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明治150年を前に「近代日本の万能人」榎本武揚が主人公のロシア語小説、翻訳発売(本邦初訳)

ロシア文学を専門とする群像社より2017年12月8日、『駐露全権公使 榎本武揚』(上・下)(各1,600円(税別))を出版・発売しました。

サハリン在住のロシア人による歴史サスペンス小説(原題:アンバサダー・引き裂かれた島、2013年2月刊)の翻訳で、主人公は榎本武揚、日露外交の原点のひとつである樺太・千島交換条約(1875年)がモチーフになっています。

現役ロシア人作家が19世紀の日露関係、明治天皇政府、ロシア社会をどう見たか。「たった6年前には天皇に刃向った罪で捕えられ牢獄に入れられていた男」が明治政府の要職に返り咲き、ロシア皇帝から厚遇を受ける。その数奇な運命に感銘して一気呵成に書き上げた本作の本邦初訳が、明治150年・ロシアにおける日本年・日本におけるロシア年(すべて2018年)を目の前に刊行されました。

12月21日(木)には原著者とともにサハリンで出版記念イベントも開催します!

来年・2018年は明治150年、ロシアにおける日本年、日本におけるロシア年と、日本史にとっても日本外交にとっても重要なメルクマールとなる年です。


この記念すべき年を目の前に、日露外交史の原点をモチーフとした本邦初訳となる小説を翻訳・出版しました。


◎ ヴャチェスラフ・カリキンスキイ著、藤田 葵 訳『駐露全権公使 榎本武揚』上・下(群像社、2017年12月8日発売)


http://gunzosha.com/books/ISBN4-903619-81-1.html

http://gunzosha.com/books/ISBN4-903619-82-8.html


◎ 内容紹介

1870年代半ば、300年の鎖国政策から目覚めたばかりの日本は、海軍中将・榎本武揚を公使としてロシアへ派遣した。榎本に託された任務は、外交関係の基礎を築くことのみならず、ロシアとの領土問題に関するずいぶんと厄介な交渉だった。

榎本は困難な予感を抱えて露都・サンクトペテルブルクへ到着する。もし大使の信任状が、たった6年前には国賊と呼ばれ、天皇に刃向ったかどで牢獄へ入れられていた男から手渡されたと知ったら、偉そうな、つくづく自尊心の強いロシア皇帝は、どんな反応を示しただろうか。

しかしロシアへの道すがら、榎本はロシアの若い将校と出会う。榎本を慕う彼は冷徹な外交の世界に心温まる友情を寄せてくるが、西郷隆盛の命を受けて外交団に加わっている書記官の単独行動に、榎本は不安を募らせる…。


◎ 著者紹介:ヴャチェスラフ・カリキンスキイ

1951年にカザフスタンのセミパラチンスクで生まれ、セミパラチンスク教育大学文学部を卒業後、軍務を経て地元の新聞社に勤務。1980年代に故郷を出てサハリンの新聞社に移り、2004年からは作家活動に入る。サハリンに居住した実在のロシア人を主人公にした歴史サスペンス『軍団兵』を2012年に発表、その執筆の過程で知った榎本武揚の「数奇な運命に感銘」して『アンバサダー―引き裂かれた島』(邦訳本書)を書きあげた。サハリン在住。


◎ 訳者紹介:藤田 葵

1982年兵庫県生まれ。東京大学文学部歴史文化学科日本史学専修課程卒、同大学院総合文化研究科国際社会科学専攻国際関係論コース修了。修士(教養)。大学、大学院時代に日露・日ソ関係史を専攻。大学院修了後、コンサルティング企業を経て、現在は農業人材育成企業の代表を務める。フリーランス通訳・翻訳者(通訳案内士、自衛隊技能公募予備自衛官(英語))でもある。


本書翻訳・出版を記念して、原著者の住むロシア・ユジノサハリンスクにて出版記念イベントを行います(2017年12月21日(木)16:30(現地時間)〜、於:ユジノサハリンスク市内、チェーホフ『サハリン島』博物館)。訳者・原著者も登壇、出版社からビデオメッセージが寄せられ、訳書をロシアの各公的機関へ寄贈予定です。

・イベントの案内(ロシア語)

http://chekhov-book-museum.ru/news/post/835/
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