図研ネットウエイブ、Verintの新しい顔認識ソリューションを2018年初旬に国内販売開始
2017 年10 月23 日 − 図研ネットウエイブ株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:中村 郁生、以下図研ネットウエイブ)は、米国Verint Systems Inc.(以下Verint)の状況認識プラットフォームSA7.5 の追加モジュールとして、SA7.5 Face Recognition Module(仮称)の国内販売開始の予定を発表いたします。
2017 年10 月23 日 − 図研ネットウエイブ株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:中村 郁生、以下図研ネットウエイブ)は、米国Verint Systems Inc.(以下Verint)の状況認識プラットフォームSA7.5 の追加モジュールとして、SA7.5 Face Recognition Module(仮称)の国内販売開始の予定を発表いたします。
本モジュールは、グローバル展開する半導体製造企業からの「工場内にてクリーンスーツを着用した人物の監視を強化したい」という要望から開発されました。このお客様は、生産ラインに入り込む産業スパイによる機密漏洩や、サボタージュによる製品の品質低下などへの対策を検討していましたが、フルフェイスタイプのクリーンスーツを着用するクリーンファクトリーでは、既存の顔認識技術には極めて不向きな環境であり、既存のソリューションでは十分な結果を得ることができていませんでした。
これは、従来のアプローチである顔画像の特徴点を利用したベクトル分析による個人の推論識別方式では、ベース画像で学習した形状特徴に対し、帽子を目深にかぶる、濃い色のメガネやサングラスをかける、つけ髭などをする、化粧を大幅に変える、などといった特徴点が適正に検出できない状況下、あるいは、明暗や距離による画になるという点があったからです。
そのためVerint では、従来の顔認識アプローチに加え、汎用GPU に実装された画像処理機能を利用した新たな画像認識ロジックを開発することで、映像ストリーミングから得た顔の部分的特徴に、GPU の映像処理機能により得る副次情報で補完することにより、より少ない画面情報から高精度な顔認識を実現いたしました。
汎用GPU を活用することにより、高精度な顔認識を実現しながら、従来の同等ソリューションと比較しても省スペースで導入が可能になりました。製品出荷に向けた検証では、2 つのGPU を積んだ1U サーバーを使用し、十数台の監視カメラの映像ストリームに映る不特定数の群衆中にいる30 人ほどの対象人物の顔認識を実現しています。本ソフトウェアの性能は実装するハードウェアの処理能力に比例して向上しますが、初期出荷時のソフトウェア仕様では最大80 台の監視カメラ映像から並列に200 人の対象者を認識することが可能です(最大の顔認識性能を発揮するためにはハードウェアもより高いスペックの要件を必要とします)。
複数のカメラで撮られた群衆から複数の同時顔認識が可能になったことで、様々なセクターからも多くの関心を集めており、都市防犯カメラによるテロリストや犯罪者の検出(アウト認識)や、キャンパス内での関係者以外の検出(セーフ認識)、といった利用も検討が進んでいます。
初期出荷版では1 系認識(ブラックリスト登録)とアンノウン検出が可能な仕様となりますが、今後は、2 系認識(ホワイトリスト&ブラックリスト)、ソーシャル認識(検出した“顔”の情報をインターネットや連携するサブシステムから検索して情報補完する)などの機能拡張が予定されています。
このソリューションの取扱い開始にあたり、図研ネットウエイブ株式会社 代表取締役社長 中村 郁生は次のように述べています。
「顔認識ソリューションは、日常の様々なシーンにおいて、生活の利便性向上から社会の安全性向上まで、幅広いエリアで活用が可能ですが、そのためには認識の正確さや迅速さも求められます。この新たな顔認識は、現在のソリューションマーケットに大きな波紋が広がる一石を投じることのできるものであると強く感じております。」
本製品は2017 年12 月にグローバルの出荷を予定しており、国内では2018 年初旬での販売開始を予定しています。なお、ソリューションの特性上、認識ロジックの開示は行ないません。また、出荷までは情報提供を制限させていただいており、ご質問などがございましたら、下記窓口までお問い合わせください。
【Verint Systems Inc.について】
Verint Systems(NASDAQ:VRNT)は、カスタマーエンゲージメント最適化、セキュリティ インテリジェンス、および不正、リスク、コンプライアンスにフォーカスした、アクショナブルインテリジェンス ソリューションとその付加価値サービスのグローバルリーダーです。今日、フォーチュン100企業の80%以上を含めた180ヶ国以上10,000を超える企業や団体が、ベリントを利用し企業力を向上しています。
アクショナブルインテリジェンスを活用することで、どのようにスマートな世界を創造するか、詳細につきましては https://www.verint.com/ をご覧ください。
【図研ネットウエイブについて】
図研ネットウエイブは 2001 年、急速な発展とともに多様な課題を抱えるインターネット市場に独自のソリューションを展開するため、株式会社図研の出資により設立されました。2002 年よりフォーティネットのディストリビュータとして販売を開始し、累積で 40,000台以上の機器販売実績があります。また、過去 6 回に渡って No.1 ディストリビュータ賞に輝いており、フォーティネット製品に精通した SE が導入から運用・サポートまで包括的な技術支援を提供しています。図研ネットウエイブでは、企業ネットワークにおける外部からの脅威、内部からの情報漏洩といった問題に対するネットワークセキュリティソリューションだけでなく、今後急速に進化する仮想化環境・ビックデータ活用に最適なスケールアウトストレージやクラウドサービスにいたるまで、あらゆる企業ニーズに応えるべき「もっと速く、もっと安全に」をコーポレートメッセージとしてお客様に高いバリューの製品とプロフェッショナルサービスを提供します。
