京都国際マンガミュージアムで公開シンポジウム「物語るアート・ドキュメンテーション」開催
6月7日(土)〜8日(日)、京都国際マンガミュージアムにおいて、京都精華大学マンガ学部准教授の吉村和真氏らをまじえ、公開シンポジウム「物語るアート・ドキュメンテーション」を開催します。
報道機関各位
プレスリリース
公開シンポジウム「物語るアート・ドキュメンテーション」開催
アート・ドキュメンテーション学会(略称JADS、会長 鷲見洋一)は、6月7日(土)〜8日(日)に、京都国際マンガミュージアム(京都市中京区、館長 養老 孟司)と共催で、公開シンポジウム「物語るアート・ドキュメンテーション」を開催いたします。想定する参加者は、図書館学、博物館学、情報学、メディア研究、美術史などを専門とする研究者や、図書館司書、学芸員などで、100名ほどの参加を見込んでいます。
<開催概要>
アート・ドキュメンテーション学会2008年度年次大会
2008 Annual Conference of JADS: Japan Art Documentation Society
シンポジウム
物語るアート・ドキュメンテーション
Narratives in Art Documentation
アート・ドキュメンテーションはこれまで絵画や彫刻など静的なオブジェクトを対象としてきた。一方で 時間や動きを伴う芸術や、コンテキストや物語を孕む芸術に、 ドキュメンテーションはどう応じるのだろうか。「物語る」は 「モノ」と「語る」 に読み解くことができる。「モノ」は記述され「コト」を語り、「コト」は記録され「モノ」に新たな意味を与える。様々な芸術の形態として 絵画、マンガ、演劇・映画、舞踊、写し絵を取りあげ、静と動、モノとコトの関係性を比較・検証しながら“物語るアート・ドキュメンテーション”を考える。
主 催:アート・ドキュメンテーション学会
共 催:京都国際マンガミュージアム
後 援:京都精華大学、京都市教育委員会
会 場:京都国際マンガミュージアム 多目的映像ホール
6月7日(土)シンポジウム[第58回研究会]13:00-
6月8日(日)公募研究発表会[第59回研究会]10:00-
第19回(2008年度)総会
京都国際マンガミュージアム施設見学会[第43回見学会]
6月7日(土)13:00-17:30 [開場は30分前から]
■シンポジウム「物語るアート・ドキュメンテーション」
○会場館挨拶 上田修三(京都国際マンガミュージアム 事務局長)
○基調講演 「イメージとテクストの交感:歴史的事例から見るアート・ドキュメンテーション」 /鷲見洋一(アート・ドキュメンテーション学会会長)
○ブリーフ・イントロダクション 「物語るアート・ドキュメンテーション」のために /水谷長志(独立行政法人国立美術館情報企画室長)
○趣旨説明・パネリスト紹介 /山本浩幾(早稲田大学演劇博物館)
○ 「物語る美術作品のドキュメンテーション:一西洋美術史研究者の立場から」 /千速敏男(成安造形大学造形学部准教授)
○ 「非/アートとしてのマンガの収集・保存・公開に関する諸課題―京都国際マンガミュージアムの研究活動を通じて」 /吉村和真(京都国際マンガミュージアム、京都精華大学国際マンガ研究センター 研究統括室長、京都精華大学マンガ学部准教授)
○ 「(財)松竹大谷図書館の資料整理方法について」 /井川繭子(財団法人松竹大谷図書館司書)
○ 「3次元モデルを用いた伝統舞踊アーカイブ」 /片山美和(NHK放送技術研究所 人間・情報 三次元映像処理研究グループ 専任研究員)
○ 「写し絵を成立させた江戸の政治と文化」 /山形文雄(劇団みんわ座代表・写し絵師 平成玉川文楽)・田中佑子(劇団みんわ座美術・写し絵研究)
○パネルディスカッション
■懇親会(18:00-) ハートンホテル京都
6月8日(日)10:00-15:30 [開場は30分前から]
■公募研究発表会
○[10:00-10:25](発表1) 「東京国立博物館資料館における資料情報の整備と提供」 /住広昭子(東京国立博物館学芸企画部博物館情報課図書・映像サービス室)
○[10:25-10:50] (発表2) 「近現代儀礼研究とドキュメンテーション−岩倉具視の国葬に関する図巻・写真・文書の統合的研究」 /研谷紀夫(東京大学大学院情報学環)
○[10:50-11:15](発表3) 「「図像デジタル・アーカイブ」の課題―日本大学総合学術情報センターの実践から」 /中川裕美(日本大学総合学術情報センター)
○[11:15-11:40](発表4) 「地域ミュージアムの課題と解決策の方向性−収蔵品管理システム導入館インタビューより」 /内田剛史(早稲田システム開発株式会社)
○[11:40-12:05](発表5) 「MLA+E試論−独立行政法人国立美術館における情報〈連携〉再論」 /水谷長志(独立行政法人国立美術館情報企画室/東京国立近代美術館情報資料室)
12:05-12:15 休憩
12:15-13:30 総会
13:30-14:30 休憩
14:30-15:30 京都国際マンガミュージアム施設見学会
年次大会実行委員長 山本浩幾(早稲田大学演劇博物館)
年次大会副実行委員長 上田修三(京都国際マンガミュージアム事務局長)
