女性の髪のエイジング対策、キーワードは「豆乳」 肌だけでなく、髪の保湿にも有効性が高い豆乳パワー 発酵の力でさらに効果を期待!注目の「豆乳発酵液」とは
生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研(東京都渋谷区)は、乾燥・パサつきなどをはじめとした、“髪の老化”への対策法として再度注目されている「豆乳」を活用したヘアケアについて、レポートいたします。
【1】順天堂大学大学院 医学研究科 白澤卓二先生に聞く「豆乳」の美髪効果
髪の保湿対策には「豆乳」がおすすめ!豆乳が、肌だけではなく、髪にも良い理由とは・・・?
年齢とともに、髪は乾燥やパサつきを感じやすくなります。そこで、現在、再度注目されているのが「豆乳」です。「豆乳」に対して、“肌に良い”というイメージを持つ女性は多いと思いますが、順天堂大学の白澤卓二先生によると、「豆乳」は肌だけでなく、髪の保湿対策においても効果が期待できるそうです。
■髪に吸着しやすい保湿成分を多く含む「豆乳」
「豆乳」はもともと、ヒトの毛髪に存在する保湿成分の構成要素である「アミノ酸」が含まれる割合が高い素材です。また、さまざまな種類がある「アミノ酸」の中でも、「豆乳」に多く含まれる「グルタミン酸」や「アスパラギン酸」は、「髪に吸着する」「高い保水力がある」という特性を持っています。
よって、「豆乳」には、髪の乾燥・パサつきをおさえ、潤いを与える効果が期待できると言えます。
■頭皮のターンオーバー促進や、皮脂の酸化防止をサポートする働きも期待できる
さらに、豆乳には肌のターンオーバーを促進する働きがあるという実証データもあります。ターンオーバーが促進されるということは、頭皮の細胞を活性化させ、しっかりした髪を形成することにつながると言えます。また、豆乳には「抗酸化」作用があるという実証データもあります。そのため、髪の毛の成長を阻害する要因となる、皮脂の酸化を防ぐ効果も期待できます。
■豆乳を「発酵」させることで、「保湿」や「抗酸化」の働きがアップ!
また、現在ブームとなっている「発酵」を取り入れることで、「豆乳」の持つ働きはさらに高まると期待できます。実際に、豆乳よりも、豆乳を発酵させたもの(豆乳発酵液)のほうが、「アミノ酸(グルタミン酸やアスパラギン酸)」の割合が増加するという実証データもあり、より保湿力が高まります。さらに、保湿効果のある「乳酸」が生成される他、「抗酸化」の働きもより高まるという研究結果もあります。
*白澤卓二(しらさわたくじ) :順天堂大学大学院 医学研究科 加齢制御医学講座 教授
【2】エイジング・スペシャリスト 朝倉匠子氏が語る「豆乳」と「美髪」の関係
美容業界でも豆乳を使った美髪ブーム到来!
豆乳パーマ、大豆トリートメントなど、「美髪効果」に注目したサービスも・・・
また、「豆乳」と「頭髪」の関係性について、エイジング・スペシャリストの朝倉匠子氏にもお話をお伺いしました。
■豆乳パーマ、大豆トリートメントなど、「美髪効果」に着目したメニューも登場
美容室やヘアサロンの中には、すでに豆乳の働きに着目したメニューを取り入れている店舗もあります。例えば、保湿や皮脂の抑制などの効果が期待できる「大豆トリートメント」や、豆乳を髪に塗布することで、粒子の大きいトリートメントでは補修しきれなかった所までケアをしながらパーマができる「豆乳パーマ」など。この「豆乳パーマ」は、傷んだ髪の毛や、パーマのかかりづらい髪の毛を補修しながらパーマが可能ということで、髪への負担が抑えられるので、今まで傷みが気になってパーマができなかった人でもチャレンジができそうですよね。
今後も、アンチエイジングをテーマにしたヘアケア商品やサロンメニューは多数登場してくると思いますので、こうした「豆乳」の働きに着目したメニューも増えてくるかもしれません。
*朝倉匠子(あさくらしょうこ):エイジング・スペシャリスト/NPO法人アンチエイジングネットワーク理事/日本抗加齢医学会正会員
【3】一般女性300名の「髪」に関する意識・実態調査
若い女性でも、“髪の老化”は始まっている!?