詳細は http://www.znw.co.jp をご参照ください。
2017 年10 月23 日 − 図研ネットウエイブ株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:中村 郁生、以下図研ネットウエイブ)は、米国Verint Systems Inc.(以下Verint)の状況認識プラットフォームSA7.5 の追加モジュールとして、SA7.5 Face Recognition Module(仮称)の国内販売開始の予定を発表いたします。
本モジュールは、グローバル展開する半導体製造企業からの「工場内にてクリーンスーツを着用した人物の監視を強化したい」という要望から開発されました。このお客様は、生産ラインに入り込む産業スパイによる機密漏洩や、サボタージュによる製品の品質低下などへの対策を検討していましたが、フルフェイスタイプのクリーンスーツを着用するクリーンファクトリーでは、既存の顔認識技術には極めて不向きな環境であり、既存のソリューションでは十分な結果を得ることができていませんでした。
これは、従来のアプローチである顔画像の特徴点を利用したベクトル分析による個人の推論識別方式では、ベース画像で学習した形状特徴に対し、帽子を目深にかぶる、濃い色のメガネやサングラスをかける、つけ髭などをする、化粧を大幅に変える、などといった特徴点が適正に検出できない状況下、あるいは、明暗や距離による画になるという点があったからです。
そのためVerint では、従来の顔認識アプローチに加え、汎用GPU に実装された画像処理機能を利用した新たな画像認識ロジックを開発することで、映像ストリーミングから得た顔の部分的特徴に、GPU の映像処理機能により得る副次情報で補完することにより、より少ない画面情報から高精度な顔認識を実現いたしました。
汎用GPU を活用することにより、高精度な顔認識を実現しながら、従来の同等ソリューションと比較しても省スペースで導入が可能になりました。製品出荷に向けた検証では、2 つのGPU を積んだ1U サーバーを使用し、十数台の監視カメラの映像ストリームに映る不特定数の群衆中にいる30 人ほどの対象人物の顔認識を実現しています。本ソフトウェアの性能は実装するハードウェアの処理能力に比例して向上しますが、初期出荷時のソフトウェア仕様では最大80 台の監視カメラ映像から並列に200 人の対象者を認識することが可能です(最大の顔認識性能を発揮するためにはハードウェアもより高いスペックの要件を必要とします)。
複数のカメラで撮られた群衆から複数の同時顔認識が可能になったことで、様々なセクターからも多くの関心を集めており、都市防犯カメラによるテロリストや犯罪者の検出(アウト認識)や、キャンパス内での関係者以外の検出(セーフ認識)、といった利用も検討が進んでいます。
初期出荷版では1 系認識(ブラックリスト登録)とアンノウン検出が可能な仕様となりますが、今後は、2 系認識(ホワイトリスト&ブラックリスト)、ソーシャル認識(検出した“顔”の情報をインターネットや連携するサブシステムから検索して情報補完する)などの機能拡張が予定されています。
このソリューションの取扱い開始にあたり、図研ネットウエイブ株式会社 代表取締役社長 中村 郁生は次のように述べています。
「顔認識ソリューションは、日常の様々なシーンにおいて、生活の利便性向上から社会の安全性向上まで、幅広いエリアで活用が可能ですが、そのためには認識の正確さや迅速さも求められます。この新たな顔認識は、現在のソリューションマーケットに大きな波紋が広がる一石を投じることのできるものであると強く感じております。」
本製品は2017 年12 月にグローバルの出荷を予定しており、国内では2018 年初旬での販売開始を予定しています。なお、ソリューションの特性上、認識ロジックの開示は行ないません。また、出荷までは情報提供を制限させていただいており、ご質問などがございましたら、下記窓口までお問い合わせください。
【Verint Systems Inc.について】
Verint Systems(NASDAQ:VRNT)は、カスタマーエンゲージメント最適化、セキュリティ インテリジェンス、および不正、リスク、コンプライアンスにフォーカスした、アクショナブルインテリジェンス ソリューションとその付加価値サービスのグローバルリーダーです。今日、フォーチュン100企業の80%以上を含めた180ヶ国以上10,000を超える企業や団体が、ベリントを利用し企業力を向上しています。
アクショナブルインテリジェンスを活用することで、どのようにスマートな世界を創造するか、詳細につきましては https://www.verint.com/ をご覧ください。
【図研ネットウエイブについて】
図研ネットウエイブは 2001 年、急速な発展とともに多様な課題を抱えるインターネット市場に独自のソリューションを展開するため、株式会社図研の出資により設立されました。2002 年よりフォーティネットのディストリビュータとして販売を開始し、累積で 40,000台以上の機器販売実績があります。また、過去 6 回に渡って No.1 ディストリビュータ賞に輝いており、フォーティネット製品に精通した SE が導入から運用・サポートまで包括的な技術支援を提供しています。図研ネットウエイブでは、企業ネットワークにおける外部からの脅威、内部からの情報漏洩といった問題に対するネットワークセキュリティソリューションだけでなく、今後急速に進化する仮想化環境・ビックデータ活用に最適なスケールアウトストレージやクラウドサービスにいたるまで、あらゆる企業ニーズに応えるべき「もっと速く、もっと安全に」をコーポレートメッセージとしてお客様に高いバリューの製品とプロフェッショナルサービスを提供します。
詳細は http://www.znw.co.jp をご参照ください。