構造計画研究所、プロメテック・ソフトウェアと業務提携
〜 粒子法を用いた解析コンサルティングとコンセプトデザインCAEを展開 〜
株式会社 構造計画研究所(本社:東京都中野区、資本金10億1,020万円、社長:服部正太)は、粒子法ソフトウェアなどを取り扱うプロメテック・ソフトウェア株式会社(本社:東京都文京区、資本金2億161万円、代表取締役社長:藤澤智光)と粒子法ソフトウェアの販売及びコンサルティングに関して業務提携を行いました。
この提携により、構造計画研究所は、粒子法を用いた解析コンサルティングサービスを開始するとともに、「コンセプトデザインCAE」マーケットを開拓するという、2つのビジネス形態を切り拓くことを目指します。
■ 粒子法を用いたコンサルティングサービス
構造計画研究所では、従来から構造物、地盤系の解析ソフトウェアの開発や原子力、超高層建築物、道路・橋梁・河川・沿岸構造物などの建設分野での解析コンサルティングを得意としていましたが、今回の技術提携でプロメテック・ソフトウェア社の要素技術を取り込み、河川の氾濫や、土石流、津波、洪水等における被害予測など防災分野でのコンサルティングサービスを提供していく方針です。
■ コンセプトデザインCAE
構造計画研究所では、製造業の設計プロセスにおいて開発の初期段階でシミュレーションを行うための「設計者CAE」を販売・サポートしてきましたが、それらに加え、プロメテック社の感性に訴えるユニークな技術を利用し、開発のより上流で使える製品設計支援ツール(CAE)として、「コンセプトデザインCAE」のマーケットを開拓していく方針です。
粒子法を用いたプロメテック社のソフトウェアを用いることによって、設計・開発の段階でユーザーが思いついたデザインを、紙に下書きするような感覚でシミュレーションし、その結果を確認しながらリアルタイムに設定条件や形状を修正することができます。
これにより、企画段階における設計開発の新たなコンセプト創造のお手伝いが出来るものと考えております。ユーザーの発想次第であらゆるシミュレーションが可能となる新しいコンセプトのCAEのマーケットを啓蒙し、開拓していく所存です。
上記の「コンサルティングサービス」と「コンセプトデザインCAE」の粒子法関連で、構造計画研究所としては、3年間で5億円のマーケットを創出することを目標としています。
・土石流ンシミュレーション例
http://www.kke.co.jp/news/2008/image/080411_01.jpg
・コンセプトデザインCAE によるシミュレーション例 【動画】
http://www.octaveengine.com/casual/movie/water_flow.htm
■ 粒子法について
粒子法(MPS法:Moving Particle Semi-implicit Method)は、東京大学大学院工学系研究科の越塚誠一教授が独自に考案した新しい流体シミュレーションの手法で、水や空気などの流れを粒子の動きで模擬します。
従来のシミュレーション手法はメッシュ(格子)を用いて計算するため、煩雑で時間を要するメッシュ生成や水面の大きな変化にメッシュ生成が追随できないという問題点がありました。
粒子を用いて計算する粒子法では、激しい水面の変化や飛沫の発生、水塊の分裂や合体を精度よく安定に解くことができます。また、流体と構造物を一体化した解析対象を扱う流体−剛体連成解析が可能です。現在、土木、造船、自動車、機械、原子力等の各分野のCAE解析で幅広く適用されるなど、その有効性と信頼性が確認されています。
・粒子法を用いた解析と従来技術での解析の違い
http://www.kke.co.jp/news/2008/image/080411_02.gif
■ コンセプトデザインCAEについては、以下の展示会でご覧いただけます。
● 2008年4月16日(水)〜18日(金) テクノフロンティア2008 熱対策技術展
出展:株式会社 構造計画研究所 ブースNo. 6353於:幕張メッセ
● 粒子法についての詳細は以下のセミナーでご覧いただけます。
2008年6月3日(火)
午前:粒子法Workshop 「粒子がCAEを変える! Inspiration CAEのすすめ」
午後:感性刺激CAEセミナー
「粒子がCAEを変える! 粒子法最前線〜粒子はエンジニアの感性を刺激する〜」
主催:プロメテック・ソフトウェア株式会社 於:東京大学 小柴ホール
■ 構造計画研究所について
