エニアとKontron、IPTV Experienceイニシアチブを設立
グローバルな取り組みにより、業界をリードする複数のテレコム・ソフトウェア、ハードウェア、セミコンダクタ企業の連携を深め、IPTV品質向上への障壁を克服
2007年6月19日、イリノイ州シカゴ、NXTcomm Conferenceにて
ネットワーク・ソフトウェアとサービスの世界的リーダーであるエニア(ノルディック市場/ Small Cap/ENEA)と、標準をベースとしたカスタム組込型およびモバイル向け堅牢性ソリューションの大手開発企業であるKontronは、本日、共同でIPTV Experienceを発表しました。IPTV Experienceは、グローバルなブロードバンドをベースとした業界イニシアチブとして、IPTVの普及を妨げる設計、技術、ビジネス上の重大な問題を解決するために策定されました。このイニシアチブの設立にあたり、エニアとKontronは、NXTcommの期間中、Media Research GroupのSteven Hawley氏をモデレータとしたパネル・ディスカッションなど、数多くのイベントを開催します。パネル・ディスカッション参加企業には、IntelやRADVISONも含まれています。
Multimedia Research Group (MRG)のシニアIPTVアナリストSteve Hawley氏は、次のように述べています。「我々の最近のリサーチでは、2011年までにIPTV加入者が6,360万に達すると予測され、これらの加入者を引き留めておくためには、極めて高いQuality of experience(QoE:ユーザー体感品質)が必要となります。IPTV Experienceのような業界イニシアチブは、複雑なIPTVエコシステムの統一的かつ体系的な考え方を提示し、加入者の要求に応えるため、最高品質の実装を確実に行えるように支援します。」
IPTV Experienceイニシアチブは、IPTV配信における重大な問題を克服するためのガイダンス、情報、ベストプラクティス(best practice:最優良事例)を提供します。
「高ネットワーク処理能力」
ネットワーク処理パフォーマンスは、I/Oボトルネックの解放、IPTVの並行データ・ストリームの効率的管理において極めて重要です。マルチコア処理テクノロジーにより、ネットワーク機器設計者は必要な性能ヘッドルームを追加できます。
「定評のある標準化プラットフォーム」
すぐに使える市販のソリューションにより、開発者は、コア業務への集中を継続したまま、高度な技術を利用できます。オープンな標準ベースのプラットフォームにより、IPTVのインタオペラビリティ(双方向操作性)が可能となり、サービス・プロバイダは付加価値のあるサービスのカスタマイズ、作成ができるようになります。
「管理性」
最も重要なのは、ネットワークの管理、アップグレードの実行、既存機器に対するサービス提供、IPTVダウンタイムの回避が可能であることです。加入者の要求が高まる中で、サービス・プロバイダは、モジュール/システム・レベルでのネットワークの可視性と管理性を求めています。
「スケーラビリティ」
変更のためのシステムを準備、構築するためには、サービス・プロバイダが柔軟かつスケーラブルでアップグレードの容易なテクノロジーを実装することが重要です。新しいテクノロジーをサポートし、パフォーマンスを向上させるためには、ネットワーク配備におけるハードウェアの適応性に重点を置くことが必要です。
「高信頼性・高可用性」
常時接続環境において、IPTVシステムは非常に高い可用性と信頼性を求められます。
ネットワーク・エレメントやアプリケーションの障害はQoEに悪影響を及ぼします。オンデマンドのコンテンツにとって、フェイルオーバーの制御と管理をサポートする高可用性フレームワークの実装は必須となります。
「双方向性(インタラクティビティ)」
HD (High Definition) 解像度のデコーダやシステム・オン・チップ統合デコーダのサポートが可能になってきたことから、ビデオ・オンデマンドやエレクトリック・プログラム・ガイドを超えたIPTVベースの完全な双方向性を持つビデオ・サービスやIPセットトップボックス・モデルの導入が現実性を帯びてきました。人々の間のインタラクションがライブで行えることが、通信の全く新しいパラダイムへの出発点となります。
「市場導入時間の短縮」
IPTVの採用を拡大するためには、ネットワーク機器メーカーが標準に準拠した商用COTSアプローチを採用することにより、開発サイクルを加速し、継続して要求に対応することが必要となります。
