『ギャンブル依存症問題を考える会』設立フォーラム開催のお知らせ
企業や学校におけるギャンブル依存症教育の必要性、先進国アメリカの取組を報告。基調講演で筑波大の森田展彰先生、元アップル社長の山元賢治氏が登壇。
『ギャンブル依存症問題を考える会 (代表:田中 紀子、英語名:The Society Concerned about the Gambling Addiction、以下SCGA)』は、平成26年8月3日、設立記念フォーラムを目黒区中小企業センターホールにて午後1時30分より行います。ご本人様だけでなくご家族、援助職の方、司法、医療関係者の方、企業の人事、総務等従業員管理に携わる方々や、学校関係者の皆さま方などどなたでもご参加頂けます。
このフォーラムでは、「ギャンブル依存症基礎知識」「企業や学校におけるギャンブル依存症教育の必要性」「依存症先進国アメリカの取組み」について取り上げます。基調講演では、長らく産業医として企業に関わり、現在依存症の家族支援に携わっている筑波大学医学医療系社会精神保健学准教授の森田展彰先生が「日本の企業における依存症教育の必要性」について講演します。また、故スティーブ・ジョブスと共に、日本市場でアップルコンピューターの復活を遂げた山元賢治氏に、「次世代を担う若者たちへ」というタイトルで今の学生に必要な真の教育とは何か?について講演頂きます。
【開催概要】
平成26年8月3日(日)
午後1:30〜4:30
目黒区中小企業センターホール
(東京都目黒区目黒2-4-36目黒区民センター内)
【基調講演】
●「日本の企業における依存症教育の必要性」
森田展彰氏(筑波大学医学医療系社会精神保健学准教授)
●「次世代を担う若者たちへ」
山元賢治氏(元アップルコンピュータ(株)社長・(株)コミュニカ代表)
参加費 1000円(予約不要)
申込方法:当日受付
※また、一部メディア席もご用意しております。下記お問い合わせ先まで御連絡頂けますと幸いです。
●『ギャンブル依存症問題を考える会(略称SCGA)』設立の背景
ギャンブル依存症問題に携わる関係者により、平成26年2月6日に設立されたSCGAは、ギャンブル依存症を取りまく背景を踏まえ、ギャンブル依存症に対する啓発活動、情報提供、予防教育を目的にしており、7月14日現在全国23都府県に支部が設けられております。カジノ法案が審議入りした現在、「日本にも早急に、ギャンブル依存症に対する予防教育の導入が必要」とSCGAは考えております。
ギャンブル依存症は、WHOが定めている国際疾病分類「精神及び行動の障害(ICD-10)」の中で治療すべき病気と定められており、正式名称を病的賭博と呼ぶ「病気」です。しかし、日本国内でこの事実はほとんど知られていません。
現在、日本国内においてギャンブル依存症罹患者は、570万人との推計が発表されていますが(注1)、その中で治療を受けている依存症者は約2,000人程度と推計されています(注2)。加えてギャンブル依存症者の周囲には、その数倍に達するギャンブル問題に巻き込まれ苦しんでいる家族がいます。ご家族にはご家族のためのセルフヘルプグループや家族会という支援の手に繋がることによって依存症者との適切な関わり方を学ぶことが必要であり、その結果、依存症者およびご家族にとって有効な手立てが取れるようになります。
SCGAは、1)ギャンブル依存症という病気についての啓発活動 2)ギャンブル依存症問題の解決策としての自助グループや治療施設の情報提供 3)青少年に対するギャンブル依存症の予防教育 という3本柱のみを目標として掲げています(注3)。7月14日現在、青森から沖縄まで23の各地に支部が設けられており、今後も、協力者を募って全国に支部を設け、ギャンブル依存症という病気の知識を国民の皆様の隅々にまでいきわたるよう活動してまいります。SCGAがこのような活動を行うことで、ギャンブル依存症の正しい知識が広まり、多重債務、貧困、自殺、横領や窃盗といった犯罪、ネグレクトなどの児童虐待の社会問題に貢献できると考えており、たくさんの方のフォーラムへの参加を期待しております。
