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〜先輩受験生ママ500名に調査〜 中・高受験生の風邪・感染症対策の“お値段”、平均7,239円に しかし約6割のママが対策に不安…基本の対策に思わぬ落とし穴も?

小児科専門医に聞く、受験生の対策方法

エーザイ株式会社 薬粧事業部(東京都)は、このたび、本格的な受験シーズンの到来に際して、2014年度にお子様が中学受験、あるいは、高校受験を経験されたお母様500名を対象として、「先輩受験生ママの風邪・感染症等の対策」に関する意識調査を行いました。調査からは、受験シーズンに多くのお母様が感染症対策に気を使いながらも、不安を感じている実態が明らかになりました。また、本調査結果をふまえ、子供と家族の風邪・感染症などの対策に関して、小児科専門医の粂川 好男先生にお話を伺いました。


■ 先輩ママの風邪・感染症対策、開始時期は10〜11月に集中。早めの対策が肝心との意識も?

今回の調査は、昨年、2014年度に中学・高校受験をした現中学1年生・高校1年生のお子様をお持ちのお母様を対象として、インフルエンザをはじめとする感染症や、風邪などの対策について、その実態を調べました。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMzNTczNSMxNTIyNjAjMzU3MzVfWVRTSWJYbkJhUi5qcGc.jpg ]


はじめに、お子様が受験生だった昨年、お子様の感染症対策にいつも以上に気を使ったかどうかを聞くと、86%が「いつも以上に気を使っていた」と回答しました。お子様の対策について強く意識し、行動に移し始めたタイミングとしては、「2014年10月頃から」(20%)と、「2014年11月頃から」 (20%)が多く、お母様自身や、お父様の対策も、寒さが本格化する同タイミングから意識し始めていたようです。
実際に受験生本人の感染症対策として取り入れていたものとしてはもっとも多かったのは、「手洗い・うがいの励行」(84%)。次いで「マスクをする」(68%)、「予防接種を受ける」(57%)が続きました。
また、「十分な休息・睡眠をとらせる」(52%)、「食事を通じた栄養管理をする」(48%)なども上位にあがり、生活の基本的なポイントについても、気を使っていたことがわかります。
こうした対策について、全体の89%と約9割の人が2つ以上の対策を取り入れていたと回答しており、受験シーズンにあわせて特に気を使っていたお母様たちの想いが表われた結果だと言えます。


■ 受験生の対策費用は平均7,239円、親が自らにかける金額の1.5倍に。購入アイテム1位は「マスク」

次に、感染症や風邪の対策に購入したアイテムとかけた費用について、「受験生本人用」「お母様用」「お父様用」に分けて調べました。まず、「対策に費用をかけたアイテム」を調べたところ、受験生本人・ママ・パパ全員に関して、「マスク」が非常に多く1位に。手軽に取り入れられるアイテムとして、家族全員に活 用されていたようです。また、受験生本人に関しては、比較的高額である「加湿器」(21%)を購入した人も約5人に1人と、ここでも受験シーズンに特に注 意して対策をしている様子がうかがえます。


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続いて、対策アイテムの費用を調べると、受験生本人の対策費用は平均7,239円だったのに対して、お母様の対策費用は平均4,275円、お父親様の対策費用は平均4,278円と、受験生本人と比べて約3,000円、1.5倍もの差がある結果となりました。対策費用の差を裏付ける結果として、実際に、お母様たちが特に対策を徹底させていたり、注意して対策アイテムを使用させたりなど、風邪・感染症対策の優先度がもっとも高かった相手としては、「受験生本人」(87%)が圧倒的に多く約9割に上っています。


■ 対策が十分なのかわからない…約6割の先輩ママが自己流の対策に「不安」

最後に、感染症や風邪などの対策に対しての意識についても、調査を行いました。「お子様が受験生だった年の風邪・感染症などの対策について、不安を感じたことはありますか?」と聞いたところ、58%と約6割が「ある」と回答。具体的な不安や悩みとして、2位以下を引き離して多かったのは「対策をしても十分なのかどうか判断がつかない」(69%)で、次いで「どの対策が有効なのか、優先度がわからなくなる」(32%)、「情報が多すぎて正確なものが見極められない(見極めるのが難しい)」(23%)などでした。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMzNTczNSMxNTIyNjAjMzU3MzVfekJOanlHSmpBSC5qcGc.jpg ]


