《日本マイクロソフト品川本社でリリースイベント開催》 つくばの研究開発型ベンチャー 日本初 産学連携 自然文判例検索サービス・エンジン「LEAGLES」
《日経MJ掲載済》 つくばの研究開発型ベンチャー・株式会社イントロンワークス(代表取締役社長:谷 俊毅(たに としき))は、最も簡単に、そして正確に判例や行政文書を検索できる自然文判例検索サービス・エンジン「LEAGLES(リーグルス)」を開発、5月20日正午にリリースしました。
つくばの研究開発型ベンチャー・株式会社イントロンワークス(代表取締役社長:谷 俊毅(たに としき) 所在地:茨城県つくば市)は、最も簡単に、そして正確に判例や行政文書を検索できる自然文判例検索サービス・エンジン「LEAGLES(リーグルス)」を開発、5月20日正午にリリースしました。
◯「LEAGLES」とは
『最も簡単に判例を検索できます』
従来の判例検索で不可能だった自然文検索を可能にすることで、検索性能を大幅に向上しました。
文章検索をすれば、直感的に探したい判例と出会うことができます。
『最も先進的な判例検索サービスです』
「LEAGLES」は様々な大学、研究機関と連携し、先進的な自然言語処理技術を十二分に活用しています。
あの検索サービスでも、日本一低い山を知ることはできても、判例を簡単に検索することはできません。
現状、判決文(判例)のデータベース提供事業者はいくつか存在していますが、ユーザーにとって検索性能やユーザビリティにおいて不満要素が多くありました。そもそも使用されている検索技術は30年以上前のものが使われており、その他用途の検索エンジンの飛躍的な進歩に全く追い付いていませんでした。
《既存サービスに対するユーザーの声》
「適切な結果をいつも返してくれるサービスはない。」(国立大学 准教授)
「検索の性能が悪い。検索に割く時間が無駄。」(私立大学 教授)
「『術後管理』の事件を検索したい際に「犬」や「競走馬」に関わる判例が出てくるとイライラする」(某医療問題弁護団代表弁護士)
「表記ゆれ、文章での検索に対応していないのはツラい。」(私立法科大学院 学生)
そこで今回、株式会社イントロンワークスは、最新の自然言語処理技術を活用し、判決文や法律・行政文書特化型の自然文検索エンジンを、2014年2月から1年以上の期間をかけて研究開発をし(特許出願手続中)、5月20日にクラウドアプリケーションとしてリリースします。
すでにクローズドデモにおいては、法曹実務家、法学者を中心とする想定ユーザーから高い評価をいただいています。弁護士業界からは、「今まで使うこと自体がおっくうだった判例検索サービスの認識を180°変えてくれる可能性を感じる。」、法学研究者からは「これを使えば、本来の執筆、研究活動に割ける時間が増えるのでかなり助かる。」など、多方面から好評です。
また、「LEAGLES」では重要な領域の一部において、北海道大学や長岡科学技術大学の研究室と共同研究を重ね、平成25年度補正事業ものづくり革新事業に、製造開発分野以外では珍しい事例として採択されました。
日本マイクロソフト株式会社には、特に機械学習基盤のAzure Machine Learning(以下、Azure ML )やAzure Searchの分野でご協力をいただいております。
《Azure ML、Azure Searchの活用》 ※今後実施予定のものも含みます
・重要文抽出、自動要約
判例によって文章量は異なりますが、特に第一審の判決文の中には100頁を超えるものも多くあります。その場合、既存の検索エンジンでは、検索精度が高くないため、判決文を全て読み込んで初めて、その判決文が検索したい類のものだったか分かる、ということが頻繁に起こります。
これをLEAGLESでは、共同研究したアルゴリズムをAzure ML上で動かし、機械学習的に何が重要文であるかを判定し、抽出します。これにより、判決文全てを読まなくてもその内容を一目で理解し、簡単な取捨選択が可能となります。また、Azure MLのAPIサービスを使い、新規に判決文が追加されるたびに、LEAGLESエンジンとやり取りをすることで、重要文抽出と精度の向上を自動的に行います。
将来的には、1つの判決文を3行程度で要約することを目標としています。
・判例のクラスタリング、レコメンド
関連判例というと人為的に関連付けたり、引用・被引用情報を使うなど、人の介在するところが大きいのが現状といえます。そこで、LEAGLESでは、Azure MLを活用し、文章構成、使用単語、重要文等の情報から類似度を機械的に判定、判例のクラスタリング、ユーザーへのレコメンドを行います。
