【 Linuxサーバ機器特有のファイルシステム復旧技術力向上!! デジタルデータリカバリーが海外のトップエンジニアを交えた合同技術研究会を実施 】
この度、デジタルデータリカバリーでは、サーバ市場を圧倒しさらにシェアを拡大するであろうLinuxのデータ復旧に関して、より一層の技術力向上を目的に、海外トップエンジニアを交えた合同技術研究会を実施いたしました。これにより、Linux 特有の重度なファイルシステム障害における復旧技術が向上し、以前の技術ではフォルダ構成が復旧出来なかった一部の障害に対して、復旧が可能になりました。
国内8年連続日本No1のデータ復旧件数(※1)を誇るデジタルデータリカバリー
(デジタルデータソリューション株式会社、代表取締役:熊谷 聖司)。
同社は最先端のデータ復旧技術と設備を保有し、累積復旧実績87,000件以上、RAIDサーバ復旧実績年間1,200件以上、2013年データ復旧率 95.1%(※2)という世界でも有数の高い復旧技術を保有する、データ復旧業界のリーディングカンパニーです。
当社では『1秒でも早く、1つでも多くのデータを最も安全に復旧します』を使命に掲げ、官公庁や上場企業様を中心にデータ復旧を行っています。
【 Linux環境サーバのデータ復旧が難しい理由とは? 】
Linux環境サーバのデータ復旧は、WindowsやMac環境のデータ復旧に比べて難易度が高いと言えます。その理由は2つあります。1つ目は、ファイルシステム自体が複雑であること。2つ目は、RAIDを構成するHDDの正しい順番を把握するのが難しいことが挙げられます。
1)複雑なファイルシステム
Linux環境で採用されているファイルシステムは、WindowsやMacとは大きく異なります。
Windowsであれば大半がNTFSですが、Linuxの場合は代表的なものとしてEXT3、EXT4、EXFなどが挙げられます。
データ復旧業界でも、このファイルシステムの復旧に必要な知識と技術を持ち合わせる技術者は数少ないのが現状です。
NTFS、FAT、HFSなど、WindowsやMacなどのOSで使用されるファイルシステムでは、MFTやCatalogFileと呼ばれる領域が明確に用意されており、フォルダやファイルの管理をする役割を担っています。よって、MFTやCatalogFileなど、該当する領域の理解と修復技術があれば、修復可能となります。対して、Linuxのファイルシステムは管理領域がまとまっておらず、特有の仕組みで管理をしています。Linuxのデータ復旧が難しいと言われる所以はこの管理方法にあるのです。
Linuxに使用されるEXT3、EXT4、XFS等の全てのファイルシステムでは、inodeと呼ばれる仕組みを使ってフォルダやファイルのつながりを管理しています。このinodeはDISK上に無数に存在しており、散り散りになったinodeをリンク付けすることでフォルダやファイルを形成します。その為、このリンクが1つでも切れてしまうとフォルダやファイルを復旧することは出来ません。
つまり、前述したWindowsやMacのファイルシステムのように、特定の領域だけを修復すれば復旧出来るわけではないのです。
2)把握困難なRAIDを構成するHDDの正しい順番
ほぼすべてのサーバでは、HDDを複数組み合わせて仮想的に1台のHDDとみなす、RAIDという技術が使用されています。また、RAIDを構築するレベルによっては、1本または2本の障害であればシステム運用が問題なく行えるよう、冗長性の担保が可能な設計になっています。例えば、冗長性を持たせたRAID5を使用中に万が一RAIDを構成する1本のHDDが故障したとしても、他の正常なHDDに保存されたパリティ情報を基にして、そのまま問題なくシステム稼働を行えます。また、故障したHDDを新品のものと取替え、再度冗長性を持たせることが出来ます。この作業を、RAIDの再構築(リビルド)と呼びます。しかし、リビルドの際に、システム担当者やメーカー担当者、保守業者といわれる方々でも、HDDを交換する際に、入れ替える順番を誤る、もしくはHDDの順番を忘れてしまうことは珍しくありません。リビルド時にHDDの順番を間違え、障害の発生しているHDDで誤ってリビルドを掛けてしまうと、データが上書きされることでデータの復旧が出来なくなってしまいます。
