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内視鏡検査を楽に受けられる日はもう近い?驚くべき進化を遂げる腸疾患の診断手法とは。がんの部位別死亡率で女性第1位、男性では3位の怖い病気・大腸がんに立ち向かうために、正しい知識を身につけよう!

カプセル内視鏡、バルーン内視鏡など最先端の腸の診断手法とは?BRBメディカルサロンは『その便秘と下痢!気になりませんか?〜腸疾患診断の最新事情とカプセル内視鏡〜』をテーマにセミナーを行いました。
会員制医療クラブを運営するBRBメディカルサロンは9月16日、慶應義塾大学医学部消化器内科教授 日比紀文氏を講師にお招きし、メディカルセミナーを開催致しました。日比氏が具体例を交えて分かりやすく解説下さった内容を、以下に要約してご紹介致します。

■健康維持に重要な働きを持つ「腸」
食道から始まって肛門まで続く消化管には1.消化、2.吸収、3.免疫という機能があります。消化管の中で小腸・大腸の二つを「腸」と呼びます。腸は、食べ物を消化し、栄養素や水分を吸収し便を作る場所です。口から肛門まで伸ばすと約3メートル、大腸は約1メートルになります。
腸内には400種以上、総数100兆以上の細菌が存在し、腸内フローラ(細菌叢)と呼ばれるほどです。腸には善玉菌、悪玉菌、中間的な菌がおり、一定のバランスを保ち健康を維持するという重要な役割を担っています。バランスが崩れると、様々な健康への悪影響が出てきます。バランスを崩す要因としてはストレス、加齢、偏った食事、薬、細菌汚染などがあげられます。

■下痢と便秘をきたす疾患とは?
これは大きく過敏性腸症候群、炎症性腸疾患、大腸がんに大別されます。過敏性腸症候群は目に見えた異常は現れないが腸が正常に機能しない状態で、下痢性のものと便秘性のものがあります。近年ストレスにより腸内バランスが崩れるためなのか、患者が増加する傾向にあります。一方炎症性腸疾患は腸が炎症を起こし、腹部の激しい痛みと下痢を繰り返し起こす病気です。特異性腸炎と非特異性腸炎に分類され、クローン病や潰瘍性大腸炎は後者に属します。大腸がんは次項で述べます。

■大腸がん
日本における臓器別悪性腫瘍(がん)の死亡率を見ると、大腸がんは男女とも増え続けています。特に女性の主な臓器における死亡率で一番高いのが大腸がんです。男性でも3位に位置し、非常に怖い病気です。大腸がんやポリープのリスクファクターは、可能性の高い順から1)年齢、2)アルコール、3)肉食、4)高脂肪食、5)大腸がん・ポリープの既往、6)大腸がん・ポリープの家族歴、7)他臓器がんの既往、8)胆嚢摘出術、9)潰瘍性大腸炎・クローン病です。発生部位は、7割程度が肛門から直腸、S状結腸に集中しています。早期で発見すれば完治する率が高いのですが、一般的には自覚症状が無いので検査で発見する事が重要です。

■カプセル内視鏡など、今注目の新たな診断手技とは
現在、各市町村で老人保健法に基づいて大腸がん検診が行われています。まず便潜血検査を行い、陽性になった場合は次にレントゲンや内視鏡による検査が必要となりますが、受診者の負担が大きいためか、検査を受けない方も多くいます。そこで以下のような新しい診断手技が模索されています。
1)カプセル内視鏡(VCE)
口から飲み込んだカプセル型の内視鏡が消化管内部を移動していき、内臓のカメラによる撮影画像を体外に送信し画像診断を行うものです。チューブ型内視鏡カメラと比べて飲み込みやすく、苦痛が格段に少ないのが大きなメリットです。日本では昨年保険適用の認可がおりましたが、対象は小腸からの出血が疑われる場合のみとなっています。機能的にも食道、胃、大腸などを見るにはまだまだ適さない面がありますが、今後の発展が期待されています。欧米では小腸に加えて大腸、食道用のカプセル内視鏡も開発されて広く使用されており、様々な疾患を発見するなど成果も上がっています。

2)ダブルバルーン・シングルバルーン内視鏡(DBE/SBE)
口からも肛門からも遠い小腸は従来の内視鏡では観察が困難なことから、「暗黒の臓器」と呼ばれていました。しかし内視鏡に風船を装着し、これを膨らませることで腸管をたぐり寄せ、腸管内での内視鏡の走行距離を短縮させるバルーン内視鏡の登場によって、小腸での病変を発見したり、ポリペクトミーなど様々な処置が行えるようになりました。

3)CTコロノグラフィー
マルチスライスCTにより撮影された画像をコンピューター処理し、内視鏡的画像を構築する手法です。内視鏡やバリウムを入れなくても良いので受診者の苦痛は少ないのですが、出血をはじめ内部の色が見えないなど課題も多く残されています。日本ではまだ保険認可されていません。

最後に・・・腸を元気にする事が健康的な生活への大切な条件ですが、それでも病気は起こります。だからこそ定期的な胃腸の検査も忘れずに受けましょう!
※記事の文責はBRBメディカルサロンにあります。

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・富裕層を対象にした会員制医療クラブの運営
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担当 企画推進室・広報 蒲川(かもがわ)・山田
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《関連URL》
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