「若者の恋愛離れ」は本当なのか?200人に意識調査のインタビューを実施!(ミラコロ運営事務局)
「若者の恋愛離れ」は本当なのか?200人に意識調査のインタビューを実施いたしました。
データから分析できるものとして昔と現在の環境の変化、というものがあげられるのかもしれません。
婚活情報メディア「ミラコロ」(https://miracolo.me/)では、18歳〜59歳の男女を対象とした「マッチングアプリの意識調査」を実施いたしました。
ネットやテレビなどで『若者の恋愛離れ』というワードがよく聞かれ、SNSの普及やお金のなさから恋愛を遠ざける若者が増えたといわれていますが、実際のところはどうなのでしょうか。
男女200人へのアンケートの結果をもとに分析していきます。
■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査時期:2019年8月
調査対象:18〜59歳の男女
有効回答数:200人
若者の恋愛離れといわれる理由
若者の○○離れ、という言葉が最近はよく聞かれるようになりましたね。
例えば車離れ、ビール離れといったような現象はお金がない、そのほかのモノに人気が偏っているなど理由で起き、具体的なデータによってその消費や動向を説明することができます。
一方で、「若者の恋愛離れ」や「若者の草食化、絶食化」といった言葉は定義や範囲があいまいで定量的に量ることは少し難しくなってきます。
一般にはバブル崩壊後の不況でお金がないことや、SNSの普及によりコミュニケーション手段が変化したことなどが理由で若者が恋愛を敬遠する傾向にあると指摘されています。
恋愛離れといわれると、恋人がいない、欲しくないと思っている人が多いような印象を受けますが、本当にそうでしょうか?クリスマスになれば街には恋人たちが、バレンタインになればカップルのほほえましい姿が、見られるような気がしますよね。
そんな矛盾を解決するために今回、男性95人、女性105人の合計200人に対して実施したアンケートの結果をもとに年齢、性別による傾向の差を比較して分析しています。
アンケートの対象
男性95人
最少年齢:19歳
最高年齢:64歳
平均年齢:35歳
女性105人
最少年齢:16歳
最高年齢:58歳
平均年齢:31歳
【アンケート結果を分析してみると】
このアンケートの全体の結果では現在恋人がいると答えた人は、男性で28人、女性で54人の合計82人でした。
各世代に占める人数は以下のとおりで、
・男性の場合
20代が25パーセント
30代が46パーセント
40代が17パーセント
50代以降が10パーセント
・女性の場合
20代が53パーセント
30代が29パーセント
40代が12パーセント
50代以降が0.1パーセント
という結果に。
この結果を見てみると若者が恋愛していない、恋愛に興味がない、という主張は通らなくなってきているかもしれません。
現代の若者の価値観
もう一つ若者の恋愛離れという言葉を考えるにあたって重要になってくるのは若者の価値観の変化かもしれません。
インターネット、SNSの普及などにより手軽に情報が手に入るようになった現代においては一人ひとりとの繋がり(つまり狭い範囲における密なつながり)に加えてみんなとの繋がり(広範囲における浅いつながり)を重視するようになってきているのかもしれません。
TwitterやInstagramにおけるいいねの数やフォロワーの数が「みんな」との繋がりをあらわす一つの指標になってきます。恋愛だけにすべてのお金や力を注ぐというよりは、恋人も友人もどちらも大切にしつつ、SNSによって得られる情報から自分の好きなことや趣味にも時間とお金を割く、という姿勢が昔の恋愛至上主義的な価値観とは異なり、相対的に若者が恋愛から離れたように見えるというのも一つの事実ではあるのかもしれません。
ミラコロ運営事務局では引き続きリサーチ・分析をしてまいります。
データから分析できるものとして昔と現在の環境の変化、というものがあげられるのかもしれません。
婚活情報メディア「ミラコロ」(https://miracolo.me/)では、18歳〜59歳の男女を対象とした「マッチングアプリの意識調査」を実施いたしました。
ネットやテレビなどで『若者の恋愛離れ』というワードがよく聞かれ、SNSの普及やお金のなさから恋愛を遠ざける若者が増えたといわれていますが、実際のところはどうなのでしょうか。
男女200人へのアンケートの結果をもとに分析していきます。
■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査時期:2019年8月
調査対象:18〜59歳の男女
有効回答数:200人
若者の恋愛離れといわれる理由
若者の○○離れ、という言葉が最近はよく聞かれるようになりましたね。
例えば車離れ、ビール離れといったような現象はお金がない、そのほかのモノに人気が偏っているなど理由で起き、具体的なデータによってその消費や動向を説明することができます。
一方で、「若者の恋愛離れ」や「若者の草食化、絶食化」といった言葉は定義や範囲があいまいで定量的に量ることは少し難しくなってきます。
一般にはバブル崩壊後の不況でお金がないことや、SNSの普及によりコミュニケーション手段が変化したことなどが理由で若者が恋愛を敬遠する傾向にあると指摘されています。
恋愛離れといわれると、恋人がいない、欲しくないと思っている人が多いような印象を受けますが、本当にそうでしょうか?クリスマスになれば街には恋人たちが、バレンタインになればカップルのほほえましい姿が、見られるような気がしますよね。
そんな矛盾を解決するために今回、男性95人、女性105人の合計200人に対して実施したアンケートの結果をもとに年齢、性別による傾向の差を比較して分析しています。
アンケートの対象
男性95人
最少年齢:19歳
最高年齢:64歳
平均年齢:35歳
女性105人
最少年齢:16歳
最高年齢:58歳
平均年齢:31歳
【アンケート結果を分析してみると】
このアンケートの全体の結果では現在恋人がいると答えた人は、男性で28人、女性で54人の合計82人でした。
各世代に占める人数は以下のとおりで、
・男性の場合
20代が25パーセント
30代が46パーセント
40代が17パーセント
50代以降が10パーセント
・女性の場合
20代が53パーセント
30代が29パーセント
40代が12パーセント
50代以降が0.1パーセント
という結果に。
この結果を見てみると若者が恋愛していない、恋愛に興味がない、という主張は通らなくなってきているかもしれません。
現代の若者の価値観
もう一つ若者の恋愛離れという言葉を考えるにあたって重要になってくるのは若者の価値観の変化かもしれません。
インターネット、SNSの普及などにより手軽に情報が手に入るようになった現代においては一人ひとりとの繋がり(つまり狭い範囲における密なつながり)に加えてみんなとの繋がり(広範囲における浅いつながり)を重視するようになってきているのかもしれません。
TwitterやInstagramにおけるいいねの数やフォロワーの数が「みんな」との繋がりをあらわす一つの指標になってきます。恋愛だけにすべてのお金や力を注ぐというよりは、恋人も友人もどちらも大切にしつつ、SNSによって得られる情報から自分の好きなことや趣味にも時間とお金を割く、という姿勢が昔の恋愛至上主義的な価値観とは異なり、相対的に若者が恋愛から離れたように見えるというのも一つの事実ではあるのかもしれません。
ミラコロ運営事務局では引き続きリサーチ・分析をしてまいります。