消費者が従来のテレビ放送を通じて高レベルの品質を期待するようになってきているため、サービス品質(QoS)と最大QoEこそが、IPTVの採用を拡大する際の最大の障壁となっています。トレンドの中心を担う消費者に対して最高品質のIPTV経験をより早く提供するためには、テクノロジー・ベンダ、機器メーカー、サービス・プロバイダが連携して、優れたQoEを実現する最適化IPTVソリューションを策定することが必要です。IPTV Experienceイニシアチブは、IPTVのベストプラクティスと標準化を促進するために最先端のテクノロジーと業界のノウハウを融合します。
IPTV Experienceイニシアチブの詳細については、www.iptvexperience.comをご参照ください。
Enea について
Enea は、リアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)、ミドルウェア、開発ツール、データベース技術およびプロフェッショナル・サービスのリーディング・サプライヤです。通信インフラストラクチャや携帯端末、医療機器、自動車制御システムなどの高可用性システム向けにソフトウェアとサービスを提供しています。Enea の主力オペレーティング・システムであるOSEは、世界の3G携帯電話および基地局の約半数で使用されています。 Eneaは、500名以上の従業員を擁し、ストックホルム株式取引所に上場しています。詳しくは www.enea.com をご参照下さい。
Kontronについて
Kontronは、さまざまな業種のOEM、システム・インテグレータ、アプリケーション・プロバイダに向けて、標準をベースとしたカスタム組込型およびモバイル向け堅牢性ソリューションの設計、製造を行っています。ヨーロッパ、北米、アジア太平洋にまたがるKontronのエンジニアリング/製造部門は、効率的なグローバル・セールス/サポート・サービスと連携し、市場導入時間の短縮や競争力の向上を目指すカスタマを支援します。Kontronの多種多様な製品ポートフォリオには、モジュール型コンピュータ、SBC/ブレード、オープン・モジュール型プラットフォーム/システム、HMI、モバイル向け堅牢性ワークステーション、カスタム機能などがあります。Kontronは、Intel Communications Allianceのプレミア・メンバーであり、2006年Intel Member of the Yearを受賞しました。また、組込コンピュータボード向けのVDCプラチナ・ベンダとして過去3年連続して表彰されています。Kontronは、ドイツTecDAX株式市場に上場しています(シンボル:KBC)。
詳しくはwww.kontron.comをご参照ください。
IPTV Experienceについて
IPTV Experienceは、グローバルなブロードバンドをベースとした業界イニシアチブとして、トレンドの中心を担う消費者に対して高品質のIPTV配信をより早く提供することを目的として設立されました。ソフトウェア、ハードウェア、セミコンダクタの各業界をリードする企業間の連携を深め、各企業による独自のソリューションを活かし、IPTV採用の拡大化を妨げる重大な障壁を克服するためのグローバルな取り組みです。会員企業は、1つの連合体として、IPTVという重要な新メディアの普及を促進するため、すぐに使えて素早く導入できるソリューションを重視した体系的な見解を提示します。
IPTV Experienceは、世界で実証済みの低リスクかつ高パフォーマンスなキャリアクラスのプラットフォームを提供します。メディア・サーバからラストマイルまで、堅牢なIPTVネットワーク・エレメント群は、このプラットフォーム上に構築されます。詳しくはiptvexperience.comをご参照ください。
OSE は Enea の登録商標です。
その他の全ての会社名、製品名は各社の登録商標もしくは商標です。
お問い合わせ先
エニア・エンベデッド・テクノロジー株式会社
代表取締役 川原勝弘
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町1-4-2 風雲堂別館ビル 4F
Tel: (03)5207-6167 Fax: (03)5207-6169
URL: http://www.enea.com/ Email: osesales_jp@enea.se
Richard Pugnier
Kontron
Manager, Marketing Communications
Phone: +858.623.3006
Email: Richard.pugnier@us.kontron.com