1959年設立。現在、ネットワーク、マルチメディア、情報通信、移動体通信分野から建設、製造分野に至るまでの広範かつ最新のIT技術を駆使したソフトウェア開発ならびにソフトウェアプロダクトを提供。さらにOR・シミュレーション手法を用いた工学・製造分野におけるコンサルティングサービスやマーケティング分野におけるコンサルティングサービスも行っています。また建設・環境分野における数値解析コンサルティングサービスや建築・構造設計分野でも強みを発揮しており、様々な業界に対し、多様なソリューションを提供しています。
■ プロメテック・ソフトウェアについて
プロメテック・ソフトウェアは、先端的な物理シミュレーション技術とCG技術を中核として、「インタラクティブ・リアリティ」----ユーザーとのインタラクティブ性のあるリアリティ----技術の実用化と産業展開を目指し、東京大学生産技術研究所の研究員であった藤澤智光と同大学大学院工学系研究科教授の越塚誠一が2004年10月に設立したベンチャー企業です。設立母体である東京大学ほか国内外の研究機関との密接なR&D体制を有し、最新テクノロジのゲーム、映像制作、製造業への産業展開を行っています。詳細は、 http://www.prometech.co.jp をご覧下さい。
※ 構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
※ 当社では、お客様企業から発表のご承認をいただいた案件のみを公表させていただいております。ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
■ 本件に関するお問い合わせ先
・ ニュースリリースの内容に関して
株式会社構造計画研究所 SBD営業部 川村榮子
TEL:03-5342-1051 FAX:03-5342-1055 e-mail: eiko@kke.co.jp
http://www.sbd.jp/
・ ニュースリリースの配信に関して
株式会社構造計画研究所 広報担当 佐藤仁宣、松本飛鳥
TEL:03-5342-1032 FAX:03-5342-1241 e-mail:kkeinfo@kke.co.jp
http://www.kke.co.jp
《関連URL》
http://www.kke.co.jp
http://www.prometech.co.jp
http://www.sbd.jp/
この提携により、構造計画研究所は、粒子法を用いた解析コンサルティングサービスを開始するとともに、「コンセプトデザインCAE」マーケットを開拓するという、2つのビジネス形態を切り拓くことを目指します。
■ 粒子法を用いたコンサルティングサービス
構造計画研究所では、従来から構造物、地盤系の解析ソフトウェアの開発や原子力、超高層建築物、道路・橋梁・河川・沿岸構造物などの建設分野での解析コンサルティングを得意としていましたが、今回の技術提携でプロメテック・ソフトウェア社の要素技術を取り込み、河川の氾濫や、土石流、津波、洪水等における被害予測など防災分野でのコンサルティングサービスを提供していく方針です。
■ コンセプトデザインCAE
構造計画研究所では、製造業の設計プロセスにおいて開発の初期段階でシミュレーションを行うための「設計者CAE」を販売・サポートしてきましたが、それらに加え、プロメテック社の感性に訴えるユニークな技術を利用し、開発のより上流で使える製品設計支援ツール(CAE)として、「コンセプトデザインCAE」のマーケットを開拓していく方針です。
粒子法を用いたプロメテック社のソフトウェアを用いることによって、設計・開発の段階でユーザーが思いついたデザインを、紙に下書きするような感覚でシミュレーションし、その結果を確認しながらリアルタイムに設定条件や形状を修正することができます。
これにより、企画段階における設計開発の新たなコンセプト創造のお手伝いが出来るものと考えております。ユーザーの発想次第であらゆるシミュレーションが可能となる新しいコンセプトのCAEのマーケットを啓蒙し、開拓していく所存です。
上記の「コンサルティングサービス」と「コンセプトデザインCAE」の粒子法関連で、構造計画研究所としては、3年間で5億円のマーケットを創出することを目標としています。
・土石流ンシミュレーション例
http://www.kke.co.jp/news/2008/image/080411_01.jpg
