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中国におけるウルトラマンキャラクターを利用した無許諾映像作品の製作発表について

去る2017年7月10日、中国北京において、中国企業である広州藍弧文化伝播有限公司により、ウルトラマンシリーズキャラクターを利用した映像作品「鋼鐵飛龍之再見奧特曼」の製作発表が実施されました。本件発表について、当社は一切関知しておらず、本件映像作品は当社の許諾・監修等なく製作されているものです。また、当該発表会及び映像におけるウルトラマンキャラクターの利用方法、態様等は、ウルトラマンブランドを著しく毀損し、断固として非難すべきものであり、到底認められるものではありません。

各位

株式会社円谷プロダクション
代表取締役社長 大岡新一

去る2017年7月10日、中国北京において、中国企業である広州藍弧文化伝播有限公司により、ウルトラマンシリーズキャラクターを利用した映像作品「鋼鐵飛龍之再見奧特曼」の製作発表が実施されました。

本件発表について、当社は一切関知しておらず、本件映像作品は当社の許諾・監修等なく製作されているものです。また、当該発表会及び映像におけるウルトラマンキャラクターの利用方法、態様等は、ウルトラマンブランドを著しく毀損し、断固として非難すべきものであり、到底認められるものではありません。

一部報道等のとおり、ウルトラマンシリーズの初期映像作品(「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」「ウルトラマンエース」「ウルトラマンタロウ」)に関する日本国外における利用権の取り扱いに関しては、長期間に亘り、複数の国において係争が続いております。もっとも、これまでに出されたいずれの判決においても、一貫して、当社がすべてのウルトラマンシリーズの製作者であり、その著作権を保有している点が認められております。

また、本件映像作品のような新規著作物の製作、ウルトラマンシリーズキャラクターの翻案・改変等の権利は当社のみに帰属するものです。

上記を受け、当社といたしましては、あらためて本件発表を行った中国企業、および本件映像製作に関与している者に対し法的措置を含む断固とした措置をとってまいる所存です。

お取引先様、ご関係者様、ウルトラマンシリーズのファンの皆様におかれましては、大変ご心配、ご迷惑をおかけしていること、心よりお詫び申し上げますとともに、今後とも変わらぬご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

以上
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