高速バスマーケティング研究所とサポートエクスプレス、バス事業者向けに「事業承継支援プログラム」を提供開始
バス事業特化コンサルティング会社2社が、事業承継支援企業と提携
バス業界の規制緩和(新規参入ラッシュ)から18年。多くが「承継適齢期」。後継者不足と「ポスト2020(オリ・パラ)問題」に対応
貸切バス業界は、規制緩和(2000年)による新規参入ラッシュからまもなく20年。多くの創業経営者がリタイアの時期を迎え「承継適齢期」にあたります。あわせて、インバウンドのFIT(個人自由旅行)化進展や「ポスト2020(オリ・パラ)問題」が重なり事業者の淘汰が予測されます。 バス業界専門のコンサルティング会社と、事業承継支援の専門家が提携し、バス会社の事業承継を支援します。その支援プログラムの発表を兼ね、6月21日(木)、貸切バス業界向けにセミナーを開催し、バス事業者の経営者ら約40人が参加しました。
バス業界を対象にコンサルティング事業を行う「高速バスマーケティング研究所株式会社(横浜市。代表取締役、成定竜一)」と「株式会社サポートエクスプレス(埼玉県所沢市。代表取締役、飯島勲)」の両社(以下、「両社」)は、バス事業者(主に貸切バス事業者)の事業承継を支援するため、組織変革やM&Aを専門とするコンサルティング会社ら(以下、提携先2社)と提携し、バス事業者向け「事業承継支援プログラム(以下、同プログラム)」の提供を開始いたしましたのでお知らせします。
道路運送法改正による需給調整規制撤廃(2000年〜02年)以降、バス事業者(とりわけ貸切バス事業者)の新規参入が急増した結果、今日では、全国の貸切バス事業者の約7割を中小、零細事業者(保有台数10台以下)が占めます。そのような零細事業者の多くは、十分な組織を整える余裕がなく、実質的に創業者による個人経営の企業です。
一方、同法改正より本年で18年が経過し、改正直後に参入した多くの創業経営者にとって引退の時期が近づいています。ところが、組織が未整備である上に後継者候補も十分に育成されておらず、事業承継の準備が整っていない事業者も少なくないと考えられます。また、「2020年東京大会(オリンピック、パラリンピック)」期間中は貸切バスの需要が高まるものの、終了後は反動により収益が低迷し、事業売却や廃業を考える事業者が増えることが予測されます。
そこで、バス業界内で認知度が高くバス事業の運営ノウハウをよく知る両社が、企業の事業承継に伴うノウハウを持つ提携先2社と提携することにより、バス事業者の円滑な事業承継の支援を目指すため、同プログラムの提供を開始することとしたものです。
また、バス事業者に対し事業承継の基礎的な知識を周知させるとともに、同プログラムの認知を図る目的で、無料セミナー「バス事業者の事業承継」を開催いたしました。
今後とも、両社では、バス事業者のニーズに合った新しいサービスの開発に努め、バス業界の健全な成長に寄与することを目指してまいります。
<提携先>
G-ソリューション株式会社、株式会社AllDeal
<支援内容>
●社内で引き継ぐ場合〜後継者育成、組織力強化に向けたコンサルティング(提供:G-ソリューション)
現経営者の思いや会社の理念を丁寧にヒアリングし明確に言葉で整理するとともに、世界水準の見極めツールを活用し科学的かつ客観的に組織の状態や後継者に必要な資質を数値化する。
後継者候補との相性や育成ポイントをあぶり出し、スムーズな引継ぎや体制強化をサポートする
・後継者候補見極めパッケージ 300,000円〜
・後継者候補養成パッケージ 500,000円〜
・組織診断と体制強化パッケージ 900,000円〜(いずれも消費税別)
●外部に譲渡する場合〜外部への株式譲渡等支援(提供:AllDeal)
財務諸表等から金銭的な企業価値算定を行いつつ、経営者へのインタビューを実施し、創業経緯・人や組織文化・今後の想い等を含めた総合的な企業理解を深める。譲渡企業様及び譲受企業様の専属アドバイザーとして、候補先提案や、交渉、取引成立後の企業統合までを一貫してサポートする。
・着手金・月額報酬0。ご相談はすべて無料
・最終合意成立後の完全成果報酬
・通常アドバイザリー報酬は取引金額の5%(レーマン方式適用)(最低保証金額あり)
<提供企業概要>
■高速バスマーケティング研究所株式会社
