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DataCoreが、VMware vSphereメトロストレージクラスター構成の認定を取得、都市間にまたがる構成で継続的可用性を確保。

データコア・ソフトウェア株式会社は、SANsymphony(TM)ソフトウェア定義ストレージとDataCore(TM) Hyper-converged Virtual SAN製品がVMware社のvSphere Metro Storage Cluster構成の認定を取得。データコアのソフトウェアは業務継続性を最大限にするように設計されており、地理的に分離された場所の間で「停止時間ゼロ、完全自動フェイルオーバー」の提供のため常にデータのミラー化を高速で行っています。それぞれのサイトで異なるストレージ装置を使用している場合でも、アクティブ・アクティブのコピーを常に同期された状態に保ちます。

2017年6月6日
データコア・ソフトウェア株式会社
<DR認証取得>
<米国本社5月9日付プレスリリース日本語訳-再構成>
【Press Release】
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DataCoreのソリューションが、
VMware vSphereメトロストレージクラスター構成の認定を取得
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ハードルの高い構成要件に適合

データコアのメトロ ストレージ ソリューションと
VMwareのHAクラスターの組み合わせにより、
都市間にまたがる構成で継続的可用性を確保
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 <米フロリダ州フォートローダーデール、2017年5月9日発> 適応型パラレルI/O技術を装備したソフトウェア定義ストレージとハイパーコンバージド インフラストラクチャーの先進企業である米DataCore Software Corporationの日本法人、データコア・ソフトウェア株式会社(本社:東京都千代田区、日本代表:小坂素行、以下:データコア)は、SANsymphony(TM)ソフトウェア定義ストレージとDataCore(TM) Hyper-converged Virtual SAN製品がVMware社のvSphere Metro Storage Cluster構成の認定を受けたことを発表しました。

 VMware vSphere Metro Storage Cluster (vMSC)構成は、vSphere認定されたレプリケーションとアレイ ベースのクラスタリングを組み合わせたソリューションです。このような構成は一般にストレッチクラスターあるいはメトロクラスターと称されますが、通常は災害や停止時間を回避することが必須の要件である場合に利用されます。

 継続的な稼働を確保する最良の戦略はデータの同一コピーを二ヶ所にミラー化することから始まりますが、その場所が離れていることが理想的です。単にサーバーをクラスター化しそれらを離れた場所に配置するだけでは充分な保護機能を提供しません。特にそのサーバーの設置拠点における共有ストレージアレイがサイト障害を受ける可能性がある場合にはなおさらです。vMSCアーキテクチャーは二ヶ所にわたってストレージとネットワークをストレッチさせることを可能にします。

 より良い解決策はvSphereのHAクラスターにSANsymphonyソフトウェア定義ストレージあるいはDataCore Hyper-converged Virtual SAN製品を組み込むことです。SANsymphonyはvSphereサーバーが外部SANを使用しており、そのクラスターがiSCSI あるいはFibre Channel経由で外部SANにアクセスする場合に適しています。物理ストレージをサーバー内に格納したままでハイパーコンバージド構成を展開する場合、DataCore Hyper-converged Virtual SANが最適です。

 データコアのエンタープライズ級の高可用性ソリューションは、機器あるいはサイトの機能停止がクリティカルな情報へのアクセスを阻害することを避けるように設計されています。SANsymphony 及び DataCore Hyper-converged Virtual SAN製品をストレッチクラスターに組み込むことで、VMwareの仮想マシンからのプライマリーストレージへの継続的なアクセスを可能にします。

 データコア製品はSANsymphony 及びDataCore Hyper-converged Virtual SANソフトウェアにより管理されるストレージ装置の機能を拡張する包括的なユニバーサル ストレージ サービスを提供します。このソフトウェアはSANsymphonyソフトウェア向けに占有するx86サーバー、あるいはDataCore Hyper-converged Virtual SANソフトウェアが稼働するハイパーバイザーホストの上の仮想マシン(VM)として実行されます。

 データコアのソフトウェアは業務継続性を最大限にするように設計されており、地理的に分離された場所の間で「停止時間ゼロ、完全自動フェイルオーバー」を提供すべく常にデータのミラー化を高速で行っています。データコアはそれぞれのサイトで異なるストレージ装置を使用している場合でも、アクティブ・アクティブのコピーを常に同期された状態に保ちます。ストレッチあるいはメトロクラスターは独立したミラーコピーを、どちらの場所からも冗長性をもった経路により同時にアクセス可能な一つのデータとみなしています。

