ビットコインネットワーク上でスマートコントラクトを実現する、RGBプロトコル関連プロダクトのオープンソース開発を開始
合同会社もなみ屋(本社: 東京都新宿区、代表: 邑中雅樹、以下もなみ屋)は、 RGB プロトコルを利用したオープンソース開発に関して、 Diamond Hands コミュニティ (以下 Diamond Hands) と、相互の技術協力関係を合意確認いたしました。これを機に、ビットコインおよび RGB プロトコルの技術発展とビジネス応用を加速してまいります。
RGBはビットコインネットワーク上でスマートコントラクトを実現するプロトコルです。ビットコインブロックチェーンだけでなく、ライトニングネットワークの機能性も拡張することから、ライトニングネットワーク上での分散型金融サービスの提供を可能にする技術として注目されています。RGBの詳細は下記をご参照ください。
もなみ屋は、以前から価値保存技術としてのブロックチェーンのポテンシャルを評価し、世界初となる応用実証など行ってまいりました。今回の合意確認に基づき、もなみ屋は RGB プロトコルに関するオープンソース・ソフトウェアの公開に向けた開発を開始いたしました。
もなみ屋は、オープンソース・ソフトウェアに特化した開発企業として、開かれた技術標準である RGB プロトコルの利活用に関与します。また、Diamond Hands との協力のもと、日本における RGB プロトコルのエコシステム拡大および発展に寄与してまいります。
具体的には、Diamond Hands の開発者リポジトリ ( https://github.com/diamondhands-dev ) に、もなみ屋所属の開発者が参画いたします。また、成果物としてのソフトウェアを、2023 年 1 月の公開を目処に開発し、オープンソース公開する予定です。
RGBとは
RGBは2017年に考案されたビットコインネットワーク上でスマートコントラクトを実現するプロトコルです。クライアントサイドバリデーション型の技術デザインを採用しているため、送金記録やコントラクトの実行はオンチェーンには記録されず、オフチェーンのクライアント側で処理されます。RGB プロトコルは、既存のビットコインネットワーク上のトークンプロトコル(CounterpartyやOmni)およびイーサリアム型のオンチェーンスマートコントラクトとは異なるアプローチであり、スケーラビリティやプライバシーの欠如といった従来のスマートコントラクトプラットフォームが抱える課題を解決すると期待されています。
ライトニングネットワークとは
ライトニングネットワークはビットコインネットワーク上に構築されたペイメントチャネルであり、ビットコインの高速かつ安価な送金を実現するレイヤー2技術です。ライトニングネットワークを使ったビットコイン送金は、多様なアプリケーションやサービスにシームレスかつ容易に統合可能です。
今後、ライトニングネットワーク上にスケーラブルかつ実用的な金融サービスや、アプリケーション層が構築されると期待されています。このようなライトニングネットワークの機能を拡張するスマートコントラクトプロトコルの1つがRGBです。
ライトニングの技術やビジネス応用の概要については、Diamond Handsが8月に公開した「ライトニングネットワーク概要」レポート(https://lostinbitcoin.jp/lightning/lightning_network_overview/)をご参照ください。
Diamond Handsについて
Diamond Handsは日本最大のライトニングネットワークのユーザーおよび開発者のコミュニティです。2021年の発足時には、ビットコインフルノードやライトニングのルーティング研究を主目的としていましたが、現在ではニュースレターの配信、技術やプロダクトのオープンソース開発、リサーチレポートの作成など、ライトニングネットワークの利用を推し進めるべく幅広い活動に従事しています。
合同会社もなみ屋について
合同会社もなみ屋は、オープンソース・ソフトウェアを用いたシステム開発およびサポートの提供に特化した企業です。顧客企業へ確かな価値を提供するために、オープンソース・ソフトウェアへの貢献を継続している開発協力者が在籍しています。組込みシステムのような小規模から、クラウドを利用した開発支援システム構築まで幅広く対応しております。
ブロックチェーン関連では、直近で下記プレスリリースを発表しております。併せてご参照ください。
「合同会社もなみ屋、暗号資産モナコインのブロックチェーンを利用した企業ポイントを導入へ」https://www.value-press.com/pressrelease/299383
