータから供給されるため、デバイスに電力を供給する外部LDOは不要です。70〜100 MHzで動作するdsPIC DSCベースの統合型モータドライバは優れたCPU性能を発揮し、FOC等の先進のモータ制御アルゴリズムの導入を効率化できます。
さらに充実したMicrochip社の統合型モータドライバ ポートフォリオの詳細は、dsPIC DSCベースの統合型モータドライバ(https://www.microchip.com/en-us/products/microcontrollers-and-microprocessors/dspic-dscs/integrated-motor-drivers?utm_source=pressrelease&utm_medium=pressrelease&utm_content=mcu16&utm_campaign=mcu16-integratedmotorcontroldrivers)のウェブページをご覧ください。
開発ツール
モータ制御ソフトウェアとハードウェア開発ツールの広範なエコシステムは、設計プロセスをより早く簡単にし、お客様の市場投入までの期間を短縮します。
dsPIC33CK MCSK(モータ制御スタータキット)(https://www.microchip.com/en-us/development-tool/EV12F76A?utm_source=Press-Release&utm_medium=PressRelease&utm_content=MCU16&utm_campaign=MCU16-IntegratedMotorControlDrivers)とMCLV-48V-300W(https://www.microchip.com/en-us/development-tool/EV18H47A?utm_source=Press-Release&utm_medium=PressRelease&utm_content=MCU16&utm_campaign=MCU16-IntegratedMotorControlDrivers)は、柔軟な制御オプションでラピッド プロトタイピング ソリューションを提供する、dsPIC33をベースにした新しい2種の統合型モータドライバ開発ボードです。MCSKには、dsPIC33CK低電圧モータ制御開発ボード、24 V三相BLDCモータ、AC/DCアダプタ、USBケーブル、その他のアクセサリが含まれています。この費用対効果の高いキットは12〜48 VDC、最大連続電流10 Aで動作するモータ制御アプリケーションの迅速な試作を可能にします。MCLV-48V-300W開発ボードは、定格12〜48 VDC、各相最大RMS連続電流25 Aを供給可能な三相永久磁石式同期モータの迅速な試作を可能にします。このインバータボードは、個別のDIM(デュアル インライン モジュール)をボードに挿入して特定のdsPIC DSCまたはMCU向けに構成するという新しいモジュール式のコンセプトを採用しています。
motorBench開発スイートは無償のFOC向けソフトウェア開発用GUIツールであり、MCAF(モータ制御アプリケーション フレームワーク)を使ってモータの重要パラメータの正確な計測、フィードバック制御ゲインの自動チューニング、ソースコードの生成を行います。最新バージョンのv2.45には、ZS/MT(ゼロ速度/最大トルク)と呼ばれるパワフルな新機能が加わりました。これにより、アプリケーションにホールセンサまたは磁気センサが不要になり、起動時および低速時のモータからのトルク出力を最大化できます。ポンプ、電動工具、eモビリティ、その他多くのアプリケーションで使えます。
MPLAB(R) Discover(https://mplab-discover.microchip.com/v2/category/com.microchip.code.examples/com.microchip.matlab.project?dsl=dspic&utm_source=Press-Release&utm_medium=PressRelease&utm_content=MCU16&utm_campaign=MCU16-IntegratedMotorControlDrivers)には現在、各種モータ制御アルゴリズムおよび開発ボードをサポートするdsPICベースのMATLAB(R) Simulink(R)モデルが多数含まれています。Microchip社では、dsPIC DSCとその他のMicrochip社製MCU用のモデルから最適化済みコードを生成するために使えるSimulink向けデバイスブロックを無償で提供しています。
dsPICベースのモータ制御リファレンス デザイン(https://www.microchip.com/en-us/tools-resources/reference-designs)は車載ファン、低電圧シーリングファン、ドローン用プロペラ コントローラ等、続々と数が増えています。これらのリファレンス デザインは、各種モータ制御アプリケーションで量産にそのまま使えるソリューションを提供する事により、市場投入期間を短縮できます。ボード設計ファイルには通常、ダウンロード可能な回路図、BOM、ボード ユーザガイド、モータ制御ソースコードが含まれています。
在庫/供給状況
詳細とご購入はMicrochip社の正規代理店にお問い合わせ頂くか、Microchip社のオンラインストアのウェブサイトhttps://www.microchipdirect.comをご覧ください。
リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください。
● アプリケーション画像: https://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/53077288882/sizes/o/
● ブロック図: https://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/53078367608/sizes/l/
Microchip Technology社について:
Microchip Technology社(以下、Microchip社)はスマート、コネクテッド、セキュアな組み込み制御ソリューションのトッププロバイダです。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、リスクを低減する最適な設計を作成し、総システムコストの削減、迅速な商品化を実現できます。Microchip社は産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場でおおよそ125,000社のお客様にソリューションを提供しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト(https://www.microchip.com)をご覧ください。
詳細については、以下にお問い合わせください。
Daphne Yuen (Microchip社): daphne.yuen@microchip.com
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000294688&id=bodyimage1】
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000294688&id=bodyimage2】
配信元企業:マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社