【交通】
京都国際マンガミュージアム
http://www.kyotomm.com/
〒604-0846 京都市中京区烏丸通御池上ル (元龍池小学校)
京都市営地下鉄烏丸線・地下鉄東西線 「烏丸御池」駅 2番出口すぐ
京都市バス(15、51、65系統) 京都バス(61、62、63系統) いずれも「烏丸御池」停留所下車すぐ
【参加費】
JADS会員 1000円、一般 2000円 /京都精華大学生 500円 (いずれも大会資料代、土日両日の常設展・特別展入場料を含む)
(懇親会費は別途 5000円となります)
【詳細および申込み】
アート・ドキュメンテーション学会 http://www.jads.org/
※6月4日までに上記サイトよりお申込み下さい
【ドキュメンテーションとは】
博物館・美術館=ミュージアムにおけるドキュメンテーションとは、収蔵品についてその存在と意味の証拠を揃えて情報記録を作成・管理することで、作成された情報は収蔵品台帳などの形式で管理されます。一般利用者からは見えにくい活動ですが、例えば展示品に添えられたり、展覧会カタログに記載される、資料番号、作品名、作成者、時代などの情報は、ドキュメンテーション活動により裏付けされるものであり、展示や研究教育などミュージアムの主要な機能を支えています。
【アート・ドキュメンテーション学会(JADS)とは】
図書館、美術館・博物館、美術研究機関、関連メディア、及びこれらに関係あるものの連絡・連携のもとに、わが国、さらには国際間における、アート・ドキュメンテーションをめぐる諸問題の解決と進展に寄与することを目的としています。1989年4月に発足、1999年には日本学術会議の第18期登録学術研究団体(情報学及び芸術学)、2005年には協力学術研究団体となっています。現在、図書館司書、学芸員、美術史研究者、マスコミ関係者、コンピュータ技術者等、約300名の正会員と学生会員が参加しており、図書館、美術館等の従来の枠組みを越えて、職能を横断する新しいタイプの研究グループといってよいでしょう。いわゆる、美術図書館の諸問題を中核としながら、画像データベースの構築等、広い分野で応用可能な課題に取り組んでいます。なお、機関、団体でも加入できる賛助会員の制度もあり、現在約30機関が登録しています。
JADS:Japan Art Documentation Society
【本プレスリリースに関する問合せ】
アート・ドキュメンテーション学会役員/年次大会実行委員長 山本浩幾
TEL:03-3203-4151 内5937(早稲田大学演劇博物館デジタル・アーカイブ室)
E-mail:taikai2008☆jads.org(☆は@に)
[jadsprv1-080521]
プレスリリース
公開シンポジウム「物語るアート・ドキュメンテーション」開催
アート・ドキュメンテーション学会(略称JADS、会長 鷲見洋一)は、6月7日(土)〜8日(日)に、京都国際マンガミュージアム(京都市中京区、館長 養老 孟司)と共催で、公開シンポジウム「物語るアート・ドキュメンテーション」を開催いたします。想定する参加者は、図書館学、博物館学、情報学、メディア研究、美術史などを専門とする研究者や、図書館司書、学芸員などで、100名ほどの参加を見込んでいます。
<開催概要>
アート・ドキュメンテーション学会2008年度年次大会
2008 Annual Conference of JADS: Japan Art Documentation Society
シンポジウム
物語るアート・ドキュメンテーション
Narratives in Art Documentation
アート・ドキュメンテーションはこれまで絵画や彫刻など静的なオブジェクトを対象としてきた。一方で 時間や動きを伴う芸術や、コンテキストや物語を孕む芸術に、 ドキュメンテーションはどう応じるのだろうか。「物語る」は 「モノ」と「語る」 に読み解くことができる。「モノ」は記述され「コト」を語り、「コト」は記録され「モノ」に新たな意味を与える。様々な芸術の形態として 絵画、マンガ、演劇・映画、舞踊、写し絵を取りあげ、静と動、モノとコトの関係性を比較・検証しながら“物語るアート・ドキュメンテーション”を考える。
主 催:アート・ドキュメンテーション学会
共 催:京都国際マンガミュージアム
後 援:京都精華大学、京都市教育委員会
会 場:京都国際マンガミュージアム 多目的映像ホール
6月7日(土)シンポジウム[第58回研究会]13:00-
6月8日(日)公募研究発表会[第59回研究会]10:00-
第19回(2008年度)総会
京都国際マンガミュージアム施設見学会[第43回見学会]
6月7日(土)13:00-17:30 [開場は30分前から]
■シンポジウム「物語るアート・ドキュメンテーション」
○会場館挨拶 上田修三(京都国際マンガミュージアム 事務局長)
○基調講演 「イメージとテクストの交感:歴史的事例から見るアート・ドキュメンテーション」 /鷲見洋一(アート・ドキュメンテーション学会会長)
○ブリーフ・イントロダクション 「物語るアート・ドキュメンテーション」のために /水谷長志(独立行政法人国立美術館情報企画室長)