こういった事態はデータ復旧のプロセスでも同様に起き得ます。正確な分析の基、正しい順番でRAIDを構築しなければ、データを復旧する事はできません。Linuxは前述の通りに、ファイルシステムが複雑であるという理由もあり、HDDの順番を把握することが決して容易ではないのです。
【 海外トップエンジニアとの合同技術研究会により技術力向上に成功 】
今回は日本、中国、ロシア、メキシコ各国のトップエンジニアが一同に集まり、Linuxの代表的なファイルシステムであるEXT3、EXT4、XFSに特化した復旧技術について、持ち得る知識を出し合い、データ復旧技術向上のための研究を行いました。
画期的なアイディアと最新のソフトウェアを用いて研究を実施した結果、各ファイルシステムの根本を理解し、新たな復旧手法を得ることが出来ました。
この復旧手法では、使用時のフォルダ構成を保った状態でデータを復旧することが可能となります。
以前は、無事にデータを復旧した状態でもフォルダ構成が崩れていたことで、お客様のご希望のデータを確認する際、あらゆるフォルダから該当するデータを探し出す必要がありました。特に大人数でデータを共有しているお客様に関しては、ご希望データを確認する作業に膨大なお時間をいただいておりました。しかし、今後はお客様のデータをより早く、使い易い状態でお届けすることが可能となります。
この度の合同技術研究会では、各エンジニアの技術力向上は当然ながら、データ復旧をご希望のお客様におかれましても非常にメリットのある研究成果を出すことができたと考えております。
※ご依頼頂くお客様の機器の障害がどのような障害か。それは実際にHDDを診断するまでわかりません。また、診断した結果、「該当障害においてフォルダ構成を使用時そのままの状態で復旧出来るか否か」を断言することは現状ではまだ難しいと言えます。ご了承下さい。
デジタルデータリカバリーでは今後も、Linuxサーバをはじめ、NAS機器など、あらゆるシステムで構築された機器のデータ復旧サービスを、より一層の自信をもってご提供いたします。正しい情報を早急に解読し、詳細な障害の発生原因と機器の分析からデータの復旧まで、専門の技術員が行いますのでご安心ください。
【 データ復旧ご希望の方 】
RAID・サーバ専用ダイヤル:0120-921-055
(電話対応時間 8:00〜21:00)
トラブル発生の原因は多岐に渡るため、適切に対処するにはプロの技術が必要です。自己復旧により復旧率を著しく下げる前に、専門のデータ復旧アドバイザーにご相談ください。デジタルデータリカバリーでは状況をお伺いし想定されるケースから、今とるべき最善の対処法についてお伝えいたします。
サービスサイト:http://www.ino-inc.com
スマートフォンページ:http://www.ino-inc.com/s/
【 出張診断サービス 】
機器の持ち出しが困難である法人様においては、弊社のトップエンジニアがお客様の元へ伺い
その場で診断をさせて頂く出張診断サービスのご利用も可能です。
出張サービス:http://www.ino-inc.com/restore/onsite.html
【 デジタルデータリカバリーについて 】
デジタルデータソリューション株式会社が運営するデータ復旧サービスの名称。
2006年〜2013年 8年連続復旧実績No.1(第三者調査機関調べ)
平成11年6月14日に設立。
その後、高度な復旧技術とスピード、丁寧な対応で年々業績を伸ばす。
現状で満足することなく、1人でも多くのお客様の、1つでも多くのデータを、
1秒でも早く最も安全に復旧する為、デジタルデータリカバリーは復旧率と復旧スピードにこだわり続けます。
お取引実績につきまして、掲載の許可を頂いたお客様に関しては、コチラに掲載させて頂いております。
お客様からの声:http://ino-inc.com/voice/voice.html
※1 第三者機関調べ
※2 2014年1月現在 当社調べ
【 会社概要 】
社名:デジタルデータソリューション株式会社
DIGITAL DATA SOLUTION INC.
