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モバイル・テクニカと野村総合研究所が、データセンター向け無線LAN 位置検知システムおよびClick to Call ソリューションを共同開発

モバイル・テクニカと野村総合研究所が、データセンター向けに無線VoIPシステムと連携した位置検知システム、およびネットワーク障害発生時の連絡先への電話発信業務を迅速に行うためのClick to Call(クリック・ツー・コール)ソリューションを共同で開発。
株式会社モバイル・テクニカ(本社:東京都新宿区、代表取締役:根本寿和、以下「モバイル・テクニカ」)と、株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤沼彰久、以下「NRI」)は、データセンター向けに無線VoIP(※1)システムと連携した位置検知システム、およびネットワーク障害発生時の連絡先への電話発信業務を迅速に行うためのClick to Call(クリック・ツー・コール)ソリューションを共同で開発しました。

災害時の事業継続対策や、セキュリティの強化、運用のアウトソーシング化の進展などによってデータセンターの需要が高まる中、データセンターではサーバやストレージ機器をはじめとするIT インフラの仮想化・統合化、グリーンIT(※2 )の推進、無人化による高効率運用の実現などが重要な課題となってきています。無人化の実現には、遠隔操作によってデータセンター入館者の業務をリアルタイムで支援し、ネットワーク障害が発生したときに瞬時に必要な連絡先に連絡できるシステムが求められてきました。

これらの課題を解決するため、NRI のノウハウを活用し、モバイル・テクニカのSIP(※3) 技術とNRIのワイヤレス技術を組み合わせて、位置検知システムClick to Call ソリューションを開発・製品化しました。この度の位置検知システムとClick to Call ソリューションの概要は以下の通りです。


【位置検知システム】

データセンターはセキュリティ上、携帯電話を持ち込むことができないことが多く、また建物が外部と遮断されているため携帯電話の電波が届かず、入館者の所在地がわからない、緊急で連絡がとれないなど連絡面で支障がありました。また入退室管理システム、監視カメラだけでは、個別のラックへの不正アクセスといった詳細な検知が困難でした。

そこで、データセンターの入館者が利用する電話を無線VoIP 端末にし、その接続情報をもとに、端末・入館者の位置情報(エリア)をPC 画面上に表示できるようにしました。入館者用の貸出し端末を管理する端末管理者は、マッピングされた入館者の位置、端末の所在をWebブラウザから監視することができます。さらに表示されたアイコンをクリックすることで会社名、部署、氏名などの詳細な属性情報を表示することができます。

リアルタイムで位置情報を表示するだけではなく、接続したアクセスポイントのログから所在ログを証跡として取得することで、セキュリティ面での管理も可能です。また、端末の所在検知のほか、臨時に貸し出す端末の予約管理機能もサポートしています。将来的には、表示されたアイコン・電話番号からのクリック発信、不正エリア侵入の検知、無線LAN システムとのAPI(Application Program Interface)連携によるXY 軸情報でレイアウト上への物理的な位置表示を予定しています。

なお、無線VoIP 端末は、モバイル・テクニカ製「MobbyTalk253(モビートーク253)」をはじめ各種主要無線IP 端末をサポート、無線LAN システムは同分野で高度なソリューションを提供しているアルバネットワークス社製無線LAN システムに対応しています。


【Click to Call ソリューション】

ネットワーク監視システムに、システム担当者などへのクリックコールを連携させたClick to Call ソリューションです。ネットワーク障害が発生した場合、連絡先一覧が表示され、対象連絡先をクリックすることで瞬時に電話発信することを可能としました。

これにより、ネットワーク監視チームの電話発信業務の負荷を大幅に削減、運用の効率化を図るとともにシステム担当者や関係者への連絡時間を短縮し、障害の迅速な判断/対策検討など障害を早期に収束することに寄与します。

本ソリューションは、IP 電話システムだけではなく、非IP の既存端末でも対応可能であることが特徴です。また、障害発生時の連絡先用システムとして開発していますが、WEBページの電話番号をそれが電話番号であることを認識する構文解析エンジンにより、自動的に電話番号をリンク化しClick to Call を実現する機能も合わせてサポートしているため、データセンターだけではなく一般オフィスや他業種での業務の効率化も期待できます。

また、今回の位置検知システムおよびClick to Call ソリューションの共同開発に合わせて、2008 年2 月より、データセンターのほか、工場、倉庫、ホテル、病院などをターゲットにこれらのソリューションを販売いたします。


※ 1 VoIP:Voice over Internet Protocol。音声を符号化して圧縮し、パケットに変換したものをIP ネットワークでリアルタイム伝送する技術。

※ 2 グリーンIT:環境保護に配慮したIT 化の取り組み。特に、データセンターを中心とする省電力化や熱対策の取り組みを指すことが多い。

※ 3 SIP:Session Initiation Protocol 。2つ以上の相手に対して、インターネット電話などで用いられる音声や映像、テキストメッセージの交換などを行う際に必要なセッションを確立するためのプロトコル。


【ニュースリリースに関するお問い合わせ先】
株式会社モバイル・テクニカ 営業部 広報担当 佐藤
TEL: 03-5225-1626 Fax: 03-5225-1855

株式会社野村総合研究所 広報部 潘、瀬戸
TEL:03-6660-8370 E-mail: kouhou@nri.co.jp


【サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社モバイル・テクニカ 営業部 広報担当 佐藤
TEL: 03-5225-1626

株式会社野村総合研究所 基盤サービス事業本部 ネットワーク基盤二部 橋本、南
TEL:03-5201-9256


【株式会社モバイル・テクニカについて】

株式会社モバイル・テクニカは2004 年11 月創業以来、ユビキタス・ユニファイドコミュニケーションに向けたソフトウェア/ハードウェアの開発、製造、販売を行っています。これらの製品は提携企業向けへのライセンス提供、OEM 提供として広く使われております。 また、自社オリジナル機器として、IP コミュニケーションサーバ「xCube(クロスキューブ)」を始めとし、無線IP 電話機「MobbyTalk(モビートーク)」、関連ソフトウェアモジュールなど、先進的な技術や製品群を顧客ニーズに添って提供しており、企業規模を問わず、企業の生産性向上や、IT インフラの最適効率化を実現します。モバイル・テクニカに共通する設計指向は柔軟かつ拡張性に高いことであり、オープンソースを積極的に採用、公開し開発を行っております。
関連URL: http://www.mobiletechnika.jp/


【株式会社野村総合研究所について】

野村総合研究所(NRI)は、1965 年に日本初の民間シンクタンクとして誕生して以来長年にわたり、企業戦略の提案や政策提言、システム開発・運用を行ってきました。そして、新しい社会のパラダイムを洞察し、その実現を担う「未来社会創発企業」として、企業の経営革新、公共セクターへの政策提言、資産運用 ビジネス支援等を行う「コンサルティング・ナレッジサービス」と、システム・インテグレーションやアウトソーシングサービス、共同利用型システム等の提供 を行う「システムソリューションサービス」の2つの事業により、問題発見から問題解決までのトータルソリューションを提供しています。
関連URL: http://www.nri.co.jp

《関連URL》
http://www.mobiletechnika.jp/
http://www.nri.co.jp/
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