株式会社トレック、デイケアの送迎スケジュール自動立案サービス「うぇるなび」の提供を開始
株式会社トレックは、高齢者通所介護向けの、送迎スケジュール自動立案サービス「うぇるなび」の提供を開始しました。通所介護の送迎は、効率とお客様の要望の2つの要素を考慮してスケジュールを組む必要があり、熟練の職員にも負担の大きい作業です。「うぇるなび」は、この作業の自動化による業務効率改善を実現します。
2014年6月17日、株式会社トレック(本社:宮城県仙台市青葉区)は、高齢者の通所介護をターゲットとした、送迎スケジュールの自動立案サービス「うぇるなび」の提供を開始しました。
「うぇるなび」とは
「うぇるなび」は、通所介護サービス (以下「デイケア」) 業務における、「送迎」の「スケジュール作成」に焦点を当てた、業務効率改善のためのサービスです。具体的には、以下の機能を通して、デイケアの「スケジュール作成」につきまとうコストの削減を目指します:
・ スケジュールの自動立案
・ スケジュールの視覚化
「うぇるなび」は Web ブラウザ上で動作します。そのため、導入には最低限、インターネットに接続できる PC があれば事足り、ハードルが低いことも特長です。
背景
「送迎スケジュールを作る」ということ
デイケアサービスでは、毎日朝と夕方の2回 (サービス形態によってはそれ以上)、各お客様の自宅から介護施設まで、車による「お迎え」・施設から自宅への「お送り」が発生します。この「送迎」は通常、10〜50名のお客様宅を数台の車で訪問します。「スケジュール作成」とは、簡単に表現すれば:
・ どのお客様をどの車で担当するか (割り当て)
・ それぞれの車で、担当のお客様宅をどの順で訪問するか (順序)
を決定する作業です。
「送迎スケジュール」の評価基準
「送迎スケジュール」の良し悪しを決める要因は、大きく2つあります。
「割り当て」と「順序」を決定するための最も基本的な尺度は、当たり前ですが「効率」=「短時間で訪問を全て終えること」です。しかし、荷物ではないお客様の「送迎」では、「お客様の個別の要望」が「効率」と拮抗する場合があります。デイケアの場合では:
1. 「朝は9時ちょうど、夕方は17時45分に来てほしい」(時刻の指定)
2. 「○○さんとは家族ぐるみの付き合いなので、同じ車に乗りたい」(乗り合わせの指定)
などがあり得る要望です。特に 2番目は、宅配便のような「自宅訪問」サービスにもない、「送迎」特有の課題です。
結果として、送迎の「スケジュールを作る」ことは、「効率」と「お客様の要望」の両方を満足できるような組み合わせを探す作業です。また、時には両者の優先度を決めて、どちらかは妥協することも求められます。
従来のスケジュール作成
現状では、送迎のスケジュール作成は、従業員の「試行錯誤」頼みの手法が主流です。弊社が実際にインタビューして得た回答では、「シフト表の上で書いたり消したりを繰り返す」・「ホワイトボードに付箋を貼って組み合わせを検討する」など、具体的な方法は様々でしたが、「パズルを解くような作業」であるという意見は一致していました。
「うぇるなび」が実現するもの
「うぇるなび」は、上述のような「パズル解き」の大半を「自動化」します。具体的には、「効率」と「お客様の要望」の2つの指標について、バランスのとれそうなスケジュールの候補を探し出します。
採用されたスケジュールは、走行ルートを地図の上に描き出すため、付箋や表と比較すると実際の運行のイメージが把握しやすいと期待できます 。
「車両の走行スケジュールを立てる」問題は、コンピュータの応用分野としては古典的で、これまでも数多くのシステムが提案・実用化されています。しかしながら、その多くは「走行の効率」のみか、「効率 + 指定時刻の遵守」を評価尺度としています。これに加えて「乗り合わせ」のようなアドホックな (規則性のない) 「制約」を扱えるものは多くはありません。「Web ブラウザで動作する商用製品」に限定すると、弊社が把握する限りの現状では「うぇるなび」が唯一です (2014年6月現在、トレック調べ)。
価格
初期導入費: ?35,000〜 (データ入力・インストラクション)
月額利用料: ?10,000〜
※ 価格は送迎するお客様の数によって変動します。
※上記価格は、2014年10月末までの割引価格です。
【関連リンク】
製品紹介: https://michisuji.com/welnavi/about/
デモ: https://michisuji.com/welnavi/app
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:株式会社 トレック (http://trek.co.jp)
