ネルソン松原「生きるためのサッカー」出版のご案内
日本に”ブラジル・サッカー”を伝授し、日本代表やJリーガーを含む数多くの選手を育成した、日系ブラジル人二世のサッカー指導者による、はじめての自叙伝。W杯開催年に贈る本格派サッカー・ノンフィクション!帯には漫画『キャプテン翼』の登場人物、日系ブラジル人の元サッカー選手ロベルト本郷のコメントも!!
ぼくの行き先はボールが決める。
ボールが転がり着いたところが、ぼくの生きる場所なんだ。
――本書より
2014年サッカーワールドカップ・ブラジル大会開催年に贈る本格派サッカー・ノンフィクション!
日本に”ブラジル・サッカー”を伝授し、日本代表やJリーガーを含む数多くの選手を育成した、日系ブラジル人二世のサッカー指導者による、はじめての自叙伝。
※帯には漫画『キャプテン翼』の登場人物、日系ブラジル人の元サッカー選手ロベルト本郷のコメントが入っています。
◆書籍情報◆
『生きるためのサッカー ??ブラジル、札幌、神戸 転がるボールを追いかけて』
[著者]ネルソン松原(サッカー指導者、元ヴィッセル神戸ユース監督)
[取材・構成]松本創(ノンフィクションライター、140B)
[取材・解説]小笠原博毅(スポーツ文化研究者、神戸大学准教授)
[本体]1800円+税 [判型]四六判240頁 並製 [ISBN]978-4-907473-04-4 C0095
※2014年W杯ブラジル大会開催年に贈る本格派サッカー・ノンフィクション!
◆帯コメント◆
「サッカーは自由だ。そう、生きることと同じように。」
――ロベルト本郷(『キャプテン翼』の登場人物、日系ブラジル人の元サッカー選手)
「この自伝には心(コラサォン)がある。ブラジルの、ボールの、流転の心が。」
――今福龍太(批評家・文化人類学者)
◆内容紹介◆
・ 日本に”ブラジル・サッカー”を伝授し、日本代表やJリーガーを含む数多くの選手を育成した、日系ブラジル人二世のサッカー指導者による、はじめての自叙伝。教え子には、元日本代表・京都サンガFCの山瀬巧治、元セレッソ大阪の山橋貴史ら。
・ 「生きるためのサッカー」を伝えるというプライドと信念を貫き、母国ブラジルとのサッカー文化の違いや、クラブチームの経営不振・阪神淡路大震災などさまざまな人生の難局を乗り越えてゆく。転がるボールを追いかけて、二つの国を生き抜いた”不屈”の男の感動秘話。
・ 日本で最初のブラジル人サッカー留学生として札幌大学に留学。またセルジオ越後、ラモス瑠偉らとともに、日本にフットサルを紹介した立役者としても知られる著者が語る、ブラジル・日本サッカー交流史をめぐる貴重な証言を多数収録。
・ 「指導者」とはどうあるべきかを、一貫して青少年のサッカー指導に取り組んできた著者が豊富な実体験にもとづいて語る本書は、今日の「スポーツ教育」のあり方を考えるのに最適。また、日本からブラジルへの移民の歴史に関する記述や資料も充実しており、スポーツ教育や国際教育の現場でもテキストとして使用できる内容を持つ。
◆目次◆
序文 転がるボールを追いかけて
第1章はじまりのサッカー──サンパウロ
第2章家族の中の移民史
第3章ブラジルから来た留学生──札幌
第4章ぼくはやっぱりサッカーをやりたい
第5章指導者という生き方──札幌〜倉敷
第6章傷つき、立ち上がる街で──神戸
第7章生きるためのサッカー──二つの国を生きて
関連年表
解説=小笠原博毅
◆本文引用◆
だけど、後悔はしていない。
ぼくの行き先はボールが決める。
ボールが転がり着いたところが、ぼくの生きる場所なんだ。
――本書より
フィールドの上をボールが転がる。それを追いかけてゴールを目指す。サッカーはとてもシンプルなゲームだ。