・その他、特に行政文書の検索において、Azure Searchにより精度向上を目指します。
さらに、「LEAGLES」では、金融庁、証券取引等監視委員会、国税局など、多くの行政機関が国のオープンデータの方針に則って公開している数多くの行政文書等のデータ群の強化にも努め(2015年7月リリース予定)、単なる判例データを適切に提供するだけでなく、現在または将来の事業リスクを司法・行政・立法の3つの側面から評価できるプラットフォームとしてご利用いただき、将来的にリアルタイムに事前のコンプライアンスチェックが行える環境を整備します。
現状、判例データサービスの市場は少なくとも500億円以上(概算)の規模を持つとされますが、LEAGLESでは、そこに留まらず、上記行政文書データも含むありとあらゆる公的なデータのスマートな提供、企業における現在・将来のコンプライアンス・リスクヘッジの役割を担い、総額2000億円以上の市場で事業展開をしてまいります。
我々は、法学者・学生、法曹関係者、企業の法務部の方々に「LEAGLES」をサービスとして使用していただくだけでなく、データ関係事業者の方々にエンジンをご利用いただくなど、幅広く世の中に価値提供をさせていただき、司法、法曹の世界がますます効率化され、多くの人々、企業がより適切なリーガルサービスを、よりスマートにご活用いただける世界を目指しています。
また、サービス開始に先立って、本日5月18日には、日本マイクロソフト品川本社にてリリースイベントを次頁《参考》の通り、執り行いました。大手弁護士事務所から法律系データ事業者、メディアなど多くの方々にご参加いただきました。すでに複数の大学の先生方、いくつかの5大弁護士事務所を始めとする実務家の皆様などにお使いいただいております。(本日14時現在。)
メディアの皆様におかれましては取材、記事化のご協力を賜りますよう、是非ともよろしくお願い申し上げます。
《エンドースコメント》
「日本マイクロソフトは、イントロンワークスによるMicrosoft Azureをプラットフォームに活用した自然文判例検索クラウドエンジン「LEAGLES」のサービスリリースを心から歓迎いたします。
これまで多くの労力を必要としていた判例検索において、Azureが提供するMachine LearningやSearch機能、そしてWindowsストアアプリの組み合わせにより、ユーザーの皆様の利便性がさらに向上すること期待されます。
今後も日本マイクロソフトは、パートナーの皆様との協業により、モバイルファースト、クラウドファースト時代にふさわしい優れたソリューションを推進してまいります。」
(日本マイクロソフト 執行役 デベロッパー エバンジェリズム統括本部長 伊藤かつら様)
「LEAGLESの誕生、そして今後の成長によって、今までキーワード検索で列挙される多数の判例を確認するため多くの時間を費やしてきた法学研究者や法曹関係者は、こうした判例検索と内容確認の煩雑さから解放され、本来行うべき研究活動や業務に集中できるようになります。
また、使い勝手の良いLEAGLESによって、法律の専門家だけでなく、市民後見人や消費者相談員などを初め、一般市民にとっても「法」が、より身近な存在になることを期待しています。」
(筑波大学 人文社会系 教授(法学) 本澤巳代子様)
「自然言語処理における完全な自然言語理解システムの開発は、Google初め世界のトップ企業や研究者が取り組んでいるテーマですが、未だ完成していません。
LEAGLESは自然文検索や口語検索を可能にすることで法律分野、特に判例、判決文を対象とした分野でこの問題の解決に一歩近づく画期的なシステムです。
学術的な側面も含めて,とても先進的な取り組みと言えます。」
(北海道大学 情報科学研究科 教授(自然言語処理) 荒木健治様)
※本日20日付、日経MJ(日経流通新聞)に本件掲載いただきました。
《サービス開始概要》
●サービス開始日時 : 平成27年5月20日 正午
●料金 : 当初3ヶ月無料(平成27年8月19日まで)
※3ヶ月経過後、有料化(月額1,000円(税抜)を予定)
※エンジン利用は別途要ご相談
●URL : http://leagles.jp/ (詳しい情報、パンフレットはこちらから。)
※画像の説明
1枚目:ロゴ
2枚目:画面イメージ
3枚目:価格について
添付資料:パンフレット(PDFデータ)
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:株式会社イントロンワークス LEAGLES事業部