発酵をさせた「豆乳発酵液」で、髪のエイジング対策が期待できる
20〜30代の女性300名を対象に「髪」に関する意識・実態調査をおこなったところ、「髪に関する悩みはありますか?」という問いには、94%が「ある」と回答しました。そこで具体的な髪の悩みを聞いたところ、最も多かった回答は「乾燥・パサつき」で、59%と約6割。「うねり」(52%)、「髪の多さ」(36%)、「切れ毛・枝毛」(32%)、「ハリ・ツヤのなさ」(30%)などを上回る結果となりました。
エイジング・スペシャリストの朝倉匠子氏によると、成人になると体内の水分量が減少しはじめ、髪も乾燥しやすくなるのだそうです。また、30代になると女性ホルモンも減少し始めるため、髪の乾燥・パサつきを感じる女性の割合はさらに増えるとのこと。髪の乾燥は、パーマやカラーなど、外的要因だけでなく、体内における水分量やホルモン量が低下することにより生じる“老化”のサインと言えます。
多くの女性の悩みであり、“老化”のサインとも言える「髪の乾燥・パサつき」を抑える効果が期待できる「豆乳」は、女性にとって、非常に嬉しい成分。朝倉氏によると、最近では、白澤先生の話にもあった、豆乳を発酵させることで、豆乳が持つ働きや体内への吸収率を高めた「豆乳発酵液」を活用したシャンプーも発売されるなど、一般家庭でも取り入れやすくなっており、今後「髪のエイジング対策」として、豆乳の美髪効果に注目する動きはますます加速していくと思われます。
【調査概要】・調査対象:20〜39歳 女性300名 ・調査期間:2012年9月10日〜12日 ・調査方法:インターネット調査
■このリリースに関するお問い合わせ■
トレンド総研 担当:山口 TEL:03-5774-8871 / FAX:03-5774-8872 / mail:info@trendsoken.com
【1】順天堂大学大学院 医学研究科 白澤卓二先生に聞く「豆乳」の美髪効果
髪の保湿対策には「豆乳」がおすすめ!豆乳が、肌だけではなく、髪にも良い理由とは・・・?
年齢とともに、髪は乾燥やパサつきを感じやすくなります。そこで、現在、再度注目されているのが「豆乳」です。「豆乳」に対して、“肌に良い”というイメージを持つ女性は多いと思いますが、順天堂大学の白澤卓二先生によると、「豆乳」は肌だけでなく、髪の保湿対策においても効果が期待できるそうです。
■髪に吸着しやすい保湿成分を多く含む「豆乳」
「豆乳」はもともと、ヒトの毛髪に存在する保湿成分の構成要素である「アミノ酸」が含まれる割合が高い素材です。また、さまざまな種類がある「アミノ酸」の中でも、「豆乳」に多く含まれる「グルタミン酸」や「アスパラギン酸」は、「髪に吸着する」「高い保水力がある」という特性を持っています。
よって、「豆乳」には、髪の乾燥・パサつきをおさえ、潤いを与える効果が期待できると言えます。
■頭皮のターンオーバー促進や、皮脂の酸化防止をサポートする働きも期待できる
さらに、豆乳には肌のターンオーバーを促進する働きがあるという実証データもあります。ターンオーバーが促進されるということは、頭皮の細胞を活性化させ、しっかりした髪を形成することにつながると言えます。また、豆乳には「抗酸化」作用があるという実証データもあります。そのため、髪の毛の成長を阻害する要因となる、皮脂の酸化を防ぐ効果も期待できます。
■豆乳を「発酵」させることで、「保湿」や「抗酸化」の働きがアップ!
