応募学生1万7000人!話題の企業が実践するブレない経営組織のつくり方【書籍発売『一瞬で社員の心に火をつける シンプルな手帳』】
日本経済新聞出版は『一瞬で社員の心に火をつける シンプルな手帳』(近藤悦康 著)を4月17日に発売しました。株式会社Legaseed(レガシード)は、年間1万7000人を超える学生が応募する注目企業。21卒楽天みん就人気インターンランキングで堂々の総合10位に選ばれています。本著は、企業のトップである近藤氏が「最強の会社」をつくるために編み出した究極のツール「経営計画手帳(コンパス)」を解説しています。デジタル化・リモート化時代にもブレのない経営組織を生み出す実践手法が余すことなく提示されています。
◆社長の考えていることが社員に伝わらないジレンマ
経営コンサルタントとして幅広い業種、業態の経営課題に向き合ってきた近藤氏。その中で、資金繰りや人材育成に悩む企業たちが、ある共通点を持っていることに着目しました。それは「社長の考えていることや経営戦略・戦術を社員全体に伝えるための『ツール』がない」ということ。
これこそが、社長の想いや言葉が社員にちゃんと伝わっていない原因だったのです。
『ツールがない問題』は近藤氏自身もレガシードを立ち上げ、社員を増やしてゆく過程で直面しました。クレーム対応一つ取り上げても、各社員が自己流で解決している状況がありました。改善のためにマニュアル整備を進めても、逆に社員はマニュアル通りにしか行動しなくなります。社長や経営者の思いを社員に伝え、なおかつ社員自身が自発的に動き、仕事に向き合うようにするためにどうすれば良いのか。このジレンマを解決するために、導入したのが経営計画手帳(コンパス)でした。
◆経営計画手帳(コンパス)には何が書かれているのか
経営計画手帳(コンパス)には、会社(社長)のビジョン・理念、経営計画、長期目標、報酬、責任の所在から社内用語の定義まで、意思決定に必要なすべてが明確な言葉と具体的な数字で記されています。
コンパスの古くは羅針盤とも呼ばれ、大航海時代には自分たちのいる場所を確認するための重要なツールでした。会社経営の場合においても、自分たちの現在地を知ることは課題解決の上で非常に重要です。社員たちが迷いや不安に直面したとき、すぐに立ち返ることができるアイテムとして、経営計画手帳(コンパス)があるのです。
◆「レガ語辞典」で仕事の言葉を定義する
近藤氏が、経営計画手帳(コンパス)づくりで最も意識したのは、社長と社員の言葉の意思疎通を図り、統一させることでした。レガシードの経営計画手帳(コンパス)には、社名を冠した「レガ語辞典」があり、社内の言葉一つ一つが定義されています。さらに、社員に対し定期的に内容のテストを行うなど、「ただ経営計画手帳をつくって配る」だけでは終わらせない工夫も行っています。
◆ルールは変えるもの!現場とマッチしてないない場合は速やかに変更
「ルールがあるから気持ちよくプレイできる」という近藤氏。
ルールはみなが安心して暮らすための行動基準です。ルールと聞くと、規制されるとか、締めつけられるといったイメージがありますが、そうではなく、みんなが気持ちよく、安心して生きるための道標なのです。
しかし、そのルールも「現場に合わせて随時見直す」必要があります。
人はルールがあることに不満を持つことはありません。ルールが変えられないことに不満や不信を持ちます。適切なプロセスを経れば、ルールは変えられることを社員には伝えましょう。もちろん、ただし、ルールを変えるためのルールをつくっておかなければなりません。
他にも、近藤氏は、経営計画手帳(コンパス)作成にあたり、注意すべき点を述べています。
・ルールは箇条書きでわかりやすく。
・経営陣が率先してルールを守る(理念を形骸化させない)。
・「高すぎる目標」「現実的ではないルール」は書かない。それでも挑戦可能なギリギリのラインの高みは目指す。
・紙ばかりでなくオンライン化などで利便性を上げる。
本著では、このように見落としてしまいがちなポイントをピックアップし、具体例を用いながら丁寧にフォローしています。
◆更新されてゆく経営計画手帳(コンパス)
著者の近藤悦康(こんどうよしやす)氏は、2013年に「企業の人事専門の問題解決を行う専門コンサルティング企業」の株式会社Legaseed(レガシード)を設立。創業以来、増収と黒字経営を続け、従業員を100人規模に成長させています。
メディアでも常識を覆す独自の採用手法が注目を浴び、NHK「クローズアップ現代」やTBS「ひるおび」、TV東京「ゆうがたサテライト」などの多くの番組で取り上げられています。これまで500社を超えるコンサルティング経験だけでなく、延べ10万人に研修や講演を実施し、人材採用から組織づくり、創業から7年連続黒字を出す経営手法について広めています。