資本金:7,000万円
株主構成:熊谷 聖司
岩本 博
NVCC7号投資事業有限責任組合
(運営者:日本ベンチャーキャピタル株式会社)
(敬称略)
上記3者にて、株式を100%保有
設立:1999年6月14日
資本金:7,000万円
従業員:79名(2016年2月現在)
事業内容:データ復旧事業(デジタルデータリカバリー)
所在地:〒104-0045
東京都中央区築地3-11-6
築地スクエアビル7階
コーポレートサイト:http://www.digitaldata-solution.co.jp/
【本件に関するお問い合せ先】
企業名:デジタルデータソリューション株式会社
サービス名:デジタルデータリカバリー
担当者名:太田 高寛
TEL:03-6264-1515
FAX:03-6264-1520(24時間対応)
Email:mteam@ino-inc.com
国内8年連続日本No1のデータ復旧件数(※1)を誇るデジタルデータリカバリー
(デジタルデータソリューション株式会社、代表取締役:熊谷 聖司)。
同社は最先端のデータ復旧技術と設備を保有し、累積復旧実績87,000件以上、RAIDサーバ復旧実績年間1,200件以上、2013年データ復旧率 95.1%(※2)という世界でも有数の高い復旧技術を保有する、データ復旧業界のリーディングカンパニーです。
当社では『1秒でも早く、1つでも多くのデータを最も安全に復旧します』を使命に掲げ、官公庁や上場企業様を中心にデータ復旧を行っています。
【 Linux環境サーバのデータ復旧が難しい理由とは? 】
Linux環境サーバのデータ復旧は、WindowsやMac環境のデータ復旧に比べて難易度が高いと言えます。その理由は2つあります。1つ目は、ファイルシステム自体が複雑であること。2つ目は、RAIDを構成するHDDの正しい順番を把握するのが難しいことが挙げられます。
1)複雑なファイルシステム
Linux環境で採用されているファイルシステムは、WindowsやMacとは大きく異なります。
Windowsであれば大半がNTFSですが、Linuxの場合は代表的なものとしてEXT3、EXT4、EXFなどが挙げられます。
データ復旧業界でも、このファイルシステムの復旧に必要な知識と技術を持ち合わせる技術者は数少ないのが現状です。
NTFS、FAT、HFSなど、WindowsやMacなどのOSで使用されるファイルシステムでは、MFTやCatalogFileと呼ばれる領域が明確に用意されており、フォルダやファイルの管理をする役割を担っています。よって、MFTやCatalogFileなど、該当する領域の理解と修復技術があれば、修復可能となります。対して、Linuxのファイルシステムは管理領域がまとまっておらず、特有の仕組みで管理をしています。Linuxのデータ復旧が難しいと言われる所以はこの管理方法にあるのです。
Linuxに使用されるEXT3、EXT4、XFS等の全てのファイルシステムでは、inodeと呼ばれる仕組みを使ってフォルダやファイルのつながりを管理しています。このinodeはDISK上に無数に存在しており、散り散りになったinodeをリンク付けすることでフォルダやファイルを形成します。その為、このリンクが1つでも切れてしまうとフォルダやファイルを復旧することは出来ません。
つまり、前述したWindowsやMacのファイルシステムのように、特定の領域だけを修復すれば復旧出来るわけではないのです。
2)把握困難なRAIDを構成するHDDの正しい順番
ほぼすべてのサーバでは、HDDを複数組み合わせて仮想的に1台のHDDとみなす、RAIDという技術が使用されています。また、RAIDを構築するレベルによっては、1本または2本の障害であればシステム運用が問題なく行えるよう、冗長性の担保が可能な設計になっています。例えば、冗長性を持たせたRAID5を使用中に万が一RAIDを構成する1本のHDDが故障したとしても、他の正常なHDDに保存されたパリティ情報を基にして、そのまま問題なくシステム稼働を行えます。また、故障したHDDを新品のものと取替え、再度冗長性を持たせることが出来ます。この作業を、RAIDの再構築(リビルド)と呼びます。しかし、リビルドの際に、システム担当者やメーカー担当者、保守業者といわれる方々でも、HDDを交換する際に、入れ替える順番を誤る、もしくはHDDの順番を忘れてしまうことは珍しくありません。リビルド時にHDDの順番を間違え、障害の発生しているHDDで誤ってリビルドを掛けてしまうと、データが上書きされることでデータの復旧が出来なくなってしまいます。
こういった事態はデータ復旧のプロセスでも同様に起き得ます。正確な分析の基、正しい順番でRAIDを構築しなければ、データを復旧する事はできません。Linuxは前述の通りに、ファイルシステムが複雑であるという理由もあり、HDDの順番を把握することが決して容易ではないのです。
