ジェスチャーでおもちゃが動く 動作認識ソフトの商品化にめど
マイコンにソフトを実装したEmbedded版の提供により製品用途を拡大
独立系ITソリューションプロバイダのNSW(日本システムウエア株式会社、本社:東京都渋谷区、取締役社長:多田尚二)は、慶応大学環境情報学部の武藤佳恭研究室と共同で、人の手の動きやサイン(ジェスチャー)などを認識し、おもちゃや電化製品などの機器を動作させる「ジェスチャー認識」を開発し、このたび商品化へのめどが立ちましたのでお知らせいたします。マイコンにソフトを実装したEmbedded版の提供を実現したことで、製品用途の更なる拡大が見込まれます。
当社と同研究室は4年ほど前より共同研究を開始し、ジェスチャー認識の精度向上と商品化への取り組みを行ってきました。以前はPCによる実証実験のみでしたが、現時点ではARM-9ベースのEmbedded版の提供を実現し、幅広い用途で組込み製品への導入が可能となりました。また、本ソフトは、市販のUSBカメラなどを使って認識対象を登録するインターフェースを実装したことにより、動作アクションを自由に変更できるようになりました。
■ジェスチャー認識の特徴
(1)非接触型インターフェース
・特定の入力デバイスに触れる必要がなく、様々な種類の操作を認識できる。
(2)任意の認識操作登録
・カメラからの入力を基に自動でパターンを作成するため、特殊な手作業による調節は不要。
(3)リアルタイム処理
・認識処理を常時行うため、開始・終了を指定する必要がない。
・認識処理はカメラフレーム内で完了している。
(Embedded版 160*120 15fps、PC版 640*480 12fpsを使用)
(4)詳細な差異検出・位置検出
・カラー画像や複雑な形状の認識ができるため、物体の区別や判別が可能。
・高解像度で認識することにより、詳細な位置を検出。
(5)操作者以外のノイズに強い
・操作と関係のない人や物が背景で動いても影響されにくく、操作していない時に認識による誤動作がない。
(6)機能拡張性・汎用性
・画像処理部分はC言語標準ライブラリのみで構成しているため、プラットフォームに依存しない。特定のカメラに依存せず、映像ストリーム、静止画でも認識が可能。
■製品ラインナップ
1.Windows版実行ソフトのみ
2.Windows版SDK付
3.Embedded版ソフト実装ボード(ARM-9ボード、USBカメラ込み)
4.Embedded版SDK付
今後もNSWは、慶応大学研究室と協力し、さらなる精度向上を目指し、家電製品分野の機器制御やアミューズメント分野でのおもちゃ制御、医療・介護分野でのロボットなど様々な分野での応用技術としてご活用いただけるよう、販売推進を強化してまいります。価格構成は、評価版売り切りタイプで10万円〜となっており、製品化については量産ライセンス販売も行います。
なお、5月14日(水)〜16日(金)の3日間、東京ビッグサイトにて開催される「第11回組込みシステム開発技術展(ESEC)」にて、Embedded版ジェスチャー認識ソフトによる「ラジコンおもちゃの制御」などの実演を予定しております。
以上
■NSW(日本システムウエア株式会社)について
1966年に創業。ITソリューション、プロダクト(組込みソフトウエア、LSI設計等)、システム機器販売の各事業を行うITソリューションプロバイダです。基幹系システムや製造・流通・店舗向けなど業種対応システムの構築から、大規模システムの運営、データセンターでのアウトソーシングまで「トータルソリューション」を提供します。携帯電話やデジタル家電の中に組込まれるLSIやソフトウエアなどの「組込み系システム」の開発、システムLSIの設計から製造までをワンストップで提供するLSIターンキービジネスなども行っています。また、ICタグやモバイル機器などのユビキタス・ソリューション分野に注力しています。詳細は、http://www.nsw.co.jp/をご覧ください。
【サービス内容に関する問い合わせ先】
NSW(日本システムウエア株式会社)
エンベデッドテクノロジー事業本部
営業統括部
TEL:03-4335-2610 FAX:03-4335-2651
E-mail:Embedded-Info@md.nsw.co.jp
