住まいのアイデアがキラリ。素人からプロまで参加するコンテストに616作品
同社の住宅デザインソフトで制作されたコンピュータ・グラフィックス作品のコンテスト審査結果を発表
メガソフト株式会社(大阪府吹田市)は、3月17日、同社の住宅デザインソフトで制作されたコンピュータ・グラフィックス作品のコンテスト審査結果を発表、同社ホームページで受賞・応募作を公開しました。
住宅デザインソフト「3Dマイホームデザイナー」は、1996年の初出荷以来、累計50万本の出荷実績を持つパソコンソフトです。プロである建築家や工務店と、建て主である一般の人々が同じソフトウェアを使用し、間取りや住まいづくりのアイデアを共有できるのが特徴となっています。
今年で10回目を迎える「3Dマイホームデザイナーコンテスト」は、このソフトウェアで制作されたアイデア豊かな作品を募集するものです。小学生からシニアまで幅広い層から応募があり、参加者は年々増加。前回の301点から今回は616点と倍増しました。
メガソフトでは今後も、建築の素人とプロが同じ目線で家づくりに取り組めるソフトウェアの開発とその環境づくりを進めたい考えです。
■子供の目線で考えた独創的な3D空間がグランプリに輝く
見事グランプリを受賞したのは、黒澤知香子さんの「手作りゲームハウス」です。黒澤さんが、「最近の子どもはゲームが好きなので、お母さん手作りのゲームがあってもよいかな」という思いから創作した作品で、親子で楽しめる仕掛けと、その独創性が高い評価を集めました。
「ここまでソフトを自由に使い切るのは、いかに本人が楽しみながら作成して、その上で他の人にも十分楽しんでもらいたいサービス精神の現れ。(中略)子供から大人までが一緒に楽しみながら、夢の住まいを想像するのに十分役立つ作品に仕上がっていると思います。」(審査委員長 宮内博実氏評)
■こだわりの空間を追求した作品が多数
今回のコンテストでは、自らのアイデアを徹底的に追求した個性豊かな作品が数多く寄せられています。
準グランプリに選ばれたのは、鵜沢慎也さんの 「K-Town」です。住宅だけではなく、地形や周辺の環境もシミュレーションしています。
「特殊な地形に住宅を建てる場合、さまざまな問題が出ると考えられます。日照や景観、上下の家同士の視野や工事中の作業方法など、これですべてシミュレーションできます。」(審査委員 深野暁雄氏評)
こだわりを追求するという点で高い評価を集めたのは、新設部門のマイスペース部門部門賞に選ばれた、中村満明さんの「工房 JEANS」です。
「いつかこんな空間が欲しい、好きなように配置して、そこにいるだけで時間を忘れて過ごせる日を夢見ている姿が想像されます。」(審査委員長 宮内博実氏評)
ジュニア、スクール部門には、これまでのコンテストで最多の502点の作品が寄せられました。
スクール団体は、「高台の景勝地に建つ山荘」をテーマに、人生の安らぎや豊かさを表現した、札幌建築デザイン専門学校の7作品が部門優秀賞を受賞しました。
ジュニア団体では、静岡市立梅ケ島中学校の学生が「21世紀版磯野波平邸」をテーマにした作品が部門優秀賞を受賞。磯野波平邸の所在地(東京都世田谷区)の実際の住宅事情を知らない、静岡県の山間部に住む中学生がイメージを膨らませて描いた3作品です。
■審査結果発表
「第10回3Dマイホームデザイナーコンテスト」は、昨年8月1日〜12月3日の期間、「トコトン楽しんだ人が勝ち」をテーマにした作品を募集。
応募部門は、「マイホーム部門」「マイスペース部門」「プロフェッショナル部門」「フリー部門」「スクール部門個人」「スクール部門団体」「ジュニア部門個人」「ジュニア部門団体」の8部門で、全国からプロ・アマ問わず合計616点の作品が寄せられました。
賞金はグランプリ50万円、準グランプリ20万円、部門優秀賞各10万円、審査員特別賞各5万円が贈られました。
なお、このコンテストの授賞式は、3月15日(土)に新大阪江坂東急インにて実施され、3月17日(月)より同社ホームページにて審査結果および授賞式の様子を公開しています。
【審査委員】
宮内 博実 氏(静岡文化芸術大学 デザイン学部 メディア造形学科 教授)
深野 暁雄 氏(神奈川工科大学 客員教授/東京工業大学 フェロー)