《関連URL》
http://iptvexperience.com/
http://www.enea.com/
http://www.kontron.com/
ネットワーク・ソフトウェアとサービスの世界的リーダーであるエニア(ノルディック市場/ Small Cap/ENEA)と、標準をベースとしたカスタム組込型およびモバイル向け堅牢性ソリューションの大手開発企業であるKontronは、本日、共同でIPTV Experienceを発表しました。IPTV Experienceは、グローバルなブロードバンドをベースとした業界イニシアチブとして、IPTVの普及を妨げる設計、技術、ビジネス上の重大な問題を解決するために策定されました。このイニシアチブの設立にあたり、エニアとKontronは、NXTcommの期間中、Media Research GroupのSteven Hawley氏をモデレータとしたパネル・ディスカッションなど、数多くのイベントを開催します。パネル・ディスカッション参加企業には、IntelやRADVISONも含まれています。
Multimedia Research Group (MRG)のシニアIPTVアナリストSteve Hawley氏は、次のように述べています。「我々の最近のリサーチでは、2011年までにIPTV加入者が6,360万に達すると予測され、これらの加入者を引き留めておくためには、極めて高いQuality of experience(QoE:ユーザー体感品質)が必要となります。IPTV Experienceのような業界イニシアチブは、複雑なIPTVエコシステムの統一的かつ体系的な考え方を提示し、加入者の要求に応えるため、最高品質の実装を確実に行えるように支援します。」
IPTV Experienceイニシアチブは、IPTV配信における重大な問題を克服するためのガイダンス、情報、ベストプラクティス(best practice:最優良事例)を提供します。
「高ネットワーク処理能力」
ネットワーク処理パフォーマンスは、I/Oボトルネックの解放、IPTVの並行データ・ストリームの効率的管理において極めて重要です。マルチコア処理テクノロジーにより、ネットワーク機器設計者は必要な性能ヘッドルームを追加できます。
「定評のある標準化プラットフォーム」
すぐに使える市販のソリューションにより、開発者は、コア業務への集中を継続したまま、高度な技術を利用できます。オープンな標準ベースのプラットフォームにより、IPTVのインタオペラビリティ(双方向操作性)が可能となり、サービス・プロバイダは付加価値のあるサービスのカスタマイズ、作成ができるようになります。
「管理性」
最も重要なのは、ネットワークの管理、アップグレードの実行、既存機器に対するサービス提供、IPTVダウンタイムの回避が可能であることです。加入者の要求が高まる中で、サービス・プロバイダは、モジュール/システム・レベルでのネットワークの可視性と管理性を求めています。
「スケーラビリティ」
変更のためのシステムを準備、構築するためには、サービス・プロバイダが柔軟かつスケーラブルでアップグレードの容易なテクノロジーを実装することが重要です。新しいテクノロジーをサポートし、パフォーマンスを向上させるためには、ネットワーク配備におけるハードウェアの適応性に重点を置くことが必要です。
「高信頼性・高可用性」
常時接続環境において、IPTVシステムは非常に高い可用性と信頼性を求められます。
ネットワーク・エレメントやアプリケーションの障害はQoEに悪影響を及ぼします。オンデマンドのコンテンツにとって、フェイルオーバーの制御と管理をサポートする高可用性フレームワークの実装は必須となります。
「双方向性(インタラクティビティ)」
HD (High Definition) 解像度のデコーダやシステム・オン・チップ統合デコーダのサポートが可能になってきたことから、ビデオ・オンデマンドやエレクトリック・プログラム・ガイドを超えたIPTVベースの完全な双方向性を持つビデオ・サービスやIPセットトップボックス・モデルの導入が現実性を帯びてきました。人々の間のインタラクションがライブで行えることが、通信の全く新しいパラダイムへの出発点となります。
「市場導入時間の短縮」
IPTVの採用を拡大するためには、ネットワーク機器メーカーが標準に準拠した商用COTSアプローチを採用することにより、開発サイクルを加速し、継続して要求に対応することが必要となります。
