ハネウェル、プラントコントロールルームの将来を形作る最新技術を発表、サイバーセキュリティーとコラボレーションを強化する新技術
ハネウェルは、豪パースで開催したユーザーイベント「ハネウェル・ユーザーズ・グループ(HUG)アジアパシフィック・シンポジウム 2013」において、これまでのコントロールルームを一新する各種技術を発表しました。
[豪パース] - 2013年9月5日 - ハネウェル (NYSE:HON) は、豪パースで開催したユーザーイベント『ハネウェル・ユーザーズ・グループ(HUG)アジアパシフィック・シンポジウム 2013』において、これまでのコントロールルームを一新する各種技術を発表しました。
このたびのHUG 2013では、産業プラントの制御システムにおけるサイバーセキュリティー対策に優れた管理機能を付与する「Cyber Security Dashboard(サイバーセキュリティー・ダッシュボード)」、性能を拡充した「Experion Collaboration Station(エクスペリオン・コラボレーション・ステーション)」と、「Premium Platform for Experion Virtualization Solutions(エクスペリオン仮想化ソリューション向けプレミアム・プラットフォーム)」の最新バージョンが紹介されました。
さらに、これらに加えて、Experion Process Knowledge System (PKS) Orion(エクスペリオン・プロセスナレッジ・システム「オリオン」)プラットフォームに向けた未来型コンソール「Experion Orion Console(エクスペリオン・オリオン・コンソール)」を事前公開しました。本コンソールは、大型ディスプレイと新たな警告表示を特徴とする人間工学に基づいた設計によってオペレーターの負担軽減に貢献します。現場オペレーターの意見に基づいて設計された Experion Orion Console は、シチュエーション・アウェアネス(状況認識)の向上と併せて、オペレーターに優れた移動性を提供します。本プラットフォームの新バージョンおよびコンソールの提供開始は2014年を予定しています。
ハネウェル・プロセス・ソリューションズ、最高技術責任者のジェイソン・ウルソは、「様々な意味で、将来のコントロールルームはこれまでの様に決められた場所に収まるものでは無くなることでしょう。こうしたコンセプトは、コントロールルーム機能を現場にまで拡張可能な ワイヤレスなどの技術によって実現されます。同時に、こうした通信接続環境の進展によって、Cyber Security Dashboard のようなサイバーセキュリティー管理システムや Experion Collaboration Station のようなコラボレーション(連携)ソリューションに対するニーズが高まることが予想されます。これらの当社ソリューションは、相互補完的にプラントの安全性、信頼性、効率性と持続可能性を向上します。」とコメントしました。
これらすべてのソリューションは、コントロールルーム従事者の迅速な運転状態認識に寄与します。
Cyber Security Dashboard(サイバー・セキュリティー・ダッシュボード):
Cyber Security Dashboard は、オープンシステムへの対応が進む産業分野において、オートメーションシステムのサイバーセキュリティー要件を最新状態に更新および維持する作業を簡素化します。本ダッシュボードはすべてのデータを1つのビューに統合することで可視性を向上している上、簡単な操作で画像、トレンド、書類やアプリケーションなどの詳細情報にアクセスできます。またアドバンスト解析ではアラートのカスタマイズが可能なため、アンチウイルス保護や管理用パッチのほか、サイバー/ネットワークセキュリティーに関連する各種タスクへの対応を作業者に通知することができます。Cyber Security Dashboard は2014年初頭の全世界リリースを予定しています。
Experion Collaboration Station(エクスペリオン・コラボレーション・ステーション):
Experion Collaboration Station は、複数運転拠点の稼働状況を共通ビュー上に表示するため、日常業務および緊急事態のいずれの場合においても迅速な対応が可能になります。これにより各プラントは、異なる場所にある集中制御やフィールド制御、およびオペレーション専門家と迅速にコミュニケーションを確立することができます。特に本ツールは、オフショア石油・ガス施設やパイプライン、中央コントロールルームを持つ大規模製油所といった分散型生産施設に適しています。
Premium Platform for Experion Virtualization Solutions(エクスペリオン仮想化ソリューション向けプレミアム・プラットフォーム):
ブレードサーバー技術を活用したハネウェルの Premium Platform は、お客様の制御アプリケーション用にカスタマイズ可能なターンキー型の仮想化ソリューションです。この新たなソリューションは、類似の仮想化サーバープラットフォームに比べ、設置時間を最大90%短縮し、エネルギー節減効果を最大40%増加させると共に、22%のさらなる高密度化を実現します。加えて本プラットフォームは耐用期間が長く、省スペースへの設置が可能で、遠隔管理機能を備えている上、事前構成済みのため短時間での設置が可能です。
ハネウェル・ユーザーズ・グループ(HUG)アジアパシフィック・シンポジウムで発表された新技術や製品・サービスについての詳細は、当社ウェブサイト http://www.honeywellprocess.com をご覧ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:ハネウェルジャパン株式会社