また、全体的な悩みとしては、「受験生本人と両親はマスクの着用を徹底していたが、兄弟がマスクをしてくれなかった」(46歳)や、「受験生の子供は予防接種、うがい、手洗いを意識させたが、他の家族はあまり実行してくれず、説得するのに気疲れした」(52歳)、「家族が非協力的だったため、イライラしてしまい、子供にあたってしまった」(51歳)などのコメントが多くあがりました。

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[調査概要]
・調査期間:2015年10月9日〜10月16日
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:2014年度に中学受験・高校受験をした、現中学1年生・高校1年生の子供を持つ母親 500名
 ※子供の学年別に均等割付(現中学1年生の子供を持つ母親 250名・現高校1年生の子供を持つ母親 250名)
・リリース内の数値は、小数点以下を四捨五入
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■ 専門家取材: 小児科専門医・粂川 好男先生に聞く、受験生と家族の風邪・感染症対策のポイント

本調査結果をふまえ、子供と家族の風邪・感染症などの対策に関して、小児科専門医の粂川 好男先生にお話を伺いました。

◇ 早めの対策が肝心…風邪・感染症の感染の基本、流行シーズン前からの“習慣づくり”が重要
インフルエンザやRSウイルス、ノロウイルスなど感染症の感染経路として気をつけたいのは大きく2つ、「飛沫感染」と「接触感染」があげられます。「飛沫感染」は、せきやくしゃみなどによって飛び散る飛沫に含まれる病原体が粘膜に触れて感染することで、通常1メートル程度の至近距離で感染することが多いです。「接触感染」は、ウイルスの保菌者本人や、ウイルスが付着したものを介して感染することです。
これらの感染経路を意識して対策を取り入れるのが理想的ですが、そもそも基本の対策は、普段から習慣化することが重要です。例年、若干の差はあるものの、インフルエンザであれば12〜2月頃が流行シーズン。そのタイミングだけ対策をするというのは現実的に難しいと思いますので、日常的に対策をしていないのであれば、秋口の10月頃から少しずつ習慣化を 意識して対策を取り入れ始めてみてください。

◇ 手洗い・うがい・マスクの“3点セット”の基本対策。思わぬ“落とし穴”で逆効果…マスクの使い方に理解不足も?
具体的な対策としては、「手洗い」、「うがい」、「マスク」の“3点セット”が一番重要です。この3点を徹底した上ではじめて、その他の対策として栄養価が高くバランスのとれた食事や、十分な睡眠などの要素も活きると言えます。非常に基本的な点ですが、あらためて正しい方法を見直して徹底することをおすすめします。

<手洗い>
学校でも正しい手洗いの方法は教えられていると思いますが、簡単なのは目安の時間を意識することだと思います。洗う際は石鹸を使って手と手首を満遍なく、30秒くらいかけて洗ってください。流す際には流水で、大体15〜20秒程度を目安にすると良いでしょう。手洗いは、インフルエンザやノロウイルスなどの接触感染予防に最も効果的と言われています。学校や塾、駅など外出先では、どうしてもドアノブや手すりなど、多くの人が触れる場所に触るはずです。お子さんの場合は、勉強中に手を口元に持ってきたり、つめを噛んだりなどの癖がある 場合も多いです。こうした経路の接触感染を防ぐためにも、手洗いは重要な対策の一歩になります。

<うがい>
外から帰ってきた際には手洗いとセットでうがいをする習慣付けを。うがいをする際には、一度口をゆすいでから、のどを洗うような感覚で2〜3回おこなってください。うがい薬を使うのも良いですが、味やにおいが苦手な場合は無理せず水でも大丈夫です。

<マスク>
飛沫感染を防ぐために有効なのがマスクですが、正しい使い方が意外とされていないことが多いアイテムでもあります。今は様々な種類のマスクがありますが、正しい使い方を念頭に置いていないと、逆効果になってしまう可能性も。まず、つけ方と選び方については、鼻と口がしっかりと覆われていることがポイントで す。子供のためのものを選ぶ際には、息苦しくないことを優先して、マスクと鼻、頬の間に隙間が開かないように、あごのラインにしっかりフィットしているこ とを見極めてあげましょう。マスクをしていることで、無意識に手で鼻や口元に触れて、接触感染につながることの防止にもなります。

マスクを使う際の大きな“落とし穴”は、口と鼻に直に触れるマスクの内側にウイルスなどが付着し、逆効果になってしまうパターン。マスクをはずしたとき、マスクの内側は 外気や手指などに触れる可能性が高いので、特に流行のシーズンはつけはずしをできるだけ少なくすることが理想的。はずす際にも、マスクの外側にはウイルスなどが付着していると考えて、マスクの外側を触った手で内側を触ってしまうことのないようにしてください。また、同じマスクを数日間、使いまわしている人も意外と多いですが、これも大きなリスクのひとつです。いくら高額なマスクを使っていても、ウイルスなどが付着した状態では機能が落ちていることと同じで、感染のリスクも高まります。長くても1日で取り替えるようにするのが良いでしょう。

