携帯電話フィルタリングサービス調査結果〜中学生・高校生意識調査〜
モバイルリサーチ(を展開するネットエイジア株式会社では、「携帯電話フィルタリングサービス」に関する自主調査を実施しました。 。
モバイルリサーチ(http://www.mobile-research.jp/)を展開するネットエイジア株式会社(http://www.netasia.co.jp/)(本社/東京都港区、代表取締役:三清 慎一郎、以下ネットエイジア)では、「携帯電話フィルタリングサービス」に関する自主調査をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により実施しました。 今回はフィルタリングサービスの規制対象となる13歳〜17歳の中学生・高校生に対して調査を実施し、394名の回答を得ました。今後もネットエイジアでは、ケータイ市場の変化が読み取れる調査、世の中の関心が高いテーマの調査、今後のトレンドを占える調査など、マーケティングシーンで役立つさまざまな情報をモバイルリサーチによりタイムリーに提供してまいります。
<<ネットエイジアリサーチ(http://www.mobile-research.jp/)調査結果>>
◆ ケータイの利用がらみで、「怖い思いや嫌な思いをした」1/4超える
「ケータイを利用している中で、架空請求や、ネットで知り合った人から受けた嫌な思いや怖い思いをしたことがありますか?」との質問に対して「ある」と回答したのは全体で26.1%。中学生では21.3%、高校生では28.9%となっている。経験した嫌な思いや怖い思いを自由回答で聞いたところ、架空請求や迷惑メールについての回答が多かったが、「一般サイトに登録したはずが出会い系サイトにも勝手登録されてしまっていて、誘いのメール沢山きた」「サイトを通してメールをしていて直接メールをしようとしつこく送られてきた」などの経験談があった。
◆ 有害サイトへのアクセス経験・・・「アダルト」27.7%、「出会い系」10.2%
フィルタリングサービスは、未成年者が有害サイトにアクセスすることを防ぐことを目的としているが、実際に有害サイトにアクセスした経験を聞いたところ、「アダルト」については27.7%がアクセス経験ありと回答した。その他は「出会い・援助交際」10.2%、「グロテスク・暴力」9.9%、「いじめ」7.1%、「自殺」3.8%となっている。
また、ケータイのインターネットの利用に関し「親から使える時間や使えるサイトを決められている」割合は10.2%で全体の9割は自由にアクセスできている現状が浮かび上がった。特に高校生では94%が制限なしで利用している。
◆ フィルタリングをかけられたら、「親に解除手続きをしてもらう」約半数
実際の解除見込み率は3割程度
フィルタリングサービスの内容と実施については、回答者の74.6%が理解していた。フィルタリングをかけられ、SNSや掲示板、アバターなど、コミュニケーション系コンテンツが「利用できなくなるとかなり困る」と回答したのは45.7%、「少し困る」31.8%と合わせると全体では77.5%が困るとの回答だった。実際に自分のケータイがフィルタリングをかけられた場合の対応方法を聞いたところ、「親に頼んで解除手続きをしてもらう」が51.8%、「解除手続きをしてもらいたいが、がまんする」が16.2%、「安心し使える」との解除しない派は6.3%だった。また23.6%は「わからない」と回答し対応を迷っているようだ。「親に頼んで解除手続きをしてもらう」という回答者のうち、解除について「親が許してくれると思う」と答えたのは60.3%となっている。こうしてみるとフィルタリング対象のうちで、フィルタリングを解除しケータイを利用する割合は全体で3割程度となる。
◆ フィルタリングをかけられたら、ネットの利用・頻度は激減
フィルタリングをかけられた場合の<ケータイのインターネットの利用時間、頻度の変化>を聞くと「かなり減る」との回答が35.3%、「半分ぐらいに減る」が15.2%、「少し減る」24.1%で減るとの割合が合わせて74.6%となった。「変わらない」は23.6%、「安心だから増える」は1.8%となっている。今回、ケータイでの1日のネット利用時間も聞いているが、利用時間別にフィルタリング後の利用変化を見ると「4時間以上」の利用者では「かなり減る」51.4%、「半分ぐらいに減る」38.6%、「1時間〜3時間」利用者では「かなり減る」38.6%、「半分ぐらいに減る」17.2%、となっており、インターネット利用の多いユーザーほど減少する傾向が顕著になっている。実際にフィルタリングサービスが18歳未満に適用されると、コンテンツ事業者、キャリア、モバイル広告業界にとっては大きな打撃となりそうだ。
□調査概要(クローズド調査)
○調査対象・・・13歳〜17歳の中学生・高校生ユーザー
○調査地域・・・全国
○調査期間・・・2月21日 18時〜2月22日 10時
○回答サンプル数・・・394名(回答者キャリア内訳;NTTドコモ54.8%、au30.2%、ソフトバンク15.0%)
