エンジョイ!!マタニティライフ〜 妊婦さんは“のんある気分”で“ヒルナンデス” 〜
株式会社ビデオリサーチ(本社:東京、社長:秋山創一)は、1万人にタブレットを配布して行う業界初の調査:ACR/ex(エーシーアールエクス)データを用いて、妊婦さんに関する概観分析を行いましたので、その結果をお知らせします。
株式会社ビデオリサーチ(本社:東京、社長:秋山創一)は、1万人にタブレットを配布して行う業界初の調査:ACR/ex(エーシーアールエクス)データを用いて、妊婦さんに関する概観分析を行いましたので、その結果をお知らせします。
【1】妊婦さんの年齢分布
まず、妊婦さんの年齢分布を見ると、20代と30代で9割を超えています。中でも最も割合が多い層は25-29才で、4割を超えます。
また、20〜30代の各年齢で、妊婦さんがどれくらいいるのかを1才刻みで見てみると、27才がピークで8.1%でした。一方、奥さんが妊娠している旦那さんの年齢は32才がピークで8.3%でした。
妻が27才で妊娠中、夫は32才、そんな家庭が現代日本の一つの姿なのかもしれません。
【2】妊婦さんの平日の生活行動
次に、妊婦さんの平日における生活行動を時間量の観点から見てみました。平日1日あたりでの睡眠時間量は8時間以上で、女性20-30代と比べても40分程度長い睡眠時間を確保しています。一方で、外出の時間量は4時間43分と女性20-30代よりも2時間以上短く、1日の約半分(11時間14分)を自宅内で過ごしているようです。
妊婦さんの起床と就寝の時間帯を見てみると、約半数が6:45頃に起床、23:00には就寝しており、女性20-30代と比べて早寝・遅起きであることが分かります。また、日中における睡眠の割合も女性20-30代より高めに推移しています。これらのことから、早寝・遅起きや日中などで長めの睡眠時間を確保している様子がうかがえます。
さらに、平日の外出時間量は4時間43分と短めでしたが、その時間の使い方を見てみると、午前は11時台をピークに10時半〜12時、午後は16時台をピークに14〜17時の時間帯で買い物をする人が多いようです。
一方、外食ではランチを12時台にとっている人が多く見受けられ、買い物や外食など、日中でアクティブに動いている様子がうかがえます。
夜は19時台前後で一部外食している人もいますが、多くの人は家で食事をしているようです。
ちなみに、妊婦さんはどんなところで外食しているのでしょうか。飲食店の利用経験率を見てみると、女性20-30代と比較して特に高かったのは、「ケンタッキーフライドチキン」と「モスバーガー」でした。妊娠すると、から揚げやとんかつなどの肉類やポテトフライを食べたくなるという話をよく聞きますが、それを表しているのかもしれません。
【3】妊婦さんがよく飲む商品
ところで、妊婦さんは日頃どんなものを好んで飲んでいるのでしょうか?よく飲む飲料カテゴリーを見ると、女性20-30代より比較的高い (10pt以上高い)カテゴリーは、「100%天然果汁飲料」と「トマトジュース・野菜ジュース」でした。胎児のために健康面に気遣っている様子がうかがえます。
さらに、この飲料2カテゴリーでどんな商品ブランドが飲まれているのか見てみると、「ミニッツメイド」が2位の倍以上の圧倒的なスコアで1位、2位以下に「伊藤園 1日分の野菜」「伊藤園 充実野菜」「ウェルチ」が続きます。これらの飲料カテゴリーでは、どの商品ブランドにおいても女性20-30代を上回る飲用経験率で、積極的に野菜・果物を摂取しようという意識が垣間見えます。
また、「妊婦さんがよく飲む飲料カテゴリー」では、ノンアルコールの飲用経験率で、女性20-30代よりも高い結果となっています。たまには息抜きをしないとストレスがたまるのかもしれません。
では、ノンアルコールのどんな商品ブランドを飲んでいるのかを見ると、1位「サントリーのんある気分」、2位以下に「キリンフリー」「サントリー オールフリー」と続いています。これらTOP5の商品ブランドに共通するのは、いずれもアルコール度数が0.00%であり、度数1%未満の低濃度ノンアルコール飲料はランクインしなかった点です。それだけ胎児への影響を最大限気遣っている様子がうかがえます。また、1位の「サントリーのんある気分」は、アルコール度数だけでなく、カロリーや糖質もゼロにしており、さらにカクテルの風味を楽しめ、ラインナップが豊富である点などがうけているのかもしれません。ちなみに、2位「キリンフリー」以下の4商品は、商品発売以降に投下されてきたテレビCM出稿量の多い順となっており、それだけテレビCMが効いている様子も、ここからうかがえます。