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「車載、コンシューマ、産業用の設計は進化しており、より高い性能と省スペース性が求められています。こうした期待に応えるためには、しばしば大型化やコスト上昇が伴います」とMicrochip社デジタルシグナル コントローラ部門担当副社長のJoe Thomsenは述べています。「dsPIC DSCを使った統合型モータドライバなら、複数のデバイス機能をシングルチップに統合する事でシステムレベルのコストと基板専有面積を削減できます」
この統合型モータドライバ デバイスは最大29 V(動作時)、40 V(過渡時)の単電源で駆動できます。dsPIC DSCの電力は内部の3.3 V LDO(低ドロップアウト)電圧レギュレータから供給されるため、デバイスに電力を供給する外部LDOは不要です。70〜100 MHzで動作するdsPIC DSCベースの統合型モータドライバは優れたCPU性能を発揮し、FOC等の先進のモータ制御アルゴリズムの導入を効率化できます。
さらに充実したMicrochip社の統合型モータドライバ ポートフォリオの詳細は、dsPIC DSCベースの統合型モータドライバ(https://www.microchip.com/en-us/products/microcontrollers-and-microprocessors/dspic-dscs/integrated-motor-drivers?utm_source=pressrelease&utm_medium=pressrelease&utm_content=mcu16&utm_campaign=mcu16-integratedmotorcontroldrivers)のウェブページをご覧ください。
開発ツール
モータ制御ソフトウェアとハードウェア開発ツールの広範なエコシステムは、設計プロセスをより早く簡単にし、お客様の市場投入までの期間を短縮します。
dsPIC33CK MCSK(モータ制御スタータキット)(https://www.microchip.com/en-us/development-tool/EV12F76A?utm_source=Press-Release&utm_medium=PressRelease&utm_content=MCU16&utm_campaign=MCU16-IntegratedMotorControlDrivers)とMCLV-48V-300W(https://www.microchip.com/en-us/development-tool/EV18H47A?utm_source=Press-Release&utm_medium=PressRelease&utm_content=MCU16&utm_campaign=MCU16-IntegratedMotorControlDrivers)は、柔軟な制御オプションでラピッド プロトタイピング ソリューションを提供する、dsPIC33をベースにした新しい2種の統合型モータドライバ開発ボードです。MCSKには、dsPIC33CK低電圧モータ制御開発ボード、24 V三相BLDCモータ、AC/DCアダプタ、USBケーブル、その他のアクセサリが含まれています。この費用対効果の高いキットは12〜48 VDC、最大連続電流10 Aで動作するモータ制御アプリケーションの迅速な試作を可能にします。MCLV-48V-300W開発ボードは、定格12〜48 VDC、各相最大RMS連続電流25 Aを供給可能な三相永久磁石式同期モータの迅速な試作を可能にします。このインバータボードは、個別のDIM(デュアル インライン モジュール)をボードに挿入して特定のdsPIC DSCまたはMCU向けに構成するという新しいモジュール式のコンセプトを採用しています。
motorBench開発スイートは無償のFOC向けソフトウェア開発用GUIツールであり、MCAF(モータ制御アプリケーション フレームワーク)を使ってモータの重要パラメータの正確な計測、フィードバック制御ゲインの自動チューニング、ソースコードの生成を行います。最新バージョンのv2.45には、ZS/MT(ゼロ速度/最大トルク)と呼ばれるパワフルな新機能が加わりました。これにより、アプリケーションにホールセンサまたは磁気センサが不要になり、起動時および低速時のモータからのトルク出力を最大化できます。ポンプ、電動工具、eモビリティ、その他多くのアプリケーションで使えます。
MPLAB(R) Discover(https://mplab-discover.microchip.com/v2/category/com.microchip.code.examples/com.microchip.matlab.project?dsl=dspic&utm_source=Press-Release&utm_medium=PressRelease&utm_content=MCU16&utm_campaign=MCU16-IntegratedMotorControlDrivers)には現在、各種モータ制御アルゴリズムおよび開発ボードをサポートするdsPICベースのMATLAB(R) Simulink(R)モデルが多数含まれています。Microchip社では、dsPIC DSCとその他のMicrochip社製MCU用のモデルから最適化済みコードを生成するために使えるSimulink向けデバイスブロックを無償で提供しています。
dsPICベースのモータ制御リファレンス デザイン(https://www.microchip.com/en-us/tools-resources/reference-designs)は車載ファン、低電圧シーリングファン、ドローン用プロペラ コントローラ等、続々と数が増えています。これらのリファレンス デザインは、各種モータ制御アプリケーションで量産にそのまま使えるソリューションを提供する事により、市場投入期間を短縮できます。ボード設計ファイルには通常、ダウンロード可能な回路図、BOM、ボード ユーザガイド、モータ制御ソースコードが含まれています。
在庫/供給状況
詳細とご購入はMicrochip社の正規代理店にお問い合わせ頂くか、Microchip社のオンラインストアのウェブサイトhttps://www.microchipdirect.comをご覧ください。
リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください。
● アプリケーション画像: https://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/53077288882/sizes/o/
● ブロック図: https://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/53078367608/sizes/l/
Microchip Technology社について:
Microchip Technology社(以下、Microchip社)はスマート、コネクテッド、セキュアな組み込み制御ソリューションのトッププロバイダです。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、リスクを低減する最適な設計を作成し、総システムコストの削減、迅速な商品化を実現できます。Microchip社は産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場でおおよそ125,000社のお客様にソリューションを提供しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト(https://www.microchip.com)をご覧ください。
詳細については、以下にお問い合わせください。
Daphne Yuen (Microchip社): daphne.yuen@microchip.com
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