学年;中学1年生7.6%、中学2年生11.9%、中学3年生18.5%、高校1年生30.5%、高校2年生31.5%
性別;男性41.9%、女性58.1%
<本件についてのお問い合わせ>
マーケティング事業本部 担当:境野(サカイノ)
http://www.mobile-research.jp/
Tel: 03-3589-3255 Fax: 03-3589-3256 mobile-press@netasia.co.jp
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<<ネットエイジアリサーチ(http://www.mobile-research.jp/)調査結果>>
◆ ケータイの利用がらみで、「怖い思いや嫌な思いをした」1/4超える
「ケータイを利用している中で、架空請求や、ネットで知り合った人から受けた嫌な思いや怖い思いをしたことがありますか?」との質問に対して「ある」と回答したのは全体で26.1%。中学生では21.3%、高校生では28.9%となっている。経験した嫌な思いや怖い思いを自由回答で聞いたところ、架空請求や迷惑メールについての回答が多かったが、「一般サイトに登録したはずが出会い系サイトにも勝手登録されてしまっていて、誘いのメール沢山きた」「サイトを通してメールをしていて直接メールをしようとしつこく送られてきた」などの経験談があった。
◆ 有害サイトへのアクセス経験・・・「アダルト」27.7%、「出会い系」10.2%
フィルタリングサービスは、未成年者が有害サイトにアクセスすることを防ぐことを目的としているが、実際に有害サイトにアクセスした経験を聞いたところ、「アダルト」については27.7%がアクセス経験ありと回答した。その他は「出会い・援助交際」10.2%、「グロテスク・暴力」9.9%、「いじめ」7.1%、「自殺」3.8%となっている。
また、ケータイのインターネットの利用に関し「親から使える時間や使えるサイトを決められている」割合は10.2%で全体の9割は自由にアクセスできている現状が浮かび上がった。特に高校生では94%が制限なしで利用している。
◆ フィルタリングをかけられたら、「親に解除手続きをしてもらう」約半数
実際の解除見込み率は3割程度
フィルタリングサービスの内容と実施については、回答者の74.6%が理解していた。フィルタリングをかけられ、SNSや掲示板、アバターなど、コミュニケーション系コンテンツが「利用できなくなるとかなり困る」と回答したのは45.7%、「少し困る」31.8%と合わせると全体では77.5%が困るとの回答だった。実際に自分のケータイがフィルタリングをかけられた場合の対応方法を聞いたところ、「親に頼んで解除手続きをしてもらう」が51.8%、「解除手続きをしてもらいたいが、がまんする」が16.2%、「安心し使える」との解除しない派は6.3%だった。また23.6%は「わからない」と回答し対応を迷っているようだ。「親に頼んで解除手続きをしてもらう」という回答者のうち、解除について「親が許してくれると思う」と答えたのは60.3%となっている。こうしてみるとフィルタリング対象のうちで、フィルタリングを解除しケータイを利用する割合は全体で3割程度となる。
◆ フィルタリングをかけられたら、ネットの利用・頻度は激減
フィルタリングをかけられた場合の<ケータイのインターネットの利用時間、頻度の変化>を聞くと「かなり減る」との回答が35.3%、「半分ぐらいに減る」が15.2%、「少し減る」24.1%で減るとの割合が合わせて74.6%となった。「変わらない」は23.6%、「安心だから増える」は1.8%となっている。今回、ケータイでの1日のネット利用時間も聞いているが、利用時間別にフィルタリング後の利用変化を見ると「4時間以上」の利用者では「かなり減る」51.4%、「半分ぐらいに減る」38.6%、「1時間〜3時間」利用者では「かなり減る」38.6%、「半分ぐらいに減る」17.2%、となっており、インターネット利用の多いユーザーほど減少する傾向が顕著になっている。実際にフィルタリングサービスが18歳未満に適用されると、コンテンツ事業者、キャリア、モバイル広告業界にとっては大きな打撃となりそうだ。
□調査概要(クローズド調査)
○調査対象・・・13歳〜17歳の中学生・高校生ユーザー
○調査地域・・・全国
○調査期間・・・2月21日 18時〜2月22日 10時
○回答サンプル数・・・394名(回答者キャリア内訳;NTTドコモ54.8%、au30.2%、ソフトバンク15.0%)
学年;中学1年生7.6%、中学2年生11.9%、中学3年生18.5%、高校1年生30.5%、高校2年生31.5%
性別;男性41.9%、女性58.1%
<本件についてのお問い合わせ>
マーケティング事業本部 担当:境野(サカイノ)
http://www.mobile-research.jp/
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