この躍進を続ける原動力こそが、経営計画手帳(コンパス)にほかなりません。本著は、徹底的な経験とノウハウから裏打ちされた経営バイブルであり、新時代の共通言語となる一冊です。
【書籍情報】
『一瞬で社員の心に火をつける シンプルな手帳』(2021年4月17日発売)
?1760(税込)
Amazonページ短縮URL: http://ur2.link/5j0W
◆社長の考えていることが社員に伝わらないジレンマ
経営コンサルタントとして幅広い業種、業態の経営課題に向き合ってきた近藤氏。その中で、資金繰りや人材育成に悩む企業たちが、ある共通点を持っていることに着目しました。それは「社長の考えていることや経営戦略・戦術を社員全体に伝えるための『ツール』がない」ということ。
これこそが、社長の想いや言葉が社員にちゃんと伝わっていない原因だったのです。
『ツールがない問題』は近藤氏自身もレガシードを立ち上げ、社員を増やしてゆく過程で直面しました。クレーム対応一つ取り上げても、各社員が自己流で解決している状況がありました。改善のためにマニュアル整備を進めても、逆に社員はマニュアル通りにしか行動しなくなります。社長や経営者の思いを社員に伝え、なおかつ社員自身が自発的に動き、仕事に向き合うようにするためにどうすれば良いのか。このジレンマを解決するために、導入したのが経営計画手帳(コンパス)でした。
◆経営計画手帳(コンパス)には何が書かれているのか
経営計画手帳(コンパス)には、会社(社長)のビジョン・理念、経営計画、長期目標、報酬、責任の所在から社内用語の定義まで、意思決定に必要なすべてが明確な言葉と具体的な数字で記されています。
コンパスの古くは羅針盤とも呼ばれ、大航海時代には自分たちのいる場所を確認するための重要なツールでした。会社経営の場合においても、自分たちの現在地を知ることは課題解決の上で非常に重要です。社員たちが迷いや不安に直面したとき、すぐに立ち返ることができるアイテムとして、経営計画手帳(コンパス)があるのです。
◆「レガ語辞典」で仕事の言葉を定義する
近藤氏が、経営計画手帳(コンパス)づくりで最も意識したのは、社長と社員の言葉の意思疎通を図り、統一させることでした。レガシードの経営計画手帳(コンパス)には、社名を冠した「レガ語辞典」があり、社内の言葉一つ一つが定義されています。さらに、社員に対し定期的に内容のテストを行うなど、「ただ経営計画手帳をつくって配る」だけでは終わらせない工夫も行っています。
◆ルールは変えるもの!現場とマッチしてないない場合は速やかに変更
「ルールがあるから気持ちよくプレイできる」という近藤氏。
ルールはみなが安心して暮らすための行動基準です。ルールと聞くと、規制されるとか、締めつけられるといったイメージがありますが、そうではなく、みんなが気持ちよく、安心して生きるための道標なのです。
しかし、そのルールも「現場に合わせて随時見直す」必要があります。
人はルールがあることに不満を持つことはありません。ルールが変えられないことに不満や不信を持ちます。適切なプロセスを経れば、ルールは変えられることを社員には伝えましょう。もちろん、ただし、ルールを変えるためのルールをつくっておかなければなりません。
他にも、近藤氏は、経営計画手帳(コンパス)作成にあたり、注意すべき点を述べています。
・ルールは箇条書きでわかりやすく。
・経営陣が率先してルールを守る(理念を形骸化させない)。
・「高すぎる目標」「現実的ではないルール」は書かない。それでも挑戦可能なギリギリのラインの高みは目指す。
・紙ばかりでなくオンライン化などで利便性を上げる。
本著では、このように見落としてしまいがちなポイントをピックアップし、具体例を用いながら丁寧にフォローしています。
◆更新されてゆく経営計画手帳(コンパス)
著者の近藤悦康(こんどうよしやす)氏は、2013年に「企業の人事専門の問題解決を行う専門コンサルティング企業」の株式会社Legaseed(レガシード)を設立。創業以来、増収と黒字経営を続け、従業員を100人規模に成長させています。
メディアでも常識を覆す独自の採用手法が注目を浴び、NHK「クローズアップ現代」やTBS「ひるおび」、TV東京「ゆうがたサテライト」などの多くの番組で取り上げられています。これまで500社を超えるコンサルティング経験だけでなく、延べ10万人に研修や講演を実施し、人材採用から組織づくり、創業から7年連続黒字を出す経営手法について広めています。
この躍進を続ける原動力こそが、経営計画手帳(コンパス)にほかなりません。本著は、徹底的な経験とノウハウから裏打ちされた経営バイブルであり、新時代の共通言語となる一冊です。
【書籍情報】
『一瞬で社員の心に火をつける シンプルな手帳』(2021年4月17日発売)
?1760(税込)
Amazonページ短縮URL: http://ur2.link/5j0W