※1 ギャンブル依存症の数
【出典】「わが国における飲酒の実態ならびに飲酒に関連する生活習慣病公衆衛生上の諸問題とその対策に関する総合的研究」(主任研究者: 石井裕正 慶應義塾大学名誉教授)分担研究報告書:「成人の飲酒と生活習慣に関する実態調査研究」(分担研究者 樋口 進 (独)国立病院機構久里浜アルコール症センター副院長)
※2 ギャンブル依存症治療中の依存症者
ギャンブル依存症者の自助グループの数および参加者より推定
※3 SCGAの立場
SCGAは、ギャンブル依存症問題に関して、ギャンブル依存症問題、例えばカジノ建設などについて賛成・反対等の意見を持っておらず、国や行政に対しギャンブル政策への提言や陳情、署名などを行うことはありません。
<講師ご紹介>
●田中紀子
ギャンブル依存症問題を考える会代表
祖父、父、夫がギャンブル依存症者という三代目ギャンブラーの妻。
5年間で300名以上のギャンブル依存症者とその家族の支援に関わる。
●森田展彰
筑波大学 医学医療系 社会精神保健学 准教授 医学博士。主要な研究テーマに、依存症問題を掲げている。
●山元賢治
元アップルコンピュータ株式会社社長兼米国アップルセールス担当バイスプレジデント。スティーブ・ジョブズと共に歩み、iPodビジネスからiPhoneまで国内最高責任者としてアップルの復活に大きく貢献。
<関連サイト>
● ギャンブル依存症問題を考える会 サイト
http://www.gamblingaddiction.jp/
●ギャンブル依存症当事者の自助グループ ギャンブラーズアノニマス(GA)
http://www.gajapan.jp/
●ギャンブル依存症者を家族に持つ自助グループ ギャマノン
http://www.gam-anon.jp/
【本プレスリリースに関する問合せ先】
「ギャンブル依存症問題を考える会」事務局
広報担当 坂田
TEL: 03-3555-1725 FAX: 03-6280-5833
E-mail: info@gamblingaddiction.jp
http://www.gamblingaddiction.jp/
『ギャンブル依存症問題を考える会 (代表:田中 紀子、英語名:The Society Concerned about the Gambling Addiction、以下SCGA)』は、平成26年8月3日、設立記念フォーラムを目黒区中小企業センターホールにて午後1時30分より行います。ご本人様だけでなくご家族、援助職の方、司法、医療関係者の方、企業の人事、総務等従業員管理に携わる方々や、学校関係者の皆さま方などどなたでもご参加頂けます。
このフォーラムでは、「ギャンブル依存症基礎知識」「企業や学校におけるギャンブル依存症教育の必要性」「依存症先進国アメリカの取組み」について取り上げます。基調講演では、長らく産業医として企業に関わり、現在依存症の家族支援に携わっている筑波大学医学医療系社会精神保健学准教授の森田展彰先生が「日本の企業における依存症教育の必要性」について講演します。また、故スティーブ・ジョブスと共に、日本市場でアップルコンピューターの復活を遂げた山元賢治氏に、「次世代を担う若者たちへ」というタイトルで今の学生に必要な真の教育とは何か?について講演頂きます。
【開催概要】
平成26年8月3日(日)
午後1:30〜4:30
目黒区中小企業センターホール
(東京都目黒区目黒2-4-36目黒区民センター内)
【基調講演】
●「日本の企業における依存症教育の必要性」
森田展彰氏(筑波大学医学医療系社会精神保健学准教授)
●「次世代を担う若者たちへ」
山元賢治氏(元アップルコンピュータ(株)社長・(株)コミュニカ代表)
参加費 1000円(予約不要)
申込方法:当日受付
※また、一部メディア席もご用意しております。下記お問い合わせ先まで御連絡頂けますと幸いです。
●『ギャンブル依存症問題を考える会(略称SCGA)』設立の背景