では、妊婦さんのテレビ視聴実態を確認してみます。
【4】妊婦さんがよく見るテレビ番組
妊婦さんは、在宅時間が長いこともあり、どの時間帯でもテレビ視聴の割合は高い傾向にあります。特に平日の7〜8時台や日曜の午前帯、それに木曜から週末にかけての18〜22時台などで、よくテレビを視聴していることがうかがえます。
次に、妊婦さんが普段どんなテレビ番組を観ているのか見てみると、「ヒルナンデス!」「ZIP!」のような情報番組、「ザ!世界仰天ニュース」「しゃべくり007」のようなバラエティ番組、それに「サザエさん」「ちびまる子ちゃん」のような家族で楽しめるアニメ番組がよく見られているようです。
外食や天然果汁飲料・トマトジュース・野菜ジュースから0.00%のノンアルコール飲料に至るまで様々なカテゴリーで妊婦さんの嗜好性を見てきましたが、紹介してきたカテゴリーに限らず、妊婦さんが求める商品カテゴリーであれば、上記のような習慣的に視聴されている番組内で広告展開をすると、購買意欲を喚起することが出来るかもしれません。
以上、妊婦さんの生活実態を当社ACR/ex(エーシーアールエクス)データから分析を行いました。ACR/exでは、全カテゴリーにおける生活者の消費実態や各種意識、また各種メディアの接触状況まで把握でき、市場分析からメディアプラニングまでのプロセスで御活用いただけます。
■各データの詳細は弊社Webサイトをご覧下さい。
http://www.videor.co.jp/press/2014/141204.htm
■ACR/exの詳細については以下のページをご覧下さい。
http://www.videor.co.jp/solution/new-technology/acrex.htm
<お問い合わせ先>
(株)ビデオリサーチ コーポレートコミュニケーション室
TEL.03-5860-1723
株式会社ビデオリサーチ(本社:東京、社長:秋山創一)は、1万人にタブレットを配布して行う業界初の調査:ACR/ex(エーシーアールエクス)データを用いて、妊婦さんに関する概観分析を行いましたので、その結果をお知らせします。
【1】妊婦さんの年齢分布
まず、妊婦さんの年齢分布を見ると、20代と30代で9割を超えています。中でも最も割合が多い層は25-29才で、4割を超えます。
また、20〜30代の各年齢で、妊婦さんがどれくらいいるのかを1才刻みで見てみると、27才がピークで8.1%でした。一方、奥さんが妊娠している旦那さんの年齢は32才がピークで8.3%でした。
妻が27才で妊娠中、夫は32才、そんな家庭が現代日本の一つの姿なのかもしれません。
【2】妊婦さんの平日の生活行動
次に、妊婦さんの平日における生活行動を時間量の観点から見てみました。平日1日あたりでの睡眠時間量は8時間以上で、女性20-30代と比べても40分程度長い睡眠時間を確保しています。一方で、外出の時間量は4時間43分と女性20-30代よりも2時間以上短く、1日の約半分(11時間14分)を自宅内で過ごしているようです。
妊婦さんの起床と就寝の時間帯を見てみると、約半数が6:45頃に起床、23:00には就寝しており、女性20-30代と比べて早寝・遅起きであることが分かります。また、日中における睡眠の割合も女性20-30代より高めに推移しています。これらのことから、早寝・遅起きや日中などで長めの睡眠時間を確保している様子がうかがえます。
さらに、平日の外出時間量は4時間43分と短めでしたが、その時間の使い方を見てみると、午前は11時台をピークに10時半〜12時、午後は16時台をピークに14〜17時の時間帯で買い物をする人が多いようです。
一方、外食ではランチを12時台にとっている人が多く見受けられ、買い物や外食など、日中でアクティブに動いている様子がうかがえます。