「合同会社もなみ屋、ビットコインのメインネット上で異なるレイヤー2をまたぐ安全な決済を実証」https://www.value-press.com/pressrelease/301214
RGBはビットコインネットワーク上でスマートコントラクトを実現するプロトコルです。ビットコインブロックチェーンだけでなく、ライトニングネットワークの機能性も拡張することから、ライトニングネットワーク上での分散型金融サービスの提供を可能にする技術として注目されています。RGBの詳細は下記をご参照ください。
もなみ屋は、以前から価値保存技術としてのブロックチェーンのポテンシャルを評価し、世界初となる応用実証など行ってまいりました。今回の合意確認に基づき、もなみ屋は RGB プロトコルに関するオープンソース・ソフトウェアの公開に向けた開発を開始いたしました。
もなみ屋は、オープンソース・ソフトウェアに特化した開発企業として、開かれた技術標準である RGB プロトコルの利活用に関与します。また、Diamond Hands との協力のもと、日本における RGB プロトコルのエコシステム拡大および発展に寄与してまいります。
具体的には、Diamond Hands の開発者リポジトリ ( https://github.com/diamondhands-dev ) に、もなみ屋所属の開発者が参画いたします。また、成果物としてのソフトウェアを、2023 年 1 月の公開を目処に開発し、オープンソース公開する予定です。
RGBとは
RGBは2017年に考案されたビットコインネットワーク上でスマートコントラクトを実現するプロトコルです。クライアントサイドバリデーション型の技術デザインを採用しているため、送金記録やコントラクトの実行はオンチェーンには記録されず、オフチェーンのクライアント側で処理されます。RGB プロトコルは、既存のビットコインネットワーク上のトークンプロトコル(CounterpartyやOmni)およびイーサリアム型のオンチェーンスマートコントラクトとは異なるアプローチであり、スケーラビリティやプライバシーの欠如といった従来のスマートコントラクトプラットフォームが抱える課題を解決すると期待されています。
ライトニングネットワークとは
ライトニングネットワークはビットコインネットワーク上に構築されたペイメントチャネルであり、ビットコインの高速かつ安価な送金を実現するレイヤー2技術です。ライトニングネットワークを使ったビットコイン送金は、多様なアプリケーションやサービスにシームレスかつ容易に統合可能です。
今後、ライトニングネットワーク上にスケーラブルかつ実用的な金融サービスや、アプリケーション層が構築されると期待されています。このようなライトニングネットワークの機能を拡張するスマートコントラクトプロトコルの1つがRGBです。
ライトニングの技術やビジネス応用の概要については、Diamond Handsが8月に公開した「ライトニングネットワーク概要」レポート(https://lostinbitcoin.jp/lightning/lightning_network_overview/)をご参照ください。
Diamond Handsについて
Diamond Handsは日本最大のライトニングネットワークのユーザーおよび開発者のコミュニティです。2021年の発足時には、ビットコインフルノードやライトニングのルーティング研究を主目的としていましたが、現在ではニュースレターの配信、技術やプロダクトのオープンソース開発、リサーチレポートの作成など、ライトニングネットワークの利用を推し進めるべく幅広い活動に従事しています。
合同会社もなみ屋について
合同会社もなみ屋は、オープンソース・ソフトウェアを用いたシステム開発およびサポートの提供に特化した企業です。顧客企業へ確かな価値を提供するために、オープンソース・ソフトウェアへの貢献を継続している開発協力者が在籍しています。組込みシステムのような小規模から、クラウドを利用した開発支援システム構築まで幅広く対応しております。
ブロックチェーン関連では、直近で下記プレスリリースを発表しております。併せてご参照ください。
「合同会社もなみ屋、暗号資産モナコインのブロックチェーンを利用した企業ポイントを導入へ」https://www.value-press.com/pressrelease/299383
「合同会社もなみ屋、ビットコインのメインネット上で異なるレイヤー2をまたぐ安全な決済を実証」https://www.value-press.com/pressrelease/301214