ギャンブル依存症問題に携わる関係者により、平成26年2月6日に設立されたSCGAは、ギャンブル依存症を取りまく背景を踏まえ、ギャンブル依存症に対する啓発活動、情報提供、予防教育を目的にしており、7月14日現在全国23都府県に支部が設けられております。カジノ法案が審議入りした現在、「日本にも早急に、ギャンブル依存症に対する予防教育の導入が必要」とSCGAは考えております。
ギャンブル依存症は、WHOが定めている国際疾病分類「精神及び行動の障害(ICD-10)」の中で治療すべき病気と定められており、正式名称を病的賭博と呼ぶ「病気」です。しかし、日本国内でこの事実はほとんど知られていません。
現在、日本国内においてギャンブル依存症罹患者は、570万人との推計が発表されていますが(注1)、その中で治療を受けている依存症者は約2,000人程度と推計されています(注2)。加えてギャンブル依存症者の周囲には、その数倍に達するギャンブル問題に巻き込まれ苦しんでいる家族がいます。ご家族にはご家族のためのセルフヘルプグループや家族会という支援の手に繋がることによって依存症者との適切な関わり方を学ぶことが必要であり、その結果、依存症者およびご家族にとって有効な手立てが取れるようになります。
SCGAは、1)ギャンブル依存症という病気についての啓発活動 2)ギャンブル依存症問題の解決策としての自助グループや治療施設の情報提供 3)青少年に対するギャンブル依存症の予防教育 という3本柱のみを目標として掲げています(注3)。7月14日現在、青森から沖縄まで23の各地に支部が設けられており、今後も、協力者を募って全国に支部を設け、ギャンブル依存症という病気の知識を国民の皆様の隅々にまでいきわたるよう活動してまいります。SCGAがこのような活動を行うことで、ギャンブル依存症の正しい知識が広まり、多重債務、貧困、自殺、横領や窃盗といった犯罪、ネグレクトなどの児童虐待の社会問題に貢献できると考えており、たくさんの方のフォーラムへの参加を期待しております。
※1 ギャンブル依存症の数
【出典】「わが国における飲酒の実態ならびに飲酒に関連する生活習慣病公衆衛生上の諸問題とその対策に関する総合的研究」(主任研究者: 石井裕正 慶應義塾大学名誉教授)分担研究報告書:「成人の飲酒と生活習慣に関する実態調査研究」(分担研究者 樋口 進 (独)国立病院機構久里浜アルコール症センター副院長)
※2 ギャンブル依存症治療中の依存症者
ギャンブル依存症者の自助グループの数および参加者より推定
※3 SCGAの立場
SCGAは、ギャンブル依存症問題に関して、ギャンブル依存症問題、例えばカジノ建設などについて賛成・反対等の意見を持っておらず、国や行政に対しギャンブル政策への提言や陳情、署名などを行うことはありません。
<講師ご紹介>
●田中紀子
ギャンブル依存症問題を考える会代表
祖父、父、夫がギャンブル依存症者という三代目ギャンブラーの妻。
5年間で300名以上のギャンブル依存症者とその家族の支援に関わる。
●森田展彰
筑波大学 医学医療系 社会精神保健学 准教授 医学博士。主要な研究テーマに、依存症問題を掲げている。
●山元賢治
元アップルコンピュータ株式会社社長兼米国アップルセールス担当バイスプレジデント。スティーブ・ジョブズと共に歩み、iPodビジネスからiPhoneまで国内最高責任者としてアップルの復活に大きく貢献。
<関連サイト>
● ギャンブル依存症問題を考える会 サイト
http://www.gamblingaddiction.jp/
●ギャンブル依存症当事者の自助グループ ギャンブラーズアノニマス(GA)
http://www.gajapan.jp/
●ギャンブル依存症者を家族に持つ自助グループ ギャマノン
http://www.gam-anon.jp/
【本プレスリリースに関する問合せ先】
「ギャンブル依存症問題を考える会」事務局
広報担当 坂田
TEL: 03-3555-1725 FAX: 03-6280-5833
E-mail: info@gamblingaddiction.jp
http://www.gamblingaddiction.jp/