消費者が従来のテレビ放送を通じて高レベルの品質を期待するようになってきているため、サービス品質(QoS)と最大QoEこそが、IPTVの採用を拡大する際の最大の障壁となっています。トレンドの中心を担う消費者に対して最高品質のIPTV経験をより早く提供するためには、テクノロジー・ベンダ、機器メーカー、サービス・プロバイダが連携して、優れたQoEを実現する最適化IPTVソリューションを策定することが必要です。IPTV Experienceイニシアチブは、IPTVのベストプラクティスと標準化を促進するために最先端のテクノロジーと業界のノウハウを融合します。
IPTV Experienceイニシアチブの詳細については、www.iptvexperience.comをご参照ください。
Enea について
Enea は、リアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)、ミドルウェア、開発ツール、データベース技術およびプロフェッショナル・サービスのリーディング・サプライヤです。通信インフラストラクチャや携帯端末、医療機器、自動車制御システムなどの高可用性システム向けにソフトウェアとサービスを提供しています。Enea の主力オペレーティング・システムであるOSEは、世界の3G携帯電話および基地局の約半数で使用されています。 Eneaは、500名以上の従業員を擁し、ストックホルム株式取引所に上場しています。詳しくは www.enea.com をご参照下さい。
Kontronについて
Kontronは、さまざまな業種のOEM、システム・インテグレータ、アプリケーション・プロバイダに向けて、標準をベースとしたカスタム組込型およびモバイル向け堅牢性ソリューションの設計、製造を行っています。ヨーロッパ、北米、アジア太平洋にまたがるKontronのエンジニアリング/製造部門は、効率的なグローバル・セールス/サポート・サービスと連携し、市場導入時間の短縮や競争力の向上を目指すカスタマを支援します。Kontronの多種多様な製品ポートフォリオには、モジュール型コンピュータ、SBC/ブレード、オープン・モジュール型プラットフォーム/システム、HMI、モバイル向け堅牢性ワークステーション、カスタム機能などがあります。Kontronは、Intel Communications Allianceのプレミア・メンバーであり、2006年Intel Member of the Yearを受賞しました。また、組込コンピュータボード向けのVDCプラチナ・ベンダとして過去3年連続して表彰されています。Kontronは、ドイツTecDAX株式市場に上場しています(シンボル:KBC)。
詳しくはwww.kontron.comをご参照ください。
IPTV Experienceについて
IPTV Experienceは、グローバルなブロードバンドをベースとした業界イニシアチブとして、トレンドの中心を担う消費者に対して高品質のIPTV配信をより早く提供することを目的として設立されました。ソフトウェア、ハードウェア、セミコンダクタの各業界をリードする企業間の連携を深め、各企業による独自のソリューションを活かし、IPTV採用の拡大化を妨げる重大な障壁を克服するためのグローバルな取り組みです。会員企業は、1つの連合体として、IPTVという重要な新メディアの普及を促進するため、すぐに使えて素早く導入できるソリューションを重視した体系的な見解を提示します。
IPTV Experienceは、世界で実証済みの低リスクかつ高パフォーマンスなキャリアクラスのプラットフォームを提供します。メディア・サーバからラストマイルまで、堅牢なIPTVネットワーク・エレメント群は、このプラットフォーム上に構築されます。詳しくはiptvexperience.comをご参照ください。
OSE は Enea の登録商標です。
その他の全ての会社名、製品名は各社の登録商標もしくは商標です。
お問い合わせ先
エニア・エンベデッド・テクノロジー株式会社
代表取締役 川原勝弘
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町1-4-2 風雲堂別館ビル 4F
Tel: (03)5207-6167 Fax: (03)5207-6169
URL: http://www.enea.com/ Email: osesales_jp@enea.se
Richard Pugnier
Kontron
Manager, Marketing Communications
Phone: +858.623.3006
Email: Richard.pugnier@us.kontron.com
《関連URL》
http://iptvexperience.com/
http://www.enea.com/
http://www.kontron.com/