データセンター向け空調ソリューションの学会賞ダブル受賞 〜2013年度データセンター向け事業の拡大について〜
株式会社NTTファシリティーズのIT装置用床置き型空調機「FMACS(エフマックス)*2」と、ラック型空調機「FTASCL(エフタスクル)」*3が、それぞれ2012年の「日本機械学会賞(技術)」*4と「日本冷凍空調学会賞・技術賞」*5を受賞しました。
株式会社NTTファシリティーズのデータセンター向け空調ソリューション「ACORDIS(アコーディス)」*1の中核であるIT装置用床置き型空調機「FMACS(エフマックス)*2」と、ラック型空調機「FTASCL(エフタスクル)」*3が、それぞれ2012年の「日本機械学会賞(技術)」*4と「日本冷凍空調学会賞・技術賞」*5を受賞しました。これらの受賞は、いずれも高い省エネルギー性が評価されたものです。当社は、データセンターの省エネルギーに関心が高い事業者を中心に、これら空調機の販売・設計・施工を拡大し、2013年度のデータセンター向け空調ソリューション事業の売上を、2012年度比30%増を目指します。
■データセンター向け空調ソリューションの営業拡充について
当社は、データセンター向け空調ソリューション事業の売上を、2012年度比30%増とするため、営業戦略を強化します。
1.データセンター構築・運用ノウハウの活用
・当社のデータセンター構築・運用のノウハウを活用し、空調システムの運転効率を評価します。これにより運転効率の低い 空調機を明らかにし、効率の高い当社の空調機への更改を提案します。
2.ラック型空調機FTASCL-RS/Cとアイルキャッピングのセット販売
・学会賞の受賞内容でもあるラック型空調機とアイルキャッピング*6のソリューションをセットで提案し、販売を強化します。
3.特約店による営業展開
・施工会社等と特約店のアライアンスを締結します。
・本学会賞受賞情報を積極的に活用し販売を強化します。
上記、営業展開により、今まで以上に多くのお客様へ省エネルギー性の高いデータセンター空調ソリューションをお届けします。
■FMACS:日本機械学会賞(技術)受賞
FMACS−Vシリーズの間接外気冷房型hybridが一般社団法人日本機械学会の日本機械学会賞(技術)を受賞しました。
1.受賞名
「日本機械学会賞(技術)」
2.受賞対象となった技術名
「50%の省エネルギを実現した革新的な情報通信用空調機器の開発」
3.受賞者
株式会社NTTファシリティーズ、日立アプライアンス株式会社、早稲田大学
(本空調機は、早稲田大学との共同研究成果を活用し、日立アプライアンスと共同で開発を行いました。)
4.受賞内容
本空調機は、圧縮サイクルの改善に加え,外気冷熱を有効利用するポンプサイクルを併用したこれまでにない先進的な技術を取り入れています。ポンプサイクルとは、圧縮機の代わりに、圧縮機より消費エネルギーが小さい冷媒ポンプにて冷媒を循環させる熱搬送技術です。外気温度が低い冬期等に、圧縮機を停止し、消費電力の小さいポンプで運転することで、大幅な省エネルギーを実現します。これまで困難であったポンプによる空調機の冷媒循環を、ポンプの機構や制御を新規開発することで製品化に成功しました。本空調機により、データセンター空調に関わる年間消費電力量および年間CO2発生量を、一般の電算室用空調機と比較して、最大54%削減*7することができます。
5.受賞理由
日本機械学会賞の特徴は、工学的・工業的に高いレベルを達成していることと同時に、産業や社会に対する寄与あるいはその可能性を重んじている点にあります。本技術は、審査の結果、極めて高いレベルに達していると認定されたことで受賞に至りました。(日本機械学会誌(P285、vol.116 No.1134、2013.5)より一部抜粋)
■FTASCL:日本冷凍空調学会賞・技術賞受賞
ラック型空調機FTASCL−RS/Cが公益社団法人日本冷凍空調学会の日本冷凍空調学会賞・技術賞を受賞しました。
1.受賞名
「日本冷凍空調学会賞・技術賞」
2.受賞対象となった技術名
「データセンター用ラック型空調システム」
3.受賞者
株式会社NTTファシリティーズ、日立アプライアンス株式会社
(本空調機は、日立アプライアンスと共同で開発を行いました。)
4.受賞内容
ラック型空調機FTASCL-RS/Cは、IT機器を搭載するラックと同形状の空調機です。ラック列内に設置可能な構造により、送風距離を短縮し、従来の二重床空調より送風動力を大幅に削減できます。また、年間冷房・高顕熱性能といったデータセンター空調に最適化した制御技術も搭載しており、大幅な省エネルギーを実現します。
さらに、ラック型空調機FTASCL-RS/Cの高効率構造・制御とアイルキャッピング併用の気流適正化を行うことにより、空調消費電力を58%削減することができます。
5.受賞理由
優れた省エネルギー性に加え、信頼性・安全性・サービス性向上の技術についても、重要な社会インフラを支えるファシリティー技術として意義が大きいものと評価されました。
■今後の展開
NTTファシリティーズでは、FMACSシリーズ、FTASCLシリーズなどの空調機製品、気流設計技術、空調システム施工技術、空調監視・保守などを総合したデータセンター向け空調ソリューション「ACORDIS(アコーディス)」(2006年日本建築学会賞技術賞受賞)をお客様に提供しています。今回の受賞は、高い省エネルギーが評価されたものです。イニシャルコストだけではなく、ライフサイクルコスト及び環境性を重視する全てのお客様に満足いただけるよう、今後も高品質な空調システムを提供し続けます。2013年度は、データセンターの省エネルギーに関心が高い事業者を中心に、これら空調機の販売・設計・施工を拡大し、データセンター向け事業の売上を、2012年度比30%増を目指します。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社NTTファシリティーズ 広報室