2011年設立。神奈川県横浜市。主に高速バス事業者やバス関連の企業を対象に、集客強化や新商品開発などのアドバイザリー業務を提供。代表の成定竜一は、国土交通省「バス事業のあり方検討会」委員など歴任。新聞、テレビ等でのコメント多数。
■株式会社サポートエクスプレス
2013年設立。埼玉県所沢市。バス事業者向けに組織の強化や事故防止などのコンサルティング・研修、中小事業者には当該事業に関する経営指導のサービスを提供。「現場の分かるコンサルタント」として、事業者の持つ価値や強みを引き出して成果を出す。事業規模を問わず、バス事業者より多数の依頼を受けている。平成26年度より所沢市地域公共交通アドバイザー。
■G-ソリューション株式会社
2004年設立。東京都港区。中小企業から大企業まで規模の大小を問わず、「採用支援」「経営戦略構築・実践」「業務プロセス改善」「働き方改革」などの人と組織のコンサルティングを提供している。代表の三宅潤一は、鋭さと温かみを兼ね備えた指導で、着実に成果を出すことが評価されている。
■株式会社AllDeal(オールディール)
2017年設立。東京都千代田区。「経営を加速させる」ことをビジョンに掲げ、経営リソースにおいて包括的な支援サービスを展開。特に、「人材支援」「M&A支援」「IT支援」を中心に、経験値豊かなアドバイザーが経営者と共に未来を描き良質な意思決定をサポートする。
<セミナー「バス事業者の事業承継」概要>
■セミナー概要
日時 2018年6月21日(木)14:30〜16:30
会場 東京・新宿「リファレンス西新宿」
■参加者
バス事業者の経営者・管理職ら約40人
事業承継に直面している中小規模の貸切バス事業者のオーナー経営者や管理職がほとんど。
他に、M&A(買収)によって事業規模拡大を検討しているバス事業者の経営者ら
■内容
・基調講演 「バス業界の次の課題“事業承継”の基礎」
株式会社サポートエクスプレス 代表・飯島勲
・事業承継のあり方講座?「後継者候補がいる、作る場合」
G-ソリューション株式会社 代表取締役・三宅潤一
・事業承継のあり方講座?「後継者候補がいない場合」
株式会社AllDeal 代表取締役CEO・松葉重樹
・講演 「今後のバス市場展望」
高速バスマーケティング研究所株式会社 代表・成定竜一
高速バスマーケティング研究所株式会社公式サイト
http://www.buskenkyujo.co.jp/
バス業界の規制緩和(新規参入ラッシュ)から18年。多くが「承継適齢期」。後継者不足と「ポスト2020(オリ・パラ)問題」に対応
貸切バス業界は、規制緩和(2000年)による新規参入ラッシュからまもなく20年。多くの創業経営者がリタイアの時期を迎え「承継適齢期」にあたります。あわせて、インバウンドのFIT(個人自由旅行)化進展や「ポスト2020(オリ・パラ)問題」が重なり事業者の淘汰が予測されます。 バス業界専門のコンサルティング会社と、事業承継支援の専門家が提携し、バス会社の事業承継を支援します。その支援プログラムの発表を兼ね、6月21日(木)、貸切バス業界向けにセミナーを開催し、バス事業者の経営者ら約40人が参加しました。
バス業界を対象にコンサルティング事業を行う「高速バスマーケティング研究所株式会社(横浜市。代表取締役、成定竜一)」と「株式会社サポートエクスプレス(埼玉県所沢市。代表取締役、飯島勲)」の両社(以下、「両社」)は、バス事業者(主に貸切バス事業者)の事業承継を支援するため、組織変革やM&Aを専門とするコンサルティング会社ら(以下、提携先2社)と提携し、バス事業者向け「事業承継支援プログラム(以下、同プログラム)」の提供を開始いたしましたのでお知らせします。
道路運送法改正による需給調整規制撤廃(2000年〜02年)以降、バス事業者(とりわけ貸切バス事業者)の新規参入が急増した結果、今日では、全国の貸切バス事業者の約7割を中小、零細事業者(保有台数10台以下)が占めます。そのような零細事業者の多くは、十分な組織を整える余裕がなく、実質的に創業者による個人経営の企業です。
一方、同法改正より本年で18年が経過し、改正直後に参入した多くの創業経営者にとって引退の時期が近づいています。ところが、組織が未整備である上に後継者候補も十分に育成されておらず、事業承継の準備が整っていない事業者も少なくないと考えられます。また、「2020年東京大会(オリンピック、パラリンピック)」期間中は貸切バスの需要が高まるものの、終了後は反動により収益が低迷し、事業売却や廃業を考える事業者が増えることが予測されます。