○趣旨説明・パネリスト紹介 /山本浩幾(早稲田大学演劇博物館)
○ 「物語る美術作品のドキュメンテーション:一西洋美術史研究者の立場から」 /千速敏男(成安造形大学造形学部准教授)
○ 「非/アートとしてのマンガの収集・保存・公開に関する諸課題―京都国際マンガミュージアムの研究活動を通じて」 /吉村和真(京都国際マンガミュージアム、京都精華大学国際マンガ研究センター 研究統括室長、京都精華大学マンガ学部准教授)
○ 「(財)松竹大谷図書館の資料整理方法について」 /井川繭子(財団法人松竹大谷図書館司書)
○ 「3次元モデルを用いた伝統舞踊アーカイブ」 /片山美和(NHK放送技術研究所 人間・情報 三次元映像処理研究グループ 専任研究員)
○ 「写し絵を成立させた江戸の政治と文化」 /山形文雄(劇団みんわ座代表・写し絵師 平成玉川文楽)・田中佑子(劇団みんわ座美術・写し絵研究)
○パネルディスカッション
■懇親会(18:00-) ハートンホテル京都
6月8日(日)10:00-15:30 [開場は30分前から]
■公募研究発表会
○[10:00-10:25](発表1) 「東京国立博物館資料館における資料情報の整備と提供」 /住広昭子(東京国立博物館学芸企画部博物館情報課図書・映像サービス室)
○[10:25-10:50] (発表2) 「近現代儀礼研究とドキュメンテーション−岩倉具視の国葬に関する図巻・写真・文書の統合的研究」 /研谷紀夫(東京大学大学院情報学環)
○[10:50-11:15](発表3) 「「図像デジタル・アーカイブ」の課題―日本大学総合学術情報センターの実践から」 /中川裕美(日本大学総合学術情報センター)
○[11:15-11:40](発表4) 「地域ミュージアムの課題と解決策の方向性−収蔵品管理システム導入館インタビューより」 /内田剛史(早稲田システム開発株式会社)
○[11:40-12:05](発表5) 「MLA+E試論−独立行政法人国立美術館における情報〈連携〉再論」 /水谷長志(独立行政法人国立美術館情報企画室/東京国立近代美術館情報資料室)
12:05-12:15 休憩
12:15-13:30 総会
13:30-14:30 休憩
14:30-15:30 京都国際マンガミュージアム施設見学会
年次大会実行委員長 山本浩幾(早稲田大学演劇博物館)
年次大会副実行委員長 上田修三(京都国際マンガミュージアム事務局長)
【交通】
京都国際マンガミュージアム
http://www.kyotomm.com/
〒604-0846 京都市中京区烏丸通御池上ル (元龍池小学校)
京都市営地下鉄烏丸線・地下鉄東西線 「烏丸御池」駅 2番出口すぐ
京都市バス(15、51、65系統) 京都バス(61、62、63系統) いずれも「烏丸御池」停留所下車すぐ
【参加費】
JADS会員 1000円、一般 2000円 /京都精華大学生 500円 (いずれも大会資料代、土日両日の常設展・特別展入場料を含む)
(懇親会費は別途 5000円となります)
【詳細および申込み】
アート・ドキュメンテーション学会 http://www.jads.org/
※6月4日までに上記サイトよりお申込み下さい
【ドキュメンテーションとは】
博物館・美術館=ミュージアムにおけるドキュメンテーションとは、収蔵品についてその存在と意味の証拠を揃えて情報記録を作成・管理することで、作成された情報は収蔵品台帳などの形式で管理されます。一般利用者からは見えにくい活動ですが、例えば展示品に添えられたり、展覧会カタログに記載される、資料番号、作品名、作成者、時代などの情報は、ドキュメンテーション活動により裏付けされるものであり、展示や研究教育などミュージアムの主要な機能を支えています。
【アート・ドキュメンテーション学会(JADS)とは】
図書館、美術館・博物館、美術研究機関、関連メディア、及びこれらに関係あるものの連絡・連携のもとに、わが国、さらには国際間における、アート・ドキュメンテーションをめぐる諸問題の解決と進展に寄与することを目的としています。1989年4月に発足、1999年には日本学術会議の第18期登録学術研究団体(情報学及び芸術学)、2005年には協力学術研究団体となっています。現在、図書館司書、学芸員、美術史研究者、マスコミ関係者、コンピュータ技術者等、約300名の正会員と学生会員が参加しており、図書館、美術館等の従来の枠組みを越えて、職能を横断する新しいタイプの研究グループといってよいでしょう。いわゆる、美術図書館の諸問題を中核としながら、画像データベースの構築等、広い分野で応用可能な課題に取り組んでいます。なお、機関、団体でも加入できる賛助会員の制度もあり、現在約30機関が登録しています。
JADS:Japan Art Documentation Society
【本プレスリリースに関する問合せ】
アート・ドキュメンテーション学会役員/年次大会実行委員長 山本浩幾
TEL:03-3203-4151 内5937(早稲田大学演劇博物館デジタル・アーカイブ室)
E-mail:taikai2008☆jads.org(☆は@に)
[jadsprv1-080521]