 アプリケーションから一か所のデータへのアクセスに支障をきたした場合には、何の中断も無くそのデータのミラーコピーへのアクセスへのフェイルオーバーが即座にかつ自動的になされ、スクリプトや人手の介入は必要ありません。同様に、障害のあったサイトが復旧した場合には、内蔵された自動化機能により、正常運用へのフェイルバックと再同期が行われます。この包括的なソリューションは多くのアプリケーション、オペレーティングシステム、ハイパーバイザーと現在利用されているものに限らず将来登場するストレージ ハードウェアに対して共通の統合された継続的可用性への取り組みを実現しています。

 データコアのプロダクトマーケティングディレクターのAugie Gonzalezは「データへのアクセスが失われた場合、全てが停止します。水害、火災、建築上の問題、さらには作業員のミスによる業務中断はこの点を繰り返し示しています」と述べており、また「第三者による調査によると、データコアの顧客の100%が計画・非計画を問わずストレージ起因による業務停止を避けることができており、更に業務継続性に必要とされるレベルの可用性を実現する上で最大75%迄そのコストを削減できている、との報告があります」と述べています。

■独ハノーファー病院の事例
  − DataCoreとVMware vSphereメトロストレージクラスターがもたらすもの

 ドイツのハノーファー病院のITインフラストラクチャーの責任者であるDouglas Null氏は「ハノーファー病院がデータコアを採用したことで経験した最大の恩恵は、ミラー化により保護され、かつ二ヶ所の構内データセンターにまたがった別々のアプリケーションにデータを提供する仮想ディスクを自動的に同期させる真の高可用性です。それぞれのデータセンターは極めてクリティカルな業務が稼働しており、一方のデータセンターが機能停止に至った場合にはストレージと計算機能を物理的に分離して残りのデータセンターの稼働を継続することができます」と語ります。
 同氏は続けて「DataCore SANsymphonyは私達の要求を満たす唯一のストレージソリューションであり、フェイルオーバーとフェイルバックは全く人手を介さない、完全な自動化プロセスを提供しています。他のベンダーのソリューションはアクティブ・パッシブのレプリケーションであり、パッシブ側のサイトを開始する為には人手を介するか、スクリプトを必要とするか、場合によっては他社によるポイント ソリューションを必要とするものです」としています。

■Interop Tokyo 2017に出展
 データコア・ソフトウェアは、6月7日から9日に開催のInterop Tokyo 2017において、レノボ・ジャパン社のブース(ホール5 小間番号4Z27)にて、Lenovo社との提携によるターンキーアプライアンスなど、Data Coreソリューションの展示説明を実施します。
                                           以上
【DataCore Softwareについて】
 DataCore Software(本社:米国フロリダ州、CEO:George Teixeira(ジョージ・テクセイラ))は、適応型パラレルI/O技術を装備したソフトウェア定義ストレージおよびハイパーコンバージド インフラストラクチャーを提供する先進企業で、卓越したパフォーマンスとアプリケーションの業務負荷生産性の向上、コスト削減を実現します。DataCoreは一般的なx86サーバープラットフォームのマルチコアの利点と費用効率の高さを活用し、IT業界の最大の問題であるI/Oのボトルネックを解消します。DataCoreを採用することにより、顧客は利用可能なコンピューティング リソースをフル活用し、生産性を拡大することができ、より高速なアプリケーションの応答時間とコストの削減を実感します。ソフトウェア定義ストレージの製品であるSANsymphony(TM)は装置のベンダーやモデル、バージョン間の違いや非互換性に関わらずさまざまなストレージをプールします。SANsymphonyは複数のロケーションやデバイスにまたがることができ、管理の自動化やインフラストラクチャーの単純化についての共通のエンタープライズクラスのデータのサービスを制御します。DataCoreハイパーコンバージド仮想SANのソフトウェアはクラスター内の物理または仮想のサーバー群の内蔵および直接接続のストレージを使用して同様のサービスを提供します。
 DataCore Softwareは1998年の設立で、現在全世界で10,000以上の顧客に導入され稼働を継続しています。DataCoreのソリューションはLenovo社のようなハードウェアベンダーからターンキーアプライアンスとしても提供されています。http://www.datacore.jp/  http://www.datacore.com/

※本書に記載の会社名および製品名・サービス名などは、該当する各社の商標または登録商標です。
※本書に記載の内容は発表日現在の情報です。発表後予告なしに変更されることがありますのでご了承ください。

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製品に関するお問い合わせ先
データコア・ソフトウェア株式会社
TEL:03-6695-7013(担当:鎧塚、田中)
E-mail:DataCore-Japan-Info@datacore.com
http://www.datacore.jp/

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