担当者名:常間地、小出、原田、佐々木
TEL :0120-456-864
Email :info@leagles.jp
WEB :http://leagles.jp
つくばの研究開発型ベンチャー・株式会社イントロンワークス(代表取締役社長:谷 俊毅(たに としき) 所在地:茨城県つくば市)は、最も簡単に、そして正確に判例や行政文書を検索できる自然文判例検索サービス・エンジン「LEAGLES(リーグルス)」を開発、5月20日正午にリリースしました。
◯「LEAGLES」とは
『最も簡単に判例を検索できます』
従来の判例検索で不可能だった自然文検索を可能にすることで、検索性能を大幅に向上しました。
文章検索をすれば、直感的に探したい判例と出会うことができます。
『最も先進的な判例検索サービスです』
「LEAGLES」は様々な大学、研究機関と連携し、先進的な自然言語処理技術を十二分に活用しています。
あの検索サービスでも、日本一低い山を知ることはできても、判例を簡単に検索することはできません。
現状、判決文(判例)のデータベース提供事業者はいくつか存在していますが、ユーザーにとって検索性能やユーザビリティにおいて不満要素が多くありました。そもそも使用されている検索技術は30年以上前のものが使われており、その他用途の検索エンジンの飛躍的な進歩に全く追い付いていませんでした。
《既存サービスに対するユーザーの声》
「適切な結果をいつも返してくれるサービスはない。」(国立大学 准教授)
「検索の性能が悪い。検索に割く時間が無駄。」(私立大学 教授)
「『術後管理』の事件を検索したい際に「犬」や「競走馬」に関わる判例が出てくるとイライラする」(某医療問題弁護団代表弁護士)
「表記ゆれ、文章での検索に対応していないのはツラい。」(私立法科大学院 学生)
そこで今回、株式会社イントロンワークスは、最新の自然言語処理技術を活用し、判決文や法律・行政文書特化型の自然文検索エンジンを、2014年2月から1年以上の期間をかけて研究開発をし(特許出願手続中)、5月20日にクラウドアプリケーションとしてリリースします。
すでにクローズドデモにおいては、法曹実務家、法学者を中心とする想定ユーザーから高い評価をいただいています。弁護士業界からは、「今まで使うこと自体がおっくうだった判例検索サービスの認識を180°変えてくれる可能性を感じる。」、法学研究者からは「これを使えば、本来の執筆、研究活動に割ける時間が増えるのでかなり助かる。」など、多方面から好評です。
また、「LEAGLES」では重要な領域の一部において、北海道大学や長岡科学技術大学の研究室と共同研究を重ね、平成25年度補正事業ものづくり革新事業に、製造開発分野以外では珍しい事例として採択されました。
日本マイクロソフト株式会社には、特に機械学習基盤のAzure Machine Learning(以下、Azure ML )やAzure Searchの分野でご協力をいただいております。
《Azure ML、Azure Searchの活用》 ※今後実施予定のものも含みます
・重要文抽出、自動要約
判例によって文章量は異なりますが、特に第一審の判決文の中には100頁を超えるものも多くあります。その場合、既存の検索エンジンでは、検索精度が高くないため、判決文を全て読み込んで初めて、その判決文が検索したい類のものだったか分かる、ということが頻繁に起こります。
これをLEAGLESでは、共同研究したアルゴリズムをAzure ML上で動かし、機械学習的に何が重要文であるかを判定し、抽出します。これにより、判決文全てを読まなくてもその内容を一目で理解し、簡単な取捨選択が可能となります。また、Azure MLのAPIサービスを使い、新規に判決文が追加されるたびに、LEAGLESエンジンとやり取りをすることで、重要文抽出と精度の向上を自動的に行います。
将来的には、1つの判決文を3行程度で要約することを目標としています。
・判例のクラスタリング、レコメンド
関連判例というと人為的に関連付けたり、引用・被引用情報を使うなど、人の介在するところが大きいのが現状といえます。そこで、LEAGLESでは、Azure MLを活用し、文章構成、使用単語、重要文等の情報から類似度を機械的に判定、判例のクラスタリング、ユーザーへのレコメンドを行います。
・その他、特に行政文書の検索において、Azure Searchにより精度向上を目指します。