【報道関係者からのお問い合わせ先】
NSW(日本システムウエア株式会社)
企画室IR広報グループ:金子、河岸
TEL: 03-3770-4014、FAX: 03-3770-4953
E-mail:kouhou@gw.nsw.co.jp
《関連URL》
http://www.nsw.co.jp/
当社と同研究室は4年ほど前より共同研究を開始し、ジェスチャー認識の精度向上と商品化への取り組みを行ってきました。以前はPCによる実証実験のみでしたが、現時点ではARM-9ベースのEmbedded版の提供を実現し、幅広い用途で組込み製品への導入が可能となりました。また、本ソフトは、市販のUSBカメラなどを使って認識対象を登録するインターフェースを実装したことにより、動作アクションを自由に変更できるようになりました。
■ジェスチャー認識の特徴
(1)非接触型インターフェース
・特定の入力デバイスに触れる必要がなく、様々な種類の操作を認識できる。
(2)任意の認識操作登録
・カメラからの入力を基に自動でパターンを作成するため、特殊な手作業による調節は不要。
(3)リアルタイム処理
・認識処理を常時行うため、開始・終了を指定する必要がない。
・認識処理はカメラフレーム内で完了している。
(Embedded版 160*120 15fps、PC版 640*480 12fpsを使用)
(4)詳細な差異検出・位置検出
・カラー画像や複雑な形状の認識ができるため、物体の区別や判別が可能。
・高解像度で認識することにより、詳細な位置を検出。
(5)操作者以外のノイズに強い
・操作と関係のない人や物が背景で動いても影響されにくく、操作していない時に認識による誤動作がない。
(6)機能拡張性・汎用性
・画像処理部分はC言語標準ライブラリのみで構成しているため、プラットフォームに依存しない。特定のカメラに依存せず、映像ストリーム、静止画でも認識が可能。
■製品ラインナップ
1.Windows版実行ソフトのみ
2.Windows版SDK付
3.Embedded版ソフト実装ボード(ARM-9ボード、USBカメラ込み)
4.Embedded版SDK付
今後もNSWは、慶応大学研究室と協力し、さらなる精度向上を目指し、家電製品分野の機器制御やアミューズメント分野でのおもちゃ制御、医療・介護分野でのロボットなど様々な分野での応用技術としてご活用いただけるよう、販売推進を強化してまいります。価格構成は、評価版売り切りタイプで10万円〜となっており、製品化については量産ライセンス販売も行います。
なお、5月14日(水)〜16日(金)の3日間、東京ビッグサイトにて開催される「第11回組込みシステム開発技術展(ESEC)」にて、Embedded版ジェスチャー認識ソフトによる「ラジコンおもちゃの制御」などの実演を予定しております。
以上
■NSW(日本システムウエア株式会社)について
1966年に創業。ITソリューション、プロダクト(組込みソフトウエア、LSI設計等)、システム機器販売の各事業を行うITソリューションプロバイダです。基幹系システムや製造・流通・店舗向けなど業種対応システムの構築から、大規模システムの運営、データセンターでのアウトソーシングまで「トータルソリューション」を提供します。携帯電話やデジタル家電の中に組込まれるLSIやソフトウエアなどの「組込み系システム」の開発、システムLSIの設計から製造までをワンストップで提供するLSIターンキービジネスなども行っています。また、ICタグやモバイル機器などのユビキタス・ソリューション分野に注力しています。詳細は、http://www.nsw.co.jp/をご覧ください。
【サービス内容に関する問い合わせ先】
NSW(日本システムウエア株式会社)
エンベデッドテクノロジー事業本部
営業統括部
TEL:03-4335-2610 FAX:03-4335-2651
E-mail:Embedded-Info@md.nsw.co.jp
【報道関係者からのお問い合わせ先】
NSW(日本システムウエア株式会社)
企画室IR広報グループ:金子、河岸
TEL: 03-3770-4014、FAX: 03-3770-4953
E-mail:kouhou@gw.nsw.co.jp
《関連URL》
http://www.nsw.co.jp/