日本人の金融リテラシーは低すぎる? 【書籍発売『なぜ大富豪のサイフは空っぽなのか?』】
株式会社ビジネス社は『なぜ大富豪のサイフは空っぽなのか?』(中谷昌文 著)を5月2日に発売しました。本書には「お金の守り方」資産運用に関するメソッドが取り上げられています。
◆日本人の金融リテラシーは低い?
著者は「日本人の金融リテラシー」の低さを嘆きます。もともと代々銀行家の家に生まれた著者は、大学卒業後、教員を経てアメリカ留学。そこでナイキのシューズと出会い1年で44億円を売り上げます。そこで「お金は稼ぐだけではいけない」ことに気づき、資産運用を始め、お金は稼ぐより守る方が難しいと気づきます。お金に関する本は世の中に沢山ありますが「稼ぎ方」ばかりを紹介したものが多く「使い方」「守り方」は教えていないと不満を持ち、それが本書執筆の動機の一つにもなりました。
◆日本人はお金を貯めて亡くなる?
本書では「日本人は“最高残高”で亡くなり、欧米人は“最低残高”で亡くなる」という言葉が取り上げられていますが、これはよく聞かれるものです。どちらが幸せなのかは自明でしょう。
この違いの背景には日本人はお金の守り方を知らず、金融教育も普及していない原因が挙げられます。だからこそ「お金の守り方」が必要だと著者は説きます。そこで学ぶべきは世界の大富豪たちの例です。自分ではなくお金自身に動いてもらう「権利収入」(日本では不労所得とも呼ばれる)などはよく知られているでしょう。本書ではそうした例が多く紹介されています。
◆日本は沈没船? どうやってお金を守る?
著者が見るに日本経済は「沈没船」と同様なのだそうです。長引く経済不況で、銀行にお金を預けていても目減りするリスクもあるためです。本書では「お金を守る5つの方法」が紹介されています。
・海外にお金を移動(元本が保証される海外投資もある)
・金(ゴールド)を飼う(古代エジプトの時代から5000年以上、価値が下がっていない)
・米ドルを現金でタンス預金(世界でもっとも流通している通貨なだけに確実な資産防衛である)
・海外不動産の購入(海外ならば年利10〜20%で回せる収益型不動産物件も珍しくない)
・仮想通貨(暗号通貨)に投資(日本は税金がかけられてゆくため海外が無難。資産価値が不安定なリスクはある)
ちょっとした心がけで「お金が守れる」とわかりますね。本書では世界中の富裕層が実践する投資の基本や、資産額ごとの投資シミュレーションについても細かい解説がなされています。まずは情報を知り学んで見る姿勢が重要なのです。
◆ビジネスと社会貢献の両立
著者の中谷昌文(なかたによしふみ)さんは社会貢献活動家として「国際ビジネス大学校」理事長、「特定非営利活動法人「国際コンサルティング協会」理事長などを務める人物です。NPO法人や一般社団法人などを多く立ち上げ、営利目的だけでなく社会に貢献できるビジネスモデルを多く提唱してきました。これは世界の大富豪たちの教えにも通ずるものです。お金に関して世界基準の新たなひらめきや気づきを与えてくれる一冊です。
【書籍情報】
『なぜ大富豪のサイフは空っぽなのか?』(2022年5月2日発売)
?1650(税込)
Amazonページ短縮URL: http://ur2.link/qBiW
◆日本人の金融リテラシーは低い?
著者は「日本人の金融リテラシー」の低さを嘆きます。もともと代々銀行家の家に生まれた著者は、大学卒業後、教員を経てアメリカ留学。そこでナイキのシューズと出会い1年で44億円を売り上げます。そこで「お金は稼ぐだけではいけない」ことに気づき、資産運用を始め、お金は稼ぐより守る方が難しいと気づきます。お金に関する本は世の中に沢山ありますが「稼ぎ方」ばかりを紹介したものが多く「使い方」「守り方」は教えていないと不満を持ち、それが本書執筆の動機の一つにもなりました。
◆日本人はお金を貯めて亡くなる?
本書では「日本人は“最高残高”で亡くなり、欧米人は“最低残高”で亡くなる」という言葉が取り上げられていますが、これはよく聞かれるものです。どちらが幸せなのかは自明でしょう。
この違いの背景には日本人はお金の守り方を知らず、金融教育も普及していない原因が挙げられます。だからこそ「お金の守り方」が必要だと著者は説きます。そこで学ぶべきは世界の大富豪たちの例です。自分ではなくお金自身に動いてもらう「権利収入」(日本では不労所得とも呼ばれる)などはよく知られているでしょう。本書ではそうした例が多く紹介されています。
◆日本は沈没船? どうやってお金を守る?
著者が見るに日本経済は「沈没船」と同様なのだそうです。長引く経済不況で、銀行にお金を預けていても目減りするリスクもあるためです。本書では「お金を守る5つの方法」が紹介されています。
・海外にお金を移動(元本が保証される海外投資もある)
・金(ゴールド)を飼う(古代エジプトの時代から5000年以上、価値が下がっていない)
・米ドルを現金でタンス預金(世界でもっとも流通している通貨なだけに確実な資産防衛である)
・海外不動産の購入(海外ならば年利10〜20%で回せる収益型不動産物件も珍しくない)
・仮想通貨(暗号通貨)に投資(日本は税金がかけられてゆくため海外が無難。資産価値が不安定なリスクはある)
ちょっとした心がけで「お金が守れる」とわかりますね。本書では世界中の富裕層が実践する投資の基本や、資産額ごとの投資シミュレーションについても細かい解説がなされています。まずは情報を知り学んで見る姿勢が重要なのです。
◆ビジネスと社会貢献の両立
著者の中谷昌文(なかたによしふみ)さんは社会貢献活動家として「国際ビジネス大学校」理事長、「特定非営利活動法人「国際コンサルティング協会」理事長などを務める人物です。NPO法人や一般社団法人などを多く立ち上げ、営利目的だけでなく社会に貢献できるビジネスモデルを多く提唱してきました。これは世界の大富豪たちの教えにも通ずるものです。お金に関して世界基準の新たなひらめきや気づきを与えてくれる一冊です。
【書籍情報】
『なぜ大富豪のサイフは空っぽなのか?』(2022年5月2日発売)
?1650(税込)
Amazonページ短縮URL: http://ur2.link/qBiW