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OpenStack Summit Austin、本日より開催

オープンソースソフトウェアのグローバルカンファレンス; 世界60カ国以上、約7,500名が参加

OpenStack Foundationは、本日4月25日〜4月29日(現地時間)、米国テキサス州オースティンの「オースティン・コンベンション・センター」にてオープンソースソフトウェアのグローバルカンファレンス「OpenStack Summit Austin」(https://www.openstack.org/summit/austin-2016/)を開催します。

OpenStack Summitは、クラウドコンピューティング開発者やOpenStackユーザーを対象に年2回開催するオープンソースソフトウェアのグローバルカンファレンスです。エンタープライズIT向けのクラウドコンピューティング戦略、クラウドアプリケーション開発、テレコム事業者のエコシステム、NFV(ネットワーク機能仮想化)アーキテクチャなど多岐にわたるテーマを基調講演やセッションなどのプログラムで取り上げます。昨年はOpenStack Summitを10月に東京で開催し、約5,000人が参加しました。

OpenStack Summit Austinは、東京に続いて13回目に開催するグローバルカンファレンスで、60以上の国から約7,500名の参加が予想されています。クラウドネイティブなソフトウェア開発とレガシーアプリケーションの最適化の橋渡しをしながら、エンタープライズIT戦略やサービスプロバイダロードマップにおいてOpenStackが果たす役割を、基調講演や500以上のセッションなどのプログラムで取り上げます。

OpenStack Summit Austinの基調講演のテーマは「統合エンジン(Integration Engine)としてのOpenStack」です。基調講演にはAT&T、SAP、Volkswagen、Google、CoreOS、LivePerson、Time Warner Cable、OVH、Texas Advanced Computing Centerなどグローバル企業や組織で構成されるOpenStackのユーザーおよびコミュニティメンバーが登壇します。IoT、インダストリー4.0、NFV、PaaS、Google社が提供するKubernetesの技術とCoreOSによるコンテナ管理など、急拡大するOpenStackのユースケースを紹介します。また、「企業のプライベートクラウド」、「パブリッククラウドを提供するサービスプロバイダ」、「テレコム/NFV」、「大学や公的機関の研究」のOpenStackが利用される主要4市場に着目し、各市場の成長状況やユーザー動向についても説明します。

OpenStack Summit Austinの開発者向けセッションでは、「OpenStack」の14番目のリリースとなる「Newton」(読み方:ニュートン)の2016年10月の公開に向け、開発方針を決定します。

OpenStack Foundationのエグゼクティブ・ディレクターのJonathan Bryceは、「OpenStackのロンチから約6年が経過し、プライベートクラウドやパブリッククラウドの分野での採用が急増しています。OpenStackはオープンソースのクラウドコンピューティングの世界基準となってきており、OpenStack Summit Austinでは、これまで以上に多くのユースケースを紹介できるでしょう。参加者にとって有意義なカンファレンスになることを期待しています」と述べています。


【お問い合わせ先】
OpenStack Foundation
URL: http://www.openstack.org/
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