夜は19時台前後で一部外食している人もいますが、多くの人は家で食事をしているようです。
ちなみに、妊婦さんはどんなところで外食しているのでしょうか。飲食店の利用経験率を見てみると、女性20-30代と比較して特に高かったのは、「ケンタッキーフライドチキン」と「モスバーガー」でした。妊娠すると、から揚げやとんかつなどの肉類やポテトフライを食べたくなるという話をよく聞きますが、それを表しているのかもしれません。
【3】妊婦さんがよく飲む商品
ところで、妊婦さんは日頃どんなものを好んで飲んでいるのでしょうか?よく飲む飲料カテゴリーを見ると、女性20-30代より比較的高い (10pt以上高い)カテゴリーは、「100%天然果汁飲料」と「トマトジュース・野菜ジュース」でした。胎児のために健康面に気遣っている様子がうかがえます。
さらに、この飲料2カテゴリーでどんな商品ブランドが飲まれているのか見てみると、「ミニッツメイド」が2位の倍以上の圧倒的なスコアで1位、2位以下に「伊藤園 1日分の野菜」「伊藤園 充実野菜」「ウェルチ」が続きます。これらの飲料カテゴリーでは、どの商品ブランドにおいても女性20-30代を上回る飲用経験率で、積極的に野菜・果物を摂取しようという意識が垣間見えます。
また、「妊婦さんがよく飲む飲料カテゴリー」では、ノンアルコールの飲用経験率で、女性20-30代よりも高い結果となっています。たまには息抜きをしないとストレスがたまるのかもしれません。
では、ノンアルコールのどんな商品ブランドを飲んでいるのかを見ると、1位「サントリーのんある気分」、2位以下に「キリンフリー」「サントリー オールフリー」と続いています。これらTOP5の商品ブランドに共通するのは、いずれもアルコール度数が0.00%であり、度数1%未満の低濃度ノンアルコール飲料はランクインしなかった点です。それだけ胎児への影響を最大限気遣っている様子がうかがえます。また、1位の「サントリーのんある気分」は、アルコール度数だけでなく、カロリーや糖質もゼロにしており、さらにカクテルの風味を楽しめ、ラインナップが豊富である点などがうけているのかもしれません。ちなみに、2位「キリンフリー」以下の4商品は、商品発売以降に投下されてきたテレビCM出稿量の多い順となっており、それだけテレビCMが効いている様子も、ここからうかがえます。
では、妊婦さんのテレビ視聴実態を確認してみます。
【4】妊婦さんがよく見るテレビ番組
妊婦さんは、在宅時間が長いこともあり、どの時間帯でもテレビ視聴の割合は高い傾向にあります。特に平日の7〜8時台や日曜の午前帯、それに木曜から週末にかけての18〜22時台などで、よくテレビを視聴していることがうかがえます。
次に、妊婦さんが普段どんなテレビ番組を観ているのか見てみると、「ヒルナンデス!」「ZIP!」のような情報番組、「ザ!世界仰天ニュース」「しゃべくり007」のようなバラエティ番組、それに「サザエさん」「ちびまる子ちゃん」のような家族で楽しめるアニメ番組がよく見られているようです。
外食や天然果汁飲料・トマトジュース・野菜ジュースから0.00%のノンアルコール飲料に至るまで様々なカテゴリーで妊婦さんの嗜好性を見てきましたが、紹介してきたカテゴリーに限らず、妊婦さんが求める商品カテゴリーであれば、上記のような習慣的に視聴されている番組内で広告展開をすると、購買意欲を喚起することが出来るかもしれません。
以上、妊婦さんの生活実態を当社ACR/ex(エーシーアールエクス)データから分析を行いました。ACR/exでは、全カテゴリーにおける生活者の消費実態や各種意識、また各種メディアの接触状況まで把握でき、市場分析からメディアプラニングまでのプロセスで御活用いただけます。
■各データの詳細は弊社Webサイトをご覧下さい。
http://www.videor.co.jp/press/2014/141204.htm
■ACR/exの詳細については以下のページをご覧下さい。
http://www.videor.co.jp/solution/new-technology/acrex.htm
<お問い合わせ先>
(株)ビデオリサーチ コーポレートコミュニケーション室
TEL.03-5860-1723