幻冬舎MC新刊のご案内『「精神病」の正体』
株式会社幻冬舎メディアコンサルティングより7月28日に『「精神病」の正体』を発刊しました。まだ、精神病が今ほど身近な病と捉えられていなかった50年前にクリニックを開設し、以来、10万人を超える患者と共に病と闘ってきた大塚明彦医師。人々を苦しめる「精神病」とは結局はなんなのか、という未だに誰も明確に説明することができない根源的な問いに、豊富な臨床経験からたどり着いた答えを示します。
100年にわたる精神医療の“常識”が今、音を立てて崩れ去る――。
患者本人ばかりか家族、周囲の人々、
さらには医師さえも混乱させてしまう「精神病の正体」とは、
いったいなんなのか――。
50年間、10万人超の患者と共に闘い続ける一人の医師が
「精神病」の正体をついに暴く!!
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM1Mjk2MyMxODcyOTYjNTI5NjNfT0NWQWdQWm5tdy5qcGc.jpg ]
50年にわたり、現場の第一線で精神病患者と向き合ってきた大塚医師。大塚氏は、生身の人たちに向き合うなか、たどり着いたことがある。それは、「精神病は存在しないのではないか」という疑問だ。そうした考えを持ったきっかけが、精神病の中でも最も重度ともいえる統合失調症患者の治療だった。
統合失調症は、幻聴や妄想などのある精神病で、多くの医師が匙を投げてしまう病の一つだ。しかし、大塚医師のもとを訪れる患者にADHDの薬を投与したところ目覚ましく回復。多くの人を長年の暗闇から救うことができたという。この体験は50年の臨床経験ならではのものでもあるが、世の中の動きからみても、精神病が多様化してきた傾向に、歯止めがかかるきっかけとなるようなことが起き始めている。
それは、これまで精神病患者に対しては、症状に合わせた薬が処方され、症状の数だけ飲むべき薬も増えるという事が起きていた。そのことが、精神病になると薬漬けにされてしまう、たくさんの薬を飲まなければならないというイメージにもつながっていた。しかし、医療の発展に伴い、一つの薬が対象となる精神病の範囲が広がりを見せ、必ずしも複数の症状に対して複数の薬を飲まなくても済むようになっているという。
そこで大塚医師が精神病界に対して定義したいのが、「単一性心病論」だ。細分化され続けてきた精神病だが、それは人間が作り上げたものに過ぎないのではないか。そして、その「単一」の部分とは、人間の個性の極端な部分に過ぎなかったのではないか――。
精神病界に一石を投じる一冊!!
【目次】
第1章 精神医学の常識は、100年前から変わらない
第2章 多様な症状と次々につけられていく病名。古い常識が精神病を正体不明にする
第3章 進む「薬の単一化」に隠されたヒント――多様に見える精神病も根は一つ
第4章 「精神に異常がある」とはどういうことか――人間の「五感」「感受性」を手がかりに突き詰めていく
第5章 感覚器官の発達段階に潜む「正常」と「異常」の境界――突き止めた「精神病」の正体
第6章 100年前の“常識”が覆れば、すべての患者、医師が「精神病」から解放される
【著者紹介】
大塚 明彦(おおつか あきひこ)
医学博士。医療法人社団明萌会大塚クリニック名誉院長、千葉先端精神医学研究所所長。精神保健指定医。1966 年に千葉大学医学部卒業後、千葉大学医学部附属病院精神科神経科に入局。1971年千葉大学大学院にて医学博士取得。同仁会木更津病院、千葉県精神保健センターを経て、1983 年に大塚クリニックを開設し、院長に就任。著書に『医食同源 名医が語る最新医学――うつ病・ストレス』(共著、実業之日本社、2004 年)、『その痛みは「うつ病」かもしれません』(草思社、2007 年)、『「心の病」の嘘と真実 精神科医が病気を治せない理由』(幻冬舎メディアコンサルティング、2016 年)がある。
日本精神神経学会専門医。公益社団法人日本精神神経科診療所協会監事。日本外来臨床精神医学会副理事長。日本外来精神医療学会理事。
【書籍情報】
単行本(ソフトカバー): 205ページ
出版社: 幻冬舎 (2017/8/1)
ISBN: 4344913272
発売日: 2017/8/1
100年にわたる精神医療の“常識”が今、音を立てて崩れ去る――。
患者本人ばかりか家族、周囲の人々、
さらには医師さえも混乱させてしまう「精神病の正体」とは、
いったいなんなのか――。
50年間、10万人超の患者と共に闘い続ける一人の医師が
「精神病」の正体をついに暴く!!