この“3点セット”以外に、予防接種も、特にインフルエンザには有効な対策です。ただ、予防接種の目的は、あくまで罹患したときの重症化を予防するためのもの。予防接種を受けてもかかる可能性はありますが、それを過度に不安視してストレスになってしまうよりは、「かかったときのため」と割り切って考えて、普段の対策にしっかりと取り組んでみてください。
また、のどが乾燥すると粘膜の免疫機能が落ちて、ウイルスが増殖しやすくなります。マスクはのどの保湿にも役立ちますが、他にもこまめに水分をとったり、部屋の加湿をしてのどの保湿をしたりすることも、とても大切です。

◇ 子供が対策をしてくれない…叱るのではなく、“理解して動いてもらう”意識で、家族全員で対策を
受験シーズンの受験生に限らず、感染症や風邪などの対策に関しては、“集団として防ぐ”という意識が大切です。受験生本人だけでなく、ご両親やきょうだいなど、家族で防ぐことを心がけましょう。
ただ、受験生がいるからといって、例えばお母さんが過度に対策に気を張ってしまうと、受験生本人や家族が気疲れしてしまう側面もあると思います。同時に、対策をしてと伝えても、受験生本人がなかなか守ってくれないという悩みも多いのではないでしょうか。
中学受験生の場合は11〜12歳、どうしても反発してしまう時期です。なかなか日常的に対策をしてくれない場合には、「なぜその対策が有効なのか」を、理屈でしっかりと説明してあげるのもひとつの手です。11〜12歳、小学校5〜6年生であれば、きちんと話をすれば理解できるのです。その年齢の子供を頭ごな しに叱りつけてしまうと、逆に対策をしたくない気持ちが強くなってしまうので、“理解して動いてもらう”意識をご両親が持って、家族で対策をすることが、 受験生本人にとっても家族にとっても、ストレスが少なくなるのではないかと思います。

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▽ 粂川 好男(くめかわ・よしお) 杉並堀ノ内クリニック 小児科院長
小児科専門医。信州大学医学部卒。国立国際医療センター小児科において主にアレルギー、感染症、小児癌、心身症、救急医療、未熟児医療など、小児科全般に 渡って臨床経験を積んだ後、愛和病院小児科医長として第一線のプライマリ小児科医として活躍した後、現職に。数多くの臨床経験を活かし、自身も一児の父と して、子供の健康にとどまらず、育児、保護者の健康に関する相談も多く受け持ち、保育園の園医、小学校の校医なども務める。
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■ ウイルス・菌・花粉のマスクへの付着を24時間防ぐ、「クリスタルヴェール(R)マスク防菌24」

[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMzNTczNSMxNTIyNjAjMzU3MzVfWURBcWN2RWhIei5qcGc.jpg ]

持続性防菌成分Etak(R)(読み方:イータック)を主成分とした「クリスタルヴェール(R)マスク防菌24」は、マスク着用前にスプレーするだけで、ウイルスや菌、花粉のマスクへの付着を24時間防いでくれます。
Etak(R)は、広島大学大学院 医歯薬保健学研究院二川浩樹教授により開発された、ウイルスや菌の付着を防ぐ「防菌成分」と防菌成分を固定化する「接着成分」がひとつになった特許成分です(特許番号第4830075号)。対象物に接着成分が化学結合して防菌成分が固定化することで長時間の防菌が可能です。

※全てのウイルス、菌、花粉に対して効果があるわけではありません。
※使用状況によっては持続力が異なります。
※効果は噴霧液がついた部分に限られます。
※本品は医薬品・医薬部外品ではありません。

▼「クリスタルヴェール(R)マスク防菌24」 詳しくはコチラ
http://virus-eisai.com/crv/


<リリースに関するお問い合わせ先>
トレンダーズ株式会社 担当:福田
TEL:03-5774-8871 / FAX:03-5774-8872 / mail:press@trenders.co.jp

<「クリスタルヴェール」ブランド・製品に関するお問い合わせ先>
エーザイ株式会社 薬粧事業部  担当:芝村・古浜
TEL:03-5228-7203 / FAX:03-5229-0725 (受付時間:9:00-17:00)
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