そこで、バス業界内で認知度が高くバス事業の運営ノウハウをよく知る両社が、企業の事業承継に伴うノウハウを持つ提携先2社と提携することにより、バス事業者の円滑な事業承継の支援を目指すため、同プログラムの提供を開始することとしたものです。
また、バス事業者に対し事業承継の基礎的な知識を周知させるとともに、同プログラムの認知を図る目的で、無料セミナー「バス事業者の事業承継」を開催いたしました。
今後とも、両社では、バス事業者のニーズに合った新しいサービスの開発に努め、バス業界の健全な成長に寄与することを目指してまいります。
<提携先>
G-ソリューション株式会社、株式会社AllDeal
<支援内容>
●社内で引き継ぐ場合〜後継者育成、組織力強化に向けたコンサルティング(提供:G-ソリューション)
現経営者の思いや会社の理念を丁寧にヒアリングし明確に言葉で整理するとともに、世界水準の見極めツールを活用し科学的かつ客観的に組織の状態や後継者に必要な資質を数値化する。
後継者候補との相性や育成ポイントをあぶり出し、スムーズな引継ぎや体制強化をサポートする
・後継者候補見極めパッケージ 300,000円〜
・後継者候補養成パッケージ 500,000円〜
・組織診断と体制強化パッケージ 900,000円〜(いずれも消費税別)
●外部に譲渡する場合〜外部への株式譲渡等支援(提供:AllDeal)
財務諸表等から金銭的な企業価値算定を行いつつ、経営者へのインタビューを実施し、創業経緯・人や組織文化・今後の想い等を含めた総合的な企業理解を深める。譲渡企業様及び譲受企業様の専属アドバイザーとして、候補先提案や、交渉、取引成立後の企業統合までを一貫してサポートする。
・着手金・月額報酬0。ご相談はすべて無料
・最終合意成立後の完全成果報酬
・通常アドバイザリー報酬は取引金額の5%(レーマン方式適用)(最低保証金額あり)
<提供企業概要>
■高速バスマーケティング研究所株式会社
2011年設立。神奈川県横浜市。主に高速バス事業者やバス関連の企業を対象に、集客強化や新商品開発などのアドバイザリー業務を提供。代表の成定竜一は、国土交通省「バス事業のあり方検討会」委員など歴任。新聞、テレビ等でのコメント多数。
■株式会社サポートエクスプレス
2013年設立。埼玉県所沢市。バス事業者向けに組織の強化や事故防止などのコンサルティング・研修、中小事業者には当該事業に関する経営指導のサービスを提供。「現場の分かるコンサルタント」として、事業者の持つ価値や強みを引き出して成果を出す。事業規模を問わず、バス事業者より多数の依頼を受けている。平成26年度より所沢市地域公共交通アドバイザー。
■G-ソリューション株式会社
2004年設立。東京都港区。中小企業から大企業まで規模の大小を問わず、「採用支援」「経営戦略構築・実践」「業務プロセス改善」「働き方改革」などの人と組織のコンサルティングを提供している。代表の三宅潤一は、鋭さと温かみを兼ね備えた指導で、着実に成果を出すことが評価されている。
■株式会社AllDeal(オールディール)
2017年設立。東京都千代田区。「経営を加速させる」ことをビジョンに掲げ、経営リソースにおいて包括的な支援サービスを展開。特に、「人材支援」「M&A支援」「IT支援」を中心に、経験値豊かなアドバイザーが経営者と共に未来を描き良質な意思決定をサポートする。
<セミナー「バス事業者の事業承継」概要>
■セミナー概要
日時 2018年6月21日(木)14:30〜16:30
会場 東京・新宿「リファレンス西新宿」
■参加者
バス事業者の経営者・管理職ら約40人
事業承継に直面している中小規模の貸切バス事業者のオーナー経営者や管理職がほとんど。
他に、M&A(買収)によって事業規模拡大を検討しているバス事業者の経営者ら
■内容
・基調講演 「バス業界の次の課題“事業承継”の基礎」
株式会社サポートエクスプレス 代表・飯島勲
・事業承継のあり方講座?「後継者候補がいる、作る場合」
G-ソリューション株式会社 代表取締役・三宅潤一
・事業承継のあり方講座?「後継者候補がいない場合」
株式会社AllDeal 代表取締役CEO・松葉重樹
・講演 「今後のバス市場展望」
高速バスマーケティング研究所株式会社 代表・成定竜一
高速バスマーケティング研究所株式会社公式サイト
http://www.buskenkyujo.co.jp/