代表者名: 佐々木 卓也
担当者名: 田渕 直
TEL: 022-711-7777
Email: welnavi@trek.co.jp
2014年6月17日、株式会社トレック(本社:宮城県仙台市青葉区)は、高齢者の通所介護をターゲットとした、送迎スケジュールの自動立案サービス「うぇるなび」の提供を開始しました。
「うぇるなび」とは
「うぇるなび」は、通所介護サービス (以下「デイケア」) 業務における、「送迎」の「スケジュール作成」に焦点を当てた、業務効率改善のためのサービスです。具体的には、以下の機能を通して、デイケアの「スケジュール作成」につきまとうコストの削減を目指します:
・ スケジュールの自動立案
・ スケジュールの視覚化
「うぇるなび」は Web ブラウザ上で動作します。そのため、導入には最低限、インターネットに接続できる PC があれば事足り、ハードルが低いことも特長です。
背景
「送迎スケジュールを作る」ということ
デイケアサービスでは、毎日朝と夕方の2回 (サービス形態によってはそれ以上)、各お客様の自宅から介護施設まで、車による「お迎え」・施設から自宅への「お送り」が発生します。この「送迎」は通常、10〜50名のお客様宅を数台の車で訪問します。「スケジュール作成」とは、簡単に表現すれば:
・ どのお客様をどの車で担当するか (割り当て)
・ それぞれの車で、担当のお客様宅をどの順で訪問するか (順序)
を決定する作業です。
「送迎スケジュール」の評価基準
「送迎スケジュール」の良し悪しを決める要因は、大きく2つあります。
「割り当て」と「順序」を決定するための最も基本的な尺度は、当たり前ですが「効率」=「短時間で訪問を全て終えること」です。しかし、荷物ではないお客様の「送迎」では、「お客様の個別の要望」が「効率」と拮抗する場合があります。デイケアの場合では:
1. 「朝は9時ちょうど、夕方は17時45分に来てほしい」(時刻の指定)
2. 「○○さんとは家族ぐるみの付き合いなので、同じ車に乗りたい」(乗り合わせの指定)
などがあり得る要望です。特に 2番目は、宅配便のような「自宅訪問」サービスにもない、「送迎」特有の課題です。
結果として、送迎の「スケジュールを作る」ことは、「効率」と「お客様の要望」の両方を満足できるような組み合わせを探す作業です。また、時には両者の優先度を決めて、どちらかは妥協することも求められます。
従来のスケジュール作成
現状では、送迎のスケジュール作成は、従業員の「試行錯誤」頼みの手法が主流です。弊社が実際にインタビューして得た回答では、「シフト表の上で書いたり消したりを繰り返す」・「ホワイトボードに付箋を貼って組み合わせを検討する」など、具体的な方法は様々でしたが、「パズルを解くような作業」であるという意見は一致していました。
「うぇるなび」が実現するもの
「うぇるなび」は、上述のような「パズル解き」の大半を「自動化」します。具体的には、「効率」と「お客様の要望」の2つの指標について、バランスのとれそうなスケジュールの候補を探し出します。
採用されたスケジュールは、走行ルートを地図の上に描き出すため、付箋や表と比較すると実際の運行のイメージが把握しやすいと期待できます 。
「車両の走行スケジュールを立てる」問題は、コンピュータの応用分野としては古典的で、これまでも数多くのシステムが提案・実用化されています。しかしながら、その多くは「走行の効率」のみか、「効率 + 指定時刻の遵守」を評価尺度としています。これに加えて「乗り合わせ」のようなアドホックな (規則性のない) 「制約」を扱えるものは多くはありません。「Web ブラウザで動作する商用製品」に限定すると、弊社が把握する限りの現状では「うぇるなび」が唯一です (2014年6月現在、トレック調べ)。
価格
初期導入費: ?35,000〜 (データ入力・インストラクション)
月額利用料: ?10,000〜
※ 価格は送迎するお客様の数によって変動します。
※上記価格は、2014年10月末までの割引価格です。
【関連リンク】
製品紹介: https://michisuji.com/welnavi/about/
デモ: https://michisuji.com/welnavi/app
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:株式会社 トレック (http://trek.co.jp)
代表者名: 佐々木 卓也
担当者名: 田渕 直
TEL: 022-711-7777
Email: welnavi@trek.co.jp