また、現在ブームとなっている「発酵」を取り入れることで、「豆乳」の持つ働きはさらに高まると期待できます。実際に、豆乳よりも、豆乳を発酵させたもの(豆乳発酵液)のほうが、「アミノ酸(グルタミン酸やアスパラギン酸)」の割合が増加するという実証データもあり、より保湿力が高まります。さらに、保湿効果のある「乳酸」が生成される他、「抗酸化」の働きもより高まるという研究結果もあります。
*白澤卓二(しらさわたくじ) :順天堂大学大学院 医学研究科 加齢制御医学講座 教授
【2】エイジング・スペシャリスト 朝倉匠子氏が語る「豆乳」と「美髪」の関係
美容業界でも豆乳を使った美髪ブーム到来!
豆乳パーマ、大豆トリートメントなど、「美髪効果」に注目したサービスも・・・
また、「豆乳」と「頭髪」の関係性について、エイジング・スペシャリストの朝倉匠子氏にもお話をお伺いしました。
■豆乳パーマ、大豆トリートメントなど、「美髪効果」に着目したメニューも登場
美容室やヘアサロンの中には、すでに豆乳の働きに着目したメニューを取り入れている店舗もあります。例えば、保湿や皮脂の抑制などの効果が期待できる「大豆トリートメント」や、豆乳を髪に塗布することで、粒子の大きいトリートメントでは補修しきれなかった所までケアをしながらパーマができる「豆乳パーマ」など。この「豆乳パーマ」は、傷んだ髪の毛や、パーマのかかりづらい髪の毛を補修しながらパーマが可能ということで、髪への負担が抑えられるので、今まで傷みが気になってパーマができなかった人でもチャレンジができそうですよね。
今後も、アンチエイジングをテーマにしたヘアケア商品やサロンメニューは多数登場してくると思いますので、こうした「豆乳」の働きに着目したメニューも増えてくるかもしれません。
*朝倉匠子(あさくらしょうこ):エイジング・スペシャリスト/NPO法人アンチエイジングネットワーク理事/日本抗加齢医学会正会員
【3】一般女性300名の「髪」に関する意識・実態調査
若い女性でも、“髪の老化”は始まっている!?
発酵をさせた「豆乳発酵液」で、髪のエイジング対策が期待できる
20〜30代の女性300名を対象に「髪」に関する意識・実態調査をおこなったところ、「髪に関する悩みはありますか?」という問いには、94%が「ある」と回答しました。そこで具体的な髪の悩みを聞いたところ、最も多かった回答は「乾燥・パサつき」で、59%と約6割。「うねり」(52%)、「髪の多さ」(36%)、「切れ毛・枝毛」(32%)、「ハリ・ツヤのなさ」(30%)などを上回る結果となりました。
エイジング・スペシャリストの朝倉匠子氏によると、成人になると体内の水分量が減少しはじめ、髪も乾燥しやすくなるのだそうです。また、30代になると女性ホルモンも減少し始めるため、髪の乾燥・パサつきを感じる女性の割合はさらに増えるとのこと。髪の乾燥は、パーマやカラーなど、外的要因だけでなく、体内における水分量やホルモン量が低下することにより生じる“老化”のサインと言えます。
多くの女性の悩みであり、“老化”のサインとも言える「髪の乾燥・パサつき」を抑える効果が期待できる「豆乳」は、女性にとって、非常に嬉しい成分。朝倉氏によると、最近では、白澤先生の話にもあった、豆乳を発酵させることで、豆乳が持つ働きや体内への吸収率を高めた「豆乳発酵液」を活用したシャンプーも発売されるなど、一般家庭でも取り入れやすくなっており、今後「髪のエイジング対策」として、豆乳の美髪効果に注目する動きはますます加速していくと思われます。
【調査概要】・調査対象:20〜39歳 女性300名 ・調査期間:2012年9月10日〜12日 ・調査方法:インターネット調査
■このリリースに関するお問い合わせ■
トレンド総研 担当:山口 TEL:03-5774-8871 / FAX:03-5774-8872 / mail:info@trendsoken.com