井町 良明(メガソフト株式会社 代表取締役社長)
津田 格(メガソフト株式会社 3Dマイホームデザイナープロデューサー)
3Dマイホームデザイナーコンテスト実行委員会
住宅デザインソフト「3Dマイホームデザイナー」は、1996年の初出荷以来、累計50万本の出荷実績を持つパソコンソフトです。プロである建築家や工務店と、建て主である一般の人々が同じソフトウェアを使用し、間取りや住まいづくりのアイデアを共有できるのが特徴となっています。
今年で10回目を迎える「3Dマイホームデザイナーコンテスト」は、このソフトウェアで制作されたアイデア豊かな作品を募集するものです。小学生からシニアまで幅広い層から応募があり、参加者は年々増加。前回の301点から今回は616点と倍増しました。
メガソフトでは今後も、建築の素人とプロが同じ目線で家づくりに取り組めるソフトウェアの開発とその環境づくりを進めたい考えです。
■子供の目線で考えた独創的な3D空間がグランプリに輝く
見事グランプリを受賞したのは、黒澤知香子さんの「手作りゲームハウス」です。黒澤さんが、「最近の子どもはゲームが好きなので、お母さん手作りのゲームがあってもよいかな」という思いから創作した作品で、親子で楽しめる仕掛けと、その独創性が高い評価を集めました。
「ここまでソフトを自由に使い切るのは、いかに本人が楽しみながら作成して、その上で他の人にも十分楽しんでもらいたいサービス精神の現れ。(中略)子供から大人までが一緒に楽しみながら、夢の住まいを想像するのに十分役立つ作品に仕上がっていると思います。」(審査委員長 宮内博実氏評)
■こだわりの空間を追求した作品が多数
今回のコンテストでは、自らのアイデアを徹底的に追求した個性豊かな作品が数多く寄せられています。
準グランプリに選ばれたのは、鵜沢慎也さんの 「K-Town」です。住宅だけではなく、地形や周辺の環境もシミュレーションしています。
「特殊な地形に住宅を建てる場合、さまざまな問題が出ると考えられます。日照や景観、上下の家同士の視野や工事中の作業方法など、これですべてシミュレーションできます。」(審査委員 深野暁雄氏評)
こだわりを追求するという点で高い評価を集めたのは、新設部門のマイスペース部門部門賞に選ばれた、中村満明さんの「工房 JEANS」です。
「いつかこんな空間が欲しい、好きなように配置して、そこにいるだけで時間を忘れて過ごせる日を夢見ている姿が想像されます。」(審査委員長 宮内博実氏評)
ジュニア、スクール部門には、これまでのコンテストで最多の502点の作品が寄せられました。
スクール団体は、「高台の景勝地に建つ山荘」をテーマに、人生の安らぎや豊かさを表現した、札幌建築デザイン専門学校の7作品が部門優秀賞を受賞しました。
ジュニア団体では、静岡市立梅ケ島中学校の学生が「21世紀版磯野波平邸」をテーマにした作品が部門優秀賞を受賞。磯野波平邸の所在地(東京都世田谷区)の実際の住宅事情を知らない、静岡県の山間部に住む中学生がイメージを膨らませて描いた3作品です。
■審査結果発表
「第10回3Dマイホームデザイナーコンテスト」は、昨年8月1日〜12月3日の期間、「トコトン楽しんだ人が勝ち」をテーマにした作品を募集。
応募部門は、「マイホーム部門」「マイスペース部門」「プロフェッショナル部門」「フリー部門」「スクール部門個人」「スクール部門団体」「ジュニア部門個人」「ジュニア部門団体」の8部門で、全国からプロ・アマ問わず合計616点の作品が寄せられました。
賞金はグランプリ50万円、準グランプリ20万円、部門優秀賞各10万円、審査員特別賞各5万円が贈られました。
なお、このコンテストの授賞式は、3月15日(土)に新大阪江坂東急インにて実施され、3月17日(月)より同社ホームページにて審査結果および授賞式の様子を公開しています。
【審査委員】
宮内 博実 氏(静岡文化芸術大学 デザイン学部 メディア造形学科 教授)
深野 暁雄 氏(神奈川工科大学 客員教授/東京工業大学 フェロー)
井町 良明(メガソフト株式会社 代表取締役社長)
津田 格(メガソフト株式会社 3Dマイホームデザイナープロデューサー)
3Dマイホームデザイナーコンテスト実行委員会