【 海外トップエンジニアとの合同技術研究会により技術力向上に成功 】
今回は日本、中国、ロシア、メキシコ各国のトップエンジニアが一同に集まり、Linuxの代表的なファイルシステムであるEXT3、EXT4、XFSに特化した復旧技術について、持ち得る知識を出し合い、データ復旧技術向上のための研究を行いました。
画期的なアイディアと最新のソフトウェアを用いて研究を実施した結果、各ファイルシステムの根本を理解し、新たな復旧手法を得ることが出来ました。
この復旧手法では、使用時のフォルダ構成を保った状態でデータを復旧することが可能となります。
以前は、無事にデータを復旧した状態でもフォルダ構成が崩れていたことで、お客様のご希望のデータを確認する際、あらゆるフォルダから該当するデータを探し出す必要がありました。特に大人数でデータを共有しているお客様に関しては、ご希望データを確認する作業に膨大なお時間をいただいておりました。しかし、今後はお客様のデータをより早く、使い易い状態でお届けすることが可能となります。
この度の合同技術研究会では、各エンジニアの技術力向上は当然ながら、データ復旧をご希望のお客様におかれましても非常にメリットのある研究成果を出すことができたと考えております。
※ご依頼頂くお客様の機器の障害がどのような障害か。それは実際にHDDを診断するまでわかりません。また、診断した結果、「該当障害においてフォルダ構成を使用時そのままの状態で復旧出来るか否か」を断言することは現状ではまだ難しいと言えます。ご了承下さい。
デジタルデータリカバリーでは今後も、Linuxサーバをはじめ、NAS機器など、あらゆるシステムで構築された機器のデータ復旧サービスを、より一層の自信をもってご提供いたします。正しい情報を早急に解読し、詳細な障害の発生原因と機器の分析からデータの復旧まで、専門の技術員が行いますのでご安心ください。
【 データ復旧ご希望の方 】
RAID・サーバ専用ダイヤル:0120-921-055
(電話対応時間 8:00〜21:00)
トラブル発生の原因は多岐に渡るため、適切に対処するにはプロの技術が必要です。自己復旧により復旧率を著しく下げる前に、専門のデータ復旧アドバイザーにご相談ください。デジタルデータリカバリーでは状況をお伺いし想定されるケースから、今とるべき最善の対処法についてお伝えいたします。
サービスサイト:http://www.ino-inc.com
スマートフォンページ:http://www.ino-inc.com/s/
【 出張診断サービス 】
機器の持ち出しが困難である法人様においては、弊社のトップエンジニアがお客様の元へ伺い
その場で診断をさせて頂く出張診断サービスのご利用も可能です。
出張サービス:http://www.ino-inc.com/restore/onsite.html
【 デジタルデータリカバリーについて 】
デジタルデータソリューション株式会社が運営するデータ復旧サービスの名称。
2006年〜2013年 8年連続復旧実績No.1(第三者調査機関調べ)
平成11年6月14日に設立。
その後、高度な復旧技術とスピード、丁寧な対応で年々業績を伸ばす。
現状で満足することなく、1人でも多くのお客様の、1つでも多くのデータを、
1秒でも早く最も安全に復旧する為、デジタルデータリカバリーは復旧率と復旧スピードにこだわり続けます。
お取引実績につきまして、掲載の許可を頂いたお客様に関しては、コチラに掲載させて頂いております。
お客様からの声:http://ino-inc.com/voice/voice.html
※1 第三者機関調べ
※2 2014年1月現在 当社調べ
【 会社概要 】
社名:デジタルデータソリューション株式会社
DIGITAL DATA SOLUTION INC.
資本金:7,000万円
株主構成:熊谷 聖司
岩本 博
NVCC7号投資事業有限責任組合
(運営者:日本ベンチャーキャピタル株式会社)
(敬称略)
上記3者にて、株式を100%保有
設立:1999年6月14日
資本金:7,000万円
従業員:79名(2016年2月現在)
事業内容:データ復旧事業(デジタルデータリカバリー)
所在地:〒104-0045
東京都中央区築地3-11-6
築地スクエアビル7階
コーポレートサイト:http://www.digitaldata-solution.co.jp/
【本件に関するお問い合せ先】
企業名:デジタルデータソリューション株式会社
サービス名:デジタルデータリカバリー
担当者名:太田 高寛
TEL:03-6264-1515
FAX:03-6264-1520(24時間対応)
Email:mteam@ino-inc.com