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「銀河鉄道の夜」大型映像70ミリフィルムで世界配給準備!

弊社では、4K解像度(横4096画素・縦3072画素)にて制作したフルCG作品『銀河鉄道の夜』を、IMAX(R)シアターなどで用いられる70ミリフィルムの作品として、日本国内のみならず全世界での配給を目指し準備を進めています。
「大型フィルムが表現する精緻な映像とは」
 大型映像とは、通常の映画で使われる35ミリフィルムに比べ面積比で最大10倍以上となる70ミリフィルムを使った映像システムで、大スクリーンやドームに緻密な映像を映すものです。
 4Kという解像度は、ハイビジョンに比べ6倍以上という美しさが実現できます。

「なぜいまフィルム化なのか」
 通常の映画フィルムの何倍もの解像度をもつ大型映像は、要求されるプロジェクタなどの性能があまりに高く、今後数年間は上映のデジタル化が進まないといわれています。
 海外ではこの大型70ミリフィルムを使った上映館が、教育施設を中心に多く存在(中国では増加)しています。KAGAYAスタジオは、国内のデジタルドームシアターで大ヒットした『銀河鉄道の夜』を2008年春より大型フィルムに対応させ、北米やヨーロッパ、アジアなどの諸外国での上映拡大をねらいます。また、国内では、70ミリフィルムの予告編上映を、11月に大阪で開催されるJSTC2007にて行います。

「フルCG作品『銀河鉄道の夜』とは」
 2006年から2007年末までに全国20館のプラネタリウムで上映され、上映期間が延長されるなどたいへん好評です。また、北京や台北で上映中の中国語吹替え版も高い評価を得ています。
 物語の内容は、宮沢賢治氏の原作『銀河鉄道の夜』に忠実なだけでなく、銀河や宇宙に関する科学的な視点も盛り込んでいるので、大人から子どもたちまで、すべての人が楽しめる作品となっています。

「メイキング オブ 『銀河鉄道の夜』」
 本作品は、宮沢賢治の未完の作「銀河鉄道の夜」を、デジタルファインアーティストのKAGAYA(カガヤ)が、3年もの歳月をかけて綿密に調査し、精緻に描き上げたフルCGの幻想世界です。
 幾度となく原作を読み返し、宮沢賢治の故郷花巻、当時と同じ汽車が残る愛知の明治村、国土地理院が復元した測量用の櫓など広範な取材の結果、ようやく銀河鉄道の車窓の風景が出来上がりました。
 日本語版のナレーションは、実力派声優として活躍中の桑島法子。自身の朗読会でも宮沢賢治作品をライフワークとして演じ続けており、その表現力は、日本随一といっても過言ではないでしょう。
 音楽は、KAGAYAの弟の作曲家加賀谷玲が担当しています。透明感があり哀切のこもった旋律はとても美しく、兄弟コラボレーションとして、作品の世界観をより豊かに演出しています。

より詳しい情報をご希望の方は、以下までご連絡ください。
<お問い合わせ先>
有限会社カガヤスタジオ
http://www.kagayastudio.com/
担当 馬渕(mabuchi@kagayastudio.com)

「銀河鉄道の夜」公式ホームページはこちら
http://www.gingatetudounoyoru.com/

「銀河鉄道の夜」予告編ムービーはこちら
http://www.gingatetudounoyoru.com/allsky/mov_b.html
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