TEL:03-5444-5112
株式会社NTTファシリティーズのデータセンター向け空調ソリューション「ACORDIS(アコーディス)」*1の中核であるIT装置用床置き型空調機「FMACS(エフマックス)*2」と、ラック型空調機「FTASCL(エフタスクル)」*3が、それぞれ2012年の「日本機械学会賞(技術)」*4と「日本冷凍空調学会賞・技術賞」*5を受賞しました。これらの受賞は、いずれも高い省エネルギー性が評価されたものです。当社は、データセンターの省エネルギーに関心が高い事業者を中心に、これら空調機の販売・設計・施工を拡大し、2013年度のデータセンター向け空調ソリューション事業の売上を、2012年度比30%増を目指します。
■データセンター向け空調ソリューションの営業拡充について
当社は、データセンター向け空調ソリューション事業の売上を、2012年度比30%増とするため、営業戦略を強化します。
1.データセンター構築・運用ノウハウの活用
・当社のデータセンター構築・運用のノウハウを活用し、空調システムの運転効率を評価します。これにより運転効率の低い 空調機を明らかにし、効率の高い当社の空調機への更改を提案します。
2.ラック型空調機FTASCL-RS/Cとアイルキャッピングのセット販売
・学会賞の受賞内容でもあるラック型空調機とアイルキャッピング*6のソリューションをセットで提案し、販売を強化します。
3.特約店による営業展開
・施工会社等と特約店のアライアンスを締結します。
・本学会賞受賞情報を積極的に活用し販売を強化します。
上記、営業展開により、今まで以上に多くのお客様へ省エネルギー性の高いデータセンター空調ソリューションをお届けします。
■FMACS:日本機械学会賞(技術)受賞
FMACS−Vシリーズの間接外気冷房型hybridが一般社団法人日本機械学会の日本機械学会賞(技術)を受賞しました。
1.受賞名
「日本機械学会賞(技術)」
2.受賞対象となった技術名
「50%の省エネルギを実現した革新的な情報通信用空調機器の開発」
3.受賞者
株式会社NTTファシリティーズ、日立アプライアンス株式会社、早稲田大学
(本空調機は、早稲田大学との共同研究成果を活用し、日立アプライアンスと共同で開発を行いました。)
4.受賞内容
本空調機は、圧縮サイクルの改善に加え,外気冷熱を有効利用するポンプサイクルを併用したこれまでにない先進的な技術を取り入れています。ポンプサイクルとは、圧縮機の代わりに、圧縮機より消費エネルギーが小さい冷媒ポンプにて冷媒を循環させる熱搬送技術です。外気温度が低い冬期等に、圧縮機を停止し、消費電力の小さいポンプで運転することで、大幅な省エネルギーを実現します。これまで困難であったポンプによる空調機の冷媒循環を、ポンプの機構や制御を新規開発することで製品化に成功しました。本空調機により、データセンター空調に関わる年間消費電力量および年間CO2発生量を、一般の電算室用空調機と比較して、最大54%削減*7することができます。
5.受賞理由
日本機械学会賞の特徴は、工学的・工業的に高いレベルを達成していることと同時に、産業や社会に対する寄与あるいはその可能性を重んじている点にあります。本技術は、審査の結果、極めて高いレベルに達していると認定されたことで受賞に至りました。(日本機械学会誌(P285、vol.116 No.1134、2013.5)より一部抜粋)
■FTASCL:日本冷凍空調学会賞・技術賞受賞
ラック型空調機FTASCL−RS/Cが公益社団法人日本冷凍空調学会の日本冷凍空調学会賞・技術賞を受賞しました。
1.受賞名
「日本冷凍空調学会賞・技術賞」
2.受賞対象となった技術名
「データセンター用ラック型空調システム」
3.受賞者
株式会社NTTファシリティーズ、日立アプライアンス株式会社
(本空調機は、日立アプライアンスと共同で開発を行いました。)
4.受賞内容
ラック型空調機FTASCL-RS/Cは、IT機器を搭載するラックと同形状の空調機です。ラック列内に設置可能な構造により、送風距離を短縮し、従来の二重床空調より送風動力を大幅に削減できます。また、年間冷房・高顕熱性能といったデータセンター空調に最適化した制御技術も搭載しており、大幅な省エネルギーを実現します。
さらに、ラック型空調機FTASCL-RS/Cの高効率構造・制御とアイルキャッピング併用の気流適正化を行うことにより、空調消費電力を58%削減することができます。
5.受賞理由
優れた省エネルギー性に加え、信頼性・安全性・サービス性向上の技術についても、重要な社会インフラを支えるファシリティー技術として意義が大きいものと評価されました。
■今後の展開
NTTファシリティーズでは、FMACSシリーズ、FTASCLシリーズなどの空調機製品、気流設計技術、空調システム施工技術、空調監視・保守などを総合したデータセンター向け空調ソリューション「ACORDIS(アコーディス)」(2006年日本建築学会賞技術賞受賞)をお客様に提供しています。今回の受賞は、高い省エネルギーが評価されたものです。イニシャルコストだけではなく、ライフサイクルコスト及び環境性を重視する全てのお客様に満足いただけるよう、今後も高品質な空調システムを提供し続けます。2013年度は、データセンターの省エネルギーに関心が高い事業者を中心に、これら空調機の販売・設計・施工を拡大し、データセンター向け事業の売上を、2012年度比30%増を目指します。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社NTTファシリティーズ 広報室
TEL:03-5444-5112