さらに、「LEAGLES」では、金融庁、証券取引等監視委員会、国税局など、多くの行政機関が国のオープンデータの方針に則って公開している数多くの行政文書等のデータ群の強化にも努め(2015年7月リリース予定)、単なる判例データを適切に提供するだけでなく、現在または将来の事業リスクを司法・行政・立法の3つの側面から評価できるプラットフォームとしてご利用いただき、将来的にリアルタイムに事前のコンプライアンスチェックが行える環境を整備します。
現状、判例データサービスの市場は少なくとも500億円以上(概算)の規模を持つとされますが、LEAGLESでは、そこに留まらず、上記行政文書データも含むありとあらゆる公的なデータのスマートな提供、企業における現在・将来のコンプライアンス・リスクヘッジの役割を担い、総額2000億円以上の市場で事業展開をしてまいります。
我々は、法学者・学生、法曹関係者、企業の法務部の方々に「LEAGLES」をサービスとして使用していただくだけでなく、データ関係事業者の方々にエンジンをご利用いただくなど、幅広く世の中に価値提供をさせていただき、司法、法曹の世界がますます効率化され、多くの人々、企業がより適切なリーガルサービスを、よりスマートにご活用いただける世界を目指しています。
また、サービス開始に先立って、本日5月18日には、日本マイクロソフト品川本社にてリリースイベントを次頁《参考》の通り、執り行いました。大手弁護士事務所から法律系データ事業者、メディアなど多くの方々にご参加いただきました。すでに複数の大学の先生方、いくつかの5大弁護士事務所を始めとする実務家の皆様などにお使いいただいております。(本日14時現在。)
メディアの皆様におかれましては取材、記事化のご協力を賜りますよう、是非ともよろしくお願い申し上げます。
《エンドースコメント》
「日本マイクロソフトは、イントロンワークスによるMicrosoft Azureをプラットフォームに活用した自然文判例検索クラウドエンジン「LEAGLES」のサービスリリースを心から歓迎いたします。
これまで多くの労力を必要としていた判例検索において、Azureが提供するMachine LearningやSearch機能、そしてWindowsストアアプリの組み合わせにより、ユーザーの皆様の利便性がさらに向上すること期待されます。
今後も日本マイクロソフトは、パートナーの皆様との協業により、モバイルファースト、クラウドファースト時代にふさわしい優れたソリューションを推進してまいります。」
(日本マイクロソフト 執行役 デベロッパー エバンジェリズム統括本部長 伊藤かつら様)
「LEAGLESの誕生、そして今後の成長によって、今までキーワード検索で列挙される多数の判例を確認するため多くの時間を費やしてきた法学研究者や法曹関係者は、こうした判例検索と内容確認の煩雑さから解放され、本来行うべき研究活動や業務に集中できるようになります。
また、使い勝手の良いLEAGLESによって、法律の専門家だけでなく、市民後見人や消費者相談員などを初め、一般市民にとっても「法」が、より身近な存在になることを期待しています。」
(筑波大学 人文社会系 教授(法学) 本澤巳代子様)
「自然言語処理における完全な自然言語理解システムの開発は、Google初め世界のトップ企業や研究者が取り組んでいるテーマですが、未だ完成していません。
LEAGLESは自然文検索や口語検索を可能にすることで法律分野、特に判例、判決文を対象とした分野でこの問題の解決に一歩近づく画期的なシステムです。
学術的な側面も含めて,とても先進的な取り組みと言えます。」
(北海道大学 情報科学研究科 教授(自然言語処理) 荒木健治様)
※本日20日付、日経MJ(日経流通新聞)に本件掲載いただきました。
《サービス開始概要》
●サービス開始日時 : 平成27年5月20日 正午
●料金 : 当初3ヶ月無料(平成27年8月19日まで)
※3ヶ月経過後、有料化(月額1,000円(税抜)を予定)
※エンジン利用は別途要ご相談
●URL : http://leagles.jp/ (詳しい情報、パンフレットはこちらから。)
※画像の説明
1枚目:ロゴ
2枚目:画面イメージ
3枚目:価格について
添付資料:パンフレット(PDFデータ)
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:株式会社イントロンワークス LEAGLES事業部
担当者名:常間地、小出、原田、佐々木
TEL :0120-456-864
Email :info@leagles.jp
WEB :http://leagles.jp