・コンセプトデザインCAE によるシミュレーション例 【動画】
http://www.octaveengine.com/casual/movie/water_flow.htm
■ 粒子法について
粒子法(MPS法:Moving Particle Semi-implicit Method)は、東京大学大学院工学系研究科の越塚誠一教授が独自に考案した新しい流体シミュレーションの手法で、水や空気などの流れを粒子の動きで模擬します。
従来のシミュレーション手法はメッシュ(格子)を用いて計算するため、煩雑で時間を要するメッシュ生成や水面の大きな変化にメッシュ生成が追随できないという問題点がありました。
粒子を用いて計算する粒子法では、激しい水面の変化や飛沫の発生、水塊の分裂や合体を精度よく安定に解くことができます。また、流体と構造物を一体化した解析対象を扱う流体−剛体連成解析が可能です。現在、土木、造船、自動車、機械、原子力等の各分野のCAE解析で幅広く適用されるなど、その有効性と信頼性が確認されています。
・粒子法を用いた解析と従来技術での解析の違い
http://www.kke.co.jp/news/2008/image/080411_02.gif
■ コンセプトデザインCAEについては、以下の展示会でご覧いただけます。
● 2008年4月16日(水)〜18日(金) テクノフロンティア2008 熱対策技術展
出展:株式会社 構造計画研究所 ブースNo. 6353於:幕張メッセ
● 粒子法についての詳細は以下のセミナーでご覧いただけます。
2008年6月3日(火)
午前:粒子法Workshop 「粒子がCAEを変える! Inspiration CAEのすすめ」
午後:感性刺激CAEセミナー
「粒子がCAEを変える! 粒子法最前線〜粒子はエンジニアの感性を刺激する〜」
主催:プロメテック・ソフトウェア株式会社 於:東京大学 小柴ホール
■ 構造計画研究所について
1959年設立。現在、ネットワーク、マルチメディア、情報通信、移動体通信分野から建設、製造分野に至るまでの広範かつ最新のIT技術を駆使したソフトウェア開発ならびにソフトウェアプロダクトを提供。さらにOR・シミュレーション手法を用いた工学・製造分野におけるコンサルティングサービスやマーケティング分野におけるコンサルティングサービスも行っています。また建設・環境分野における数値解析コンサルティングサービスや建築・構造設計分野でも強みを発揮しており、様々な業界に対し、多様なソリューションを提供しています。
■ プロメテック・ソフトウェアについて
プロメテック・ソフトウェアは、先端的な物理シミュレーション技術とCG技術を中核として、「インタラクティブ・リアリティ」----ユーザーとのインタラクティブ性のあるリアリティ----技術の実用化と産業展開を目指し、東京大学生産技術研究所の研究員であった藤澤智光と同大学大学院工学系研究科教授の越塚誠一が2004年10月に設立したベンチャー企業です。設立母体である東京大学ほか国内外の研究機関との密接なR&D体制を有し、最新テクノロジのゲーム、映像制作、製造業への産業展開を行っています。詳細は、 http://www.prometech.co.jp をご覧下さい。
※ 構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
※ 当社では、お客様企業から発表のご承認をいただいた案件のみを公表させていただいております。ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
■ 本件に関するお問い合わせ先
・ ニュースリリースの内容に関して
株式会社構造計画研究所 SBD営業部 川村榮子
TEL:03-5342-1051 FAX:03-5342-1055 e-mail: eiko@kke.co.jp
http://www.sbd.jp/
・ ニュースリリースの配信に関して
株式会社構造計画研究所 広報担当 佐藤仁宣、松本飛鳥
TEL:03-5342-1032 FAX:03-5342-1241 e-mail:kkeinfo@kke.co.jp
http://www.kke.co.jp
《関連URL》
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http://www.prometech.co.jp
http://www.sbd.jp/