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ジャパン・フォー・サステナビリティ、情報データベース記事が2,000本に

インターネットを使って世界中に情報発信を行っているNGOの環境情報が、このほど2,000件を超えた。発足以来5年間、継続的に日・英語で環境情報を発信し続けているため、海外の政府、メディアや研究者の評価も高く、事務局には世界中から日本の温暖化などの取り組みに関する問合せが相次いでいる。
ジャパン・フォー・サステナビリティ(JFS)がウェブサイトを通じて世界に発
信している情報データベースの環境情報が、2008年3月14日に2,000件を超えた。

JFSは日本の環境およびサステナビリティに関する優れた情報を世界に発信する
ことを中心ミッションとして2002年8月に発足し、以来5年間、継続的に日本語
と英語で情報を発信し続けている。現在、メールで情報を届けている国は世界
189カ国(世界192カ国中)、読者は9,300人を超えている。昨年12月には、この
活動の成果が認められ、「平成19年度 地球温暖化防止環境大臣表彰」の国際貢
献部門の環境大臣表彰を受賞した。

JFSでは、ジャンルやセクターにこだわらず、日本における優れた環境活動を独
自に収集・取材して記事にし、すべて英訳の上、毎月30本ずつ情報データベース
に掲載している。また、掲載した情報は「エネルギー」「地球温暖化」「交通」
「3R/廃棄物」など10種のカテゴリーと、「政府」「企業」「NGO・市民」など
の6つのプレイヤー別で、それぞれ検索ができるようになっている。

このウェブサイトが開設されるまで、日本のまとまった環境情報が英語で読める
サイトはなく、海外の持続可能性に関わる研究者や政府、メディアなどからも高
い評価を受けている。各所でJFSの情報を活用して記事が作成されたり、メール
転送や転載されることなどによって情報が広まっており、JFSのもとに日本のサ
ステナビリティに関して、世界各地からさまざまな問合せが届くようになった。

これらの仕組みを、JFSでは400名に及ぶボランティア・スタッフとともに構築し
てきた。賛同する法人会員は80社・団体、個人サポーターが約200名おり、JFSの
活動を支援している。

JFSの目標は、これらの日本の環境情報を発信することにより、日本と世界を、
よりサステナブルな社会の実現に向けて動かしていくことだが、共同代表の枝廣
淳子は、今後のJFSの活動について「温暖化をはじめ、世界の環境問題が当面悪
化していく中で、日本でのポジティブな動きや取り組みを世界に広く伝えること
で、持続可能な世界への歩みを少しでも加速していきたい」と述べている。


・・・‥‥‥………………………………………
Japan for Sustainability 事務局
三枝信子

〒214-0034 川崎市多摩区三田1-12-5-138
TEL/FAX:044-933-7639
e-mail: info@japanfs.org
URL: http://www.japanfs.org/
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