TEL:03-6730-7127
FAX:03-6730-7228
[豪パース] - 2013年9月5日 - ハネウェル (NYSE:HON) は、豪パースで開催したユーザーイベント『ハネウェル・ユーザーズ・グループ(HUG)アジアパシフィック・シンポジウム 2013』において、これまでのコントロールルームを一新する各種技術を発表しました。
このたびのHUG 2013では、産業プラントの制御システムにおけるサイバーセキュリティー対策に優れた管理機能を付与する「Cyber Security Dashboard(サイバーセキュリティー・ダッシュボード)」、性能を拡充した「Experion Collaboration Station(エクスペリオン・コラボレーション・ステーション)」と、「Premium Platform for Experion Virtualization Solutions(エクスペリオン仮想化ソリューション向けプレミアム・プラットフォーム)」の最新バージョンが紹介されました。
さらに、これらに加えて、Experion Process Knowledge System (PKS) Orion(エクスペリオン・プロセスナレッジ・システム「オリオン」)プラットフォームに向けた未来型コンソール「Experion Orion Console(エクスペリオン・オリオン・コンソール)」を事前公開しました。本コンソールは、大型ディスプレイと新たな警告表示を特徴とする人間工学に基づいた設計によってオペレーターの負担軽減に貢献します。現場オペレーターの意見に基づいて設計された Experion Orion Console は、シチュエーション・アウェアネス(状況認識)の向上と併せて、オペレーターに優れた移動性を提供します。本プラットフォームの新バージョンおよびコンソールの提供開始は2014年を予定しています。
ハネウェル・プロセス・ソリューションズ、最高技術責任者のジェイソン・ウルソは、「様々な意味で、将来のコントロールルームはこれまでの様に決められた場所に収まるものでは無くなることでしょう。こうしたコンセプトは、コントロールルーム機能を現場にまで拡張可能な ワイヤレスなどの技術によって実現されます。同時に、こうした通信接続環境の進展によって、Cyber Security Dashboard のようなサイバーセキュリティー管理システムや Experion Collaboration Station のようなコラボレーション(連携)ソリューションに対するニーズが高まることが予想されます。これらの当社ソリューションは、相互補完的にプラントの安全性、信頼性、効率性と持続可能性を向上します。」とコメントしました。
これらすべてのソリューションは、コントロールルーム従事者の迅速な運転状態認識に寄与します。
Cyber Security Dashboard(サイバー・セキュリティー・ダッシュボード):
Cyber Security Dashboard は、オープンシステムへの対応が進む産業分野において、オートメーションシステムのサイバーセキュリティー要件を最新状態に更新および維持する作業を簡素化します。本ダッシュボードはすべてのデータを1つのビューに統合することで可視性を向上している上、簡単な操作で画像、トレンド、書類やアプリケーションなどの詳細情報にアクセスできます。またアドバンスト解析ではアラートのカスタマイズが可能なため、アンチウイルス保護や管理用パッチのほか、サイバー/ネットワークセキュリティーに関連する各種タスクへの対応を作業者に通知することができます。Cyber Security Dashboard は2014年初頭の全世界リリースを予定しています。
Experion Collaboration Station(エクスペリオン・コラボレーション・ステーション):
Experion Collaboration Station は、複数運転拠点の稼働状況を共通ビュー上に表示するため、日常業務および緊急事態のいずれの場合においても迅速な対応が可能になります。これにより各プラントは、異なる場所にある集中制御やフィールド制御、およびオペレーション専門家と迅速にコミュニケーションを確立することができます。特に本ツールは、オフショア石油・ガス施設やパイプライン、中央コントロールルームを持つ大規模製油所といった分散型生産施設に適しています。
Premium Platform for Experion Virtualization Solutions(エクスペリオン仮想化ソリューション向けプレミアム・プラットフォーム):
ブレードサーバー技術を活用したハネウェルの Premium Platform は、お客様の制御アプリケーション用にカスタマイズ可能なターンキー型の仮想化ソリューションです。この新たなソリューションは、類似の仮想化サーバープラットフォームに比べ、設置時間を最大90%短縮し、エネルギー節減効果を最大40%増加させると共に、22%のさらなる高密度化を実現します。加えて本プラットフォームは耐用期間が長く、省スペースへの設置が可能で、遠隔管理機能を備えている上、事前構成済みのため短時間での設置が可能です。
ハネウェル・ユーザーズ・グループ(HUG)アジアパシフィック・シンポジウムで発表された新技術や製品・サービスについての詳細は、当社ウェブサイト http://www.honeywellprocess.com をご覧ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:ハネウェルジャパン株式会社
TEL:03-6730-7127
FAX:03-6730-7228