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マイクロブラッドサイエンス、1滴の血液と10分で検査可能な新型コロナウイルスIgG / IgM検査キットの輸入に向け協議を開始

株式会社マイクロブラッドサイエンス(所在地:東京都千代田区、代表取締役:大竹 圭)は、1滴の血液(0.02ml)があれば10分で迅速検査ができ、なおかつ検査機器が不要でその場で判定が可能な新型コロナウイルス IgG / IgM 検査キット(金コロイド法)を開発した中国企業のVazyme社と同検査キットの輸入を含む既存事業について相互支援を目的とする業務提携契約を締結する協議を開始いたしました。

このたびの新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられた方々、ご遺族の皆さまに謹んで哀悼の意を表します。また、罹患されている方々、困難な状況におられる方々が一日も早く回復されますよう心よりお祈り申し上げます。


現在新型コロナウイルスの感染症を、感染症法に基づく「指定感染症」と検疫法の「検疫感染症」に指定する政令を閣議決定されております。

新型コロナウイルスの感染者が国内で次々と確認される中、各地の保健所などに設置された電話相談窓口には心配で検査を受けたいといった問い合わせが殺到しており今後も相談数はさらに増加が予想されます。


国を挙げての新型コロナウイルス感染症対策が進められる中で、弊社は一日も早い検査体制の拡充を図るため、厚生労働省や国立感染症研究所などに輸入及び許認可を含めた確認を取りつつ、受け入れ態勢の準備を進めております。


新型コロナウイルス感染症の早期発見、早期治療は重症者や死亡者を減らすことができる為、弊社は一日も早く社会の安心・安全に貢献することを目指してまいります。


【新型コロナウイルス IgG/IgM 検査キット(金コロイド法)概要】

IgGとIgM抗体

IgGとIgMは新型コロナウイルスから身体を守るために、免疫システムによって体内で産生される免疫グロブリンです。

PCR検査で陰性となった人でも、新型コロナウイルスが一度体内に入った人では、IgM検査では陽性となる場合があります。IgGとIgM検査は新型コロナウイルスの診断に有効な検査です。


IgM抗体レベルは、感染から1週間で上昇し始めます。一方、IgGはIgMより遅れて出現し(通常感染から2週間)、6ヶ月から最大数年間にわたって検出が可能です。IgGが検出された場合は、過去に感染があったことを示すことになります。IgGとIgMの同時モニタリングによって、新型コロナウイルスの感染が疑われる患者を迅速に同定することが可能です。2003-SARS(重症急性呼吸器症候群)、2016-Zika(ジカ熱)の発生期間においても、IgGとIgM抗体検出は推奨される診断方法の一つとして使用されました。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2NTYwOCMyMzc2NTEjNjU2MDhfeXlhbHVybmR2eS5wbmc.png ]

【事業内容】

国立東京医科歯科大学との共同研究の成果として確立した微量検査技術を実用化し、微量血液検査専門の分析センターとしてMBS研究所(2016年10月に臨床検査所として認可)を設立しました。MBS研究所は、その専門化された高い検査技術とICT技術によって、信頼性の高い検査を実現するとともに、検体管理、検査結果通知などにも新しいサービスを提供しています。

いつでもどこでも簡単に採血できる微量採血デバイス(特許取得済み)、健康状態の数値をスマートフォンで簡単に確認できるシステム、ネットワークでのシステムデータ管理で、連携・運用を支援するラボ展開の仕組みなどを開発しており、2018年より微量採血検査をベースとした次世代ヘルスケアシステム事業を本格的にスタートさせております。


株式会社マイクロブラッドサイエンス 取締役会長:岩澤 肇

慶應義塾大学経済学部卒業後、協和発酵工業株式会社に入社。同社システム部部長などを務める。

情報処理推進機構(IPA)試験委員並びにFIFA日韓ワールドカッップ情報システム委員、日経コンピュータ書評委員などを歴任。

協和発酵工業株式会社を退社後、株式会社リージャー代表取締役に就任し同社の指先微量採血器具の開発・製品化を行う。

株式会社リージャーを退職後、株式会社マイクロブラッドサイエンスを設立し、代表取締役に就任。

東京医科歯科大学にラボを設立し、同大学と共同研究開発等を行う。


株式会社マイクロブラッドサイエンス 代表取締役:大竹 圭

1973年に米国に生まれる。幼少時に帰国、家業て?ある貿易会社に勤務し、世界中の輸出入のヒ?シ? ネスを学ひ?、出生地て?ある米国と日本間のヒ?シ?ネスに興味を持ち渡米、現地て?飲食店のオーナーを 経て、取引先て?ある最高峰のオーカ?ニック農場CHINO FARMと提携し、健康食材を取り入れたライ フスタイルに感銘を受ける。帰国後、健康的な食生活と最先端のフィットネスを組合わせたハ?ーソナ ルトレーナーとして活動を開始、フィットネス競技て?あるBest Body Japanにおいて40歳代のマスター ス?クラス2013年ノーヒ?ス大会優勝、日本大会5位の成績を収める。自分の健康状態を知る上て?最も 重要て?ある血液検査への関心から、東京医科歯科大学との共同研究に参画、その後、東京医科歯 科大学発のヘ?ンチャー企業マイクロフ?ラット?サイエンス社に招かれ、研究、営業部門を担当し、簡便 な微量血液検査を普及させ、トークンエコノミーの実現により、健康をテーマとする社会課題の解決 に取り組む。2019年6月より代表取締役を務める。一般社団法人身体運動科学ネットワーク会員。


医学顧問:相川 直樹

医師 / 医学博士

慶應義塾大学名誉教授

慶應義塾大学医学部卒業(首席)、米国ECFMG医師試験合格、Harvard Medical School研究員・Massachusetts General Hospital外科フェローを務める。帰国後、慶應義塾大学教授(救急医学)、慶應義塾大学医学図書館長、慶應義塾大学病院長、慶應医師会長、厚生労働省の医道審議会医師分科会長・医師国家試験委員長・医師臨床研修部会長、国際医学情報センター理事長、アステラス製薬(株)取締役、米国大使館・カナダ大使館のMedical Advisor等を歴任。現在、聖路加国際大学理事・評議員、NHK交響楽団理事、日本生命保険相互会社、公益財団法人日本感染症医薬品協会、日本救急医療財団等の評議員。日本化学療法学会、日本救急医学会、日本Shock学会等の名誉会員、日本外科学会特別会員、Senior Fellow of the American College of Surgeons, Honorary Member of the American Surgical Association等。Harvard Prize, Whitaker Prize, TVB-Burn Prize等受賞。
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