第1回YA文学短編小説賞 結果発表
株式会社公募ガイド社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉田秀三)では、「第1回YA文学短編小説賞」の応募作品945編の中から、石崎洋司、梨屋アリエ両氏による審査の結果、最優秀賞として「案山子の娘」(山口雛絹)を選出いたしました。
ニュースリリース
2008年9月9日 株式会社 公募ガイド社
第1回YA文学短編小説賞発表
応募総数は945編
最優秀賞として「案山子の娘」(山口雛絹)を選出
------------------------------------------------------------------------
株式会社公募ガイド社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉田秀三)では、「第1回YA文学短編小説賞」の応募作品945編の中から、石崎洋司、梨屋アリエ両氏による審査の結果、最優秀賞として「案山子の娘」(山口雛絹)を選出いたしました。
------------------------------------------------------------------------
【第1回YA文学短編小説賞 受賞作】
最優秀賞
「案山子の娘」 山口雛絹(岐阜県 24歳)
※最優秀賞の全文は、月刊『公募ガイド』11月号(10月9日発売)で掲載いたします。
優秀賞
「純銀」 望月雄吾(東京都 34歳)
「雨のあがる日」 深月ともみ(滋賀県 22歳)
佳作
「寂しさの音」大谷綾子
「彼女の背中を追いかけて」佐々木みほ
「ぼくと92」山本奈央子
「ふすまのむこうの」波利摩未香
「夜の姉妹」古川こおと
「はちみつ」市井波名
【総評】石崎洋司
945編もの応募にまず驚いた。以前から述べているように、「YAとは何か」は実にあいまいだ。が、そこでとまどうのではなく、逆に従来の「児童文学」の枠組みから自由であることを感じながら書いて欲しいと願っていたが、第一回からここまでバラエティに富んだ作品が多数集まるとはうれしい誤算だった。最終選考に残った20編も、YAの可能性を感じさせるものが多かった。こんな設定も有りかと目を見はったり、ちょっとした一行にぐっときたりと、おおいに刺激を受けた。ただあえて苦言を呈するなら、書き手がひっかかったことをもっと突っこんで欲しかった。三十枚という制約からか、「ここをもっと!」というところで物語的な「まとめ」に入る作品が多かったのは残念だ。これは「新人賞」である。単なる完成度ではなく「次に何をやらかすか楽しみな人」に賞を与えている。その点で『案山子の娘』の受賞は順当と思うが、受賞作とてつっこみはまだまだ足りない。次号の掲載作を読んで言わんとするところをつかんで欲しい。
------------------------------------------------------------------------
【YA文学短編小説賞 概要】
人気が急上昇している小説ジャンルYA(ヤングアダルト)の活性化と新人発掘を目的とし、講談社児童局協力のもとに開催した文学賞。
主催 公募ガイド社 協力 講談社児童局
募集内容 中高生から大人を読者対象とした、YA文学。
応募規定 400字詰原稿用紙換算30枚以内。応募点数1人1編。
応募資格 不問
賞 最優秀賞1編=10万円 優秀賞2編=2万円 佳作数編=記念品
募集期間 2007年12月9日~2008年4月30日
発表 月刊『公募ガイド』10月号(9月9日発売)誌上
審査員 石崎洋司 梨屋アリエ
応募数 945編
<このリリースに関するお問合せ先>
株式会社公募ガイド社 担当:橋谷(はしや)
TEL03-5312-1600 FAX03-5312-1601
E-MAIL hashiya@koubo.co.jp
http://www.koubo.co.jp/
2008年9月9日 株式会社 公募ガイド社
第1回YA文学短編小説賞発表
応募総数は945編
最優秀賞として「案山子の娘」(山口雛絹)を選出
------------------------------------------------------------------------
株式会社公募ガイド社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉田秀三)では、「第1回YA文学短編小説賞」の応募作品945編の中から、石崎洋司、梨屋アリエ両氏による審査の結果、最優秀賞として「案山子の娘」(山口雛絹)を選出いたしました。
------------------------------------------------------------------------
【第1回YA文学短編小説賞 受賞作】
最優秀賞
「案山子の娘」 山口雛絹(岐阜県 24歳)
※最優秀賞の全文は、月刊『公募ガイド』11月号(10月9日発売)で掲載いたします。
優秀賞
「純銀」 望月雄吾(東京都 34歳)
「雨のあがる日」 深月ともみ(滋賀県 22歳)
佳作
「寂しさの音」大谷綾子
「彼女の背中を追いかけて」佐々木みほ
「ぼくと92」山本奈央子
「ふすまのむこうの」波利摩未香
「夜の姉妹」古川こおと
「はちみつ」市井波名
【総評】石崎洋司
945編もの応募にまず驚いた。以前から述べているように、「YAとは何か」は実にあいまいだ。が、そこでとまどうのではなく、逆に従来の「児童文学」の枠組みから自由であることを感じながら書いて欲しいと願っていたが、第一回からここまでバラエティに富んだ作品が多数集まるとはうれしい誤算だった。最終選考に残った20編も、YAの可能性を感じさせるものが多かった。こんな設定も有りかと目を見はったり、ちょっとした一行にぐっときたりと、おおいに刺激を受けた。ただあえて苦言を呈するなら、書き手がひっかかったことをもっと突っこんで欲しかった。三十枚という制約からか、「ここをもっと!」というところで物語的な「まとめ」に入る作品が多かったのは残念だ。これは「新人賞」である。単なる完成度ではなく「次に何をやらかすか楽しみな人」に賞を与えている。その点で『案山子の娘』の受賞は順当と思うが、受賞作とてつっこみはまだまだ足りない。次号の掲載作を読んで言わんとするところをつかんで欲しい。
------------------------------------------------------------------------
【YA文学短編小説賞 概要】
人気が急上昇している小説ジャンルYA(ヤングアダルト)の活性化と新人発掘を目的とし、講談社児童局協力のもとに開催した文学賞。
主催 公募ガイド社 協力 講談社児童局
募集内容 中高生から大人を読者対象とした、YA文学。
応募規定 400字詰原稿用紙換算30枚以内。応募点数1人1編。
応募資格 不問
賞 最優秀賞1編=10万円 優秀賞2編=2万円 佳作数編=記念品
募集期間 2007年12月9日~2008年4月30日
発表 月刊『公募ガイド』10月号(9月9日発売)誌上
審査員 石崎洋司 梨屋アリエ
応募数 945編
<このリリースに関するお問合せ先>
株式会社公募ガイド社 担当:橋谷(はしや)
TEL03-5312-1600 FAX03-5312-1601
E-MAIL hashiya@koubo.co.jp
http://www.koubo.co.jp/









SEO関連




