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日本企業のブランド戦略はなぜ意味不明なのか?

外国人から見ると、日本企業、日本企業の製品のブランドはまったく意味不明だという。たとえば、トヨタ、日産、ホンダのブランドイメージは何でしょう? この3社の違いはどこか? 即座に浮かぶものがない。この問題に切り込む本がこの4月末に発刊される。


青山ライフ出版が発刊する『トヨタは「鉄」、MINIは「楽しみ」を売っている もったいない! 日本企業が気づいていない経営と戦略問題』(フォーリー・マーク著 四六判、176ページ 1500円+税)が提起する問題は次のようなもの。


外国人から見ると、日本企業、日本企業の製品のブランドはまったく意味不明だという。
トヨタ、日産、ホンダのブランドイメージが不明
Heineken = ビール
それに対して、
Asahi = ビール、ソフトドリンク、スナック菓子、サプリ……と何でもあり。
海外で、その混ざったブランドイメージはまずい。
海外で、Mitsubishi = 車、エアコン、テレビ、冷蔵庫……であるが、
普通の外国人は、「冷蔵庫会社の車を信用できるのか?」と考える。
ブランドというのは、イメージが混ざると価値が低下するのだが、
それを知っているのか、知らないのか、日本企業はこれをやり続ける。
もったいなくないか?

日本メーカは原子力発電所から洗濯機までやっているが、
戦略的な一貫性が見えない。
大企業の経営者は本当の意味での経営を行っているだろうか?
このような問題を提起する本がこの4月末に発刊される。

『トヨタは「鉄」、MINIは「楽しみ」を売っている もったいない!?
日本企業が気づいていない経営と戦略問題』(フォーリー・マーク著 青山ライフ出版)である。
上記のように、日本の大手企業には、何でもかんでも自社のブランドで生産、発売する例が多いが、それは本当に理にかなっているのだろうか?
日本在住30年の物理学者である著者は、この問題に35年以上関わっているが、
「日本企業はそれがどのぐらいまずいことかに気付いてさえいない。この数十年、日本企業は『片脚だけで走っている』かのように、世界で競争しています。それはとても、もったいない!」と言う。
突き詰めていくと、結局、この問題は経営の問題である。
そこで著者が提唱するのは、経営の基礎に戻りましょう。ということ。

「独自ワオ!」+「顧客・市場理解」
それがカギなのだ。
御社の独自ワオ!の源泉を掘り出せば、日本企業には
「チャンスがいっぱい!」とエールを送っている。
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