そのボールは何でできてる? 牛の革だ。フィールドには何が生えてる? 緑の芝だ。だからボールを転がせ。大地をゆく牛が、草を食べるように。パスはフィールドを這わせろ。それが自然だ。サッカーとはそういうものなんだ─。
ブラジルにいた若い頃、そんなたとえ話を聞いたことがある。どこでだれに聞いたかは忘れてしまったけれど、なるほどサッカーの原点を語っている。ぼくは深く納得して、胸に刻んだ。世界にはいろんなスタイルのサッカーがあるけれど、ぼくの理想はそこにある。サッカーを人に教えるようになってからも、よくこの言葉を口にする。
――本書より
◆プロフィール◆
著者 ネルソン松原(ねるそん・まつばら)
サッカー指導者。1951 年ブラジル・パラナ州ロンドリーナ生まれ。2 歳の時にサンパウロに移る。1973年から75年、日本ではじめてのブラジル人サッカー留学生として札幌大学に留学。この間、フットサルの普及活動やルールブックの翻訳にも携わる。ブラジルに帰国しサント・アンドレ体育大学を卒業後、スポーツ関連の仕事に就く。1988年に札幌のサッカー指導者として再来日。その後、川崎製鉄サッカー部ヘッドコーチ、ヴィッセル神戸ユースコーチおよび監督を歴任。サッカー日本代表やJリーガーを含む数多くの選手を育成した。現在は、神戸スポーツアカデミーで市民にサッカーやフットサルを指導するかたわら、NPO法人・関西ブラジル人コミュニティのスタッフもつとめる。
取材・構成 松本創(まつもと・はじむ)
1970年、大阪府生まれ。フリーランスのノンフィクションライター・編集者。元神戸新聞記者。関西を拠点に、政治・行政、都市、文化などをテーマに取材し、人物ルポやインタビューなどを執筆。おもな著作に、『ふたつの震災 [1・17]の神戸から[3・11]の東北へ』(西岡健介との共著、講談社)
取材・解説 小笠原博毅(おがさわら・ひろき)
1968年生まれ。ロンドン大学ゴールドスミス校社会学部博士課程修了。社会学PhD。研究テーマはスポーツにおける移動と人種差別の文化。共編著に『サッカーの詩学と政治学』(人文書院、2006)、編著に『黒い大西洋と知識人の現在』(松籟社、2009)など。現在神戸大学大学院国際文化学研究科教員。
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:豊島オリヴアルス株式会社
担当者名:大塚一歩
TEL:0879-62-9889
Email:pr@teshima-olivears.com
ぼくの行き先はボールが決める。
ボールが転がり着いたところが、ぼくの生きる場所なんだ。
――本書より
2014年サッカーワールドカップ・ブラジル大会開催年に贈る本格派サッカー・ノンフィクション!
日本に”ブラジル・サッカー”を伝授し、日本代表やJリーガーを含む数多くの選手を育成した、日系ブラジル人二世のサッカー指導者による、はじめての自叙伝。
※帯には漫画『キャプテン翼』の登場人物、日系ブラジル人の元サッカー選手ロベルト本郷のコメントが入っています。
◆書籍情報◆
『生きるためのサッカー ??ブラジル、札幌、神戸 転がるボールを追いかけて』
[著者]ネルソン松原(サッカー指導者、元ヴィッセル神戸ユース監督)
[取材・構成]松本創(ノンフィクションライター、140B)
[取材・解説]小笠原博毅(スポーツ文化研究者、神戸大学准教授)
[本体]1800円+税 [判型]四六判240頁 並製 [ISBN]978-4-907473-04-4 C0095
※2014年W杯ブラジル大会開催年に贈る本格派サッカー・ノンフィクション!