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM1Mjk2MyMxODcyOTYjNTI5NjNfT0NWQWdQWm5tdy5qcGc.jpg ]
50年にわたり、現場の第一線で精神病患者と向き合ってきた大塚医師。大塚氏は、生身の人たちに向き合うなか、たどり着いたことがある。それは、「精神病は存在しないのではないか」という疑問だ。そうした考えを持ったきっかけが、精神病の中でも最も重度ともいえる統合失調症患者の治療だった。
統合失調症は、幻聴や妄想などのある精神病で、多くの医師が匙を投げてしまう病の一つだ。しかし、大塚医師のもとを訪れる患者にADHDの薬を投与したところ目覚ましく回復。多くの人を長年の暗闇から救うことができたという。この体験は50年の臨床経験ならではのものでもあるが、世の中の動きからみても、精神病が多様化してきた傾向に、歯止めがかかるきっかけとなるようなことが起き始めている。
それは、これまで精神病患者に対しては、症状に合わせた薬が処方され、症状の数だけ飲むべき薬も増えるという事が起きていた。そのことが、精神病になると薬漬けにされてしまう、たくさんの薬を飲まなければならないというイメージにもつながっていた。しかし、医療の発展に伴い、一つの薬が対象となる精神病の範囲が広がりを見せ、必ずしも複数の症状に対して複数の薬を飲まなくても済むようになっているという。
そこで大塚医師が精神病界に対して定義したいのが、「単一性心病論」だ。細分化され続けてきた精神病だが、それは人間が作り上げたものに過ぎないのではないか。そして、その「単一」の部分とは、人間の個性の極端な部分に過ぎなかったのではないか――。
精神病界に一石を投じる一冊!!
【目次】
第1章 精神医学の常識は、100年前から変わらない
第2章 多様な症状と次々につけられていく病名。古い常識が精神病を正体不明にする
第3章 進む「薬の単一化」に隠されたヒント――多様に見える精神病も根は一つ
第4章 「精神に異常がある」とはどういうことか――人間の「五感」「感受性」を手がかりに突き詰めていく
第5章 感覚器官の発達段階に潜む「正常」と「異常」の境界――突き止めた「精神病」の正体
第6章 100年前の“常識”が覆れば、すべての患者、医師が「精神病」から解放される
【著者紹介】
大塚 明彦(おおつか あきひこ)
医学博士。医療法人社団明萌会大塚クリニック名誉院長、千葉先端精神医学研究所所長。精神保健指定医。1966 年に千葉大学医学部卒業後、千葉大学医学部附属病院精神科神経科に入局。1971年千葉大学大学院にて医学博士取得。同仁会木更津病院、千葉県精神保健センターを経て、1983 年に大塚クリニックを開設し、院長に就任。著書に『医食同源 名医が語る最新医学――うつ病・ストレス』(共著、実業之日本社、2004 年)、『その痛みは「うつ病」かもしれません』(草思社、2007 年)、『「心の病」の嘘と真実 精神科医が病気を治せない理由』(幻冬舎メディアコンサルティング、2016 年)がある。
日本精神神経学会専門医。公益社団法人日本精神神経科診療所協会監事。日本外来臨床精神医学会副理事長。日本外来精神医療学会理事。
【書籍情報】
単行本(ソフトカバー): 205ページ
出版社: 幻冬舎 (2017/8/1)
ISBN: 4344913272
発売日: 2017/8/1