◆帯コメント◆
「サッカーは自由だ。そう、生きることと同じように。」
――ロベルト本郷(『キャプテン翼』の登場人物、日系ブラジル人の元サッカー選手)
「この自伝には心(コラサォン)がある。ブラジルの、ボールの、流転の心が。」
――今福龍太(批評家・文化人類学者)
◆内容紹介◆
・ 日本に”ブラジル・サッカー”を伝授し、日本代表やJリーガーを含む数多くの選手を育成した、日系ブラジル人二世のサッカー指導者による、はじめての自叙伝。教え子には、元日本代表・京都サンガFCの山瀬巧治、元セレッソ大阪の山橋貴史ら。
・ 「生きるためのサッカー」を伝えるというプライドと信念を貫き、母国ブラジルとのサッカー文化の違いや、クラブチームの経営不振・阪神淡路大震災などさまざまな人生の難局を乗り越えてゆく。転がるボールを追いかけて、二つの国を生き抜いた”不屈”の男の感動秘話。
・ 日本で最初のブラジル人サッカー留学生として札幌大学に留学。またセルジオ越後、ラモス瑠偉らとともに、日本にフットサルを紹介した立役者としても知られる著者が語る、ブラジル・日本サッカー交流史をめぐる貴重な証言を多数収録。
・ 「指導者」とはどうあるべきかを、一貫して青少年のサッカー指導に取り組んできた著者が豊富な実体験にもとづいて語る本書は、今日の「スポーツ教育」のあり方を考えるのに最適。また、日本からブラジルへの移民の歴史に関する記述や資料も充実しており、スポーツ教育や国際教育の現場でもテキストとして使用できる内容を持つ。
◆目次◆
序文 転がるボールを追いかけて
第1章はじまりのサッカー──サンパウロ
第2章家族の中の移民史
第3章ブラジルから来た留学生──札幌
第4章ぼくはやっぱりサッカーをやりたい
第5章指導者という生き方──札幌〜倉敷
第6章傷つき、立ち上がる街で──神戸
第7章生きるためのサッカー──二つの国を生きて
関連年表
解説=小笠原博毅
◆本文引用◆
だけど、後悔はしていない。
ぼくの行き先はボールが決める。
ボールが転がり着いたところが、ぼくの生きる場所なんだ。
――本書より
フィールドの上をボールが転がる。それを追いかけてゴールを目指す。サッカーはとてもシンプルなゲームだ。
そのボールは何でできてる? 牛の革だ。フィールドには何が生えてる? 緑の芝だ。だからボールを転がせ。大地をゆく牛が、草を食べるように。パスはフィールドを這わせろ。それが自然だ。サッカーとはそういうものなんだ─。
ブラジルにいた若い頃、そんなたとえ話を聞いたことがある。どこでだれに聞いたかは忘れてしまったけれど、なるほどサッカーの原点を語っている。ぼくは深く納得して、胸に刻んだ。世界にはいろんなスタイルのサッカーがあるけれど、ぼくの理想はそこにある。サッカーを人に教えるようになってからも、よくこの言葉を口にする。
――本書より
◆プロフィール◆
著者 ネルソン松原(ねるそん・まつばら)
サッカー指導者。1951 年ブラジル・パラナ州ロンドリーナ生まれ。2 歳の時にサンパウロに移る。1973年から75年、日本ではじめてのブラジル人サッカー留学生として札幌大学に留学。この間、フットサルの普及活動やルールブックの翻訳にも携わる。ブラジルに帰国しサント・アンドレ体育大学を卒業後、スポーツ関連の仕事に就く。1988年に札幌のサッカー指導者として再来日。その後、川崎製鉄サッカー部ヘッドコーチ、ヴィッセル神戸ユースコーチおよび監督を歴任。サッカー日本代表やJリーガーを含む数多くの選手を育成した。現在は、神戸スポーツアカデミーで市民にサッカーやフットサルを指導するかたわら、NPO法人・関西ブラジル人コミュニティのスタッフもつとめる。
取材・構成 松本創(まつもと・はじむ)
1970年、大阪府生まれ。フリーランスのノンフィクションライター・編集者。元神戸新聞記者。関西を拠点に、政治・行政、都市、文化などをテーマに取材し、人物ルポやインタビューなどを執筆。おもな著作に、『ふたつの震災 [1・17]の神戸から[3・11]の東北へ』(西岡健介との共著、講談社)
取材・解説 小笠原博毅(おがさわら・ひろき)
1968年生まれ。ロンドン大学ゴールドスミス校社会学部博士課程修了。社会学PhD。研究テーマはスポーツにおける移動と人種差別の文化。共編著に『サッカーの詩学と政治学』(人文書院、2006)、編著に『黒い大西洋と知識人の現在』(松籟社、2009)など。現在神戸大学大学院国際文化学研究科教員。
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:豊島オリヴアルス株式会社
担当者名:大塚一歩
TEL:0879-62-9889
Email:pr@teshima-olivears.com